日本車も2台入っている ゴルフの値段で買えるクールなスポーツカー×10台

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ユーズドアスリート: 馬力、価格、性能 リーズナブルな価格のスポーツカー10台

退屈さよりエモーション! これらの10台のスポーツカーは理屈抜きに楽しい。そしてその値段はフル装備されたコンパクトカー並みだ。

スポーツカーは富裕層だけのもの?

そんなことはない。4つの車輪の上の夢の多くは、しばらくの時を経てかなり手頃な価格になるものも少なからずある。
約4年後、70,000ユーロ(約840万円)リーグに属するスポーツモデルの多くが、フル装備のコンパクトカーと同じくらいの価格で購入できるようになる。
3万ユーロ(360万円)から3万5千ユーロ(約420万円)の間で、あなたは魅力的なスポーツカーを手に入れることができるのだ。

ジャガーF-TYPEやアウディTTSのようなスタイルのスポーティな2ドアモデルは、純粋なドライビングプレジャー、高いパワーリザーブ、そして洗練された外観を提供する。したがって、彼らは単調な日常生活からの脱出という喜びも与えてくれる。
もちろん、そのためにはスペースの減少とサスペンションの快適性の低下を受け入れなければならない。
それにもかかわらず、以下に挙げる10台の候補のほとんどは、日常的な使用にも非常に適している。
それは、あなたというドライバーが、週末にイケアにショッピングに行くことより、週末にワインディングカントリーロードでドライビングを好むことを条件とする。
これらのスポーツアスリートは、4気筒なので、燃費その他の維持費も、ソコソコに抑えられている。
以下フォトギャラリー内では、35,000ユーロ(約420万円)を上限に、10台のユーズドスポーツカーを紹介する。

1台目: アウディTTS

アウディTTS:
常にRSである必要はない! 2014年末にデビューしたアウディTTの2番目に高いバージョンは、十分なパワーとダイナミックな性能を兼ね備えている。
2018年夏のフェイスリフトまで、その2リッターターボ4気筒エンジンのデータシートは、310馬力と380Nmを示していた。
オーバーホールによって、250km/hの高速TTSには、4馬力の損失の原因となるガソリン微粒子フィルターが装着された。しかしその見返りに、エンジニアは、TFSIに20Nmのトルクを追加した。
当初、このスポーティなインゴルシュタット製スポーツカーには、マニュアルトランスミッションを選択することもできたが、フェイスリフト以降は7速ダブルクラッチのみとなり、4輪すべてにパワーを分配する。
その優れたトラクション性能のおかげで、約1.5トンのTTSは0から100km/hまでわずか4.6秒で走行し、その正確なハンドリングは退屈さを感じさせることなく、完全かつ確実だ。
優れた基本的なセットアップにもかかわらず、アダプティブシャシーはダイナミックモードでも十分に快適なサスペンションを提供する。
TTSは現在新車なら、最低価格は55,550ユーロ(約666万円)だが、走行距離が5万キロ未満の中古車は、31,000ユーロ(約372万円)弱から購入可能だ。
毎日使用する実用車としても、スポーティドライブにも使える万能な一台。前のTTのように室内の圧迫感もない車と言えば911という方にも、一度乗ってほしいほどドイツ的だ。
Photo: Tobias Kempe / AUTO BILD

2台目: BMW M240i

Photo: BMW Group

BMW M240i:
2016年夏から販売されているM240iは、走行性能は間違いなく優れていて、兄貴分のM2との共通項も少なからず備え持っている。
ボンネットの下には3リッターの直列6気筒があるが、これでM240iは途方もない340馬力を発揮し、後輪駆動と1.5トンのコンパクトクーペをわずか4.8秒で100まで加速させる。
追加料金のかかるオプションの4輪駆動と8速オートマチックトランスミッションとの組み合わせでは、この加速タイムは4.4秒に短縮される。
比較のために記せば、M2コンペティションは、70馬力のパワーアドバンテージがあるにもかかわらず、この種目では目立たない。トップスピードも同じだ。両車とも250km/hで規制されている。M2の場合は280km/hまで上げることができるオプションが用意されているが…。
日常的な使用に完全に適したM240iは、新車では最低50,600ユーロ(約607万円)のコストがかかるが、中古モデルは3万2000ユーロ(約384万円)弱から市場に出回っている。
BMWはやはり後輪駆動のコンパクトなモデルに限る…。2002や320-6にあこがれて育った、そんな昔かたぎな人にはぜひおすすめしたい一台だ。
Photo: Roman Raetzke

