【さよならペレ】サッカー史上最大のスターへのオマージュ ペレも自動車好きだった&特にドイツ車を愛した

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世界的サッカー選手ペレも愛車家だった。DKW-ベマグ ベルカー、エアロウィリス2600、メルセデス テールフィン、シュトリハト。ペレはドイツ車の大ファンだった。

20世紀を代表する世界的サッカー選手であり、ドイツ車の大ファンでもある:エドソン アランテス ド ナシメント、通称ペレである。初期の写真(上)には、ミラマール自動車教習所で「DKW-ベマグ ベルカー(ブラジル版アウトウニオン1000S)」に乗っている姿が写っている。

ペレは、1963年にプレゼントされた「エアロウィリス2600を、教官なしで運転していた。その頃、すでに2度の世界チャンピオンになっていた彼は、ファンやジャーナリストから静かに暮らせるようにと、サンパウロの自宅の周りに4メートルの高さの壁を作らなければならなかった。「エアロウィリス(2.6リッター、110馬力)」は、現地に工場を持っていたアメリカのウィリス社が製造したブラジル車である。

ペレが乗っていたのは、1963年にプレゼントされたエアロウィリスの2600だ。

メルセデスのテールフィン、ストローク8

ミュンヘンのBMW工場を訪問した際には、「2000CS」を「自動車の中の速いストライカー」と芸術的に褒め称えたが、メルセデスに乗っていた。最初は「W111」テールフィンシリーズの「220 S」、次に「W114(ストローク8)」のクーペ。

1969年にペレが1,000ゴール目(!)を決めたとき、国中に鐘が鳴り響き、郵便局から特別な切手が発行された。また、ドイツ人のパトロンである溶接業の実業家、元バイエルンミュンヘン会長のローランド エンドラーからは、「メルセデス280 S(W108)」が贈られた。

エンドラーは、現役を終えたペレに、サンパウロの工場の経営に加わってほしいと考えていた。まあ、当然、そういうことにはならなかったのだが。長い間、「キング」が「280S」を失ったのは、ファイナンシャルアドバイザーがすべてを台無しにしたため、財政難に陥ったからだ。

メルセデスがペレに贈った新車の280 S

メルセデスは1974年、ドイツでのワールドカップの前に、ペレに新車の「280 S」を再び与えた。そして、メルセデスは慈悲深く、18人の手を経て老朽化した彼の愛車を探し出し、修復して、2004年、1,000ゴール達成の35周年を記念して、再びスーパーキッカーに贈ったのである。

ペレは2022年12月29日、82歳でこの世を去った。彼は、未亡人、2人の前妻、少なくとも7人の子供、そして数千万人のファンを残して天国へと旅立った。

Text: Frank B. Meyer and Jan-Henrik Muche
Photo: autobild.de