カングーとの旅 新型ルノー カングーに乗ってキャンピングを満喫 レジャービークルとして快適で万能選手?レポート!

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キュートでお茶目なユーティリティビークルとして、わが日本国で、長年にわたって、絶大な人気を博するフランス製ワンボックス、ルノー カングー。そのニューモデルが一サイズ大きくなって日本にやってきた。連休を絶好の機会に、新型カングーに大量の荷物を詰め込んで、友人たちと実際にキャンプ場へ行って活用してみた。その実用性は?

ファミリーカー&レジャービークルとしてのカングー

フランス製実用ワンボックス。「ルノー カングー」は商用車として、フランス国内のすべての都市や田舎で大活躍している。事実、パリの街中のあちこちで活躍している「カングー」を目にする。

だが、我が日本国では、「ルノー カングー」は、その愛らしいというか、愛くるしいというか、親しみやすいアウトルックのファミリーカーやレジャービークルとして、長年にわたって愛され続けてきた。事実、商用車ではなく、乗用車として登録されている「ルノー カングー」が世界一多いのは日本だと聞いたことがある。そんなカングー愛好家の多い、日本文化を誇らしく想い、うれしく、楽しい気持ちになる。ちなみに、私は大林晃平氏に負けず劣らず、「カングー」が大好き、というか愛してやまない一人だ。カーちゃんさえ反対しなかったら、間違いなく1台所有していたと思う(;^ω^)。

その大林氏は、サイズが大きくなったことがややお気に召さないようで、それも理解できるが、一方で、デカくなったことにより、以前に比べてより実用性が高くなったことも事実である。室内も広く、ラゲッジコンパートメントも大きくなった。旅行やキャンプ用の実用車、あるいはレジャービークルとしての機能は充実している。まあ、サイズが大きくなったと言っても、日本の街にあふれている、ドデかいSUVに比べれば、それほど取り扱いに苦労するわけでもない。それでも、ちょっと狭い駐車場とかでは気を使うが・・・。

「道志道の駅」でも、たくさんの人からジロジロ観られた。(笑)

あちこちで注目を浴びる

新型「カングー」は行く先々で注目を浴びた。キャンプ場近くの道の駅、「道志道の駅」に立ち寄った際も、チラチラ&ジロジロと観られた。直接声をかけてくる人はいなかったが、興味がることが窺い知れる。そして、道路ですれ違った先代モデルのオーナーが、おっという顔で、我々の新しいカングーを眺めていたのも印象に残っている。

キャンプ場でも、我々の隣のバンガローでキャンピングをしていた2家族のお父さん二人から、声をかけられた。そのうちの一人、ベンツに乗って訪れていた40代と思しき、お父さんからは、
「ルノー カングー、いいですよね」
「ええ、そうです。新型です」
「フェイスが新しくなっていますものね」
「そうです、よくご存じで。エンジンもとてもいいですよ」
「何リッターですか?」
「・・・。少々お待ちください」
といって、あわてて車検証を見に行く。
「お待たせしました。1.3リッターです」
「何馬力ですか? 100馬力くらいですか?」
「う・・・。少々お待ちください」
といって、再びあわてて車検証を見に行く。
「お待たせしました。131馬力です」
「ほう、それは素晴らしい」
といったやり取りだった。(;^ω^)

使い勝手のよい観音開きのリアドア。リアシートを倒せば、ほぼフルフラットなラゲッジスペースに変身する。
荷物満載。9人でのおやじキャンプでも、その実用性の高さを発揮、証明して見せた。

高い実用性: 走りもグッド👍

「ルノー カングー」は走りも上出来だ。1.3リッター直噴エンジンはスムーズな上に十分なパワーを有している。サスペンションも素晴らしく、乗り心地も良い。

幸いにも、キャンプの2日間は、雲一つない、文字通り五月晴れに恵まれ、道志のキャンプ場への道志道を、さわやかな風とともに、アップ&ダウン、多くのカーブを備えたワインディングロードもスムーズに快適に走れた。

インスツールメントパネルやダッシュボードもシンプルでミニマリストな装いで、カーナビやややこしいデジタルキットもなく、個人的にはとても好もしいものであった。ドライバーズシートからの視野も広く、この時期にしか味わえない鮮やかな若葉に包まれた道志の山々を眺めながら、クルージングを楽しんだ。

顔が普通過ぎて可愛くないと思うのは私だけ?

ルノー様ご一考ください

一つだけ残念なのは、フロントフェイスだ。新型「ルノー カングー」に少しだけ違和感を持つのはわたしのような古い観念のジジイだけだろうか? あのキュートでエレガントだった「カングーちゃん」は、いったいどこへ行ったのだろう? 愛らしい表情の「ルノー カングー」が大好きだった。精悍な表情の新型「カングー」に、少しだけ違和感を覚えるのは私だけだろうか? 「カングージャンボリー」で疎外感を受けなければいいのだけれどと思うのは、余計なお世話だろうか・・・。

「カングー」大好きオジさんは、むずかしいことは重々承知の上で、ルノー様が、「日本向け」の愛くるしい表情の乗用車バージョンを作ってくれないかなあって、昔からルノーのデザインが大好きなオジサンは密かに願っている。次回、フェイスリフトの際にでも・・・。ルノー様、愚かな一ファンの意見(戯言=寝言)です。ご参考ください。

また逢おうね

「ルノー カングー」と過ごした時間は掛け値なしに楽しかった。素敵な時間をありがとう。「カングーちゃん、see you again soon!」。

Text: AUTO BILD JAPAN
Photo: Atsushi Saito