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3月2日はミニの日!新型「ミニ クーパー」と「ミニ カントリーマン」がBEVとICEで登場!

2024年3月2日

ビー・エム・ダブリューは、新型「MINI Cooper 3 Door(ミニ・クーパー・スリー・ドア)」と電気自動車「MINI Countryman E(カントリーマン・イー)」および「MINI Countryman SE ALL4(エスイー・オールフォー)」をラインナップに追加して販売を開始した。納車は2024年第二四半期以降を予定している。

新型MINI Cooper 3 Door(ミニ・クーパー・スリー・ドア)

新型MINI Cooper 3 Doorは、従来のMINI 3 Doorの新型モデルであり、2002年に初代モデルが誕生し、2007年に第二世代目、2013年に第三世代目へと進化し、今回発表の新型モデルは、BMW製として第四世代目のモデルとなり、MINIの伝統的な基幹モデルであるハッチバック・モデルをベースにした、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントに位置するモデルである。

左から、ビー・エム・ダブリュー株式会社 MINI営業部長 長谷川氏、MINI本部長 ペーター・メダラー氏、代表取締役社長 長谷川氏、ドイツBMWグループ本社 MINIデザイン部門責任者 オリバー・ハイルマー氏

新型MINI Cooper 3 Doorには、日本におけるMINIの量産モデルとして初となる電気自動車の新型MINI Cooper E 3 Door(イー・スリー・ドア)およびMINI Cooper SE 3 Door(エスイー・スリー・ドア)をラインアップする。

パワートレインには、2種類の高効率ガソリン・エンジン搭載車、2種類の電気モーター搭載車をラインアップしている。

エクステリア・デザイン

新型MINI Cooper 3 Doorは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインに刷新されている。パワートレインの違いや航続距離に影響するエアロ・ダイナミクスを考慮し、デザイン細部に調整を施している。特に電気自動車の新型MINI Cooper E 3 DoorおよびMINI Cooper SE 3 Doorにおいては、重要なものだけを残したクリーンなサーフェスが特徴的であり、ボンネット・スクープ、サイド・スカットル、ホイール・アーチの加飾、ロッド・アンテナ等を廃止し、フラッシュ・ドア・ハンドルおよびフィン・アンテナを採用している。

新型MINI Cooper S 3 Doorと新型MINI Countryman SE ALL4

エンジン搭載モデルである新型MINI Cooper C 3 DoorおよびMINI Cooper S 3 Doorは、電気自動車との差別化を図り、伝統のデザイン・コンセプトを踏襲し、ドア・ハンドルやアンテナの形状、ホイール・アーチの加飾などは、以前までのモデルの特徴を継承している。

インテリア・デザイン

新型MINI Cooper 3 Doorの温かく広々としたインテリアは、完全なデジタル化が施されている。ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、ヘッドアップ・ディスプレイに映し出すことが可能である。様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現している。

広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を始めて採用している。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっており、新型MINI Cooper 3 Doorの新しいインテリアは、温かみのある新素材によって作られている。

新型MINI Cooper S 3 Door。センターの有機ELディスプレイに全ての情報が集約されて表示される。

最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形センター・ディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備している。スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能であり、メイン・メニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろんの事、AR機能付きナビゲーション・システム、メディア、電話、エア・コンディショナー、各種設定等々、すべての操作を一括して円形有機ELディスプレイで実施する。

その日の気分でカスタマイズが可能なWelcome/Good-byeライトは、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、フロントおよびリアのライトがまるで挨拶をするかのように点滅する。

メーカー希望小売価格(消費税込)

モデルメーカー希望小売価格
MINI Cooper C 3 Door¥ 3,960,000
MINI Cooper S 3 Door¥ 4,650,000
MINI Cooper E 3 Door¥ 4,630,000
MINI Cooper SE 3 Door¥ 5,310,000

新型「MINI Countryman(ミニ・カントリーマン)」

今回追加された電気自動車「MINI Countryman E(カントリーマン・イー)」および「MINI Countryman SE ALL4(エスイー・オールフォー)」にすでに発表されたモデルを加えると6モデルになる。

新型MINI Cooper 3 Doorは4代目、新型MINI Countrymanは3代目。

MINI Countrymanは、日本においてはMINI Crossoverの呼称により、2011年にMINIの4番目のモデルとして、MINIで初めてのプレミアム・コンパクト・モデルSUVとして誕生した。誕生するや否や、多くのMINIファンにより親しまれ、2017年には二代目に進化した。2023年11月に発表の三代目となる新型MINI Countrymanは、従来の呼称であるMINI Crossoverから革新的なデザインと機能を備え生まれ変わり、今後、全てのMINIラインナップが新世代モデルとして誕生する中で、その第一弾モデルとして登場している。

新型MINI Countrymanの電気自動車

新型MINI Countrymanの電気自動車は、「MINI Countryman E」および「MINI Countryman SE ALL4」をラインナップする。 両モデルとも、232.0Ah/66.45kWhのエネルギー容量を持つ強力なバッテリーを搭載し、一充電でMINI Countryman Eは462km、MINI Countryman SE ALL4は433kmの走行が可能である。

また機能面では、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能をはじめとした先進の安全機能やアシスト機能や、車両に蓄えられている電力を外部に給電することが可能な外部給電機能を装備した、最新型の電気自動車である。

電気モーターおよびバッテリー容量

新型MINI Countryman Eは、最高出力204PS、最大トルク250Nmを発揮する電気モーターを前輪に持つモデルである。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は32.0Ah/66.45kWhであり、一充電での走行可能距離は462kmである。 新型MINI Countryman SE ALL4は、最高出力190PS、最大トルク247Nmを発揮する電気モーターを前輪および後輪に持つ、4輪駆動モデルである。システム・トータルでの最高出力は225kW、最大トルクは494Nmであり、0-100km/hを僅か5.6秒で駆けぬける。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は232.0Ah/66.45kWhであり、一充電での走行可能距離は433kmである。

新型MINI Countrymanを含め、今後に発表される全てのMINIは、顧客のライフスタイルの変化に柔軟に対応し、MINI正規ディーラーでの注文受付に加え、MINIウェブサイト(https://www.mini.jp)を通じて、いつでもどこでも365日24時間利用可能なプレオーダーが可能である。

新型MINI Countrymanはハンドルなど一部を新型MINI Cooper S 3 Doorと共有するが、基本的に別物だ。

メーカー希望小売価格(消費税込)

モデルメーカー希望小売価格
MINI Countryman C¥ 4,890,000
MINI Countryman D¥ 5,090,000
MINI Countryman S ALL4¥ 5,660,000
MINI Countryman E¥ 5,930,000
MINI Countryman SE ALL4¥ 6,620,000
MINI John Cooper Works Countryman¥ 6,670,000

Text&Photo:アウトビルトジャパン