F1カタールGP ハミルトン&メルセデス連勝でチャンピオン争いますますヒートアップ

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ハミルトン、2戦連勝でワールドチャンピオン争いますますヒートアップ。ルイス ハミルトンがカタールGPにおいて、盤石のレース運びで勝利を獲得。マックス フェルスタッペンは2位でフィニッシュ、ダメージを最小で抑える。残り2戦、大接戦は続く。

ルイス ハミルトン(36)とメルセデスAMGは、その強さを見せつけ、ブラジルGPに続き、中近東でのオープニングレース、カタールGPでも優勝した。
メルセデスのワールドチャンピオンは、スタートからトップを奪われることなく、孤独な走りで、今季7勝目、通算102回目の勝利に向かって突き進んで行った。
圧倒的な勝利をおさめ、イギリス人レーサーは、残り2戦となった時点で、世界選手権のライバルであるマックス フェルスタッペンとの差を8ポイントにまで縮めた。

オランダ人レーサーは、7位からの力強い挽回で2位を確保した。
あのスタートとなった理由は、予選で二度のイエローフラッグを無視したため、スタートの2時間前にペナルティを受け、5つ順位を下げなければならなかったからだ。
どうやらマーシャルが独断で旗を振っていたようで、レースコントロールがそれに対応するメッセージをモニターに送っていなかったようだ。
そのため、レッドブルはフェルスタッペンに、そのことを警告することができなかった。

それでもファステストラップの1ポイントを含めた2位フィニッシュは、ダメージを最小限に抑えた素晴らしいパフォーマンスだった。
レッドブルのアドバイザー、ヘルムート マルコは、
「実際、10億ドル規模のスポーツにおいて、FIAがその技術とマーシャルをコントロールできていないということはありえない」と怒りを表現した。

しかし、フェルスタッペンはそれにも負けず、ビッグカムバックを実現した。
まずメガスタートで4番手になり、ピエール ガスリーを捕らえ、さらにフェルナンド アロンソも捕らえ、追い抜き、表彰台2位を獲得した。

ハミルトンは歓喜した。
「僕は一人で先頭を走り続けた。これは喜ぶべきことだよ。このポイントにはとても感謝しています」。

フェルスタッペンは、自信を持ち続けている。
「2位までドライブできたのはいいことだ。気分もいいです。最後まで接戦になるだろう」と自信をのぞかせた。

しかし、隠れた勝者は、ファンが「ドライバー オブ ザ デイ」に選んだフェルナンド アロンソ(40)だ。
「信じられない」とスペイン人レーサーは歓声を上げる。
「7年間も表彰台に上がれなかったんだ。純粋にレース楽しんでいます」。
これにより、40歳以上のドライバーで表彰台に立ったのは、ミハエル シューマッハ(2012年)、ナイジェル マンセル(1994年)に次いで3人目となった。

フェルディナント アロンソは、復帰後、最高の成績を収め、2014年(まだフェラーリに乗っていた頃)以来の表彰台に返り咲いた。

カタールGPを終えて、いよいよ残り2戦。
ドライバーズチャンピオンシップはフェルスタッペンがハミルトンに8ポイントリード、
コンストラクターズチャンピオンシップはメルセデスAMGがレッドブル ホンダに5ポイントという、大接戦だ。
2週間後におこなわれるサウジアラビアGPは、文字通り、タイトル争いを左右する大きな意味を持つレースとなる。

F1第20戦 カタールグランプリ
レース結果(第10位まで)
1位: ルイス ハミルトン(英国) – メルセデス 1:24:28,471
2位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル +25.743秒
3位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ +59.457
4位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル +1’ 02.306
5位: エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ +1’ 20.570
6位: ランス ストロール(カナダ) – アストンマーティン +1’ 21.247
7位: カルロス サインツJr.(スペイン) – フェラーリ +1’ 21.911
8位: シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ +1’ 23.126
9位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン +1ラップ
10位: セバスチャン ベッテル(独) – アストンマーティン +1ラップ

ドライバーズチャンピオンシップランキング(22戦中20戦終了時):
1位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 351.5ポイント
2位: ルイス ハミルトン(英国) – メルセデス 343.5ポイント
3位: バルテリ ボッタス(フィンランド) – メルセデス 203ポイント
4位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル 190ポイント
5位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン 153ポイント
6位: シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ 152ポイント
7位: カルロス サインツJr.(スペイン) – フェラーリ 145.5ポイント
8位: ダニエル リカルド(オーストラリア) – マクラーレン 105ポイント
9位: ピエール ガスリー(フランス) – アルファタウリ 92ポイント
10位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ 77ポイント

コンストラクターズチャンピオンシップランキング(22戦中20戦終了時):
1位: メルセデス 546.5ポイント
2位: レッドブル 541.5ポイント
3位: フェラーリ 297.5ポイント
4位: マクラーレン 258ポイント
5位: アルピーヌ 137ポイント
6位: アルファタウリ 112ポイント
7位: アストンマーティン 77ポイント
8位: ウィリアムス 23ポイント
9位: アルファロメオ 11ポイント
10位: ハース 0ポイント

Text: Bianca Garloff
Photo: autobild.de