【ニューモデル情報】フォードのミッドサイズピックアップ 新型フォード レンジャーいよいよデビュー

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レンジャーの新世代は、よりエッジの効いたデザインと、大型のポートレートディスプレイを搭載している。また、V6ディーゼルがエンジンレンジを補完している。すべての情報!

フォードはミッドサイズピックアップトラックの「レンジャー」のニューモデルを発表した。ビジュアル的には、先代のピックアップに忠実でありながら、曲線を減らしている。特に、C型のシグネチャーを持つ、より四角い新しいヘッドライトが印象的だ。リデザインされたグリルの巨大なクロスバーが、ライトユニットまで伸び、車幅を強調している。アンダーライドガード付きの新しいフロントエプロンは、グリルのフレームと視覚的につながっており、「レンジャー」をよりアグレッシブに見せている。リアでは、フォードは新しいテールライトを追加した。

新型レンジャーは、荷室へのアクセスを容易にするために、ホイールの後ろにステップを設けた。

長いホイールベースと機能的なカーゴエリア

フォードは、新型「レンジャー」の具体的な寸法などのテクニカルデータを明らかにしていない。
唯一の発表は、ホイールベースとトレッドがそれぞれ50mm増加したことだ。
したがって、新型車のホイールベースは3,270mm、トレッドの幅はバージョンによって1,610mmまたは1,760mmとなる。
これは、オフロード走行時の傾斜角と方向安定性の向上を目的としたものだ。
荷台はプラスチックでコーティングされ、様々な新しい固定方法が用意されている。テールゲートには、定規とクランプ装置が内蔵されており、移動式の作業台として使用することができるようにもなっている。

マスタング マッハ-Eのようなアップライトスクリーン

「マスタング マッハ-E」に影響を受けたと思われるインテリアには、縦型ディスプレイ(標準10インチ、オプション12インチ)と、デジタルスピードメーターが搭載されている。しかし、どちらも従来通り、ダッシュボードに組み込まれている。
いくつかのボタンやスイッチは取り除かれ、機能は中央のスクリーンを介して制御されるようになっている。ただし、下にあるクライメートコントロールユニットはアナログのままだ。
新しいステアリングホイールは、スポークが細くなり、バッフルも新しくなったため、以前のようにかさばっていない。
写真では、インテリアはより高級感があり、乗用車らしくなっている。
最上級装備の「ワイルドトラック」バージョンも公開されている。それを見ると、装飾的なステッチやエアベントのインレイなどのディテールは、廉価版では省略されている可能性がある。

ダッシュボード上にグローブボックスを追加するなど、数多くの大型コンパートメントや収納オプションが用意されている。

V6ディーゼルが4気筒エンジンを補完

新型レンジャーには、3リッターV6ディーゼルエンジンも搭載される。
そのV6ディーゼルには、必ず10速オートマチックトランスミッションが組み合わされる。しかし、フォードはまだ性能データを提供していない。
エンジンラインナップを完成させる、排気量2リッターの2基の4気筒ディーゼルについても同様で、現時点では手元にデータはない。
4気筒ディーゼルには、6速マニュアルまたはオートマチックトランスミッションが用意されている。
また、フォードは、今回初めて2種類の全輪駆動システムを用意した。
走行中に電子的に後輪駆動に切り替えることができる前輪駆動システムと、フルタイム全輪駆動が用意されている。
新型フォード レンジャーの市場投入は2022年で、価格は上昇する可能性があるが、我々は、ベースモデルの価格は、今後も4万ユーロ(約525万円)以下で推移すると予想している。

Text: Katharina Berndt
Photo: Ford Motor