【耐久テスト】BMW M3で10万kmまでテスト その第1回レポート

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ハンドルを握ってニヤリと笑う。

我々のテストカーは、10万キロを走らなければならない。BMW M3はAUTO BILDの耐久テスト車両としては過去にない全く新しいタイプのモデルだ。ここでは我々がM3の耐久テストを通じて経験したことをお伝えする。

トム ドレクスラーが最初にステアリングを握った。
正直に言えば、編集部には第1回目の担当者の私よりも、このクルマに興奮している同僚たちがいる。
ヤン ホーン、アレクサンダー ベルント、グイド ナウマン、ステファン ノヴィツキーなどなど・・・。
しかし、最初にハンドルを握ったのは私だったので、新しい耐久テスト車を紹介しよう。
「マン島(グリーンメタリック)」なボディカラーのBMW M3セダンだ。
最高出力480馬力、最大トルク550Nm、100km/hまで4.2秒、直列6気筒、後輪駆動、マニュアル6速Mトランスミッション。
BMWによれば、これこそが、「特にダイナミックなドライビングスタイルを可能にし、純粋な全盛期のスポーツカーを実現している」とのこと。

他の人はグリーンメタリックと言うが、BMW社内では「マン島(Isle of Man)」と呼ばれている。

自分の言葉で表現してみよう。
全く意図しないクロスオーバードリフトの後に2速にシフトアップすると、もちろん私の顔にはニヤリと笑みが浮かび、後ろの子供たちからは嬉しい悲鳴が上がる(そう、日常的な運転もできるのだ、BMWが「アスレチックな4ドア3ボックスデザイン」と呼ぶM3は。
そして(広告色の緑のBMWのせいだけではないだろうが)、滅多にないことが起こった。
ガソリンスタンドで給油をしているときに、ドライバーたちが2度、私に声をかけてきたのだ。
私を知っていたからではなく、このクルマを知っていたからだ。
「あれはどれくらい速いの? あれはコンペティションモデルなのか?」
彼らはクルマ全体を見回し、コックピットを覗き込み、Mスポーツシートをじっくりと眺めていた。

タイト? もちろんだ。ロゴが発光するMスポーツシートなのだから。

見せびらかし効果: 車を開けるとMのロゴが点灯する

最初に結論を言うなら、長距離走行時には、もう少しギアを増やして回転数を下げてほしい。
しかし、それでは開発当初の話に戻ってしまう。
そんなことを気にしているのは、おそらく私だけだろう。

AUTO BILD耐久テスト車: BMW M3
• 耐久テストの開始日: 2021年10月20日
• テストカーの価格(追加装備あり): 111,640ユーロ(約1,450万円)
• 現在までの走行距離: 6,752km(10万kmまであと9万3,250km)
• 燃料消費量: 9.8km/ℓ
• 良い点: パワーとダイナミクスには終わりがなく、クオリティは最高で、コネクティビティやコマンド類も優れて機能する。
• あまり良くない点: マニュアルスイッチが使えないとダメだ。燃費は当然悪い。

第2回レポートに続く。

Text: Tom Drechsler
Photo: autobild.de