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600馬力のアウディRS 7のドライバーは、前進と後退のギアを混同してしまったのだ。インスタ動画で観て嘲笑してやってください！
これ以上の愚かでバカはいない！？過去にいくつかのローンチコントロールの失敗を見てきたが、これはその最たるものだ。この事故は、どこから手をつけていいかわからないほど、いろいろな面で回避できたはずだ。
しかし、まず最初に。インスタグラムの短いクリップには、英国ナンバーの白い「アウディRS 7 C8」が登場する。ここまでは、ごく普通のことだ。しかし、600馬力のアウディのリバーシング（後進）ライトが点灯していることも確認できる。とはいえ、撮影者は「RS 7」の真後ろに立っており、クルマは明らかに発進しようとしている。
幸いなことに、誰も怪我をすることはなかった
カメラマンが気づかないうちに、ドライバーはブレーキをリリースする。2,140kgのアウディは後方に大きく傾き、カメラマンは三脚から転げ落ちた。幸いにも、彼はすぐに立ち上がり、怪我もなく、この不思議な出来事を笑い飛ばすことができたようだ。
残るは、その理由である。狭い道路で進行方向への発進制御がうまくいかなかったことは別として、撮影者とドライバーの双方がこの事故を防ぐことができたはずだ。
「RS 7」の後ろに立っていた撮影者は、少なくともバックランプの光で警告を受けるべきだったのだ。そしてドライバーは、作動したバックカメラで自分が後退していることを知ることができたはずだ。それとも、「R」を「Race」と勘違いしていたのだろうか？！
※ インスタ動画はこちらをどうぞ。
Text: Jan Götze
Photo: Instagram/carstodayntomorrow
