【イタリアの高級キャンプサイト7選】ゴージャスで気持ちの良いイタリアのキャンプ場は文字通りこの世の天国だ! その中から7つのキャンプ場をご紹介

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イタリアに33のスーパーキャンプ場。この賞は、キャンパーたちの間で最も切望されている「スーパーサイト」に与えられるものだ。そのキーワードのもと、専門家がイタリアのベストキャンプ場をリストアップしている。

今年はキャンパーにとっては、とびきりのスーパーサマーになること間違いなしだ。ヨーロッパ各地のキャンプ場では、コロナ禍の多くの規制を逆手にとって、大いに活用し、施設をピカピカに磨いている。このことは、昨年に引き続きADAC(ドイツ自動車連盟)の検査官が品質チェックを行った際にも注目された。

昨今、ADACの認定した「スーパーサイト」が新たに28サイト(21%増)となり、ヨーロッパの高級キャンプ場のトップグループが大きく成長した。これにより、ヨーロッパで5つ星を獲得したキャンプ場は合計158ヶ所となった。ADACは、1回の検査で約250点のデータを収集する。キャンプ場が平均以上の評価を得て5つ星に分類されると、「ADACスーパーサイト」の称号が与えられる。

新たに5つの「ADACスーパーサイト」を獲得したイタリアは、前回の調査に引き続き欧州ランキングでトップの座を占めている。ドイツで最も人気のある休暇先には、現在、最高カテゴリーのキャンプ場が合計33ヶ所ある。その中から魅力的な7か所のキャンプ場を選んでみた。

海が見えるサイト、素晴らしい水の複合施設、陽気なキッズクラブ、サイト内の素敵なレストラン、または近くのエキサイティングな観光スポットを提供する。多くはオンラインでも予約可能だ。

キャンピング ビレッジ ルビコン@エミリアロマーニャ州

所在地: Via Matrice Destra, 1, 47039 Savignano Mare, Emilia-Romagna

古き良き時代のような海水浴:
エミリア ロマーニャはアペニン山脈から北のポー川まで伸びるイタリア北部の州で、中世の都市、豊かな美食文化、海辺のリゾートで知られている。その名の由来となったルビコン川のほとりのキャンプ場は、1960年代から1970年代の海水浴の伝統を完全に受け継ぎ、もちろん、当然のように現代の快適さも兼ね備えている。敷地内には専用のビーチがあり、アドリア海のようにサンシェードやサンベッドが並んでいる。しかし、最近は国際色豊かで、ヨーロッパの多くの国々からキャンピングカーやキャンパーが訪れる。特に小さなお子さん連れのご家族には、浅くて温かい海は居心地がいいようだ。大人向けには、ゴルフ、テニス、ボートレンタルなど、さまざまなサービスが用意されている。敷地内のレストランのピザ(だけではない!)は最高だ。
https://campingrubicone.com
ABJ: 本当にこりゃ最高だ! うらやましいったらありゃいない。

アイデア レイズ キャンピング@ヴェネチア

アイデア レイズ キャンピングは、ガルダ湖に面した素晴らしいロケーションと、敷地内で、家族で楽しめる水遊びでポイントを稼いでいる。
所在地: Località Casette Rossetti, 37 017 Lazis, Venetien

わずか2年で0から100へ:
2019年にオープンしたばかりの美しい家族経営のサイトで、すでにキャンプオリンパスの中に入っている。特に家族連れに人気の高いこのサイトの目玉は、大きなウォータースライダーやジャグジー、パドリングプールを備えた屋外温水プールだ。ここでは、乳幼児も安心して親子で水遊びができる。また、ガルダ湖畔の小石を敷き詰めたビーチへは、階段や乗り場がいくつかあり、歩道を通ってすぐに行くことができるようになっている。その他、ロールパンのサービス、パノラマレストラン、豊富なエンターテイメントプログラムなどがある。
http://idealazise.com
ABJ: 開放的で美しい立地条件。空気も抜群によさそう。

キャンピング ヴァレ ガイア@トスカーナ

所在地: Via Cecinese, 87, 56 040 Casale Marittimo, Toskana

快適なキャンプの新名所:
トスカーナの丘陵地帯から海岸沿いの平野部へと移り変わる美しいロケーションに位置し、静かで子供にも優しいサイトには入浴施設も完備している。また、上記隣接バンガロー村の施設も利用できる(ゆったりとした水泳場、テニス・スポーツ・運動場など)。エルバ島、ローマ、フィレンツェへのバスツアーなどの特別企画もある。海水浴場まで9km。
https://www.vallegaia.it/
ABJ: ちょっと落ち着いた感じのロケーション。デジタルテクノストレスに悩む方や、人間関係のごたごたから逃避したい方向き。

