【このベスパなんぼ?】イタリアのライフスタイルの象徴&街乗り用のクールな乗り物 このイタリア製アイコンスクーターの値段は?

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eBayで売られている1993年製のピアッジオ ベスパ コーサ200はレストアされて非常に状態が良さそうだ。しかも値段は1,390ユーロ(約20万円)と、かなりリーズナブルだ!

ベスパは、他のどんな乗り物よりもイタリアのライフスタイルを象徴している。もしあなたがそれに好感を持ち、街乗り用のクールな乗り物を探しているのなら、ぜひeBayを見てみてほしい。そこで出品されているのは、まさに理想的な一台だ。

それは、ブラウン色の1993年製の「ピアッジオ ベスパ コーサ200」だ。走行距離約4万1千km、2024年までの自動車検査証付き。値段は1,390ユーロ(約20万円)と、かなりリーズナブルだ。しかし、この安さには理由がある。

売り手は、このベスパを近所の人のために提供すると書いている。場所はバイエルン州コーブルク近郊のレーデンタールだ。イタリア製スクーターは完全に修復され、塗装され、その詳細(例えば、ホワイトウォールタイヤ)も本当に状態は良さそうだ。すべての書類と2つの鍵が付属している。

売主によると、出品されたベスパは、レストアと完全な再塗装が施されている。

しかし、最初の走行で、ミスファイアが発生し、その後、排気ガスから白煙が出たと報告されている。スパークプラグの電極を洗浄し、新しいピストンを取り付けた。現在、ベスパは再び始動して、走っているが、白煙の問題は解決していない。専門家は売り手にオイルシールを交換するようアドバイスしている。

ベスパのコミュニティ(愛好家)はコーサについて賛否両論ある。純血主義者はプラスチックパーツを好まない。

ピアッジオの二輪車について知っておくべきこと

もし、出品されているベスパに熱意があるのなら、点検の予約をして、その美しさをじっくりと観察してみることを勧める。シャーシの錆は十分に考えられるし、前輪のニードルベアリングの磨耗も、ベスパのモデルによっては見つかっている。

電圧レギュレーターの不具合は、ランプの焼損の原因になる。インジケーターが正常に作動しない場合は、接地接点が原因であることが多い。「ベスパ コーサ」のブレーキシステムは「PX 200」のそれよりも複雑なので、試乗した時に確認したい。当然ながら、修理には時間と費用がかかることがある。クラッチは滑らないようにする必要がある。そして、バックヤードチューニングに注意すること!

「ベスパ コーサ」に関する意見は、愛好家の間で分かれている。純血主義者は、プラスチックのアドオンパーツに敬遠気味だ。現代のオートマチックスクーターの友人たちは、マニュアルのギアスティックが好きではない。しかし、選んだ車両のケアが適切で、その特異性や弱点に備えることができれば、イタリアンで多くの楽しみを味わうことができることだけは間違いない。

Text: Lars Hänsch-Petersen
Photo: eBay.de/mikropreise