3台目: シボレー カマロ

Photo: Lena Willgalis / CAR PICTURE

シボレー カマロ:
2016年末から販売されている第6世代のシボレー カマロは、見た目、オールドファッション的なアメ車な部分は少なくなっている。加えて、マッスルカーのシャシーは、その俊敏さで驚きを与え、見た目から想像するよりもはるかにスポーティだ。ステアリングも十分なフィードバックを備えた優れた操作性を有している。
唯一、野蛮なV8エンジンの響きが、いつものように躊躇させる。
カマロ SS の6.2 リッターエンジンから発揮される453 馬力と 617Nmのトルクは、後輪に 6 速マニュアルまたは 8 速オートマチックトランスミッションによって、必要に応じて輸送される。これにより、最高速度は290km/hに達し、0から100km/hまでのスプリントダッシュはわずか4.4秒という速さだ。
その印象的な走行性能にもかかわらず、カマロは人々に心地よく寄り添うスポーツカーだ。
V8モデルは新車で5万ユーロ(約600万円)強から。ただし、中古のカマロSSは3万ユーロ(約360万円)弱から。
見た目よりもずっと快適で乗りやすいのはさすがにアメリカ車。シートも秀逸なのでロングドライブもするのなら、ぜひこれ。燃費ももはやスープラとさほど変わない。
Photo: Ronald Sassen

4台目: フィアット アバルト124スパイダー

Photo: Ronald Sassen
Photo: Lena Willgalis / AUTO BILD

フィアット アバルト124スパイダー:
2016年から2019年に生産されたフィアット124スパイダーは、日本車の遺伝子を持ちながらも、紛れもなくイタリアのロードスターであり続ける。
60年代のオリジナル124を彷彿とさせるレトロなデザイン、後輪駆動とコンパクトなサイズは、純粋主義者のためのスポーツカーだ。
アバルトバージョンの124は、170馬力を誇り、ラインナップ上のトップモデルに位置する。170馬力はたいしたことがないように聞こえるかもしれないが、マツダMX-5の技術的な兄弟車であるアバルト124は1トンをわずかに超える重さしかない。
1.4リッターのターボチャージャー付きシリンダーは、124スパイダーを0から100km/hまで6.8秒で加速させる。しかし、232km/hになると推進力は失速してしまう。
しかし、それよりもはるかに重要なのはハンドリングだ。小さなイタリアンは、あなたがそれを望むときには、気持ちよく正確にコーナーを回る。同時に、日本車よりも断熱性に優れ、快適なサスペンションを備えている。
燃えるようなイタリアンスポーツカーは、新車では少なくとも33,000ユーロ(約396万円)の費用がかかるが、中古で約3年前のモデルは、それよりほぼ1万ユーロ(約120万円)安くなっている。
残念ながら生産中止になってしまった124スパイダー。皮肉ではなく、史上で一番トラブルなく、快適にエアコンの効く車だろう。広島のライン生まれではあるが、だからこそ信頼性抜群なのだ。実際に乗ると、マツダ ロードスターとはかなり印象が違うことがわかる。マジで。
Photo: Ronald Sassen

5台目: フォード マスタングGT

フォード マスタングGT:
ポニーカーは、2014年末から製造され、2017年にリフトアップされた。第6世代で、マスタングはついに本格的なスポーツカーとなった。
ハンドリングは、長い間の段階的改良の恩恵を受けて、よりレスポンスのよいものになっている。そしてマスタングとして初めて独立したリアサスペンションを採用した。過去のすべてのモデルは前時代的なリジッドアクスルが装着されていたので、ハンドリングの面で大きな欠点となっていた。
現在のマスタングは依然とは完全に異なるモデルに生まれ変わっている。明らかにより機敏に運転し、正確に操舵し、退屈に見えることなく、ほとんどニュートラルな状態を維持する。
4気筒のベーシックなマスタングも楽しいが、マスタングが本当にまとまりのある全体的なパッケージになるのはV8になってからだ。マスタングGTの5リッターエンジンは、当初421馬力を生産していたが、2017年のフェイスリフト以来、450馬力にアップしている。マニュアルシフトのレースポニーの最高速度は250km/h、4.6秒後に0から100km/hに到達する加速性能を有している。
マスタングGTの新車は47,800(約573万円)ユーロから、中古は32,000ユーロ(約384万円)前後からとなっている。
日本市場からは撤退してしまったが、現在のラインナップの中で、もっとも魅了的なフォードの中の一台がこの車。運転しやすく快適で、しかもスポーティ。マスタングの伝統を今も失わず、そしてお買い得。マスタングの次のモデルは電気自動車でしかもSUV??? そんなのあり得ないじゃないか、マスタングとはこういうクルマのことなのだから。
Photo: Ronald Sassen / AUTO BILD

