日産自動車、欧州で展開する新型商用車「Townstar」を公開
2021年10月2日
日産自動車は、欧州市場の新型の小型商用車(LCV)戦略の一環として、「Nissan Townstar」を公開した。
新型「Townstar」には、EVとガソリン車があり、ともにパネルバンとワゴンの設定がある。EVモデルは、44kWhのバッテリーを搭載し、最新のエネルギーマネジメントシステムとバッテリー冷却システムを組み合わせ、航続距離285km(WLTP複合サイクルを前提とした社内測定値)、最大トルク245Nmを実現します。ガソリン車は、現行の排出ガス規制であるEuro 6dに適合した1.3リッターエンジンを搭載し、最高出力130PS、最大トルク240Nmを発生します。
和のテイストを取り入れた印象的なデザイン
新型「Townstar」は、 アライアンスCMF-Cプラットフォームをベースにしており、 ルノー カングー、メルセデス・ベンツ シタンと兄弟車となる。また、欧州で販売される車種として初めて、日産の新しいブランドロゴを採用する。
最先端の安全性とコネクティビティ
多様なニーズに対応するため、新型「Townstar」は、「トレーラースウェイコントロール」、「インテリジェントエマージェンシーブレーキ(歩行者・自転車検知、ジャンクションアシスト付き1)」、「プロパイロットパーキング」(EVモデルのみ)、「インテリジェントクルーズコントロール」(ガソリン車のみ)、「プロパイロット」(EVモデルのみ)を搭載するなど、安全装備と先進運転支援機能を20種類以上、搭載しています。
また、全ラインナップにApple CarPlayやAndroid Auto、ワイヤレス充電などの便利なコネクテッド技術を搭載し、EVモデルには、さらなるコネクテッドサービスを導入する予定です。
「Townstar」は、事業構造改革「Nissan NEXT」に基づいて導入される最新のモデルで、「NV250」と「e-NV200」の後継モデルとして、今後、欧州市場に投入される。また、同市場ではNV400とNV300の後継モデルとして「Interstar」と「Primastar」も今後導入予定。
Text&photo:日産自動車