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メルセデス・ベンツ(W124)の足回りを引き締める「KW」のコイルオーバーサスペンションでライトチューニング

2023年10月12日

メルセデス・ベンツ(W124):最も人気のあるクラシックカーに、控えめなチューニングを施す。このキットなら、鉄板のようにハードに、または抱きしめるようにソフトにドライブすることができる。ルックス面のプラスも保証する!

多くのクラシックカーファンにとって、「メルセデス・ベンツW124」は最後のメルセデス、あるいは史上最高のメルセデスである。「200ディーゼル」であろうと、V8搭載の「500 E/E 500」であろうと、エステートであろうと、サルーンであろうと、クーペであろうと、コンバーチブルであろうと。しかし、もしあなたが「500」やスポーツラインモデルに乗っていないのなら、「W124」は「W201」に似て、かなり足が重い。そこでチューナーのKWの出番だ!

4つのスプリング、4つのショックアブソーバー、そしてツールキットで構成されるKWのコイルオーバーサスペンション。

これは、人気のクラシックカーのために特別に製造されたコイルオーバーサスペンションである。価格は?ノーマル「124」の2,619.19ユーロ(約42万円)から、326馬力の「500E」の2,739.38ユーロ(約44万円)まで。4気筒、5気筒、6気筒エンジン搭載のすべての「124」モデルは、KWサスペンションによってフロントで40~65mm、リアで40~60mmローダウンできる。トップモデルのV8搭載「500」は、フロントで20~45mm、リアで20~40mmのローダウンが可能だ。しかし、最もパワフルな「W124」はすでに23mmも低くなっている。

「124」の一部にはリアアクスルにレベルコントロールが付いていて、荷物を積んでも車高が一定に保たれるようになっている。コイルオーバーサスペンションを装着すると、この機能は失われる。また、このサスペンションは現在のところサルーンのみに設定されている。チューナーのKWによると、コンバーチブル、クーペ、エステート用のサスペンションは現在開発中だという。

V8搭載の500Eだけでなく、フツーのW124にもローダウンがよく似合う!

最大限の個性

V3コイルオーバーサスペンションの伸び側と縮み側は別々に調整することができ、ドライバーのドライビングスタイルやコンディションに完全に合わせることができる。これにより、ドライバーはメルセデスの路面に対する柔らかさや硬さ、クルマの動きに対する剛性を決めることができるようになっている。だから、72馬力の「200D」で田舎道をクルージングするのも、V8を少し光らせるのも問題ない: シャシーは常にそれに合わせて調整できるからだ。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: KW automotive GmbH