6台目: ジャガーF-TYPE

ジャガーF-TYPE:
その名の通り、2013年に発売されたジャガーFタイプは、60年代の伝説的なEタイプの精神的な後継車のようなものだ。どちらもクラシックな英国のスポーツカーのレイアウトは、時代を超えたエレガントなプロポーションに包まれている。同時に、中古車としては、シックなブリティッシュカーはかなり手頃な価格で、スポーティな才能を兼ね備えている。
しかし、何よりも素晴らしいのはそのパフォーマンスだ。ジャガーF-TYPEは、ドリフトで曲がるのが大好きで、小さなV6エンジンはダブルテールパイプから熱烈に轟音を響かせる。V8を搭載したトップモデルは言うまでもない。
しかし、ハンドリングの面では、1.6トンのFタイプは、ポルシェ ケイマンSのような競争相手には到底及ばない。
スーパーチャージャー付きの3リッターV6と340馬力は、性能に比して良い価格を提供している。パワーユニットは、マニュアルまたは8速オートマチックトランスミッションと結合され、英国製スポーツクーペを260km/hまで加速する。0から100km/hまでの加速タイムは5.7秒(オートマチックで5.3秒)だ。
新車はかつて少なくとも65,000ユーロ(約780万円)の費用がかかったが、初期モデルの中古は、現在は約35,000ユーロ(約410万円)から購入可能だ。
圧倒的に本格的で硬派なスポーツカー。おそらく乗るとびっくりするぐらい男の車である。少数派ながらMTも選べるし、デザインもかつてのEタイプを現在によみがえらせたような魅力あふれるものである。こういうクルマを自由に買えるのは今だけかも、と考えるなら、お早めにどうぞ。
Photo: Ronald Sassen / AUTO BILD

7台目: ニッサン370Z

ニッサン370Z:
ほとんどの極東の競合他社が、残念ながら、300馬力のクーペセグメントから撤退している中で、ニッサンは2009年以来、370Zでその位置を堅持している。
そしてこの洗練された日本車は、チューニングの世界でも絶大な人気を誇っている。それは、その音響的に人々を魅了する3.7リッターV6が、後付けのパワーインジェクションを求めているという事実に起因する。328馬力の自然吸気ユニットは、1.6トンの2ドアを牽引するのに苦労している。加えて、366Nmという比較的低いトルクのために、370 Zは、少しパワー不足に感じるが、走行性能はまともな数値を提供する。0-100km/h加速タイムは5.3秒で、最高速度は250km/hだ。
むろん370Zはノルトシュライフェ(ニュルブルクリンクサーキット北コース)でのラップタイム用に開発されたものではない。それにもかかわらず、370Zには多くの楽しみが備わっており、他のモデルと比較しても際立っている。
GT-Rの弟分は、新車当時の価格が34,730ユーロ(約416万円)からという比較的リーズナブルな価格で販売されていて、走行距離の少ない程度の良い中古車は18,500ユーロ(約222万円)という低価格で市場で見つかる。
ちょっと影が薄くなってしまったのは残念だが、内容的にも決して古臭くなく、所有しても維持費の心配の少ないクルマである。オープンモデルもたまに見かけるが、どちらも今見てもなかなかのデザイン。今後のニッサンのラインナップでフェアレディはどうなってしまうのか? そう考えると、フェアレディを適価で購入できるのは、今なのかもしれない。
Photo: Toni Bader / AUTO BILD

