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	<title>296 GTB - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
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	<title>296 GTB - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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		<title>【面白ネタ】あるフェラーリオーナーが296 GTBをクレーンで持ち上げ、自室のバルコニーに置いた！だがウィーン当局はこれを気に入らなかった！</title>
		<link>https://autobild.jp/61774/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 14 Jan 2026 06:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[もったいない！]]></category>
		<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
		<category><![CDATA[296 GTB]]></category>
		<category><![CDATA[296GTBを自室のベランダに置く]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>バルコニーに駐車されたフェラーリ296 GTB。駐車場不足が創造性を刺激する。ある起業家が、フェラーリ296 GTBを珍しい場所に駐車したのだがウィーン当局はこれをまったく快くは思わなかったようだ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>冬は車を保管する季節だ。これは、自動車ファンなら誰でも知っていることだ。外が寒くなると、スポーツカーは暖かい場所に保管される。ここまではごく普通のことだ。しかし、ウィーンのフェラーリオーナーは、冬場の保管場所を探す過程で、まったくおかしな行動に出た。クレーンで「フェラーリ296 GTB」を自室のバルコニーに持ち上げたのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フェラーリは芸術作品のように展示されるべきだ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「Heute.at」の報道によると、この行動の背後にいるのは、若い起業家であり、チューナーであり、自動車マニアでもあるアマール デジック氏だ。彼のガレージには、通常、ポルシェ パナメーラ、BMW M2、レンジローバー スポーツが保管されている。しかし、「フェラーリ296 GTB」については、この冬は何か特別なことをしようと考えていた。ガレージの空きスペースがなかったため、デジック氏は即座に「もっと高い場所に保管しよう！」と決断した。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そう決心すると、すぐに実行に移された。巨大なクレーンが到着し、フェラーリは空高く持ち上げられ、アパートのバルコニーに華々しく着陸した。デジック氏は、この車を照明付きのガラスケースに展示することさえ考えていた。「まるで芸術作品のように」と彼は語った。その費用は数千ユーロ（数十万円）にも及んだ。もちろん、この一連の出来事はすべて撮影された。フェラーリを密かにバルコニーに持ち上げる人などいるだろうか？</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">バルコニーは駐車場ではない</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、ドバイのような気分は長くは続かなかった。ウィーンの当局は、それを良しとしなかった。わずか数日後、フェラーリは降ろさなければならないという通告があった。その理由は、構造上の問題と防火上の懸念だった。バルコニーにスポーツカーを置くのは危険行為とみなされたというわけだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そこで、2台目のクレーンが到着した。再び大騒ぎとなり、多くの見物人が集まった。フェラーリは現実の世界へと戻された。デジック氏は、この車を自分の作業場に保管するつもりだ。この出来事から彼が得た教訓は明らかだろう。ウィーンはドバイではない、そしてバルコニーは駐車場ではない、ということだ（苦笑）。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Instagram：<a href="https://www.instagram.com/reel/DR4jPQID5Sq/?utm_source=ig_web_copy_link">https://www.instagram.com/reel/DR4jPQID5Sq/?utm_source=ig_web_copy_link</a></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Sebastian Friemel<br>Photo: Instagram.com/heute.at und dubai.desic</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/01/Unternehmer-parkt-seinen-Ferrari-296-GTB-auf-Balkon-2869-1600x900-6bcd04a814a3a385-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>バルコニーに駐車されたフェラーリ296 GTB。駐車場不足が創造性を刺激する。ある起業家が、フェラーリ296 GTBを珍しい場所に駐車したのだがウィーン当局はこれをまったく快くは思わなかったようだ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>冬は車を保管する季節だ。これは、自動車ファンなら誰でも知っていることだ。外が寒くなると、スポーツカーは暖かい場所に保管される。ここまではごく普通のことだ。しかし、ウィーンのフェラーリオーナーは、冬場の保管場所を探す過程で、まったくおかしな行動に出た。クレーンで「フェラーリ296 GTB」を自室のバルコニーに持ち上げたのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フェラーリは芸術作品のように展示されるべきだ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「Heute.at」の報道によると、この行動の背後にいるのは、若い起業家であり、チューナーであり、自動車マニアでもあるアマール デジック氏だ。彼のガレージには、通常、ポルシェ パナメーラ、BMW M2、レンジローバー スポーツが保管されている。しかし、「フェラーリ296 GTB」については、この冬は何か特別なことをしようと考えていた。ガレージの空きスペースがなかったため、デジック氏は即座に「もっと高い場所に保管しよう！」と決断した。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そう決心すると、すぐに実行に移された。巨大なクレーンが到着し、フェラーリは空高く持ち上げられ、アパートのバルコニーに華々しく着陸した。デジック氏は、この車を照明付きのガラスケースに展示することさえ考えていた。「まるで芸術作品のように」と彼は語った。その費用は数千ユーロ（数十万円）にも及んだ。もちろん、この一連の出来事はすべて撮影された。フェラーリを密かにバルコニーに持ち上げる人などいるだろうか？</p>
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<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">バルコニーは駐車場ではない</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、ドバイのような気分は長くは続かなかった。ウィーンの当局は、それを良しとしなかった。わずか数日後、フェラーリは降ろさなければならないという通告があった。その理由は、構造上の問題と防火上の懸念だった。バルコニーにスポーツカーを置くのは危険行為とみなされたというわけだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そこで、2台目のクレーンが到着した。再び大騒ぎとなり、多くの見物人が集まった。フェラーリは現実の世界へと戻された。デジック氏は、この車を自分の作業場に保管するつもりだ。この出来事から彼が得た教訓は明らかだろう。ウィーンはドバイではない、そしてバルコニーは駐車場ではない、ということだ（苦笑）。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>Instagram：<a href="https://www.instagram.com/reel/DR4jPQID5Sq/?utm_source=ig_web_copy_link">https://www.instagram.com/reel/DR4jPQID5Sq/?utm_source=ig_web_copy_link</a></p>
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<p>Text: Sebastian Friemel<br>Photo: Instagram.com/heute.at und dubai.desic</p>
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			</item>
		<item>
		<title>「フェラーリ SC40」F40の精神を現代に継ぐ、唯一無二のベルリネッタ</title>
		<link>https://autobild.jp/58666/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Oct 2025 02:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="693" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1-300x173.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1-1024x591.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1-768x444.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>マラネッロから新たなワンオフ・フェラーリが登場した。その名は「SC40」。ベースは296 GTBでありながら、その姿かたちは完全に独自。フェラーリ・スタイリング・センターのフラビオ・マンツォーニ率いるチームが、ひとりのオーナーのためだけに作り上げた“究極のオーダーメイド・フェラーリ”である。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">デザイン：F40へのオマージュと現代的彫刻美</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>名称の「40」は、1987年に登場した伝説のスーパーカー「F40」への敬意を表している。しかしSC40は、決してそのコピーではない。F40の鋭く直線的な造形言語を踏襲しながらも、曲面を巧みに織り交ぜ、現代フェラーリらしい有機的な流れを纏っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:media-text {"mediaId":58672,"mediaType":"image"} -->
<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__14_61e33bf6-5348-4600-93fe-a8cfdd9c3b24.jpg" alt="" class="wp-image-58672 size-full"/></figure><div class="wp-block-media-text__content"><!-- wp:paragraph {"placeholder":"コンテンツ…"} -->
<p>デザインテーマは「インダストリアル・プレシジョン」。構成は幾何学的かつ彫刻的で、筋肉質なボリュームと緊張感に満ちた面構成が際立つ。</p>
<!-- /wp:paragraph --></div></div>
<!-- /wp:media-text -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ロングノーズにショートテールという理想的なプロポーション。その後端には、ボディと一体化した固定式リアウイングが鎮座する。特別に調合された“SC40ホワイト”に塗られたこの翼は、エンジンカバーから垂直に立ち上がり、ブラックの分割ラインによってリアフェイシアの黒とのコントラストを生み出す。メカニカルな内部構造を透かして見せるメッシュパネルやスモーク処理されたLexan®製ルーバーが、マシンとしての官能を引き立てる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ディテール：F40譲りの素材感と機能美</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":58670,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__8_5cb5e152-43db-425d-a999-329b64251539-1024x689.jpg" alt="" class="wp-image-58670"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>側面では、インタークーラー用の吸気口が新解釈のNACAダクトとして存在感を放つ。カーボンプレートが三角形にアクセントを描き、ボディ全体を貫く垂直ラインがまるで楽譜のようにデザインのリズムを生む。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントはワイドなエアインテークと四角いブレーキ冷却口が印象的。ヘッドライトは外端に配置され、DRL（デイタイムランニングライト）が精密機械のような表情を作り出す。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58673,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_INT__4_6760a52b-779d-4103-b615-893e4888f91b-1024x695.jpg" alt="" class="wp-image-58673"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":58674,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_INT__9_a526c657-3d5c-4a91-93f5-c46f4f2952ba-1024x741.jpg" alt="" class="wp-image-58674"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>インテリアでは、F40を想起させるケブラー素材が随所に採用されている。カーボン・ケブラーは新たに再設計され、フットウェルやシート背面、ステアリングホイール、ラゲッジスペースなどに使用。内装はチャコール・アルカンターラとレッド・ジャカード織ファブリックの組み合わせで、クラシックとモダンを高次元で融合している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">パフォーマンス：V6ハイブリッドの新たな解釈</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>SC40は「296 GTB」のテクニカルアーキテクチャを継承する。ミドシップに搭載される120度V6ツインターボ＋電動モーターのハイブリッドユニットは、最高出力830cv、最大トルク740Nmを発生。0-100km/h加速はわずか2.9秒、最高速度は330km/h超。8速F1 DCTと電制デバイス群（eSSC, eDiff, FDE2.0, ABS Evoなど）がその性能を精密に制御する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58669,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__5_4eb8b1de-db5f-41b8-b82e-7de19487d22a-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-58669"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>乾燥重量は1550kg。前後重量配分は41.5：58.5。パワーウェイトレシオは1.87kg/cvという驚異的数値を誇る。SC40は単なるデザインスタディではなく、完全な走行性能を備えたリアル・スーパースポーツなのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ワンオフという哲学</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリの「スペシャル プロジェクト」は、顧客とデザイナーが約2年をかけて二人三脚で仕上げる唯一無二のプログラムだ。SC40も例外ではなく、クライアントの理念とフェラーリの美学が一点で交わることで誕生した。そのスタイリングモデルがマラネッロのフェラーリ・ミュージアムに展示される。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58667,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__2_538eff5f-2ce5-4b3a-940b-b3e45704c83f-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-58667"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>テクニカルデータ</strong><br>エンジン形式：V6 120° ツインターボ＋電動モーター<br>総排気量：2,992cc<br>システム最高出力：830cv<br>最大トルク：740Nm / 6,250rpm<br>トランスミッション：8速F1 DCT<br>0–100km/h：2.9秒<br>最高速度：330km/h超<br>乾燥重量：1,550kg<br>全長×全幅×全高：4,700×1,975×1,198mm</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58671,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__11_ae76902d-1529-4330-bd9e-ba8e2c24c60e-1024x769.jpg" alt="" class="wp-image-58671"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このSC40は、単なる“オマージュ”ではない。F40が象徴した「純粋で妥協なきスポーツスピリット」を、ハイブリッド時代の文脈で再定義した存在だ。マラネッロのデザインとテクノロジーが融合した、この唯一無二の一台は、まさにフェラーリの未来を映す鏡である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text：アウトビルトジャパン<br>Photo：Ferarri Japan</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="693" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1-300x173.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1-1024x591.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__3_9b31db71-fd4a-4f27-a702-53efd429e47c_1-768x444.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>マラネッロから新たなワンオフ・フェラーリが登場した。その名は「SC40」。ベースは296 GTBでありながら、その姿かたちは完全に独自。フェラーリ・スタイリング・センターのフラビオ・マンツォーニ率いるチームが、ひとりのオーナーのためだけに作り上げた“究極のオーダーメイド・フェラーリ”である。</strong></p>
