大悲劇 オーマイガー! なんと80台ものスーパーカーが全焼! 痛い! 残念・・・

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フェラーリ ラ フェラーリ、ポルシェ カレラGT、などなど。スーパースポーツカーが火事で焼失。火災でスーパーカー80台が焼失、被害総額はなんと8,000万ユーロ(約105億円)! イギリスで、フェラーリ ラ フェラーリをはじめとするスーパースポーツカーやクラシックカー80台が火災で焼失した。その被害総額は約8,000万ユーロ(約105億円)にものぼる!

イギリスで、希少なスーパーカーや、貴重なクラシックカーを収納していた2棟の格納庫が炎上するという、車ファンにとっては悪夢のような事態が発生した。
合計80台の車が完全に燃え尽き、被害総額は約8,000万ユーロ(約105億円)にも上ると言われている。
しかし、なぜこんなことが起きたのか?

2020年12月、クリスマスの少し前。
夜遅く、リバプールとマンチェスターの間に位置する裕福な村、チェシャーで、2つの格納庫が炎上した。
そこには約80台のスーパーカーやクラシックカーが保管されていた。
午後10時頃、火災現場に消防隊が到着したものの、もう手の施しようがなく、消防車6台の大規模な消火活動にもかかわらず、両格納庫とそこに保管されていた車は完全に燃え尽きてしまい、1台の車も救うことができなかった。
結果として、総被害額は約8,000万ユーロ(約105億円)相当という大惨事となった。

フェラーリ ラ フェラーリも焼失
そしてこのたび、火災の全容を示す新たな写真がSNSにアップされた。
焼け落ちたクルマの中には、「レクサスLFA(500台限定)」、「フェラーリ599GTO(599台限定)」、「フェラーリF12 TDF(799台限定)」、「ジャガーXJ220(281台のみ製造)」、「マクラーレン セナ(500台限定)」、「ポルシェ カレラGT(1,270台のみ製造)」などなど、希少なスーパーカーのほか、フェラーリ250GTE、ジャガーEタイプ、さらにはランボルギーニのトラクターなどの貴重なクラシックカーも含まれていた。
これらの車はすべて金属がむき出しになるまで延焼しており、ほぼ修復不可能な状態だ。
写真の半焼した「フェラーリ ラ フェラーリ」も相当厳しい状態にある。フロント部分はまだはっきりと見えているものの、現在約250万ユーロ(約3億2,750万円)の価値があるといわれる「ラ フェラーリ」(希少なFXX-Kのホイールを装着)も結局は助からなかった。

今回の火災によって、合計約8,000万ユーロ(約105億円)相当の損害額が推定されている。
仮に保険会社が損害額を全額負担したとしても、車は完全に破壊されてしまっていて、蘇ることはないだろう。
火事の原因については、警察は放火ではないかと見ているが、本当に放火であったとしたら、許せない。
なんともやるせなく、痛ましい事件である。

この写真からも火災のひどさが明らかだ。なんとも痛ましく、貴重なスーパーカーも、クラシックカーも救うことはほとんど叶わない。金額的にも莫大な損害だが、歴史的な観点からも喪失したものは大きい。

Text: Jan Götze
Photo: instagram/supercar.fails