ラ ロッカ キャンプ@ヴェネチア

ガルダ湖畔の完璧なロケーションにあるキャンプ場。
所在地: Loc. San Pietro, 37011 Bardolino, Venetien

フィットネス用キャンプ場:
ラ ロッカをヨーロッパのキャンプ場のトップグループに導いたダイナミックなキャンプ場経営に敬意を表したい。ラ ロッカには15のフィットネスセンター、ウォータースプレーパーク、カヤックやスタンドアップパドリングのコース、ガイド付きハイキングコースなどがあり、宿泊客にとっても、のんびり過ごすことは第二の選択肢となる。ご主人や奥様には、ワインのテイスティングなど、リラックスした時間をお過ごしいただける。その他: サニタリーやスクーターレンタル、電気自動車用充電スタンド。長さ約400m、幅約10mのビーチには、2つの水浴び用桟橋と日光浴用の芝生があり、歩道とサイクリングロードで隔てられている。
www.campinglarocca.com
ABJ: もう天国のような場所、というのはこういうところのこと。アメリカやヨーロッパの湖って、どうしてこんなに美しい色なのだろうか。

サンタゲーロ ビレッジ@ヴェネチア

海やプールで水しぶきを浴びたり、ウォータースライダーやジャグジーで楽しんだりできる。
所在地: Via F. Baracca, 63, 30013 Cavallino-Treporti, Venetien

あらゆるバリエーションで水を楽しむ:
長さ300メートル、幅90メートルの海辺の砂浜から、バタフライプール、ウォータースライダー、ウォータースプレーパーク、ジャグジーなどの水浴場まで、このリゾートでは涼しくリラックスした時間を過ごすことができる。ここでも、小さなお子さんのいる家庭を強く意識している。それ以外は、ポプラや松の木が生い茂る平坦な地形で、一部砂地があり、風景に美しく溶け込んでいる。特に補給施設やレジャー施設のエリアでは、キャンプ場が公園のように設計されている。ビーチバレー、ボートや自転車のレンタル、フィットネスルーム、セーリングコース、ウィンドサーフィン/カイトサーフィンスクールなど、スポーツ好きにはたまらない施設だ。
www.santangelo.it
ABJ: 装備満点、お子様(あるいは孫)連れならここか。

ヴィドール ファミリー@ドロミテ

木々や険しくそびえ立つドロミテの山々が視界を支配する。
所在地: Strada de Ruf de Ruacia, 15, 38036 Pozza di Fassa, Trentino-Südtirol

ゲストのためのすべてを:
キャンプの運営に熱心な家族は、近年一貫してこの場所をイタリアの小さなホリデーリゾートの中で最高の場所に発展させてきた。例えば、大型のパブリックアクアパーク(泡風呂のある屋外プール、ウォータースライダー、水しぶきエリア、フィットネスルーム、広々としたウェルネス、美容、サウナエリアなど)、ネイチャーリラックスパーク(クライミングガーデン、サンラウンジャーなど)、アドベンチャープレイグラウンド的な室内クライミングパークがある。また、子供向けのガイド付きハイキングやクライミングコースもある。また、各ピッチにはカセット式トイレ用のシンクが設置されている。加えて、敷地内には電気自動車用の充電ステーションも設置されている。
www.campingvidor.it
ABJ: コルツィナダンペッツォの山を臨む美しい場所。こういうところでこそ山歩きも楽しみたい。

ヴィラッジオ トゥーリスティコ@ヴェネチア

ヴィラッジオのキャンプ場では、どこを見てもきれいな水を見つけることができる。
所在地: Via delle Colonie 2, 30028 Bibione, Venetien

純粋な入水の喜び:
20ヘクタールの広大な敷地に、美しい庭園、美しい砂浜、大きな水泳場(プール)があり、家族連れで賑わうキャンプ場だ。水域面積は2,000平方メートルで、大きなファミリープール、子ども用プール、アクティビティプール、滑り台のあるウォーターパークがある。また、ビーチでは多彩なスポーツやアニメーションのプログラムも行われている。長さ約230m、幅約150mの砂浜は、公共の歩道とサイクリングロードを通って行くことができる。その他、キャンプ場では、セーリングやサーフィン、アーチェリーやテニスなどのレジャーを楽しむことができるようになっている。すべてのゲストは、キャンプ場内の自転車レンタルサービスから適切な自転車を借りることができる。プールバー「ビボ」では冷たい飲み物や軽食を、キャンプ場内の3つのレストランでは、多彩なメニューが用意されている。
www.vti.it
ABJ: ヴェネチアにこんなところあるのか!というような青く明るい空。アドリア海で「紅の豚」の雰囲気にひたりたい方にぜひ。

Text: autobild.de
Photo: www.pincamp.de