IAAレポート 特集 ガソリンオタクのためのモデル 純ガソリンエンジンと超絶馬力のモデル×14台!

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IAA 2021: ミュンヘンで開催されているIAA(ドイツ国際モーターショー)会場からのレポート。ガソリンエンジンと大量の馬力を持つ車特集。2021年のIAAでは、伝統的なガソリン好きのための車も多数展示されている。例えば、マンソリー コルミアム メルセデスSLS AMGを始めとするガソリン中毒者のための車たちだ。その中から14台をピックアップしてフォトギャラリーとともに紹介する。

絶滅危惧種? それとも永遠に生き残るガソリン頭族?
ガソリンオタク? はたまたガソリンヘッド?

ミュンヘンで開催されているIAA(ドイツ国際モーターショー)は、多面的なモビリティショーとなっている。
しかし、熱狂的なガソリンモデルファンのための車はどうだろう?
我々は、それらを探し、見つけた。

電気自動車と自律走行 – これらは「IAA 2021」の主要なテーマだ。
フランクフルトからミュンヘンに移転したことで、見本市が新たな方向性を持つようになったため、これは予想されたことでもあった。

しかし、一方で、多くのモビリティコンセプトや燃料電池車、電気自動車に加えて、ガソリンマニアにとっても見応えのあるものは会場にたくさん展示されていた。
我々は、ミュンヘンの展示会場を見て回り、奥のショーカーの中から、伝統的な馬力のファン、純粋なるガソリンエンジンモデルファンに、アピールできそうなものを、以下に紹介する。

IAA 2021では、伝統的なガソリンファンのための車も展示される。
まずは、特別なものから。チューナー、マンソリー社の「コルミアム」だ。「メルセデスSLS AMG」に、マンソリーがカーボン製のフルボディキットを装着しただけでなく、「フェラーリ599」のヘッドライトを採用して、フロントエンドを改造したものだ。見た目の美しさだけでなく、コルミウムは660馬力をリアアクスルに供給する。
ノビテック(Novitec)の出展した「フェラーリF8トリブート」は、すでにチューニングが施されたものだ。このチューナーは、V8ツインターボから、787馬力を引き出し、アドオンパーツで外観を向上させている。
老舗チューナー、ブラバスは、その総力を結集して、800馬力にパワーアップした「G63」を開発した。その外観に負けず劣らずの迫力ある価格は、350,000ユーロ(約4,620万円)というものだ。
これは見逃せない。エギジビションホールには、キーヌル(Kienle)社が、赤い「メルセデス300SL」のガルウィングを展示している。いつ見ても印象的だ。
5台限定のビュッシンク(Bussink) GT R スピードレジェンドのうちの1台がミュンヘンに到着した。ビュッシンクは、V8ツインターボを850馬力まで高め、その推進力は事実上フィルターを通さずに乗員を襲うことになる。ビュッシンクは、「AMG GT R」からルーフとウィンドシールドを取り除き、その代わりに、F1スタイルのバーがセンターに設置されている。
価格は200万ユーロ(約2億6,400万円)以上。1,177馬力の「ゼンボTSR-S」は、間違いなく、ガソリンマニアの心を揺さぶる1台だ。
このフェラーリF40は、「ただの」F40ではない。それはあまりにも単純なことだ。この「F40」は、「LM」パーツでリファインされているのだ。特に、モディファイドウイングやリアエプロンのディフューザーにその特徴がよく現れている。
ゲイガーカーズ(Geigercars)のブースでは、鮮やかなオレンジ色のコルベットC8が展示されている。
1001: この数字は、「MTM RS 6」のプログラムに反映されている。というのも、V8ツインターボが「ステージ4」にまで引き上げられ、1001馬力を発揮するようになったからだ。さらに数字は続く。0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/h加速は8.2秒というものだ。
この「フェラーリSF90」は純粋にはガソリンエンジン車ではないが、例外的に採り上げる。このフェラーリのハイブリッド車は1000馬力以上を発揮する。
ラリーファンにはたまらない「フォード カプリR.S.」は、ラリーのベテラン、ヨチ クライント氏の作品。1000馬力ではないものの、歴史的な価値がある。
フルレストアされた「パゴダベンツ」が30万ユーロ(約3,960万円)弱で、モアーグループ(Mohr Group)にある。
最高出力825馬力、最大トルク800Nmを誇る「マクラーレン セナGTR」は、まさにモンスターだ。ダウンフォースは、極端な場合は、1,000キログラムにもなる。
外見からは想像もつかないだろうが、シート、カーペットの生地に注目!
964シリーズの「ポルシェ911」を名車に仕立て上げるムレツコ。最高出力は369馬力、価格は595,000ユーロ(約7,854万円)からと、「お買い得(ムレツコ本人談)」とのことで、希望すれば、上掲のミュンヘンのモーターショーのデモカーのように、鮮やかな(超派手な?サイケデリックな?)色のインテリアにすることも可能だ。

Text: autobild.de
Photo: Thomas Starck