テスラがモデルYでヒートポンプエアコンシステムを初搭載!

919

テスラモデルYヒートポンプ(2020年):技術、暖房、空調

テスラは、モデルYに初のヒートポンプのエアコンシステムを装備する。これは航続距離にかなりプラスの効果があるという。

テスラ モデルYは、アメリカで初めてヒートポンプのエアコンシステムを搭載した車両となる。カリフォルニアで発表されたマニュアルには、「モデルYは効率を高めるためにヒートポンプを使用しているため、外気温が低く、車が暖房や充電をしているときでも、エアコンのコンプレッサーと外部ファンが作動させることも、音を出すこともできます」と書かれている。このようにテスラモデルYは、これまでのテスラのモデルとは異なり、モデルYは静止しているときに新しい音を出すことができるという事実をもって顧客を対応すべく準備している(つまり、車のシステムが作動しているという状態を、外部に知らせることができる)。

これまでのテスラ車は、冬場に室内の暖かい空気を供給するために通常のヒーターシステムに頼っていた。しかし、このシステムは電動自動車の航続距離に大きく影響する。ヒーターは、暖房に必要な電気を車両のバッテリーから直接引き出すからだ。暖房量が多いと、それだけ走行可能距離が縮まってしまう。
それが、熱を発生させるのではなく、熱を動かすだけの、新しいヒートポンプ システムでは異なる。簡単に言えば、それは冷蔵庫のように動作するのである、ただし逆の動きによって。クーラント(冷却剤)は、エバポレーター(蒸発器)、コンデンサー、コンプレッサー、スロットルの助けを借りて熱交換器に変身する。そしてこのシステムは、必要に応じて、冷却または加熱することのどちらともできる。
ヒートポンプはまた、バッテリーの温度管理をサポートすることができるため、バッテリー共にメリットを受けることができる
古典的な抵抗加熱システムは、特に寒い冬には、電動自動車の航続距離を半分に減らすことがある。さらに夏であっても、バッテリーを追加の冷却ポンプで冷却しなければならないため、航続距離が減少する可能性がある。
今後、テスラが他のモデルにもヒートポンプを採用するかどうかは、現時点では明らかにはなっていない(だが、そうなっていく可能性は非常に高いはずだ)。

Text: Andreas Huber