TOYOTA GAZOO Racing WRC 第10戦ラリー・フィンランド ヤリスWRCが優勝、ラリー・フィンランド四連覇を達成

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エバンスが今シーズン2勝目を獲得

エルフィン・エバンス、スコット・マーティン

2年ぶりの開催となったラリー・フィンランドの最終日、デイ2で首位に立ったエバンスは、オープニングステージのSS16を2番手タイムで走行、その後は3ステージ連続でベストタイムを記録。9.1秒だった総合2位のヒュンダイとの差を14.1秒に拡げ、今シーズン2勝目を飾った。また、ボーナスの選手権ポイントがかかる最終のパワーステージも制したことにより、優勝による25ポイントに加え、ボーナスの5ポイントも獲得。チームメイトのオジエが総合6位でフィニッシュするも、パワーステージでのボーナスポイント獲得はならなかったため、ドライバー選手権における首位オジエと2位エバンスの差は、24ポイントに縮まった。また、今回の結果によりタイトル獲得の権利を有するドライバーはオジエとエバンスのふたりに絞られ、チームは3年連続でワールドチャンピオンを輩出することが決定。残り2戦で獲得できる最大ポイントは60ポイント、オジエとエバンスによる年間タイトル争いは次戦も続く。

1号車(セバスチャン・オジエ、ジュリアン・イングラシア)が総合優勝