ミュンヘンから IAAラストレポート ポルシェ、BMW、そしてVWのショーカー×14台一挙紹介!

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IAA 2021: ミュンヘンで開催されているIAA(ドイツ国際モーターショー)会場からのレポート、最終編。ポルシェからは、電動レーサーコンセプトであるミッションRを含む4台、ミュンヘンがホームグラウンドであるBMWからは、iX5を含む8台、そしてアウディとからそれぞれ1台の、全部で14台をピックアップしてフォトギャラリーとともに紹介する。

ポルシェは、「ミッションR」をミュンヘンに持ち込んだ。このレーサーは、2基の電動モーターを搭載し、「クオリファイ」モードでは最大1088馬力発揮する。また、「ミッションR」のルックスは、2年後にオールエレクトリックの後継モデルが登場するはずのケイマンを示唆するとも噂されている。
Photo: Porsche AG
ポルシェ「911 GTS」は、専用のデザインとパワーを備え、オプションで軽量化も可能となっている。標準モデルの「911」と「ターボ」の間のギャップを埋める車だ。
Photo: Porsche AG
ポルシェは、「911 GT3」にツーリングパッケージを装着したモデルを発表した。このオプションは追加費用がなく、通常のGT3の大型リアウィングがないものだ。
Photo: Porsche AG
「タイカン クロスツーリスモ」は、オフロード走行を可能にするシューティングブレーキだ。各軸に1基の電動モーターを搭載した全輪駆動が標準装備されている。
Photo: Porsche AG
BMWは「iX5 ハイドロゲン(Hydrogen=水素)」を公開した。水素燃料電池を搭載したSUVで、374馬力を発揮し、少量生産される予定だ。
Photo: AUTO BILD
BMWは、83.9kWhのバッテリーで最大590kmの走行が可能とされる電気セダン「i4」と、500馬力以上の出力と600kmの航続距離、60cmの新しいディスプレイの風景を持つ大型SUV「BMW iX」の2つの新型電気自動車を展示している。
Photo: Thomas Starck
BMWでは、新型2シリーズクーペも展示されている。「M240i」として、再び直列6気筒エンジンと後輪の全輪駆動を搭載している。
Photo: BMW Group
「IAAモビリティショー」は、ミュンヘンがホームグラウンドのBMWとっては、社内展示会のようなものだ。BMWは、「iビジョン サーキュラー(i Vision Circular)」で、マテリアルサイクルのために設計された、環境に優しい自動車の構想を示している。「BMW iビジョン サーキュラー」は、2040年に向けた卵型のコンセプトで、リサイクル可能な素材やすでにリサイクルされた素材のみで構成されたクルマの姿を示すことを目的としている。
CO2排出量ゼログラムのクルマという目標は立派だが、なぜこの外観なのだろうか? フロントに刻まれたロゴや、従来の塗装ではなく、ブルースチールを採用するなど、個々のディテールはとても好感できる。しかし、この形状は全く機能していないと言わざるを得ない。つまり、「iビジョン サーキュラー」はゴツゴツしたバンにしか見えないのだ。それに比べれば、「i3」だって十分に魅力的だ!
Photo: Thomas Starck
フェイスリフトされたSUVの兄弟車、「BMW X3」と「X4」もIAAでデビューを果たした。フロントはフラットなヘッドライトと大きなキドニーが特徴。
Photo: BMW Group
「BMW iX3」は、すでにフェイスリフトが行われている。内燃機関の兄弟車である「X3」と「X4」の新しいライトに加えて、E-SUVでは彼らのインフォテイメントが大画面になっている。
Photo: BMW Group
2021年11月の市場投入を目前にして、ニュー「BMW 4シリーズ グランクーペ」が来場者に公開された。視覚的には、EVの「i4」をベースにしていることがよくわかる。
Photo: BMW Group

Photo: Volkswagen AG

VWはSUVクーペ「ID.5」に300馬力の全輪駆動ヴァリアント「GTX」を展示 – カモフラージュも多用している。
Photo: Auto Bild
アウディRS e-tron GT: 「タイカン」の兄弟モデルは、同じ800ボルトのプラットフォームに依拠しており、その利点を享受している。同時に、アウディはアウディらしさも備えている。インテリアには過剰な数のタッチサーフェスはなく、例えばエアコンの操作には本物のボタンが使われている。それにもかかわらず、アウディはとてもモダンに見える。この種の電気自動車は、もちろん良心の呵責に耐えられるものではないが、V8がなくても、「レーサードライバー」たちを満足させてくれる。スポーツカーは今後も「タイカン」や「e-tron GT」のように存在し続けるだろう。
Photo: AUTO BILD

Text: autobild.de