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<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">デザイン：F40へのオマージュと現代的彫刻美</h3>
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<p>名称の「40」は、1987年に登場した伝説のスーパーカー「F40」への敬意を表している。しかしSC40は、決してそのコピーではない。F40の鋭く直線的な造形言語を踏襲しながらも、曲面を巧みに織り交ぜ、現代フェラーリらしい有機的な流れを纏っている。</p>
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<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__14_61e33bf6-5348-4600-93fe-a8cfdd9c3b24.jpg" alt="" class="wp-image-58672 size-full"/></figure><div class="wp-block-media-text__content"><!-- wp:paragraph {"placeholder":"コンテンツ…"} -->
<p>デザインテーマは「インダストリアル・プレシジョン」。構成は幾何学的かつ彫刻的で、筋肉質なボリュームと緊張感に満ちた面構成が際立つ。</p>
<!-- /wp:paragraph --></div></div>
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<p>ロングノーズにショートテールという理想的なプロポーション。その後端には、ボディと一体化した固定式リアウイングが鎮座する。特別に調合された“SC40ホワイト”に塗られたこの翼は、エンジンカバーから垂直に立ち上がり、ブラックの分割ラインによってリアフェイシアの黒とのコントラストを生み出す。メカニカルな内部構造を透かして見せるメッシュパネルやスモーク処理されたLexan®製ルーバーが、マシンとしての官能を引き立てる。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">ディテール：F40譲りの素材感と機能美</h3>
<!-- /wp:heading -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__8_5cb5e152-43db-425d-a999-329b64251539-1024x689.jpg" alt="" class="wp-image-58670"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>側面では、インタークーラー用の吸気口が新解釈のNACAダクトとして存在感を放つ。カーボンプレートが三角形にアクセントを描き、ボディ全体を貫く垂直ラインがまるで楽譜のようにデザインのリズムを生む。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントはワイドなエアインテークと四角いブレーキ冷却口が印象的。ヘッドライトは外端に配置され、DRL（デイタイムランニングライト）が精密機械のような表情を作り出す。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58673,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_INT__4_6760a52b-779d-4103-b615-893e4888f91b-1024x695.jpg" alt="" class="wp-image-58673"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":58674,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_INT__9_a526c657-3d5c-4a91-93f5-c46f4f2952ba-1024x741.jpg" alt="" class="wp-image-58674"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>インテリアでは、F40を想起させるケブラー素材が随所に採用されている。カーボン・ケブラーは新たに再設計され、フットウェルやシート背面、ステアリングホイール、ラゲッジスペースなどに使用。内装はチャコール・アルカンターラとレッド・ジャカード織ファブリックの組み合わせで、クラシックとモダンを高次元で融合している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">パフォーマンス：V6ハイブリッドの新たな解釈</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>SC40は「296 GTB」のテクニカルアーキテクチャを継承する。ミドシップに搭載される120度V6ツインターボ＋電動モーターのハイブリッドユニットは、最高出力830cv、最大トルク740Nmを発生。0-100km/h加速はわずか2.9秒、最高速度は330km/h超。8速F1 DCTと電制デバイス群（eSSC, eDiff, FDE2.0, ABS Evoなど）がその性能を精密に制御する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58669,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__5_4eb8b1de-db5f-41b8-b82e-7de19487d22a-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-58669"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>乾燥重量は1550kg。前後重量配分は41.5：58.5。パワーウェイトレシオは1.87kg/cvという驚異的数値を誇る。SC40は単なるデザインスタディではなく、完全な走行性能を備えたリアル・スーパースポーツなのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ワンオフという哲学</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリの「スペシャル プロジェクト」は、顧客とデザイナーが約2年をかけて二人三脚で仕上げる唯一無二のプログラムだ。SC40も例外ではなく、クライアントの理念とフェラーリの美学が一点で交わることで誕生した。そのスタイリングモデルがマラネッロのフェラーリ・ミュージアムに展示される。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58667,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__2_538eff5f-2ce5-4b3a-940b-b3e45704c83f-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-58667"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>テクニカルデータ</strong><br>エンジン形式：V6 120° ツインターボ＋電動モーター<br>総排気量：2,992cc<br>システム最高出力：830cv<br>最大トルク：740Nm / 6,250rpm<br>トランスミッション：8速F1 DCT<br>0–100km/h：2.9秒<br>最高速度：330km/h超<br>乾燥重量：1,550kg<br>全長×全幅×全高：4,700×1,975×1,198mm</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":58671,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/10/Ferrari_SC40_EXT__11_ae76902d-1529-4330-bd9e-ba8e2c24c60e-1024x769.jpg" alt="" class="wp-image-58671"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このSC40は、単なる“オマージュ”ではない。F40が象徴した「純粋で妥協なきスポーツスピリット」を、ハイブリッド時代の文脈で再定義した存在だ。マラネッロのデザインとテクノロジーが融合した、この唯一無二の一台は、まさにフェラーリの未来を映す鏡である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text：アウトビルトジャパン<br>Photo：Ferarri Japan</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【2分18秒の動画付き】フェラーリ296GTB DMC &#8220;スクアーロ（Squalo）&#8221;　V6フェラーリのチューンナッププログラム</title>
		<link>https://autobild.jp/12975/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 05 Feb 2022 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[チューニングカー]]></category>
		<category><![CDATA[296 GTB]]></category>
		<category><![CDATA[DMC]]></category>
		<category><![CDATA[Ferrari]]></category>
		<category><![CDATA[Ferrari 296 GTB DMC "Squalo"]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア車]]></category>
		<category><![CDATA[スーパースポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[スクアーロ]]></category>
		<category><![CDATA[フェラーリ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://autobild.jp/?p=12975</guid>

					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="960" height="540" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/296-2-scaled-494afb8e4480667c.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/296-2-scaled-494afb8e4480667c.jpg 960w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/296-2-scaled-494afb8e4480667c-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/296-2-scaled-494afb8e4480667c-768x432.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/296-2-scaled-494afb8e4480667c-696x392.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/296-2-scaled-494afb8e4480667c-747x420.jpg 747w" sizes="auto, (max-width: 960px) 100vw, 960px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>900馬力のフェラーリ296GTBとカーボンボディキット。</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>DMCは、フェラーリ296GTBのパフォーマンスアップを含むチューニングプログラムを発表。パーツは暗号通貨での支払いも可能！？　レポート。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ドイツのDMCは、未来のチューニング企業として、独自のNFTコレクションを発表しただけでなく、ビットコインなどの暗号通貨を支払い手段として受け入れている。<br> デジタル化だけでなく、DMCは当然ながらクルマのケアも続けていく。<br> 最新プロジェクトは「スクアーロ」だ！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":12980,"sizeSlug":"large","linkDestination":"custom"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://video.autobild.de/files/video/3016249/Ferrari_296_GTB_Squalo_Aero_Kit__Forged_Carbon_Fiber_Rear_Wing_Spoiler__Side_Skirts_Coupe__Spider-3e5f70b13878304e.mp4" target="_blank" rel="noreferrer noopener"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/プレゼンテーション1-1.jpg" alt="" class="wp-image-12980"/></a></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong><em>Ferrari 296 GTB DMC "Squalo"</em></strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリ、それも「296GTB」をベースにしているのは偶然ではないのだ。<br>
2021年夏、フェラーリが新型ミッドシップスポーツカーを発表したとき、「296GTB」が話題になったのは、フェラーリのロゴをつけることが許された、初のV6搭載ロードリーガルモデルであるためだった。<br>
現在、高い人気を誇る「206GT」や「246GT」の「ディーノ」は、実はフェラーリのバッジを正式に付けることはなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>電動モーターはそのままで</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> ロゴの問題は、純粋に威信の問題であり、「296GTB」の性能データがそれを物語っているからである。<br> 「SF90ストラダーレ」の下に位置するミッドエンジンスポーツカーは、完全新開発の3リッターV6（バンク角120度）に、2基のターボチャージャーと電動モーターを搭載しているのが特徴だ。<br> その内燃機関は663馬力を発揮し、さらに電動モーターから167馬力（122kW）が追加供給される。<br> この結果、システム出力は830馬力となった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/3/0/1/6/1/0/7/296-8-1-scaled-0d151127b8db8f82.jpg" alt=""/><figcaption>新しいウィングはリアビューではっきりと確認できる。中央のエキゾーストは珍しいと思われるかもしれないが、標準装備されているものだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>830馬力は十分すぎるほどのパワーだが、DMCはまだ最適化の必要性を感じている。<br>
ソフトウェアの調整により、V6を、さらに70馬力押し上げ773馬力とし、システム出力をスムーズに900馬力にまで向上させた。<br>
その結果、0-200km/hのスプリントタイムは、標準車よりコンマ2秒速い7.1秒を実現したという。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>ビジュアリーカーボン製ボディキット</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> しかし、チューニングはそれだけではない。<br> DMCは、「フェラーリ296GTB」用に特別に開発した、エアロダイナミックパッケージも用意している。<br> これは、固定式リアウイング、サイドスカート、改良型ディフューザーインサートで構成されている。<br> パーツはビジュアリーカーボンを使用し、マット仕上げとグロス仕上げの2種類が用意されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>マルチスポークデザインの21インチと22インチのホイール（255/30 ZR 21と315/25 ZR 22）は、PUR Wheels製で、35mmのローダウンスプリングと合わせて、「296GTB」をよりアグレッシブに見せている。<br>
それでもまだ物足りないなら、インテリアを完全にカスタマイズすることも可能となっている。<br>
DMCは、チューニングパーツやパフォーマンス向上のための価格をまだ明らかにしていないが、興味のある人はビットコインなどの暗号ウォレットなどでの支払いも可能となっているので、選択肢の一つとして考慮することもありだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Jan Götze<br> Photo: DMC</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:html -->
