1. ホーム
  2. 面白ネタ&ストーリー
  3. マクラーレン、納屋に突っ込む 痛い!

マクラーレン、納屋に突っ込む 痛い!

2020年5月8日

マクラーレンドライバーが納屋にクラッシュ!超高価なマクラーレン650Sスパイダーをドライブしていた不注意なドライバーが他のスポーツカーと衝突し、コントロールを失って農家の庭に突っ込んだ。被害額は15万ユーロ(約1800万円)以上!

壮絶なクラッシュ!

スイスのエッガーシュタンデンからアッペンゼル=ローザンテリューに向かう途中、マクラーレン650Sスパイダーのドライバーは、目の前のスポーツカーに気付くのが遅すぎたようだ。避けきれず、そのスポーツカーに衝突したあと、25万ユーロ(約3000万円)以上するスーパースポーツカーは、近くの農場の敷地内に飛び込み、納屋に衝突して止まった。重傷者はいなかったのが幸いだ。38歳のマクラーレンドライバーの横に座っていた友人は入院したが、しばらくして退院したという。

クラッシュしたマクラーレンがようやく止まったのは農場の納屋だ。人的被害が最小限だったのは何より。

ポルシェ カレラS同等の損害額

アッペンゼル=ローザンテリューの警察官によれば、マクラーレンは、友人とともにドライビングレーンを気持ちよく、それなりのペースで走行していたとのこと。しかし、対向からきたスポーツカーのために停止しなければならなかった場所で、38歳のマクラーレンドライバーはきちんと停車することができず、側溝に突っ込んで避ける前にその車と衝突してしまった。650馬力スーパースポーツカーはその後、牧草地を横切り、さらに2枚のフェンスを突き破り、農家の納屋の壁にクラッシュしてようやく停止した。この奇妙な冒険の間、オープンカーは深刻な損傷を受け、飛散した部品は他の2台の車にもダメージを与えた。物的損害(修理費用等)は合計16万スイスフランと言われており、これは約15万2,000ユーロ(約1822万円)に相当する。新車のポルシェ911カレラSと同じくらいの値段だ。しかし何より、深刻な怪我人がでなかったことは幸いである。車は直せばよいのだから。車はどんな車でも、「たかが車」なのである。

Text: Julian Rabe
Photo: Appenzell Police