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クラシック ジャパン ラリー2021 1,000キロをクラシックカーが駆け巡る

2021年12月6日

一般社団法人クラシックジャパンラリー主催で、Classic Japan Rally2021が去る11月25日~28日の4日間で行われた。福岡県門司港駅をスタートして四国を横断する形でゴールの兵庫県神戸ハーバーランドのゴール地点まで1,000キロをクラシックカーが駆け抜けた。そのゴールをレポート。

クラシックジャパンラリーはクラシックカーを「1919年~1973年までに生産された車輛」と定義して、その芸術品とも言える「美しさ」、貴重な文化財とも言えるクラシックカーを次世代へ継承するための活動を行っている。そして、この文化財を維持するためのメンテナンス技術の継承こそが重要であると位置づけている。

ゴールしたクルマが神戸ハーバーランドに揃った。ギャラリーがとても多く、若い人たちが興味深げに見入っていたたのが印象的だった。

トップ3を1920年代のBUGATTIが占めた

日本全国から47台が参加したこのラリーは「速さ」を競うのではない。「決められた区間を、設定された時間に沿って走り抜ける」ことができるかを求められる。ドライバーとナビゲーターの2人は協力しあい、4日間、30カ所ほどの風光明媚なチェックポイントを楽しみながら巡った。

最終日は高知から約10時間をかけて最終ゴールの神戸まで走り抜けた。

1位から10位のクラシックカー

1位:BUGATTI T35A(1926年)
2位:BUGATTI T37A(1926年)
3位:BUGATTI T35A(1925年)
4位:BUGATTI T35B(1927年)
5位:PORSCHE 356 SPEEDSTAR(1954年)
6位:BUGATTI T37(1928年)
7位:BENTLEY DERBY(1936年)
8位:SIMCA 8 SPORT BARCHETTA(1938年)
9位:TRIUMPH TR2(1955年)
10位:TRIUMPH TR2(1954年)

番外編

Ferrari 365GT 2+2(1969年)フェラーリ史上1番長い全長を持つまさにGTカー
DINO 246GT(1969年)こちらは純粋な2シータースポーツカー
Mercedes-Benz 190SL(1956年)整備が行き届いた美しい車輛

次回は来年3月に神奈川県横須賀にて行われる予定。
https://classicjapan.jp/

Text&photo:アウトビルトジャパン