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<h2>900馬力のフェラーリ296GTBとカーボンボディキット。</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>DMCは、フェラーリ296GTBのパフォーマンスアップを含むチューニングプログラムを発表。パーツは暗号通貨での支払いも可能！？　レポート。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ドイツのDMCは、未来のチューニング企業として、独自のNFTコレクションを発表しただけでなく、ビットコインなどの暗号通貨を支払い手段として受け入れている。<br> デジタル化だけでなく、DMCは当然ながらクルマのケアも続けていく。<br> 最新プロジェクトは「スクアーロ」だ！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://video.autobild.de/files/video/3016249/Ferrari_296_GTB_Squalo_Aero_Kit__Forged_Carbon_Fiber_Rear_Wing_Spoiler__Side_Skirts_Coupe__Spider-3e5f70b13878304e.mp4" target="_blank" rel="noreferrer noopener"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2022/02/プレゼンテーション1-1.jpg" alt="" class="wp-image-12980"/></a></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong><em>Ferrari 296 GTB DMC "Squalo"</em></strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリ、それも「296GTB」をベースにしているのは偶然ではないのだ。<br>
2021年夏、フェラーリが新型ミッドシップスポーツカーを発表したとき、「296GTB」が話題になったのは、フェラーリのロゴをつけることが許された、初のV6搭載ロードリーガルモデルであるためだった。<br>
現在、高い人気を誇る「206GT」や「246GT」の「ディーノ」は、実はフェラーリのバッジを正式に付けることはなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>電動モーターはそのままで</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> ロゴの問題は、純粋に威信の問題であり、「296GTB」の性能データがそれを物語っているからである。<br> 「SF90ストラダーレ」の下に位置するミッドエンジンスポーツカーは、完全新開発の3リッターV6（バンク角120度）に、2基のターボチャージャーと電動モーターを搭載しているのが特徴だ。<br> その内燃機関は663馬力を発揮し、さらに電動モーターから167馬力（122kW）が追加供給される。<br> この結果、システム出力は830馬力となった。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/3/0/1/6/1/0/7/296-8-1-scaled-0d151127b8db8f82.jpg" alt=""/><figcaption>新しいウィングはリアビューではっきりと確認できる。中央のエキゾーストは珍しいと思われるかもしれないが、標準装備されているものだ。</figcaption></figure>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>830馬力は十分すぎるほどのパワーだが、DMCはまだ最適化の必要性を感じている。<br>
ソフトウェアの調整により、V6を、さらに70馬力押し上げ773馬力とし、システム出力をスムーズに900馬力にまで向上させた。<br>
その結果、0-200km/hのスプリントタイムは、標準車よりコンマ2秒速い7.1秒を実現したという。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<h3>ビジュアリーカーボン製ボディキット</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> しかし、チューニングはそれだけではない。<br> DMCは、「フェラーリ296GTB」用に特別に開発した、エアロダイナミックパッケージも用意している。<br> これは、固定式リアウイング、サイドスカート、改良型ディフューザーインサートで構成されている。<br> パーツはビジュアリーカーボンを使用し、マット仕上げとグロス仕上げの2種類が用意されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<p>マルチスポークデザインの21インチと22インチのホイール（255/30 ZR 21と315/25 ZR 22）は、PUR Wheels製で、35mmのローダウンスプリングと合わせて、「296GTB」をよりアグレッシブに見せている。<br>
それでもまだ物足りないなら、インテリアを完全にカスタマイズすることも可能となっている。<br>
DMCは、チューニングパーツやパフォーマンス向上のための価格をまだ明らかにしていないが、興味のある人はビットコインなどの暗号ウォレットなどでの支払いも可能となっているので、選択肢の一つとして考慮することもありだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<p>Text: Jan Götze<br> Photo: DMC</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【動画付き】フェラーリ 296GTBが日本上陸</title>
		<link>https://autobild.jp/10711/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 Oct 2021 02:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[296 GTB]]></category>
		<category><![CDATA[Ferrari]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア車]]></category>
		<category><![CDATA[スーパーカー]]></category>
		<category><![CDATA[スーパースポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[フェラーリ]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="903" height="600" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237.jpg 903w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-300x199.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-768x510.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-696x462.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-632x420.jpg 632w" sizes="auto, (max-width: 903px) 100vw, 903px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>公道走行可能なフェラーリ初のV6モデル</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリ296 GTBが日本上陸。この最新フェラーリは純粋な電動モードで25キロ走行可能だ。ハイライトは、完全新開発のV6ハイブリッドシステムを搭載していることだ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新型「フェラーリ296 GTB」は、純粋な電気駆動が可能なプラグインハイブリッドであるだけでなく、V6ツインターボエンジンを搭載した、初の市販車のフェラーリでもある。<br> しかし、830馬力のシステム出力と1,470kgの車重が組み合わされば、性能的には心配はない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:core-embed/youtube {"url":"https://youtu.be/31l6ZWH2Ulk","type":"video","providerNameSlug":"youtube","className":"wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"} -->
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<!-- wp:paragraph -->
<p> フェラーリ296GTBの最も重要な情報一覧:<br>● 7.45kWhのバッテリーを搭載したプラグインハイブリッド車<br>● 25kmの純電動航続距離<br>● 新開発のV型6気筒ツインターボ、最高出力663馬力<br>● 122kW（167馬力）の電動モーター<br>● システム出力830馬力<br>● 後輪駆動<br>● 8速デュアルクラッチトランスミッション<br>● 0-100加速2.9秒／0-200km/h加速7.3秒<br>● 最高速度330km/h以上<br>● アクティブ エアロダイナミクス<br>● 「アセットゥ フィオラノ パッケージ」をオプション設定<br>● 2022年春からデリバリー開始<br>● イタリアでのベース価格は約270,000ユーロ（約3,600万円）より </p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08188_1.jpg" alt="" class="wp-image-10739"/><figcaption>フェラーリジャパン フェデリコ・パストレッリ社長</figcaption></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/FfAl9LKg.jpeg" alt="" class="wp-image-10744"/><figcaption>Photo：フェラーリジャパン</figcaption></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08246_1.jpg" alt="" class="wp-image-10742"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/h35gEFfQ.jpeg" alt="" class="wp-image-10745"/><figcaption>Photo：フェラーリジャパン</figcaption></figure>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>Text＆Photo：アウトビルトジャパン</p>
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<p><a href="https://autobild.stores.jp/items/60a21b411945c72d85b15378" target="_blank" rel="noreferrer noopener" aria-label="アウトビルトジャパン オリジナルフーディー 好評発売中 (opens in a new tab)">アウトビルトジャパン オリジナルフーディー 好評発売中</a></p>
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<p><a href="https://autobild.stores.jp/items/60a21afe9a5b75545c5c747f" target="_blank" rel="noreferrer noopener" aria-label="アウトビルトジャパン オリジナルTシャツ 好評発売中 (opens in a new tab)">アウトビルトジャパン オリジナルTシャツ 好評発売中</a></p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="903" height="600" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237.jpg 903w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-300x199.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-768x510.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-696x462.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08237-632x420.jpg 632w" sizes="auto, (max-width: 903px) 100vw, 903px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>公道走行可能なフェラーリ初のV6モデル</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリ296 GTBが日本上陸。この最新フェラーリは純粋な電動モードで25キロ走行可能だ。ハイライトは、完全新開発のV6ハイブリッドシステムを搭載していることだ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新型「フェラーリ296 GTB」は、純粋な電気駆動が可能なプラグインハイブリッドであるだけでなく、V6ツインターボエンジンを搭載した、初の市販車のフェラーリでもある。<br> しかし、830馬力のシステム出力と1,470kgの車重が組み合わされば、性能的には心配はない。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p> フェラーリ296GTBの最も重要な情報一覧:<br>● 7.45kWhのバッテリーを搭載したプラグインハイブリッド車<br>● 25kmの純電動航続距離<br>● 新開発のV型6気筒ツインターボ、最高出力663馬力<br>● 122kW（167馬力）の電動モーター<br>● システム出力830馬力<br>● 後輪駆動<br>● 8速デュアルクラッチトランスミッション<br>● 0-100加速2.9秒／0-200km/h加速7.3秒<br>● 最高速度330km/h以上<br>● アクティブ エアロダイナミクス<br>● 「アセットゥ フィオラノ パッケージ」をオプション設定<br>● 2022年春からデリバリー開始<br>● イタリアでのベース価格は約270,000ユーロ（約3,600万円）より </p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08188_1.jpg" alt="" class="wp-image-10739"/><figcaption>フェラーリジャパン フェデリコ・パストレッリ社長</figcaption></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/FfAl9LKg.jpeg" alt="" class="wp-image-10744"/><figcaption>Photo：フェラーリジャパン</figcaption></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/DSC08246_1.jpg" alt="" class="wp-image-10742"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/10/h35gEFfQ.jpeg" alt="" class="wp-image-10745"/><figcaption>Photo：フェラーリジャパン</figcaption></figure>
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<p>Text＆Photo：アウトビルトジャパン</p>
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<p><a href="https://autobild.stores.jp/items/60a21b411945c72d85b15378" target="_blank" rel="noreferrer noopener" aria-label="アウトビルトジャパン オリジナルフーディー 好評発売中 (opens in a new tab)">アウトビルトジャパン オリジナルフーディー 好評発売中</a></p>
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<p><a href="https://autobild.stores.jp/items/60a21afe9a5b75545c5c747f" target="_blank" rel="noreferrer noopener" aria-label="アウトビルトジャパン オリジナルTシャツ 好評発売中 (opens in a new tab)">アウトビルトジャパン オリジナルTシャツ 好評発売中</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>フェラーリからV6ニューモデル登場　新型フェラーリ296 GTBに関するすべての情報！</title>
		<link>https://autobild.jp/8737/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 03 Jul 2021 02:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車情報]]></category>
		<category><![CDATA[296 GTB]]></category>
		<category><![CDATA[F8トリブート]]></category>
		<category><![CDATA[Ferrari]]></category>
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		<category><![CDATA[ラ フェラーリ]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-768x432.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-696x391.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-747x420.jpg 747w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>純粋に電気のみで走ることができる新型フェラーリ登場。</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリ296 GTBは、純粋な電動モードで25キロ走行可能だ。新型296 GTBは、完全新開発のV6ハイブリッドを搭載し、システム出力は830馬力となる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>フェラーリが慣習を覆す</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 新型「フェラーリ296 GTB」は、純粋な電気駆動が可能なプラグインハイブリッドであるだけでなく、V6ツインターボエンジンを搭載した、初の市販車のフェラーリでもある。<br> しかし、830馬力のシステム出力と1,470kgの車重が組み合わされば、印象的なドライビングパフォーマンスがプログラムされているので、性能的には心配はない。<br> 我々は、マラネロの新しいスーパースポーツカーの情報をお伝えする。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>➤ エンジン<br>
