え、発売もまだなのに、すでにマイナーチェンジ? シボレー コルベットC8

2012
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シボレー コルベットC8(2020): 価格、マイナーチェンジ、エンジン、市場投入時期

新型コルベットC8を待ちわびている間に、本国アメリカでは、すでにちょっとしたマイナーチェンジが行われているという。以下に最新情報をお届けしよう。

新しいコルベットC8は、まだ我々には入手可能ではないが、本国のアメリカでは、すでにマイナーチェンジが始まっているとの情報を入手した。
正確に言うならば、これらは2021年モデルのためのマイナーチェンジだ。
Facebookグループ、「C8 Corvette Owner」のメンバーで、コルベットディーラーでもある人が投稿してくれた情報だ。
今回の変更点は、「レッド ミスト ティントコート」と「ブレード シルバー」という玉虫色の名前がついた新しいペイントカラーのほか、さまざまな色のラリーストライプが追加されることだという。
また、将来的には可視カーボン製のウイングや、ドア裏のエアインテーク用のフェアリングも同素材で製作されたコルベットが登場する予定だとされている。
シボレーは、将来的には、唯一のオプションとして、アクティブダンパーを提供することになっている。これは、以前、Z51パッケージでのみ利用可能だったオプションだ。

C8.Rの外観を備えた特別なモデル?

シボレーは、インテリアのための新しいツートンカラーのシートカバーも仕立てた。イエローとグレーのスエードと、ブラックとグレーのレザーの2バージョンだ。
また、インフォテインメントがApple CarPlay経由のiPhoneのワイヤレスペアリングに対応する。
公開されたリストには、「スティングレーR」のレタリングとセンターホイールキャップも含まれているが、コルベットブロガーは、これが特別仕様車ではないかと推測している。レーシングカー「C8.R」のスタイルを踏襲しているのかもしれない。
とりあえずエンジン性能は何も変わらず、6.2リッターV8、495馬力、637Nmのままだ。

ルックス的には、特別仕様モデル、「スティングレーR」は、C8.Rレーシングカーに類似したものになる可能性がある。

市場投入はおそらく2021年以前ではないと思われる

米国では、マイナーチェンジは2020年9月ごろから利用可能となる予定だ。しかし、その時点でも、新型コルベットは、まだ世界市場には投入されていないだろう。
ヨーロッパもアジア市場も、市場投入は、おそらく2021年の春ごろになる模様。

本国アメリカでは、新型コルベットC8は59,995ドル(約660万円)からという価格設定だが、日本では、現時点でクーペの「2LT」が1180万円、上級グレードの「3LT」が1400万円と想定されている。
そして、すでに今年の1月から受注は開始されている。

Text: Katharina Berndt