8台目: プジョーRCZ R

プジョーRCZ R:
2013年夏から2015年末までに製造されたプジョー最後のクーペの272馬力トップモデルは、量産型の遺伝子を持ちながらも本格的なスポーツカーだ。実際、フランスメーカーのスポーツ部門は、よく整備されたプジョー308の技術を巧みに強化している。改良点のリストには、トーセンデフ、ローダウン化されたスポーツサスペンション、強化されたブレーキシステムなどが含まれている。
1.6リッター4気筒ターボのピストンには、非常に高価で複雑なアルミ合金が採用された。これにより、出力が向上しただけでなく、小型化されたユニットの寿命も延びた。330Nmのトルクは、小気味の良い6速マニュアルギアボックスを介して前輪に伝達される。その結果、最高速度は250km/h、ゼロから100km/hまではわずか5.9秒という性能を兼ね備えている。
1.3トンのコンパクトスポーツクーペは、新車時には42,000ユーロ(約504万円)近くしたが、ほぼ6年前のモデルで、走行距離が約80,000kmのものは、18,500ユーロ(約222万円)から購入可能だ。
アウディのTTのように、デザイン命のプジョーだが、乗ってみれば乗り心地も操縦性も、ちゃんとしたプジョー。オーストリアのマグナ シュタイアーの設計、製造した一台だが、フランス車らしい乗り味が残っているのでご心配なく。今や激安な価格で流通していることもあるので、要チェック。
Photo: Werk

9台目: スバルBRZ & トヨタGT86

Photo: Ronald Sassen
Photo: Hidehiko Ishiura / AUTO BILD

スバルBRZ & トヨタGT86:
見た目にも技術的にもほぼ同じ、ツインモデルのスバルBRZとトヨタGT86は、日本の2つのメーカーが協力して2012年から発売されている。しかし、コンパクトスポーツクーペには、トヨタのDNAよりもスバルのDNAの方が多く含まれていると言える。
かつてのラリーチャンピオンは、2リッターボクサーエンジンとインプレッサの改造プラットフォームの両方でBRZとGT86の開発に貢献した。
1.2トンの後輪駆動車2台の走行特性は、妥協を許さない俊敏さが印象的だ。リアアクスルは非常に軽く、2台のクーペはドリフトであらゆる曲がり角を攻略したくなるほどだ。
やや力不足気味の4気筒エンジンは、ターボチャージャーを使わずに200馬力を発揮し、6速マニュアルギアボックスまたは6速オートマチックでパワーをリアに伝える。したがって、日本車の兄弟は、MT仕様で226km/hの最高速度まで達成し、7.6秒後に0から100km/hに到達する。
トヨタGT86の新車コストは28,950ユーロ(約347万円)で、より良いベースで装備されているBRZは、それよりわずかに高価だ。
中古モデルは、両方とも約15,000ユーロ(約180万円)から市場で見つかる。
86も早いものでデビューして8年。安いモデルは軽自動車よりも安い価格で流通している場合もある。昔の86のようなカリスマ的モデルになるかどうかは難しいところだが、そんなことを考えずに気楽に乗るのが正解だ。壊れないしパーツは豊富なので、免許を取ってすぐの入門車としても悪くはないと思う。
Photo: Roman Raetzke

10台目: VWシロッコR

Photo: Ronald Sassen

VWシロッコR:
2014年から2017年まで製造されたシロッコシリーズの最強バージョンはが、280馬力のシロッコRだ。
ヴォルフスブルク製クーペのボンネットの下には、おなじみの2リッターTSIが搭載されており、これは6速マニュアルギアボックスまたは6速DSGと組み合わさっている。そのパワーユニットは、1.4トンの2ドア車を5.5秒で100km/hまで加速させ、最高速度は、250km/hでリミッターが効くように設定されている。
しかし、ゴルフR に比べて 20馬力劣る上に、時代遅れのプラットフォームを採用している。2009年に発売されたシロッコの技術的な基盤は、12年前のゴルフ6のフロア構造を踏襲しているのだ。かなりスポーティで軽快な足回りではあるが、その欠点を完全に隠すことはできない。
シロッコRは、新車当時、38,000ユーロ(約456万円)以上した。
現在は18,000ユーロ(約216万円)程度から程度の良い中古車が出回っている。
玉数は少ないが、シロッコも実用的で毎日の足としても十分乗れる一台。Rモデルはもちろんスポーツカーとしても十分な性能だが、Rでなくともかなり速い。ゴルフGTIではなくあえてシロッコ、それはなかなかにエンスーなチョイスだと思う。
Photo: Sven Krieger

Text: Elias Holdenried
加筆:大林晃平