➤ 外観とデザイン<br>
➤ エアロダイナミクス（空力特性）<br>
➤ インテリア<br>
➤ 価格と市場ローンチ時期</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_34_ant.jpg" alt=""/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>システム出力830馬力の新開発V6。<br>
「296 GTB」は、2020年に発表された、1,000馬力の「SF90ストラダーレ」に続く、ブランド2番目のプラグインハイブリッド車であり、「ラ フェラーリ」とともに、すべての電動パワーによる駆動が可能な3番目のモデルとなる。<br>
「296 GTB」に搭載された、7.45kWhのバッテリーは、最高速度135km/hで25kmの純粋な電動走行が可能なエネルギーを供給する。<br>
しかし、本当のハイライトは、V6ツインターボエンジンだ。<br>
そして、このエンジンは、アルファが「QV」モデルに搭載している2.9リッターでも、「マセラティMC20」のパワープラントでもない。<br>
フェラーリは「296 GTB」のためにまったく新しいパワーユニットを開発し、V8ターボや自然吸気のV12エンジンと並ぶポートフォリオを拡充したのである。<br>
厳密に言えば、この2992ccのV6は、公道走行可能なフェラーリ初の6気筒ということになる。<br>
なぜなら、現在流通している「206GT」や「246GTディーノ」は、かつて公式にはフェラーリのロゴを付けていなかったからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari-296_GTB_5-f9f9efed677407d5.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>296 GTBのフロントビューは、兄貴分のSF90ストラダーレに似ている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「SF90ストラダーレ」の下に位置する「296 GTB」が、早々にエントリーモデルのレッテルを貼られないように、フェラーリのエンジニアはあらゆる手を尽くした。<br>
例えば、V6のバンク角は120度で、2つのターボチャージャーをいわゆる「ホットV」としてシリンダーバンク内に配置するための十分なスペースを確保している。<br>
最高出力663馬力、1リッターあたり出力221馬力のV6は、720馬力を後輪に送り込む兄貴分の「F8トリブート」の3.9リッターV8に比べても、この状態でもほとんど弱くなっていない。<br>
しかし、「296 GTB（最初の2桁が排気量、最後の1桁が気筒数）」は、リアに122kW（167馬力）の電動モーターも搭載しているため、システム出力830馬力で、「F8」を明らかに凌駕している。<br>
しかし、全輪駆動の「SF90」とは異なり、「296 GTB」の動力は後輪にのみ供給される。<br>
トランスミッションには、おなじみの8速デュアルクラッチ（DCT）を採用している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリ296GTBの最も重要な情報一覧:<br>
● 7.45kWhのバッテリーを搭載したプラグインハイブリッド車<br>
● 25kmの純電動航続距離<br>
● 新開発のV型6気筒ツインターボ、最高出力663馬力<br>
● 122kW（167馬力）の電動モーター<br>
● システム出力830馬力<br>
● 後輪駆動<br>
● 8速デュアルクラッチトランスミッション<br>
● 0-100加速2.9秒／0-200km/h加速7.3秒<br>
● 最高速度330km/h以上<br>
● アクティブ エアロダイナミクス<br>
● 「アセットゥ フィオラノ パッケージ」をオプション設定<br>
● 2022年春からデリバリー開始<br>
● イタリアでのベース価格は約270,000ユーロ（約3,600万円）より</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>0-200km/h加速7.3秒</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 「F8トリブート」と「296 GTB」は、0から100km/hまでのスプリントタイムが、2.9秒と同程度だ。<br> しかし、200km/hまでは、全長4.57m、全幅1.96mの「296 GTB」が兄貴分よりも0.5秒速い。<br> 静止状態からの200km/h到達は、7.3秒という驚異的な速さで、イタリア人は、最高速度を330km/h以上と表現している。<br> 特にフェラーリでは、エモーショナルな部分を軽視してはならないため、新しいV6のサウンドにも多くの注意が払われた。<br> マラネロでの最終結果に満足した彼らは、1-6-3-4-2-5の6気筒エンジンに「ピッコロV12」というニックネームを付けた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari_SF90_Stradale_5-f178cf8e0cb5c60e.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>新型296 GTBのビジュアルモデル： 1000馬力のSF90ストラダーレ（写真）。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>296 GTBはSF90ストラダーレに似ている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 「296 GTB」のビジュアルは、明らかに「SF90ストラダーレ」をベースにしている。<br> この類似性は、特にフロントに顕著に表れていて、両モデルともに、ウインドシールドはヘルメットのバイザーのように、サイドウィンドウにシームレスに溶け込むようにデザインされている。<br> このデザインは、「J50」や「P80/C」などの少量生産シリーズモデルやワンオフモデルでもお馴染みの手法だ。<br> プロフィールを見ると、「296 GTB」は4.57mと、「SF90」の4.70mに比べてはるかに短いことが見て取れる。<br> そして、ホイールベースも、「296 GTB」のほうが5cm短い。<br> 新型フェラーリの外観上のハイライトは、強く強調された曲線のリアフェンダーだ。<br> これは、適切な冷却風を供給するためだけでなく、伝説的な「フェラーリ250LM」へのオマージュでもある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari-296_GTB_2-a248e42831d11ca0.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>250LMを彷彿とさせる、大きく強調されたリアサイドパネルが目立つ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「296 GTB」のリアは、独立した形をしている。<br>
小さなテールライトは、「ローマ」のものに似ているが、長方形のセンターエグゾーストは、ストリートリーガルのフェラーリがこの形で着用したことのないディテールとなっている。<br>
立体的な特殊ガラスを用いたエンジンカバーも、「296 GTB」のために開発されたものだ。<br>
標準装備のホイールは20インチで、こちらも新設計だ。<br>
「SF90」や「488ピスタ」と同様に、8kgの軽量化を実現するための高価なカーボンホイールも用意されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari-296_GTB_6-9eb2c4c6408a746b.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>リアで最も印象的なのは、他のフェラーリにはない、中央の長方形のエキゾーストだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>アセットフィオラノパッケージの追加料金</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> フェラーリでは、少なくとも「458スペチアーレ」以来、アクティブエアロダイナミクスが重要な役割を果たしている。<br> 「296 GTB」には、「ラ フェラーリ」と同様のアクティブリアスポイラーが装備されており、ディフューザーや、オプションのアセットフィオラノパッケージ（Assetto Fiorano Package）との組み合わせにより、250km/hで最大360kgのダウンフォースを発生させることができるようになっている。<br> アクティブエアロダイナミクスの利点は、フェラーリが他の現行モデルと同様に、固定式のリアウィングを廃止できるということでもあり、その結果、ルックスは、クリーンでエレガントなものとなっている。<br> 「SF90」と同様に、フェラーリは「296 GTB」にも「アセットフィオラノパッケージ」と呼ばれるパッケージを追加料金で提供している。<br> この軽量パッケージには、アジャスタブルショックアブソーバー、ミシュラン製スポーツカップ2Rタイヤ、それだけで15kgの軽量化を実現するとされるレキサン製ボンネット、内外装のカーボン、そして「250LM」を彷彿とさせるパッケージ専用の特別なカラーリングが含まれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Assetto_Fiorano_front-1024x768.jpg" alt=""/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>eマネッティーノを搭載したフェラーリ296GTB</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 新型「296 GTB」のコックピットには、2世代目マネッティーノ（車両統合制御装置）が搭載されている。<br> ご存知の通り、マネッティーノは、F1で戦うために開発され使われ、F430を始めとして、何世代にもわたって、フェラーリの市販モデルにフィードバックされた、ステアリングに組み込まれた、直接的な「ドライビングモードスイッチ」のことだ。<br> 「296 GTB」にももちろん搭載されているが、それに加えて、電動モードと燃焼モードを切り替えるための第2のスイッチが追加されている。<br> いわゆる「eマネッティーノ（eManettino）」には、「eドライブ」、「ハイブリッド」、「パフォーマンス」、そして「クオリファイ」という4つのモードが備わっている。<br> もっとも、厳密に言えば、「eマネッティーノ」は、2020年に「SF90」がすでに導入しているので、目新しさはあまりないとはいえる。<br> そのほかにも、「296 GTB」にはSSC（サイドスリップコントロール）や、専用のABSモジュールなど、技術的な改良が施されている。<br> また、フルデジタルメーターを採用したインテリアや、「SF90」や「ローマ」からの新しいレイアウトもすでに判明していて、フェラーリはこのスタイルを「ピュア＆ミニマリスト」と表現している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>新しいフェラーリのコスト</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> フェラーリはすでに「296 GTB」を公式に発表しているが、最初のカスタマーカーが納車されるのはおそらく2022年春以降になるだろう。<br> ドイツでの正式な価格についての情報はまだないものの、イタリアではすでに「296 GTB」が約27万ユーロ（約3,600万円）からとなることが明らかになっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Jan Götze<br>
Photo: Ferrari</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-768x432.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-696x391.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/07/Ferrari-296_GTB_4-f2957b2951f94cfb-747x420.jpg 747w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>純粋に電気のみで走ることができる新型フェラーリ登場。</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリ296 GTBは、純粋な電動モードで25キロ走行可能だ。新型296 GTBは、完全新開発のV6ハイブリッドを搭載し、システム出力は830馬力となる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>フェラーリが慣習を覆す</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 新型「フェラーリ296 GTB」は、純粋な電気駆動が可能なプラグインハイブリッドであるだけでなく、V6ツインターボエンジンを搭載した、初の市販車のフェラーリでもある。<br> しかし、830馬力のシステム出力と1,470kgの車重が組み合わされば、印象的なドライビングパフォーマンスがプログラムされているので、性能的には心配はない。<br> 我々は、マラネロの新しいスーパースポーツカーの情報をお伝えする。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>➤ エンジン<br>
➤ 外観とデザイン<br>
➤ エアロダイナミクス（空力特性）<br>
➤ インテリア<br>
➤ 価格と市場ローンチ時期</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_34_ant.jpg" alt=""/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>システム出力830馬力の新開発V6。<br>
「296 GTB」は、2020年に発表された、1,000馬力の「SF90ストラダーレ」に続く、ブランド2番目のプラグインハイブリッド車であり、「ラ フェラーリ」とともに、すべての電動パワーによる駆動が可能な3番目のモデルとなる。<br>
「296 GTB」に搭載された、7.45kWhのバッテリーは、最高速度135km/hで25kmの純粋な電動走行が可能なエネルギーを供給する。<br>
しかし、本当のハイライトは、V6ツインターボエンジンだ。<br>
そして、このエンジンは、アルファが「QV」モデルに搭載している2.9リッターでも、「マセラティMC20」のパワープラントでもない。<br>
フェラーリは「296 GTB」のためにまったく新しいパワーユニットを開発し、V8ターボや自然吸気のV12エンジンと並ぶポートフォリオを拡充したのである。<br>
厳密に言えば、この2992ccのV6は、公道走行可能なフェラーリ初の6気筒ということになる。<br>
なぜなら、現在流通している「206GT」や「246GTディーノ」は、かつて公式にはフェラーリのロゴを付けていなかったからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari-296_GTB_5-f9f9efed677407d5.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>296 GTBのフロントビューは、兄貴分のSF90ストラダーレに似ている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「SF90ストラダーレ」の下に位置する「296 GTB」が、早々にエントリーモデルのレッテルを貼られないように、フェラーリのエンジニアはあらゆる手を尽くした。<br>
例えば、V6のバンク角は120度で、2つのターボチャージャーをいわゆる「ホットV」としてシリンダーバンク内に配置するための十分なスペースを確保している。<br>
最高出力663馬力、1リッターあたり出力221馬力のV6は、720馬力を後輪に送り込む兄貴分の「F8トリブート」の3.9リッターV8に比べても、この状態でもほとんど弱くなっていない。<br>
しかし、「296 GTB（最初の2桁が排気量、最後の1桁が気筒数）」は、リアに122kW（167馬力）の電動モーターも搭載しているため、システム出力830馬力で、「F8」を明らかに凌駕している。<br>
しかし、全輪駆動の「SF90」とは異なり、「296 GTB」の動力は後輪にのみ供給される。<br>
トランスミッションには、おなじみの8速デュアルクラッチ（DCT）を採用している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリ296GTBの最も重要な情報一覧:<br>
● 7.45kWhのバッテリーを搭載したプラグインハイブリッド車<br>
● 25kmの純電動航続距離<br>
● 新開発のV型6気筒ツインターボ、最高出力663馬力<br>
● 122kW（167馬力）の電動モーター<br>
● システム出力830馬力<br>
● 後輪駆動<br>
● 8速デュアルクラッチトランスミッション<br>
● 0-100加速2.9秒／0-200km/h加速7.3秒<br>
● 最高速度330km/h以上<br>
● アクティブ エアロダイナミクス<br>
● 「アセットゥ フィオラノ パッケージ」をオプション設定<br>
● 2022年春からデリバリー開始<br>
● イタリアでのベース価格は約270,000ユーロ（約3,600万円）より</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>0-200km/h加速7.3秒</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 「F8トリブート」と「296 GTB」は、0から100km/hまでのスプリントタイムが、2.9秒と同程度だ。<br> しかし、200km/hまでは、全長4.57m、全幅1.96mの「296 GTB」が兄貴分よりも0.5秒速い。<br> 静止状態からの200km/h到達は、7.3秒という驚異的な速さで、イタリア人は、最高速度を330km/h以上と表現している。<br> 特にフェラーリでは、エモーショナルな部分を軽視してはならないため、新しいV6のサウンドにも多くの注意が払われた。<br> マラネロでの最終結果に満足した彼らは、1-6-3-4-2-5の6気筒エンジンに「ピッコロV12」というニックネームを付けた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari_SF90_Stradale_5-f178cf8e0cb5c60e.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>新型296 GTBのビジュアルモデル： 1000馬力のSF90ストラダーレ（写真）。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>296 GTBはSF90ストラダーレに似ている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 「296 GTB」のビジュアルは、明らかに「SF90ストラダーレ」をベースにしている。<br> この類似性は、特にフロントに顕著に表れていて、両モデルともに、ウインドシールドはヘルメットのバイザーのように、サイドウィンドウにシームレスに溶け込むようにデザインされている。<br> このデザインは、「J50」や「P80/C」などの少量生産シリーズモデルやワンオフモデルでもお馴染みの手法だ。<br> プロフィールを見ると、「296 GTB」は4.57mと、「SF90」の4.70mに比べてはるかに短いことが見て取れる。<br> そして、ホイールベースも、「296 GTB」のほうが5cm短い。<br> 新型フェラーリの外観上のハイライトは、強く強調された曲線のリアフェンダーだ。<br> これは、適切な冷却風を供給するためだけでなく、伝説的な「フェラーリ250LM」へのオマージュでもある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari-296_GTB_2-a248e42831d11ca0.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>250LMを彷彿とさせる、大きく強調されたリアサイドパネルが目立つ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「296 GTB」のリアは、独立した形をしている。<br>
