LEXUS 新型「NX」を発売
2021年10月8日
LEXUSは、カーボンニュートラル社会の実現と、多様化するお客様のニーズやライフスタイルに寄り添うクルマづくりを推進する次世代LEXUSの第1弾モデルとして新型「NX」を発表。全国のレクサス店を通じて11月以降の発売を予定している。
- 電動化ビジョン「Lexus Electrified」のもと、LEXUS初のPHEVを導入し、HEVとともに電動車の普及を加速
- 全6種類のパワートレーンをラインアップ
- 次世代LEXUSの礎となる走り、デザイン、先進技術を全面刷新したグローバルコアモデル
- 駆動力コントロール、空力、軽量化等の基本性能を徹底的に磨き上げ、「Lexus Driving Signature」を継承・深化
- 運動性能や機能に寄与するプロポーションの「独自性」とテクノロジーに根差した「シンプリシティ」を追求した、次世代LEXUSのデザイン
- 人間中心の考え方に基づいた最新の予防安全機能やマルチメディアシステム、コネクティッドサービス
- F SPORTの設定
NXは2014年の発売以来、2021年8月末時点で90以上の国と地域で累計約105万台を販売人気モデル。
新型NXは、生命的な躍動感(Vital)と先進技術(Tech)を融合したスポーツギア「Vital x Tech Gear」を開発コンセプトとし、走り、デザイン、先進技術を全面刷新した次世代LEXUSの幕開けを象徴する第1弾モデル。電動化ビジョン「Lexus Electrified」 に基づき、LEXUS初のPHEVをグローバルコアモデルであるNXに設定し、HEVとともに電動車の普及を加速させていく。
2.5L自然吸気、2.4Lターボなど多様なパワートレーンラインアップを揃えるグローバルカーだ。
【新型 NX 主要諸元】
全長 | 4,660(+20)mm |
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全幅 | 1,865(+20)mm |
全高 | 1,660(+15)mm |
ホイールベース | 2,690(+30)mm |
パワートレーン | 2.5L 直列4気筒プラグインハイブリッドシステム[AWD] 2.5L 直列4気筒ハイブリッドシステム[FF/AWD] 2.4L 直列4気筒ターボ[AWD] 2.5L 直列4気筒自然吸気[FF/AWD] |
タイヤサイズ | 235/50R20 235/60R18 |
車両重量 | 1,620~2,010kg |
( )括弧内は従来型比
【6種のパワートレーン】
2.5L PHEV E-Four(「A25A-FXS」エンジン+THSⅡPlug-in+リヤモーター)LEXUS初のPHEVは、AWD(E-Four)の前後駆動力を100:0から20:80の間で最適にコントロール。大容量リチウムイオンバッテリーを床下に配置して低重心化も図り、安定した質感のある走りを実現。
2.5L HEV E-Four(「A25A-FXS」エンジン+THSⅡ+リヤモーター)
2.5L HEV FF(「A25A-FXS」エンジン+THSⅡ)
HEVも、高効率な2.5L直4エンジンと高出力モーターを組み合わせつつ、専用の制御ロジックにより、優れた加速性能と低燃費を高次元で両立させました。E-Fourは、前後駆動力配分を100:0から20:80で最適にコントロール。また、FFも導入することで多様化するお客様のニーズにお応えします。
2.4L-T AWD(「T24A-FTS」エンジン+Direct Shift-8AT+電子制御フルタイムAWD)
新開発の2.4L直4ターボエンジンと新開発の高トルク対応型Direct Shift-8AT、新開発の電子制御フルタイムAWDを採用。エンジンはTNGAの高速燃焼システムに加え、LEXUS初のセンター直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、年々厳しくなる世界各地の排気・燃費規制への対応を図りつつ、カーボンニュートラルを意識した取り組みを実施。トランスミッションは、低回転から高トルクを発生できる過給エンジンの特長に合わせて最適化した、新開発のシフト制御技術、最適なシフトスケジュールによってドライバーの意図に忠実で気持ちの良い加減速を実現。また、電子制御フルタイムAWDは、前後駆動力配分を75:25から50:50の間でシーンに応じて最適にコントロールし、高い接地感とリニアなステアリングフィールを独自の技術で両立しています。
2.5L AWD(「A25A-FKS」エンジン+Direct Shift-8AT+電子制御スタンバイAWD)
2.5L FF(「A25A-FKS」エンジン+Direct Shift-8AT)
高効率な2.5L直4エンジンとDirect Shift-8ATを採用。2.4Lターボエンジンと同じ独自の制御技術と最適化したファイナルギア比にて十分な駆動力と、シーンに応じた最適でリズミカルなシフトスケジュールによる走りの気持ち良さを両立。AWDは、前後駆動力配分を100:0から50:50の間で最適にコントロール。すべりやすい路面におけると走行安定性と低燃費の両立に寄与します。また多様化するお客様のニーズにお応えすべく、AWD以外にもFFのモデルも導入します。
【安全/安心と利便性を拡張する新たなアイテム】
e-ラッチシステム
ドアのアンラッチ機構をスイッチによる電気制御に置き換えることで、無駄な動きのないスムーズなドア操作と滑らかな操作フィーリングを実現している。
安心降車アシスト(ドアオープン制御付)[SEA*9]
降車時、ブラインドスポットモニター[BSM*10]のセンサーを活用し、後方からの自転車を含む接近車両などを検知。開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、アウターミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促す。また、ドアを開けようとした場合は、e-ラッチシステムと連携してドア開放をキャンセルする機能を世界初採用*11。ブザー、アウターミラー内のインジケーターの点滅、メーターの表示、音声通知で乗員に告知する。
高度運転支援技術 アドバンスト パーク[Lexus Teammate Advanced Park](リモート機能付き)
支援シーンがさらに拡大、並列駐車シーンにおいて前向き駐車、バック出庫、前向き出庫が新たに可能になる。また、車外からスマートキーを携帯したドライバーが専用のスマートフォンアプリをインストールしたスマートフォンを操作することで、遠隔操作での並列・縦列駐車および出庫が可能だ。また、トランクの荷物を取り出すシーンなどにおけるちょっとした前後移動にも対応している。
デジタルキー
専用のスマートフォンアプリをインストールすることで、この機能を有する車両に対してスマートフォンをデジタルキーとして使用可能となる。スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでドアのロック、アンロック、エンジンスタートができ、所有するデジタルキーに対応した車が複数ある場合でも1台のスマートフォンだけで操作できる。スマートフォン間でデジタルキーの受け渡しが可能なため、家族や友人間で離れた場所での車両の貸し借りも容易に行える。
パノラミックビューモニター
車両の前後左右に搭載したカメラの映像を合成してセンターディスプレイに表示するパノラミックビューモニターに、新たに、過去に撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況やタイヤ位置などの把握を補助する床下透過映像表示機能が追加された。
【F SPORT】
NX の詳細はこちら https://lexus.jp/models/nx/
Text&Photo:トヨタ自動車