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アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.23 北陸編 2

2023年10月6日

暑さが残る今週は福井と石川を回り、最近アプリを導入された、クライアントのフォローアップです。次の目的地は、今年からビジネスが始まったポルシェブランドで、既にグループ内の別法人がアプリを使っているポルシェセンター金沢。小松空港から入って先ず福井に回り、その後に金沢入りです。

8号線の二日市交差点に面しているポルシェセンター金沢、金沢駅からクルマで20分程度の好立地にあります。守備範囲は、東は富山から新潟との県境まで、西は福井との県境、南は意外と近い飛騨高山辺りまで、お客様がいらっしゃるとのこと。

先ずは、アプリを利用していただくサービス部門、佐野マネージャーにお話を伺いました。「1990年にポルシェビジネスをスタートし、4年ほど前に現在の場所へ移転リニューアルしましたが、順調に販売台数も増えていますから、入庫いただく台数も増加傾向です。特に、9年前に販売開始したマカンの登場で一気に台数が増え、お客様も新規の方が増えました。新しいお客様は、他のドイツ車などを乗り継いでいる方が多いため、スポーツカーのお客様とは要求ポイントも違ってきます。ですから今回導入したこのアプリは、幅広いお客様に支持されていくためにも、重要な位置づけと考えています。」そうですよね、今後、少子化や電動化に加え、メーカーのダイレクトセールスなど、様々な要因でディーラービジネスも盤石の態勢をとる必要がありますから、お客様の囲い込みは待った無しの最重要事項です。

ショールームは天井が高く、天窓や2階の個室など含め、モダンなデザインが流石ポルシェですね。

アプリ導入後に本番でお客様に動画を送り始めたところ、送られてきた動画を何回も視聴されたお客様や、高評価のフィードバックが届いていますから、どの様なお客様でも満足いただけるのは、私も嬉しい限りです。評価いただいたお客様からは、『初めての体験でしたが、ビデオを見ながらすべてが明確に分かり、納得できました。有り難うございます。』と、『三方良し』を実感するコメント。何より現場のテクニシャン*やサービス・コンサルタント**も、喜んでいただけるのではないでしょうか。
(ポルシェ用語 *テクニシャン=メカニック、**サービス・コンサルタント=サービス・アドバイザー/フロント)

壁は白に統一され、すっきり綺麗なワークショップ。働く方々もプライドを持って仕事ができます。
ワークショップ壁上部に張られた画像にも、気持ちを高められますし、働く皆さんのロイヤリティを上げるでしょう。

他にも色々お話しを聞くと、「意外とポルシェのお客様は、グッズも購入されるんです」とのこと。なるほど、ポルシェファンは多いでしょうけど、購入できる方は一握りですから、ブランドロゴが入った商品はウェアから身の回りのグッズなど、ギフトを含め人気が高そうですね。私は中古でも買えませんが、ウェアやミニカーくらいなら買えそうな価格。特にウェアは、年式によって何かしらのデザインが変わるらしく、古いものは特価もありそうですから、気になる方は直接お問い合わせを!

キャップは定番アイテムで、継続的な売れ筋商品。そういえばHUGO BOSSのロゴ、最近ゴシック体に変わりましたね。
PORSCHEロゴ入りゴルフギアとRimowaとコラボしたスーツケース!
精巧に作られたミニチュアカーがずらり。

そして絶対に外せないのはミニカーでしょう。この辺りはスポーツカーオーナーにウケそうですし、自身が乗るクルマと同じタイプを選ぶお客さんも多そう。お聞きすると、「そうですね、同じタイプを求めるお客さんもいらっしゃいますし、レーシングカーを求める方も多いです」とのこと。北陸エリア以外でも通販は可能でしょうから、気になる方は直接電話してください。

温かみのあるウッドトーイは、おもちゃにするのがもったいないくらいハイクオリティです。

意外だったのは、わりと売れるのが玩具だったこと。トレーラーに載ったクルマはちゃんと911型になっているし、白いクルマのダックテールが泣かせる演出。レーシングポルシェの方はトロフィーがいい雰囲気を醸し出しています。これならば、お子さんができたヤングファミリーから、お孫さん向けにグランパが買う、と言った姿が思い浮かびます。

もちろん整備に持ち込む際は、「コンディションを動画で見たい」をお忘れなく!

新車も中古車も、そしてもちろん購入後の整備も、何でもお問い合わせは下記から。
ポルシェセンター金沢 〒910-0015 石川県野々市市2-146 TEL:076-294-0911
https://www.porsche.co.jp/dealers/kanazawa/

Text&Photo&Movie:ナカタ ヒロユキ

【筆者の紹介】
ナカタ ヒロユキ
少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。