小さなテールライトは、「ローマ」のものに似ているが、長方形のセンターエグゾーストは、ストリートリーガルのフェラーリがこの形で着用したことのないディテールとなっている。<br>
立体的な特殊ガラスを用いたエンジンカバーも、「296 GTB」のために開発されたものだ。<br>
標準装備のホイールは20インチで、こちらも新設計だ。<br>
「SF90」や「488ピスタ」と同様に、8kgの軽量化を実現するための高価なカーボンホイールも用意されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/1/2/8/8/7/Ferrari-296_GTB_6-9eb2c4c6408a746b.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>リアで最も印象的なのは、他のフェラーリにはない、中央の長方形のエキゾーストだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>アセットフィオラノパッケージの追加料金</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> フェラーリでは、少なくとも「458スペチアーレ」以来、アクティブエアロダイナミクスが重要な役割を果たしている。<br> 「296 GTB」には、「ラ フェラーリ」と同様のアクティブリアスポイラーが装備されており、ディフューザーや、オプションのアセットフィオラノパッケージ（Assetto Fiorano Package）との組み合わせにより、250km/hで最大360kgのダウンフォースを発生させることができるようになっている。<br> アクティブエアロダイナミクスの利点は、フェラーリが他の現行モデルと同様に、固定式のリアウィングを廃止できるということでもあり、その結果、ルックスは、クリーンでエレガントなものとなっている。<br> 「SF90」と同様に、フェラーリは「296 GTB」にも「アセットフィオラノパッケージ」と呼ばれるパッケージを追加料金で提供している。<br> この軽量パッケージには、アジャスタブルショックアブソーバー、ミシュラン製スポーツカップ2Rタイヤ、それだけで15kgの軽量化を実現するとされるレキサン製ボンネット、内外装のカーボン、そして「250LM」を彷彿とさせるパッケージ専用の特別なカラーリングが含まれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Assetto_Fiorano_front-1024x768.jpg" alt=""/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>eマネッティーノを搭載したフェラーリ296GTB</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 新型「296 GTB」のコックピットには、2世代目マネッティーノ（車両統合制御装置）が搭載されている。<br> ご存知の通り、マネッティーノは、F1で戦うために開発され使われ、F430を始めとして、何世代にもわたって、フェラーリの市販モデルにフィードバックされた、ステアリングに組み込まれた、直接的な「ドライビングモードスイッチ」のことだ。<br> 「296 GTB」にももちろん搭載されているが、それに加えて、電動モードと燃焼モードを切り替えるための第2のスイッチが追加されている。<br> いわゆる「eマネッティーノ（eManettino）」には、「eドライブ」、「ハイブリッド」、「パフォーマンス」、そして「クオリファイ」という4つのモードが備わっている。<br> もっとも、厳密に言えば、「eマネッティーノ」は、2020年に「SF90」がすでに導入しているので、目新しさはあまりないとはいえる。<br> そのほかにも、「296 GTB」にはSSC（サイドスリップコントロール）や、専用のABSモジュールなど、技術的な改良が施されている。<br> また、フルデジタルメーターを採用したインテリアや、「SF90」や「ローマ」からの新しいレイアウトもすでに判明していて、フェラーリはこのスタイルを「ピュア＆ミニマリスト」と表現している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>新しいフェラーリのコスト</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> フェラーリはすでに「296 GTB」を公式に発表しているが、最初のカスタマーカーが納車されるのはおそらく2022年春以降になるだろう。<br> ドイツでの正式な価格についての情報はまだないものの、イタリアではすでに「296 GTB」が約27万ユーロ（約3,600万円）からとなることが明らかになっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Jan Götze<br>
Photo: Ferrari</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【新車情報】フェラーリ 296 GTB が走りの楽しさを定義する</title>
		<link>https://autobild.jp/8538/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 25 Jun 2021 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車情報]]></category>
		<category><![CDATA[296 GTB]]></category>
		<category><![CDATA[Assetto Fiorano]]></category>
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		<category><![CDATA[フェラーリ]]></category>
		<category><![CDATA[プラグインハイブリッド]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://autobild.jp/?p=8538</guid>

					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1245" height="477" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1.jpg 1245w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-300x115.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-1024x392.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-768x294.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-696x267.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-1068x409.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-1096x420.jpg 1096w" sizes="auto, (max-width: 1245px) 100vw, 1245px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>新ミッド・リアエンジン・ベルリネッタ・スポーツカー、296 GTB を披露</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>・新フェラーリ V6 ハイブリッド・アーキテクチャーを採用、最高出力は 830 cv<br>・プラグイン・ハイブリッドシステムで利便性とドライビング・プレジャーを最大化<br>・296 GTB には究極のハイパフォーマンス仕様である Assetto Fiorano パッケージも提供</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>マラネッロが生んだミッド・リアエンジンの最新 2 シーター・ベルリネッタ、296 GTBが発表されました。296 GTBは、ステアリングを握る楽しさという概念を根本から書き換え、限界まで攻めるドライビングに限らず、日常的な走行でも純粋な感動を味わえるモデルです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBは、フェラーリに真の革命をもたらす存在です。数々の受賞歴がある8気筒および12気筒のフェラーリ・パワーユニットとは異なる新たなエンジンタイプ、バンク角120°の新V6エンジンを採用したからです。エンジン単体での出力は663 cv、これに電気モーターによって122kW（167 cv）が上乗せされます。跳ね馬のバッジを付けたロードカーに6 気筒エンジンが搭載されるのはこれが初めてです。830cvという強大な総出力を誇り、これまでには考えられなかったレベルのパフォーマンスと、革新的かつ刺激的でユニークなサウンドを実現しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>モデルの名称は、フェラーリの輝かしい伝統にのっとって、総排気量（2.992 リッター）と気筒数に、グラン・ツーリスモ・ベルリネッタの頭文字であるGTBを組み合わせています。車名が強調するように、この新型エンジンは、マラネッロにとって時代を画す重要性を持ちます。296 GTBの中で生きて鼓動する心臓部であるだけでなく、フェラーリの70年以上におよぶモータースポーツでの比類ない経験に深く根ざした新たなV6時代の幕開けを告げる存在なのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8555,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Engine_alto-1-1024x724.jpg" alt="" class="wp-image-8555"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリの歴史上初めてのV6 は、バンク角65°アーキテクチャーで、1957年に1500cc のF2シングルシーター、Dino 156でデビューしました。続く1958年には排気量が拡大され、フロントエ<br> ンジン・スポーツプロトタイプの196 S と296 Sに搭載。F1でも246 F1に搭載されて、同年にマイク・ホーソーンがF1 ドライバーズ選手権タイトルを勝ち取りました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8556,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/03_296_GTB_34_alto.jpg" alt="" class="wp-image-8556"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>V6をミッド・リアに搭載した史上初のフェラーリは、1961年の246 SPで、数々の優勝のほか、同<br> 年と翌1962年にタルガフローリオを連覇しました。また、1961年にフェラーリに初のF1コンストラクターズ・タイトルをもたらした156 F1は、バンク角120°のV6を搭載していました。フェラーリがエンジンのシリンダーバンク間に初めてターボを配置したのは、1981年の126 CKです。続く1982年の126 C2はターボ搭載マシンとして初めてF1コンストラクターズ・タイトルを獲得し、さらに翌1983年の126 C3が2度目のタイトルをもたらしました。最後に、V6ターボ・ハイブリッ<br> ドのアーキテクチャーは、2014年以降、F1の全マシンで採用されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのプラグイン・ハイブリッド（PHEV）システムは、抜群の利便性を誇るだけでなく、ペダル・レスポンスをゼロにまで短縮し、電力のみを使うeDriveモードで25kmの航続距離を実現しました。また、車両のコンパクトなサイズと革新的なダイナミック制御システムの導入、徹底的に磨き抜かれた空力によって、ドライバーは操作に対する驚異的な敏捷性と応答性を即座に体感できます。スポーティーな波打つデザインと極めてコンパクトなサイズは、並外れてモダンなビジュアルですが、シンプルさと機能性の完璧な融合は、1963年250 LMといった名車を彷彿とさせます。<br> SF90 Stradaleと同様に、車両の究極のパワーとパフォーマンスを特にサーキットで最大限に活用したいお客様のために、296 GTBには、軽量パーツや空力的モディファイを含むAssetto Fioranoパッケージをご用意しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>パワートレイン</strong><br> 296 GTBは、フェラーリのロードカーとして初めて、シリンダーバンク角が120°のV6ターボエン<br> ジンを搭載し、そこにプラグインの電気モーターが組み合わされています。新V6 エンジンは、フェラーリのエンジニアがこの形式のために専用に白紙から設計・開発したもので、フェラーリで初めてターボをVバンク間に搭載しています。この特殊なアーキテクチャーは、パッケージングや低重心化、エンジン重量の削減に大きな恩恵をもたらしたほか、驚異的なレベルのパワーの実現にも貢献しました。その結果、新フェラーリV6は、比出力221 cv/Lというプロダクションカーの新記録を打ち立てています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>V6ターボの後方には電気モーターが組み合わされているため、296 GTBの総最高出力は830cvに上り、後輪駆動スポーツカーのクラストップに位置します。また、極めてフレキシブルな活用が可能で、それは、日常的な状況（296 GTBのEV 航続距離は25km）でも、ドライビングの楽しさ（アクセルペダルに対し、全回転域において瞬時でスムーズなレスポンスを実現）についても当てはまります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パワートレイン・アッセンブリーを構成するのは、V6ターボICE、8速DCTおよびEデフ、エンジンとギアボックスの間に位置するMGU-Kです。クラッチはICEとモーターの間にあり、電気のみを使うeDrive モードでは両者を切り離します。最後に、高電圧バッテリーと、モーターを制御するインバーターがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>内燃エンジン</strong><br> 最高出力663cv、比出力221cv/L を誇る296 GTBのICEは、プロダクション・ロードカーの比出力新記録を樹立しました。その実現で中心的役割を果たしたのが120°バンク角の採用で、等間隔点火の実現に加え、ターボをバンク間に配置することで、大幅にコンパクトなエンジンとなり、重量の最適な分散が可能となりました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8557,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/02_296_GTB_Engine_34-1024x724.jpg" alt="" class="wp-image-8557"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このアーキテクチャーは、点火順序の面でも、シリンダーヘッドの吸気側にあるエンジンサポーと吸気プレナムを一体化する上でも理想的です。プレナムと外部サポートの排除によってエンジンがより軽量・コンパクトになり、体積の削減による流体力学的な向上で、吸気効率も高まりました。バンク角120°のアーキテクチャーは、90°の場合よりバンク間のスペースが広いため、ターボを中央に搭載することが可能になりました。したがってユニット全体のサイズや、燃焼室に到達するまでの空気の移動距離が大幅に削減され、吸排気ダクトの通過性と効率性を最大化できました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これほどの出力を得るには、燃焼室内の圧力を新たな高みに引き上げる必要がありました。エンジンの重量と信頼性に悪影響を与えることなく、燃焼室内の圧力を引き上げるため、熱流体力学と構造の両面について並外れた開発が求められました。その実現のため、フェラーリは、合金や設計、コンポーネントに関する優れた専門性を、アルミニウム製のエンジンブロックとシリンダーヘッドのエンジニアリングにすべて注ぎ込みました。両コンポーネントとも、この新V6アーキテクチャー専用の新型です。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>駆動伝達装置も完全な新設計で、ウォーターおよびオイルのポンプ・アッセンブリーを駆動する1 本のタイミングチェーンと、バルブトレインを駆動するオフセット・スプロケットおよび各バンク専用のタイミングチェーンを備えます。メインチェーンは、専用の油圧式テンショナーと、それぞれに油圧式テンショナーを持つ2本のブッシュチェーンからなり、左右バンクでキャリブレーションが異なるほか、オイルポンプ・アッセンブリー専用のチェーンもあります。バルブ駆動メカニズムは、油圧式タペットを備えるローラー式ロッカーアームで、吸気と排気で専用のバルブトレイン・プロフィールを持ちます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このエンジンでは、SF90 Stradaleで導入されたフェラーリによる燃焼室の最新の開発を生かし、インジェクターとスパークプラグをセンターに配置した噴射圧350バールのインジェクション・システムを採用。燃焼室内の燃料と空気の混合を向上させ、パフォーマンスを高めて、排出量を低減しています。<br> 吸排気ダクトは再設計し、体積効率を最大化するよう調整して、燃焼室内に高レベルの渦流が形成されるようにしています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>IHI製ターボチャージャーは、より高性能の合金を採用して完全に再設計されました。これにより、ターボの最高回転数を180,000rpm にまで引き上げることが可能となり、結果的にパフォーマンスが高まり、過給効率が24％向上しました。ターボはシンメトリーの逆回転式でモノスクロール・タイプです。<br> このソリューションの採用で、極めて高い出力を実現しながらも、コンプレッサー・ホイールの直径は5％、タービンホイールの直径は11％、V8用より縮小できました。回転質量の低減（2個の回転エレメントによる慣性は3.9リッターV8に比べて11％減）により、回転上昇にかかる時間が短縮され、瞬時のパワーデリバリーを保証しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>クランクシャフトは窒化処理スチール製です。クランク角を120°とするため、まず鍛造した粗形材にツイスト加工をしたあと、窒素を深く浸透させる熱処理を施して高負荷への耐久性を確保し、機械加工とバランス取りを行います。