「Mclaren Senna(マクラーレン セナ)」のDNAを有する「Mclaren 750S(マクラーレン 750S)」をエストリルでテストする

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マクラーレン 750Sは、720Sに代わるモデルであり、あらゆる面でより良くなっている。マクラーレンは750Sで、トップモデルでもまだ改良の余地があることを改めて証明した。スーパースポーツカー担当のアレクサンダーがエストリルサーキットで「750S」に鞭を入れる。その速さ、その快音を動画で確認せよ!

マクラーレンは「720S」を「750S」へと進化させた。どこが変わったのか?実はマクラーレンの本拠地、英ウォーキング(Woking)では、すべてを見直し、最適化し、重量を減らした。その結果0-100km/h加速は2.8秒、最高速度332km/h、車重は1,277kgを実現した。

マクラーレンがハイブリッド化に躍起になることなく、内燃エンジンを内燃エンジンのままにしたことは、称賛に値する。

4リッターV8ツインターボは、繊細なヤスリであると同時に残忍な斧でもある。アクセルペダルの角度のわずかな変化にもデリケートに反応し、次の瞬間には心臓が一瞬震えるほどの強烈なインパクトをリアアクスルに与える。カーブの出口では、心臓が一瞬ズボンの中に入ってしまうほどだ!

マクラーレン750Sは、ほとんどすべてのディテールが改良されている。驚異の限界性能だ。

エストリルGPサーキットでの「750S」トラックテスト

かつてのGPサーキット、エストリルで、ピレリP-ZEROトロフェオRタイヤのグリップ限界に挑戦。信じてほしい、その限界は非常に高い。

「マクラーレン 750S」リアアクスルに750馬力のパワーがあれば、ドリフトも問題ない。とはいえ、レーサーはそれを避けようとする。

「750S」はフロントに245のタイヤしか履いていないが、6ミリ広くなったトレッドと高感度な電動油圧式ステアリングのおかげで、まるで前輪を直接手にしているかのように感じるほど、簡単に、そして繊細にエイペックスを越えることができる。

カーボンシェルのレーシングシートが体に吸い付き、ボタンのない完璧なステアリングホイールを操作する。

さらに、おそらくツッフェンハウゼン(ポルシェ)を超える最も信頼性の高いブレーキが装備されている。オプションの「トラックパッケージ」のハードウェアは、「マクラーレン セナ」のシステムをさらに発展させたものだ。

マクラーレン750Sは720Sより30kg軽い

カーボン製モノコックプラットフォームは、それ自体がすでに非常に軽量であったが、マクラーレンはさらに30kgの軽量化を果たして1,277kgを実現した。そのうちの2.2kgは、エキゾーストルーティンを最適化し、2-in-1サイレンサーをセンターに配置した新しいステンレススチール製スポーツエキゾーストシステムによるものである。そのサウンドも「720S」と比較して変化し、特にスパイダーでは、ドライバーの耳に繊細なニュアンスで届くようになった。

タッチパネルに頼らないリアルなロッカースイッチ、中央には個別設定用クリックダイヤルスイッチ見える。

室内では、インフォテインメントシステムが刷新され、インストルメントパネルの外側にはアルトゥーラでおなじみのバットコントロールが装備される。あらかじめ設定したハンドリング、空力、パワートレイン、トランスミッションの特性をボタンひとつで呼び出すことが可能な「マクラーレン・コントロール・ローンチャー(MCL)」が装備された。ローンチコントロールとフロントアクスルリフトのスイッチがより直感的な位置に配置されている。

シフトパドルはステアリングの舵角でも操作できる

アルミニウム製のシフトパドルは、実際のパドルであることに変わりはなく、両端を引っ張ることで実際の機能を作動させるだけでなく、押すことでその逆の動作をさせることもできる。また、パドルは回転するので、ステアリングを切った状態でも操作できる。

より強力なブレーキは、マクラーレン セナからの直接の発展形だ。

そしてステアリングの話題:適度な太さ、グリップが良く、ボタンがない。マクラーレンの新型「750S」は、誰もが手に入れられる完璧なスーパースポーツカーなのだ。

結論:
これほどの感動を呼び起こすポルシェは世界に存在しない。マクラーレンは、そのクルマに紛れもない個性を与えることに成功しているが、新型「750S」では細部に至るまで多くの顕著な改良が施され、それが極限まで高められている。

Text: Alexander Bernt
Photo: Hersteller