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【馬力バカ祭り】ドイツ人にも大人気 チューニングカーの祭典 PSデイズ2023 5年で20万km走行した「スズキ スイフト スポーツ」

2023年7月27日

PSデイズ2023 in ハノーファー: 地球上でチューニングカー好きの多い国と言えばドイツと日本だ。レポートの最終回はわずか5年で19万7,000kmを走破したデイリーカーとしてのチューンド スイフトだ。

全長3.89メートルというサブコンパクトとコンパクトカーの中間に位置するこの日本車は、明るく人目を引く色と、必要以上の重量を持たないことに重点を置いている。「PSデイズ」では、オーナーのコルヤがブルーの「スイフト スポーツ」を展示した。その特徴は、わずか5年前の車なのに走行距離が19万7,000kmであることだ!

スイフトは18インチのテック製ホイールにトーヨータイヤを履く。ツライチ具合もいい感じだ。
Photo: Christian Goes/AUTO BILD

コルヤによれば、約17万6,000km走ったところでエンジンブロックに亀裂が入り、交換を余儀なくされたという。しかし、彼は高速道路でフルスロットルを多用したり、サーキットで走ったりと、あらゆる場所でこのクルマを活用している。シリンダーヘッドとターボチャージャーも同時に交換した。右フロントのブレーキが固定されていることを除けば、他に不満な点はなかった。彼が8,000kmの走行距離でスズキを購入した2019年12月以来、走行距離は18万kmを超えた!

セカンドエンジンはもう2万kmを走った。コルヤはレーストラックで、この小さなスズキに鞭を打つ!
Photo: Jonas Uhlig

マクストンデザインのアドオンパーツは、この小さな1台をより頑丈に見せ、H&R製スプリングも役立っている。走行距離が多い割にはフロントの状態はいい。インテリアにも手が加えられている: ヘッドライナーはブラック化され、アルカンターラ調のドアパネルとダッシュボードトリムが加わっている。もうひとつのユニークな特徴は、古いハンドソープボトルのヘッドをあしらったギアノブだ。

スズキのインテリアは、カラーヘッドライナーやユニークなシフトノブなど、新鮮さを保っている。
Photo: Christian Goes/AUTO BILD

18インチホイールはTec製(「Speedwheel GT」)で、215/35 R18タイヤが装着されている。ノルトシュライフェのステッカーは、コルジャがスイフト・スポーツでもニュルブルクリンクを走ることを示している。1.4リッター ブースタージェット エンジンの標準出力140馬力は、イノックスカー社製のオープンインテークとエキゾーストシステムによって約160馬力に向上し、鍛造インタークーラーによって温度は我慢できるレベルに保たれる。950kgの乾燥重量で、より大きくパワフルなクルマに追いつくには十分なパワーだ。

アニメ「スポンジ・ボブ」シリーズで知られているカタツムリのゲーリーが、ギャレットのターボチャージャーを背負っている。
Photo: Christian Goes/AUTO BILD

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Text: Robin Hornig