新V6の点火順序（1-6-3-4-2-5）は、クランクジャーナルのジオメトリーの結果です。そのバランスは回転質量100％と往復質量25％が釣り合っており、これによってエンジンの重量を増加することなくブッシュの負荷を低減できました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新しい可変容量オイルポンプは、エンジンの全作動範囲にわたって油圧を連続的に制御するために開発されました。エンジンECUがクローズドループ制御を行い、ソレノイドバルブを使って流量と圧力についてポンプ容量をコントロールして、エンジンの機能と信頼性の保証に必要な量だけのオイルを供給し、同時にポンプ自体が吸収するパワーを低減しています。排油側については、飛沫拡散によるロスを最小限にするため、6個のスカベンジ・ローターを使用して吸引システムを強化しています。そのうち3個のローターはクランクスロー下のクランクケース専用で、他の1個はバルブ・コンパートメント用、2個はシリンダーヘッド・コンパートメント用に割り当てられています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリエンジンでは、通常、吸気プレナムはVバンク中央に配置されます。しかし、このV6ではその点でパラダイムシフトが起きました。プレナムをシリンダーヘッドの側面に配置して、スロットルバルブのサポートと一体化したのです。また、軽量な熱可塑性素材を使用して、エンジンの重量を抑えています。このソリューションはパフォーマンスを押し上げました。ダクトの短縮とそれによる流体力学の向上に加え、高圧ダクトの容量縮小によって、ブースト時間が短縮されたからです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この新アーキテクチャーは、排気ラインをエンジン・コンパートメントの上部に配置して、より直線的にする開発にもつながりました。このエグゾーストの形状は、排出されるガスの通過性を高め、パフォーマンス向上に貢献しています。エグゾースト・マニフォールドと触媒ハウジングは、すべてスチールとニッケルの合金であるインコネル®製として、エグゾーストの重量を低減し、高温への耐熱性を高めています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サウンドの面でも、296GTBはルールブックを書き換えました。通常は相反する二つの特性、ターボのパワーと、自然吸気V12が奏でる高周波音のハーモニーを両立させたのです。低回転域でさえ、V12の純粋な音の重なりに匹敵するサウンドをキャビンの中で楽しめ、高回転域ではあの典型的な高音が約束されています。このフェラーリサウンドは、パフォーマンスにぴったり合致しているので、前例のない一体感を生み出します。マラネッロのベルリネッタの歴史がめくられ、新たなページに入ったのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>車外で聞いても、甲高いエンジンサウンドは即座にそれと分かります。F163型エンジンファミリーの最初にあたるこのV6には、開発中に「ピッコロV12（ミニV12）」という愛称が付きました。バンク角120°のアーキテクチャーによって点火順序を左右対称にでき、等長のチューンド・エグゾースト・マニフォールドと、ホットV 外側の1本出しの排気ラインが圧力波を増幅。こうした特性が、音の重なりに純粋さを加えています。また、驚異の8500rpmという高回転でリミッターを打つことも貢献しています。特許取得の「ホットチューブ」は、296 GTBのために完全に再設計され、排気ガス後処理システムの前に位置するので、純粋なサウンドをキャビンに伝達し、ドライバーの一体感と興奮をさらに高めます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>電気モーター</strong><br> 後輪駆動のみのPHEV（プラグイン・ハイブリッド電気自動車）アーキテクチャーは、これがフェラーリ初です。ICEと組み合わされる電気モーターはリアに搭載、最高122kW（167 cv）を発生します。F1で使用されるモーターから派生したため、MGU-K（モーター・ジェネレーター・ユニット、キネティック）という名称も引き継いでいます。モーターとICEは、トランジション・マネージャー・アクチュエーター（TMA）を介して連携し、同時に使用すれば総出力830cvを発揮し、切り離してモーターのみで走行することも可能です。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パワートレイン・アーキテクチャーを構成するのは、V6ターボと、既にSF90 Stradale、Ferrari<br> Roma、Portofino M、SF90 Spiderで採用されている8 速DCTのほかに、エンジンとギアボックスの中間に位置するMGU-K モーター、モーターとICEを切り離すTMA、7.45 kWhの高電圧バッテリー、モーターを制御するインバーターがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>MGU-K は、ダブル・ローター、シングル・ステーター型のアキシャルフラックス・モーターです。サイズと構造がコンパクトなため、パワートレインの全長を短くでき、最終分析で296 GTBのホイールベースを短縮することにつながりました。このモーターが高電圧バッテリーを充電するほか、ICEを始動させ、トルクとパワー（最高167 cv）を上乗せし、完全に電動のeDriveモードでの走行を可能にします。MGU-Kの設計を改善したことで、発生する最大トルクは315Nmに達し、以前の仕様より20％増加しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>トランジション・マネージャー・アクチュエーター（TMA）は、電動からハイブリッド、ICEへ、またその逆へと、動的、静的のいずれについても非常に素早い移行を可能にし、スムーズでリニアなトルクデリバリーを保証します。TMAの制御ソフトウェアは、すべてフェラーリ社内で開発され、これがDCTやモーター、インバーターのソフトウェアと情報交換をして、ICEの始動やトランスミッションとの接続・切断をより効率的にマネージメントします。新世代のコンポーネントによってTMAは驚くほどコンパクトな設計となりました。このシステムによるパワートレイン全長への影響は、わずか54.3mmです。そのアーキテクチャーは、トリプルプレートの乾式クラッチと、ドライブラインと同軸のクラッチ・コマンド・モジュールおよびクラッチ・コントロール・リンケージ、ECU から構成されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBの高電圧バッテリーは、製造でレーザー溶接を使用する革新的設計によって、7.45 kWhの容量と競争力の高いパワーウェイトレシオを実現しています。バッテリーパックはフロア下に位置し、容積と重量を最小化するため、冷却システムと構造部材、固定装置は1個のコンポーネントに統合されています。セルモジュールは直列に接続された80個のセルからなります。セル・スーパーバイザー・コントローラーは各モジュール内に直接組み込み、サイズと重量を削減しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのインバーターは、並列に接続された2個のシリコン製モジュールを基本とし、そのパワーデリバリー・モードは、MGU-Kが最大トルク315Nmを発揮できるよう最適化されています。このコンポーネントは、電気エネルギーの変換効率が極めて高く（94％強）、最大の電力が求められている状況でも、V6の始動に必要な電力を供給できます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>エアロダイナミクス</strong><br> 296 GTBは、数々の大胆で革新的なソリューションを擁して、ミッドシップ・ベルリネッタ・スポーツカーの世界に登場しました。ターボをクランクケースのVバンク上に搭載するホットV構造を採用したため、最も高温で発熱するコンポーネントが、すべてエンジンベイの中央上部に集まっています。そのため、エンジンベイ自体と電気系コンポーネントのいずれについても、より効率的な熱管理が可能になりました。こうした過去との明確な決別は、エアロダイナミクスに関する選択にも見られます。458 Specialeで導入されてから受け継がれてきたアクティブ・エアロの枠組みを覆し、296 GTBでは初めて、可動デバイスをドラッグ低減のためではなく、ダウンフォース増加のために使用しているのです。<br> LaFerrariをインスピレーションとするアクティブ・スポイラーをリアバンパーに組み込み、必要なときに高いレベルのリア・ダウンフォースを発生できます。Assetto Fioranoパッケージの場合、ハイ・ダウンフォース構成で発生する最大量は、250km/hで360kgに相当します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8568,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_34_ant.jpg" alt="" class="wp-image-8568"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この驚くべきパフォーマンスは、車体のボリュームをシームレスに最適化することで達成されました。<br> その結果、極めてクリーンでエレガントなデザインとなり、パフォーマンス志向の全エレメントがスタイリングと苦もなくとけ合って、あらゆるフェラーリの特徴である美とテクノロジーの完全な融合を実現しています。空力面の開発によって、296 GTBはロー・ドラッグ構成でさえも、従来のモデルより大きなダウンフォースを発生でき、ハイ・ドラッグ構成では、アクティブ・スポイラーによってダウンフォースが100 kg上乗せされます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ICEとギアボックスの冷却は、車両前方に搭載する2 基のラジエーターで行い、フロントタイヤの前には、高電圧バッテリーの冷却用コンデンサー2基も装備します。高温の空気はアンダーボディに沿って排出されるので、車体側面上部を流れてインタークーラーに取り込まれる冷却エアには干渉しません。この選択によって効率が最大化され、したがってエアインテークのサイズを最大限縮小でき、元々クリーンなスタイリングがいっそう滑らかになりました。ハイブリッドシステムのラジエーターは排気口が2個あり、スポイラーの両サイドのすぐ下に位置します。このソリューションによって、フロント中央部の空間があいたので、そこをダウンフォース発生に利用できたほか、様々な経路の最適化につながり、パッケージングと重量に直接的な恩恵がありました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>エンジンベイには、最高900℃を超える温度でも機能する通常のICEコンポーネントと共に、それより低い温度でしか機能しない電気・電子コンポーネントが存在します。そのため、ターボのレイアウトと排気ライン全体の完全な再設計が行われました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ブレーキの冷却システムの開発で中心となったのがエアロ・キャリパーです。鋳造キャリパーの内部に通気ダクトが組み込まれており、SF90 Stradaleから導入されました。このブレーキ冷却コンセプトには、フロント・バンパーのエアインテークで取り込んだ冷却エアをホイールアーチまで正確に導く専用ダクトが必要です。296 GTBでは、インテークをヘッドライトのデザインに組み込みました。DRL直下の奥に開口部があり、フェンダーからシャシーストラットと並走するダクトを通ってホイールアーチにつながり、ブレーキに冷却エアを供給します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これによって、アンダーボディの設計を新たな極限にまで押し上げられました。フロントに可動エアロ・メカニズムを設けずに、アンダーボディの冷却能力を高めることができたのです。296 GTBのフロントで特徴的な空力エレメントが「ティートレイ」です。ラジエーターを車体両サイドに配置したことによって中央の空間があいたので、そこにティートレイを装着しました。これを取り囲むブリッジによって、フロント・バンパーのアーキテクチャーやスタイリングと完璧に融合しています。このエアロ・デバイスは、シングルシーターで広く採用されているコンセプトを活用しています。バンパー後方の面とティートレイの上面との相互作用で高い正圧の場を生み出し、アンダーボディに特有の負圧の場と拮抗させます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>二つの異なる圧力場は、ティートレイの端までは分離していますが、末端で相反する圧力場が再びひとつになり、気流が巻き返して、極めて影響力の大きい強力なボルテックスがアンダーボディ下に向けて発生します。この渦状の空気の動きで気流が局部的に加速され、高レベルの吸い付ける力が発生して、より大きなダウンフォースがフロント・アクスルにかかります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8558,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/04_296_GTB_frontale-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8558"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>前方から車両を見ると、側面のボリュームは内側へと鋭く折れて、サイド・スプリッターへと折れ曲がるかのように見えます。こうして生まれた空間が、気流をより効率的に導き、バンパー下部に流れ込む気流を最大化します。サイド・スプリッターにぶつかる気流の力を最大限に活用するため、タイヤ前方のバンパーの端には垂直の翼端板を装着しています。これが局部的な再圧縮のエリアを作り出してダウンフォースを増強し、ラジエーターから高温の空気を抜き出す力を高めます。また、バンパー側面にはサイド・エアカーテンがあるので、バンパー前面から入る空気はタイヤハウスへ導かれ、ホイールアーチ内の専用の開口部から排出されます。このダクトの排出口は、後流が横方向へ広がるように調整されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>中央部分で最も重要な改良点は、法的に認められている最低地上高まで部分的に表面を下げていることです。こうしてアンダーボディを路面に近づけ、グラウンド・エフェクトで発生する吸引力を強めて、フロントのダウンフォースを増強しています。低い中央部分のすぐ下流のアンダーボディは、最低車高よりわずかに持ち上げられています。これは、地表とアンダーボディの間を通過する気流の質を最大限高め、露出するボルテックス・ジェネレーターの垂直面を増やすためです。ボルテックス・ジェネレーターは、その特殊な形状やリアのアンダーボディへの影響によって、走行中のあらゆる動的状況で適切な車両バランスが保たれるようにします。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>エアロ・キャリパーの採用で、サスペンション・アームの下には、ブレーキ専用冷却システムのためのダクトを設ける必要がなくなりました。こうしてあいたスペースは、フラットなアンダーボディを広げてダウンフォース発生面を増やし、L 字状の革新的なボルテックス・ジェネレーターを追加して活用しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8559,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/05_296_GTB_posteriore-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8559"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>テールのスタイリングは、フェラーリクーペの伝統的デザインとは明確に決別し、スパイダーのように、ルーフとリアのエンジンカバーが不連続なアーキテクチャーを採用しています。この選択によって、296 GTBはひと目でそれと分かるユニークなモデルとなりました。エアロダイナミクスの面では、ルーフに新たなウィング形状が加わり、これが左右に伸びてサイドフィンとなって、リアのエンジンカバーの端をはさみ込んでいます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBでリアのエアロダイナミクスを特徴づける中心的存在がアクティブ・スポイラーです。これがダウンフォースを上乗せし、高速走行時のハンドリングとブレーキングのパフォーマンスを最大化します。このアクティブ・エアロのコンセプトは、実は458 Speciale以降のフェラーリのベルリネッタで採用されてきたものとは正反対です。従来は、ディフューザー上のフラップをハイ・ダウンフォース（HD）構成からロー・ドラッグ（LD）構成へと変えて、ストレートで最高速度に到達することを可能にしていました。しかし296 GTBでは、可動エアロ・デバイスが稼働すると、ダウンフォースが増加するのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この可動リア・スポイラーは、バンパーのデザインとシームレスに一体化しており、左右のテールライトにはさまれた空間をほとんど占有しています。最大ダウンフォースが必要でない状況では、スポイラーはテール上部のコンパートメントに格納されています。しかし、車両のダイナミック制御システムが常時モニターしている加速度がある閾値を超えると、その瞬間、スポイラーが稼働してボディワークの固定部分から伸展します。この複合効果によって、リア・アクスルにかかるダウンフォースが100kg増加するので、ハイ・パフォーマンスなドライビング中のドライバーによる操作性が高まると共に、ブレーキング時の制動距離が最小化されます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8560,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/02_296_GTB_34_post-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8560"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>車体リアの機能を損ねないためには、ロー・ドラッグ構成でもハイ・ダウンフォース構成でも、リアの気流が極めて効果的に働くことが不可欠です。296 GTBはルーフ末端からテールまで続くリアスクリーンがないので、ルーフからの気流の剥離を精密に操る必要がありました。そこで、バーチャル・フェアリングを作り出して、あたかも目に見えないリアスクリーンが存在するかのように、ルーフを通過する気流が車体後方に正確に導かれるようにしました。こうして、ウィング形状とキャビン末端の気流が吹き付ける部分とを非常にうまく作用させることができました。後者は、CFD 開発でディテールを厳密に調整してから、風洞で効果を確認しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントの開発が大幅に進んだ結果、100kgのダウンフォース上乗せがないLD構成のときにも、リアでフロントに釣り合う効果を発揮する必要が生じました。そこでデザイナーは、排気ラインのレイアウトで広がった可能性を最大限に活用しました。主な熱源がエンジン・コンパートメントの上部に集中しているので、エンジンカバー下のコンポーネントに必要な排気用の開口部を最適化できたのです。したがって、これまでより広い面積をダウンフォース発生に確保でき、特にエンジン下の中央部分では、アンダーボディの気流の効率に悪影響を及ぼさずに済みました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ディフューザー上流が非常に効率的なので、ディフューザーは非常にすっきりとした直線的なデザインとなり、リアバンパー上部と完璧に調和しています。ディフューザー中央の流路は、2回曲がっているのが特徴です。このデバイスによって、アンダーボディに沿って吸い込まれた気流が車両の後流へと放出される方向を調整でき、後流を垂直方向に拡大して、ドラッグを低減できました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ビークル・ダイナミクス</strong><br>296 GTBのダイナミクスの開発では、車両の純粋なパフォーマンスの押し上げ、ドライバーとの一体感をクラストップレベルに引き上げることを重点としました。そのために、新アーキテクチャー・ソリューション（V6 ハイブリッド・パワートレイン、短縮されたホイールベース）を最大限に活用し、車両パフォーマンスを引き出しやすくすることはもちろん、ハイブリッド・レイアウトがもたらす機能を使いやすくすることにも取り組みました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>目標達成のため、アーキテクチャーを磨き上げ、主要コンポーネントをできる限りコンパクトにすると共に、エネルギーフローのマネージメントを図り、それをビークル・ダイナミクス制御と統合しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>数々の新コンポーネントが296 GTBのため特別に開発されました。その最たるものがトランジショ<br> ン・マネージャー・アクチュエーター（TMA）と、自動車業界では世界初となる6ウェイ・シャシー・ダイナミック・センサー（6w-CDS）です。ほかにも、6w-CDSが収集したデータを活用するABSevoコントローラーや、電動パワーステアリングとグリップ推定機能の統合といった新機能があります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリでは、車両のハンドリング特性とドライバーへのフィードバック（社内では「走りの楽しさ」と呼ばれる要素）を、5 種類の指標で測っています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:list {"ordered":true} -->
