理屈抜きで楽しもう メルセデス・ベンツ190の魅力とは?
2022年1月19日

W124に負けない品質の高さを備えていたW201はメルセデス・ベンツの歴史上大切な車である。ブルーノ サッコがデザインした190は、今でも人気が高く、数万台に及ぶW201 190が現在でもドイツの街中を走り回っている。しかし、メルセデス・ベンツ190(W201)が生まれて、今年で、すでに40年になるのだ。伝説となりつつある190の40年を写真とともに振り返る。
その事実は、ただただ、驚きに値する。今年で「メルセデス・ベンツ190」が生まれてから40年も経過していたとは、知っていただろうか?そして、その台数は今でも約60,000台!当局の情報によれば、現在でも、ドイツでは、メルセデス190(W201)はこれだけの台数が登録されているとされる(2021年12月現在)。現在も数万台の「W201」が日常的に使用されているというわけだ。
【メルセデス・ベンツ190の40年】

大林晃平: そんなこと当たり前のことと思われているが、実はそれほど静かでもなく、故障も結構多い。写真は初期モデルに、おそらく後期モデルのバンパーを装着したもの(バンパーはヨーロッパでは消耗品なのである)。
Photo: Markus Heimbach

大林晃平: この写真は最初期モデル。まだサッコプレートもなく、プラスチックのホイールキャップが普通だった。
Photo: Roman Raetzke

大林晃平: アルマンダインレッドのこのモデルはサッコプレートのついた後期モデル。アルミホイールは当然オプション装備だったが、日本でも大変高価なオプションだった。
Photo: Toni Bader


大林晃平: 写真のスポーツシート(形状が異なる)はもちろんオプションだが、写真のようなMTモデルに装着されたことが多かった。
Photo: Toni Bader

Photo: Roman Raetzke

大林晃平: 初期モデルでおそらくスタンダードな装備の一台。フードマスコットのスリーポインテッドスターも失われているが、実用車でとしては、こういう酷使した使い方も間違いではない。
Photo: Thomas Ruddies

大林晃平: 写真の後期モデルの「2.6」は6気筒モデルで、パワフルなこともあり、実はかなり人気が高い。
Photo: Markus Heimbach


大林晃平: 4速ATで、写真のモデルには、日本には装備されていなかった、「エコノミー」と「スポーツ」の切り替えスイッチが装備されている。さらに写真のモデルでは、パワーウインドウも装備されていない(ヨーロッパではそれが一般的だった)。
Photo: Werk

大林晃平: オプションの本革シート、サンルーフ、ヘッドライトワイパーがついた豪華モデルである。
Photo: Werk

Photo: Cornelius Braun

Photo: Markus Heimbach

大林晃平: グリルまで同色に塗るのが、当時のAMGの流行だった。AMGディッシュアルミホイールも同色仕上げとなっている。
Photo: Daimler AG

大林晃平: 写真中央のダイヤルの真ん中にある、外気温メーターは壊れることが多く、「W201」のウイークポイントのひとつだった。
Photo: Toni Bader


Photo: Roman Raetzke

Photo: Werk




Photo: Werk

Photo: Roman Raetzke


Photo: Jan Götze / Auto Photo, Thomas Ruddies

Photo: Werk


Photo: Sven Krieger

Photo: Markus Heimbach

大林晃平: こちらはエアロパーツフル装備。リアのウイングも空を飛ぶかのように巨大だ。
Photo: Uli Sonntag



Text: AUTO BILD



