キュートでチャーミングな小型車4台の中古車チェック!「フィアット500」、「シトロエン C1」、「VW Up!」、「ルノー トゥインゴ」
2024年2月27日
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小型車は都市交通のスマートなソリューションだ。フィアット500、シトロエンC1、VW Up!&ルノー トゥインゴの中古車をチェック。この賢いクルマ4台の購入のヒントと気をつけるべき点を解説する。
「ルノー トゥインゴ」をはじめ、「VW Up!」、「フィアット500」、「シトロエンC1」という、都市交通にお勧めの小型車4台を紹介しよう。扱いやすいサイズなので駐車しやすいだけでなく、維持費や修理費も安い。ここではシンプルな技術が使われることが多いからだ。その一方で、中古価格もこなれてきており、整備記録が完備し、走行距離が10万kmを大きく下回るような整備された個体が5,000ユーロ(約80万円)前後で出回っている。
これらの小さなモデルも購入前にはよく見てチェックするべきだ。市街地でのストップアンドゴーの頻度が高いオーナーの車は、構造部や消耗部品に大きな負担をかける傾向がある。
しかし、「VW Up!」のように、立派な結果を出した積極的な例外もある。他の候補にもそれぞれの長所があり、何よりも独自の個性がある。例えば、「シトロエンC1」は、比較的スペースが広いだけでなく、装備も充実している。
一方、操縦性に関しては、後輪駆動の「トゥインゴ」が優れており、その場で曲がれるような感覚を覚える。実際、最小回転半径は9メートル未満で、これは最高の値である。一方、スタイルと個性を求める人は、「フィアット500」をすぐに気に入るだろう。
クールでレトロなデザインが印象的なだけでなく、小さなボディに加え、時には極めてスポーティなドライブバージョンも用意されている。また、カジュアルな折りたたみ式ルーフのコンバーチブルや、さまざまなカラーと装備の組み合わせも用意されている。ただし、これらのコンパクトカーでは、自分でギアシフトを楽しめるようになる必要がある。4車種すべてがオートマチックギアチェンジを得意としていないからだ。
長所と短所に関するその他の情報は、以下のフォトギャラリーですべて読むことができる。
シトロエン C1 II
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C1が3.50メートル以下と特に小さいからといって、このブランド特有の快適性がないわけではない。それは、このセグメントでは硬めのチューニングが施されたモデルとは異なる、心地よくソフトなサスペンションが採用されているからだ。
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Photo: Toni Bader
フィアット 500
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Photo: Roman Raetzke
VW Up!
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Photo: Sven Krieger
ルノー トゥインゴIII
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Photo: Roman Raetzke
結論:
4メーカーのどれにせよ、ATの動作は遅すぎたり、効率が悪すぎたり、粗すぎたりするのでマニュアルトランスミッションを積極的に選びたい。ATこそシティラナバウトにはピッタリなのだが。特に「VW Up!」のセミATはやめた方がいい。リアエンジンレイアウトがユニークな「ルノー トゥインゴ」がお勧めだ。
Text: autobild.de