<ol><li>横方向：ステアリング・ホイールによるインプットに対する反応、ステアリング・インプットのリア・アクスルの即時の応答、苦もなく操れるハンドリング</li><li>縦方向：アクセルペダルに対する迅速でスムーズな反応</li><li>ギアチェンジ：変速時間、それぞれのギアチェンジで生じる明確な変化の感覚</li><li>ブレーキング：ブレーキペダルのストロークや反応といったフィール（効率性や操作量）</li><li>サウンド：キャビン内の音量や音質、エンジン回転の上昇に伴う音の変化</li></ol>
<!-- /wp:list -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パフォーマンスの引き出しやすさや活用のしやすさも、296 GTBのドライビングにおける非常に重要な要素です。たとえば電気のみを使うeDriveモードでは、ICE に頼らずに最高135 km/hに達することが可能です。一方Hybridモードでは、高いパフォーマンスが求められたときにICE がモーターをバックアップします。電動とハイブリッドのドライビングモードの切り替えは非常に滑らかで、スムーズで安定した加速が保証され、パワートレインの出力が素早く発揮されます。また、新たなABSevoの働きと6w-CDSセンサーとの統合によって、乾いた路面での制動距離が大幅に短縮され、ヘビーブレーキングを繰り返しても一定の制動力が保たれます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>シャシーに目を向けると、ホイールベースがこれまでのフェラーリのミッド・リアエンジン・ベルリネッタより50mm短縮され、動的俊敏性が高まりました。車両のハンドリングやパフォーマンス強化につながったほかのソリューションには、ブレーキ・バイ・ワイヤ・システム、「エアロ」ブレーキ・キャリパー、電動パワーステアリング、リアの可動エアロ・デバイス、磁性流体ダンパーのSCM-Frsがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>また、重量削減にも細心の注意を払い、車両バランスと繊細なハンドリングを確保しました。ハイブリッドシステムで増えた重量は、様々なソリューションで相殺されています。たとえば新V6エンジンは従来のベルリネッタのV8ユニットより重量を30kg 削減したほか、軽量素材も幅広く使用しています。その結果、乾燥重量は1470kg となり、クラストップの1.77 kg/cvという総パワーウェイトレシオを実現しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBは、シングルモーターによる後輪駆動のみとしたことでも重量を抑えています。主な充電機能としては、リアに回生ブレーキ機能を備えます。通常のブレーキング時に加えて、ABS介入時やアクセルオフでリア・アクスルに過剰な制動力がかかる際に、ICEとモーターを一体としてマネージメントして、バッテリーを充電します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新ブレーキ・バイ・ワイヤ・ユニットによる電動トラクション・コントロールとエネルギー回生では、作動する全モード（ABS を含む）で油圧と電気による調整が組み合わされます。もうひとつ、トラクションの制御・分配ソリューションとして296 GTBで世界デビューを飾るのが、まったく新しい「ABSevo」です。ブレーキ・バイ・ワイヤの恩恵で、ペダルストロークが最小限にまで徹底的に抑えられたため、スポーティーな感触が強まりました。同時に、軽くブレーキングした際の効率性や、サーキット走行でのペダルフィールも犠牲にしていません。新しいABS 制御モジュールは、新登場の6w-CDSセンサーと統合されており、リアタイヤのグリップ限界をさらに押し上げ、制動距離の再現性を高めるので、結果的にコーナーにターンインする際のパフォーマンスが向上しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>電動モードとハイブリッドモードの切り替えは、296 GTBのスポーツカー特性の基礎となります。使用可能な出力をパワートレインがどうマネージメントするかについても同様で、いずれも、車両のダイナミクス機能との融合を根幹で支えます。伝統的マネッティーノに加えて、パワーマネージメントのセレクター（eマネッティーノ）も装備しているのはそのためです。eマネッティーノには4 つのポジションがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:list -->
<ul><li>eDrive：内燃エンジンは停止し、純粋に電気のみで後輪を駆動します。バッテリーがフル充電の<br> 状態で25kmの走行が可能で、最高速度は135km/hです。</li><li>Hybrid（H）：始動時のデフォルトモードです。パワーフローは効率を最大化するようマネージ<br> メントされ、制御ロジックが内燃エンジンの介入を決定します。エンジンを稼働すると、車両の最大のパワーとパフォーマンスが引き出されます。</li><li>Performance：ICEを常に稼働してバッテリーの効率を維持し、いつでもフルパワーが発揮で<br> きる状態にします。攻めたドライビングに最適な設定です。</li><li>Qualify：バッテリーの再充電を抑えて、最大のパフォーマンスを発揮します。</li></ul>
<!-- /wp:list -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サイド・スリップ・コントロール（SSC）システムのグリップ・エスティメーターは、電動パワーステアリング（EPS）をベースとする第2 のデバイスです。EPSから情報を得て、SSCが推定する横滑り角と相互参照することで、限界域での走行ではないときも、すべてのステアリング操作について、その間のタイヤのグリップを推定します。これにより、制御システムによる介入がグリップ状況に応じた正確なものとなり、サーキット走行では、グリップ推定時間が従来のシステムより35％短縮されました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBは、フェラーリのために専用に開発された新しいABS制御モジュールを備え、Raceポジション以上で利用可能です。6w-CDSからの情報を使い、これまで使われていたヨーレート・センサーよりも正確な推定速度を得て、制動力を最適に配分します。6w-CDSは、加速度と旋回速度の計測をいずれも3軸（X、Y、Z）方向について行うため、他のビークル・ダイナミクス制御システムが車両の動的挙動をより正確に読み取ることが可能となり、介入が最適化されます。この正確性によって、ストレートでのブレーキングはもちろん、スイッチバックのように、リア・アクスルがブレーキ性能と前後方向の安定性との間で妥協せざるを得ないような状況で、タイヤの縦方向の力をいっそう活用できるようになりました。その結果、制動距離に目覚ましい改善が見られ、F8 Tributoとの比較で、296 GTBは200-0km/hの制動距離を8.8％短縮、200km/hから繰り返しブレーキングした際の制動効率は24％向上しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>スタイリング</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>エクステリア</strong><br> Ferrari 296GTBのデザインは、ミッド・リアエンジン2シーター・ベルリネッタのアイデンティ<br> ティーを再定義しようというフェラーリ・スタイリングセンターの熱意の結果であり、極めてコンパクトなラインを生かして、独創的でモダンなルックスとなりました。短いホイールベースと1個の塊から削り出されたようなストラクチャーを持つ296GTBは、過去10年間にマラネッロが生み出したどのベルリネッタよりコンパクトです。ベルリネッタの典型的なファストバックは捨て、代わりに力強いボリュームの中に埋め込まれたように見えるキャビン・アーキテクチャーが誕生しました。こうした印象を作り出しているのは、短いホイールベースや筋肉質のフェンダー、バイザースタイルのフロントウィンドウ、たくましいフライング・バットレス、新しい垂直のリアスクリーンといった各要素の組み合わせです。これらのフォルムがひときわ独創的なキャビンのシルエットを生み出し、それが車両全体の印象を支配しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8561,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/06_296_GTB_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8561"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>非の打ち所のないクリーンでシンプルなアーキテクチャーは、鉛筆による一筆書きで生み出されたかのようです。そこには、車体のボリューム感を軽減する人為的な視覚効果や強烈な色のコントラストはありません。デザイナーが選んだのは、最も説得力のある原型を利用して、車両にまったく独自のユニークなアイデンティティーを与えることでした。ルールを完全に書き換えるほどのユニークさは、イタリアのカーデザインの原点となる理念を再発見することで生まれました。クリーンなフォルムや各部分が響き合うボリューム感は、妥協のないスポーティーな個性をいっそう強調し、フェラーリの伝統の原点にまでさかのぼる哲学を受け継ぐにふさわしいモデルとしています。並外れたモダンさは、シンプルさと機能性を特徴とする1960 年代のフェラーリをヒントに生まれました。特に1963 年に生まれた250 LM は、波打つ彫刻のようなボディやB ピラーのデザイン、エアインテークを配したフェンダーの独特の構成、繊細にバランスを取ったカムテールといった要素で、デザイナーにインスピレーションを与えました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのデザインの中でも、最も特徴的な要素がキャビンです。フロントウィンドウはサイドウィンドウへとカーブするバイザースタイルで、これまでもJ50といった限定モデルやP80/Cといった<br> ワンオフ・モデルで何度か採用されてきたテーマですが、それがロードカーで究極の表現に至りました。<br> このフロントのラップ・アラウンドのテーマと有機的なつながりを見せるのが、リアのフライング・バットレスのテーマと、エンジンをのぞくことができる透明なエンジンカバーです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8563,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/02_296_GTB_Assetto_Fiorano_rear-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8563"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBの優れた美とパフォーマンスは、斜め後方から見ると一目瞭然です。ルーフのカットラインやフライング・バットレスの配置、筋肉質のフェンダーが、ボディとキャビンの強烈な関係性を強調しています。その結果、非常にコンパクトな印象と、キャビンが周囲のふくらみに埋め込まれているようなイメージが生まれるのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8562,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/03_296_GTB_Assetto_Fiorano_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8562"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのエレガンスが露わになるのがサイドビューで、波打つ筋肉質なフェンダーが特徴となっています。はっきりとした力強いプレスラインがドアを走り、その先の空力的に最も効率の高い位置に設けられた大きなエアインテークにとけ込んでいます。このエアインテークは円筒形のため、筋肉質なリアフェンダーは突き出すように盛り上がっています。リアフェンダーの横断面の形状は、このモデルに求められる高度な空力性能の実現に必要な量の気流がスポイラーへと流れるよう、細心の注意を払ってデザインされました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのフロントは、表面の形状を徹底的に磨き抜いた結果、非常にピュアでクリーンかつ極めてコンパクトになりました。これまでのミッド・リアエンジンV8モデルに比べて、296 GTBのフロントは先端にいくほど絞り込まれています。上から見ると、フロントフェンダーのふくらみが、車両のフロント外周を完全に包み込んでおり、このスタイリングテーマがヘッドライト・アッセンブリー内の機能をエレガントに分割しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ヘッドライトは、過去の「ティアドロップ」形ヘッドライトにインスピレーションを得ました。296 GTBでは、このスタイリングテーマを再解釈して、車体のフロントに2 個の宝石が埋め込まれたような「フェアド・イン・ティアドロップ」としました。その効果を高めているのがDRLの構成で、このモデルのフロントを特徴づけると共に、ブレーキ用エアインテークも内蔵しています。中央にシングルグリルを配するスタイリングテーマには、グリル中央の高さを抑えるという変更が加えられています。その結果、2基の強力なラジエーターの存在をうかがわせるバーベル形となりました。中央部には、F1で採用されているソリューションを思わせるコンパクトなつり下げ型のウィングがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>超モダンなテールの上面は、力強いフライング・バットレスで占められています。その基部と一体化したエンジンカバーは、ユニークな3次元的ガラス面になっています。中央部にある印象的なボディカラーのエレメントは、名高いFerrari TestarossaやF355 GTBにまでさかのぼる、マラネッロにとって思い入れの強いスタイリングテーマです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もうひとつ、リアエンドのスタイリングを特徴づけているのがカムテールで、硬い物体を切り落として できたような面が、車体のコンパクトさを強調しています。テール上部には水平なエレメントがあり、テールライトと格納型スポイラーが組み込まれています。ライトを消した状態では、細長い「ブラックスクリーン」のラインが全幅にわたって水平に走っていますが、テールライトが点灯すると、両端に2本の光の線が現れます。デザイナーは、伝統の丸形2灯を再解釈し、他の照明機能を半円形にまとめて、リアのサイドライト下の面に配置しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBでは、テールパイプをセンター1本出しとした点もモダンな印象です。このエグゾーストのデザインは、バンパー中央下部の形状と調和し、バンパーは左右両端でテールライトに向けて上方へと伸びて、車体リアの水平を基調とする印象を強調しています。中央のスポイラーは、テールライトの間のボディワークに格納されており、デザインを邪魔していません。機能性とテクノロジーとデザインを完璧に融合させるこうしたソリューションで、デザインの純粋さを損なうことなく、必要な空力性能を実現しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBが履く新アロイ・ホイールは、ツインスポークのデザインが、彫刻のような星形スポークのアクセントとなっています。ほかに、ダイヤモンドカット仕上げでいっそう印象的な5本スポークの専用鍛造ホイールもあります。5本のメインスポークには、それぞれにダイナミックにカーブしたエレメントが添えられており、その間にできるスロットがホイールアーチからの空気の排出を促進します。オプションのカーボンファイバー製ホイールは、鍛造ホイールより8 kg 軽量で、まったく新しいパフォーマンスのベンチマークを打ち立てています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>コックピット</strong><br> 296 GTBのコックピットは、完全なデジタル・インターフェースによる新コンセプトを中心に開発されました。SF90 Stradaleでデビューしたもので、そこに見られたスタイリングの一貫性を生かしてインテリアがレイアウトされています。SF90 Stradaleでは先進テクノロジーの存在と過去との明確な決別を強調したのに対し、296 GTBでは、そうしたテクノロジーを洗練さで包み込むことを主眼としました。その結果、ピュアでミニマリストな雰囲気が生まれ、漂う力強いエレガンスは、美的な意味で、エクステリアのデザインと完璧に調和しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8565,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Interior_front-1-1024x576.jpg" alt="" class="wp-image-8565"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのキャビンは、機能的要素をピュアなフォルムにするというコンセプトを新たな高みへと引き上げました。エンジンを停止中は、インストゥルメント・クラスターは黒一色となり、キャビンのミニマリストの印象が強まります。シートや内装には高級イタリアンレザーがあしらわれ、機能的コンポーネントに使われたテクニカルな新素材がそれを引き立てています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ひとたび「Start Engine」ボタンが押されると、すべてのコンポーネントに徐々に命が宿り、並外れてモダンで人間工学的に優れたフルデジタルのインターフェースの形で、輝かしいテクノロジーが露わになります。メインのインストゥルメント・クラスターは、ダッシュボード・トリムにうがたれた深い割れ目に埋め込まれています。ダッシュボードは、表面を意図的にクリーンで張りつめた印象にしています。このスタイリング・ソリューションから、ステアリング・ホイールとインストゥルメント・クラスターが突き出し、これを支える2本の露出した支柱は、細くなりながらダッシュボードへとシームレスに続いています。さらに運転席には、それぞれにタッチスクリーンとエアベントを持つ2 個のサイド・サテライトが備わります。助手席側は非常にミニマリストな印象ですが、標準でパッセンジャー・ディスプレイが備わるので、まるでコ・ドライバーのように関与して、ドライビング・エクスペリエンスを満喫できます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8566,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/03_296_GTB_Interior_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8566"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>彫刻のようなドアパネルは、素材と色でダッシュボードとシームレスにつながっています。中央には、菱形状に深く彫り込んだ3次元的なエレメントがあしらわれています。こうしたアーキテクチャーは、ドアパネル全体をひときわ軽快な印象にし、リアのトリムとの統一感を生み出しています。センタートンネルには、SF90 Stradale同様、クラシックなシフトゲートを現代的に解釈したセレクターと、跳ね馬のバッジが特徴のイグニッション・キーを収納するコンパートメントがあります。デザイナーは296 GTBのために専用のディアパソン・スタイルのシートを作りました。そこで使われている対照的な畝は、インストゥルメント・クラスターの縁取りと美しい調和を見せています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ピュアなフォルムを最大限に追求するフェラーリの哲学をよく表しているのが、レザートリムと融合したヘッド・アップ・ディスプレイ（HUD）です。スピーカーも同じ理念でデザインし、金属ではなく、ダッシュボードと同色の熱可塑性素材のカバーを選んでいます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ASSETTO FIORANO</strong><br> 車両の究極のパワーとパフォーマンスを最大限に活用したいオーナーのために、296 GTBにはAssetto Fiorano パッケージが用意されています。最大パフォーマンスのために一切の妥協を排して、大幅な軽量化やエアロパーツを駆使しています。主な装備には、GTレースから生まれ、サーキット走行に最適化された特別なアジャスタブル・マルチマチック・ショックアブゾーバーや、フロント・バンパーに装着すると10kgのダウンフォースを上乗せするカーボンファイバー製ハイ・ダウンフォース・パーツ、Lexan®製リアスクリーンがあります。また、カーボンファイバーを初めとする軽量素材をキャビンとエクステリアに幅広く使用しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8567,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Assetto_Fiorano_front-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8567"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Assetto Fiorano パッケージは、単にパーツを変更するだけに留まりません。ドアパネルなど標準仕様の基本構造を再設計する必要が生じたコンポーネントもあり、その結果、全体で12kg を超える軽量化が実現しました。最後に、Assetto Fiorano パッケージを選んだお客様限定で、250 Le Mansをインスピレーションとするスペシャル・リバリーをオーダーすることも可能です。このスタイリング・エレメントは、フロントの両端から始まり、中央のグリルを包んでその外周を縁取り、ボンネットへと続いてハンマーのモチーフを形成。さらにルーフへと縦に伸びて、リアのスポイラーまで続きます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8570,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/05_296_GTB_Assetto_Fiorano_interior_34-1024x576.jpg" alt="" class="wp-image-8570"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":8571,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/04_296_GTB_Assetto_Fiorano_interior_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8571"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Assetto Fioranoパッケージのみでオーダーが可能なパーツには、全体の重量削減を15kgにでき<br> る超軽量なLexan®製リアスクリーンや、高いグリップ力でサーキット走行に特に適したミシュランの高性能タイヤ、スポーツ・カップ2R があります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>7 年間メンテナンス・プログラム</strong><br> 卓越した品質基準と、さらなるカスタマー・サービスの充実を目指すフェラーリでは、296 GTBに7年間の純正メンテナンス・プログラムをご用意しております。フェラーリの全ラインアップを対象としたこのプログラムは、最初の車両登録から7年間にわたり、お客様のフェラーリのパフォーマンスと安全性が最高の状態で維持されるべく、すべての定期メンテナンスを保証するフェラーリならではのサービスです。この特別なサービスは、認定中古車を購入されたお客様にもご利用いただけます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>定期メンテナンス（20,000 km ごと、もしくは毎年1 回。走行距離制限なし）では、純正スペアパ<br> ーツおよび最新の診断テスターを使い、マラネッロのフェラーリ・トレーニング・センターで研修を受けた有資格者による詳細な検査を受けていただけます。これは純正メンテナンス・プログラムの魅力のひとつにすぎません。このサービスは、全世界の市場で展開する正規ディーラー・ネットワークにてご利用いただけます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>マラネッロで製造された車両が誇る優れた性能と素晴らしさの維持を願うお客様に向けて、フェラーリはこれまで展開してきた幅広いアフターセールス・サービスに加えて、この純正メンテナンス・プログラムを導入し、さらなるサービスの向上に努めています。<br></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>296 GTB – 主要諸元</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>パワートレイン</strong><br> タイプ V6 – 120°<br> 総排気量 2992cm3<br> ボア・ストローク 88mm x 82mm<br> 最高出力 ICE* 663cv<br> 最高出力 ハイブリッドシステム** 610 kW（830 cv）/ 8000rpm<br> 最大トルク 740Nm / 6250rpm<br> 最高許容回転数 8500rpm<br> 圧縮比 9.4:1<br> 高電圧バッテリー容量 7.45kWh<br><br> <strong>サイズ＆重量</strong><br> 全長 4565mm<br> 全幅 1958mm<br> 全高 1187mm<br> ホイールベース 2600mm<br> フロント・トレッド 1665mm<br> リア・トレッド 1632mm<br> 乾燥重量*** 1470kg<br> 乾燥パワーウェイトレシオ 1.77kg/cv<br> 重量配分 40.5%フロント / 59.5%リア<br> 燃料タンク容量 65L<br><br><strong> タイヤ＆ホイール</strong><br> フロント 245/35 ZR 20 J9.0<br> リア 305/35 ZR 20 J11.0<br><br> <strong>ブレーキ</strong><br> フロント 398 x 223 x 38mm<br> リア 360 x 233 x 32mm<br><br><strong> トランスミッション＆ギアボックス</strong><br> 8速F1 DCT<br> 電子制御<br> eSSC: eTC、eDiff、SCM、FDE2.0、EPS、ABS Evo、6w-CDS; エネルギー回生機能付き高性能<br> ABS/EBD<br><br><strong> パフォーマンス</strong><br> 最高速度 &gt; 330km/h<br> 0-100km/h 2.9秒<br> 0-200km/h 7.3秒<br> 200-0km/h 107m<br> フィオラノラップタイム 1’ 21”<br> 燃料消費量 ＆ CO2排出量<br> ホモロゲーション取得申請中</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text＆photo：フェラーリ・ジャパン</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1245" height="477" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1.jpg 1245w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-300x115.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-1024x392.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-768x294.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-696x267.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-1068x409.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/296gtb-1-1096x420.jpg 1096w" sizes="auto, (max-width: 1245px) 100vw, 1245px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>新ミッド・リアエンジン・ベルリネッタ・スポーツカー、296 GTB を披露</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>・新フェラーリ V6 ハイブリッド・アーキテクチャーを採用、最高出力は 830 cv<br>・プラグイン・ハイブリッドシステムで利便性とドライビング・プレジャーを最大化<br>・296 GTB には究極のハイパフォーマンス仕様である Assetto Fiorano パッケージも提供</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>マラネッロが生んだミッド・リアエンジンの最新 2 シーター・ベルリネッタ、296 GTBが発表されました。296 GTBは、ステアリングを握る楽しさという概念を根本から書き換え、限界まで攻めるドライビングに限らず、日常的な走行でも純粋な感動を味わえるモデルです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBは、フェラーリに真の革命をもたらす存在です。数々の受賞歴がある8気筒および12気筒のフェラーリ・パワーユニットとは異なる新たなエンジンタイプ、バンク角120°の新V6エンジンを採用したからです。エンジン単体での出力は663 cv、これに電気モーターによって122kW（167 cv）が上乗せされます。跳ね馬のバッジを付けたロードカーに6 気筒エンジンが搭載されるのはこれが初めてです。830cvという強大な総出力を誇り、これまでには考えられなかったレベルのパフォーマンスと、革新的かつ刺激的でユニークなサウンドを実現しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>モデルの名称は、フェラーリの輝かしい伝統にのっとって、総排気量（2.992 リッター）と気筒数に、グラン・ツーリスモ・ベルリネッタの頭文字であるGTBを組み合わせています。車名が強調するように、この新型エンジンは、マラネッロにとって時代を画す重要性を持ちます。296 GTBの中で生きて鼓動する心臓部であるだけでなく、フェラーリの70年以上におよぶモータースポーツでの比類ない経験に深く根ざした新たなV6時代の幕開けを告げる存在なのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8555,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Engine_alto-1-1024x724.jpg" alt="" class="wp-image-8555"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリの歴史上初めてのV6 は、バンク角65°アーキテクチャーで、1957年に1500cc のF2シングルシーター、Dino 156でデビューしました。続く1958年には排気量が拡大され、フロントエ<br> ンジン・スポーツプロトタイプの196 S と296 Sに搭載。F1でも246 F1に搭載されて、同年にマイク・ホーソーンがF1 ドライバーズ選手権タイトルを勝ち取りました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8556,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/03_296_GTB_34_alto.jpg" alt="" class="wp-image-8556"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>V6をミッド・リアに搭載した史上初のフェラーリは、1961年の246 SPで、数々の優勝のほか、同<br> 年と翌1962年にタルガフローリオを連覇しました。また、1961年にフェラーリに初のF1コンストラクターズ・タイトルをもたらした156 F1は、バンク角120°のV6を搭載していました。フェラーリがエンジンのシリンダーバンク間に初めてターボを配置したのは、1981年の126 CKです。続く1982年の126 C2はターボ搭載マシンとして初めてF1コンストラクターズ・タイトルを獲得し、さらに翌1983年の126 C3が2度目のタイトルをもたらしました。最後に、V6ターボ・ハイブリッ<br> ドのアーキテクチャーは、2014年以降、F1の全マシンで採用されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのプラグイン・ハイブリッド（PHEV）システムは、抜群の利便性を誇るだけでなく、ペダル・レスポンスをゼロにまで短縮し、電力のみを使うeDriveモードで25kmの航続距離を実現しました。また、車両のコンパクトなサイズと革新的なダイナミック制御システムの導入、徹底的に磨き抜かれた空力によって、ドライバーは操作に対する驚異的な敏捷性と応答性を即座に体感できます。スポーティーな波打つデザインと極めてコンパクトなサイズは、並外れてモダンなビジュアルですが、シンプルさと機能性の完璧な融合は、1963年250 LMといった名車を彷彿とさせます。<br> SF90 Stradaleと同様に、車両の究極のパワーとパフォーマンスを特にサーキットで最大限に活用したいお客様のために、296 GTBには、軽量パーツや空力的モディファイを含むAssetto Fioranoパッケージをご用意しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>パワートレイン</strong><br> 296 GTBは、フェラーリのロードカーとして初めて、シリンダーバンク角が120°のV6ターボエン<br> ジンを搭載し、そこにプラグインの電気モーターが組み合わされています。新V6 エンジンは、フェラーリのエンジニアがこの形式のために専用に白紙から設計・開発したもので、フェラーリで初めてターボをVバンク間に搭載しています。この特殊なアーキテクチャーは、パッケージングや低重心化、エンジン重量の削減に大きな恩恵をもたらしたほか、驚異的なレベルのパワーの実現にも貢献しました。その結果、新フェラーリV6は、比出力221 cv/Lというプロダクションカーの新記録を打ち立てています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>V6ターボの後方には電気モーターが組み合わされているため、296 GTBの総最高出力は830cvに上り、後輪駆動スポーツカーのクラストップに位置します。また、極めてフレキシブルな活用が可能で、それは、日常的な状況（296 GTBのEV 航続距離は25km）でも、ドライビングの楽しさ（アクセルペダルに対し、全回転域において瞬時でスムーズなレスポンスを実現）についても当てはまります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パワートレイン・アッセンブリーを構成するのは、V6ターボICE、8速DCTおよびEデフ、エンジンとギアボックスの間に位置するMGU-Kです。クラッチはICEとモーターの間にあり、電気のみを使うeDrive モードでは両者を切り離します。最後に、高電圧バッテリーと、モーターを制御するインバーターがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>内燃エンジン</strong><br> 最高出力663cv、比出力221cv/L を誇る296 GTBのICEは、プロダクション・ロードカーの比出力新記録を樹立しました。その実現で中心的役割を果たしたのが120°バンク角の採用で、等間隔点火の実現に加え、ターボをバンク間に配置することで、大幅にコンパクトなエンジンとなり、重量の最適な分散が可能となりました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8557,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/02_296_GTB_Engine_34-1024x724.jpg" alt="" class="wp-image-8557"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このアーキテクチャーは、点火順序の面でも、シリンダーヘッドの吸気側にあるエンジンサポーと吸気プレナムを一体化する上でも理想的です。プレナムと外部サポートの排除によってエンジンがより軽量・コンパクトになり、体積の削減による流体力学的な向上で、吸気効率も高まりました。バンク角120°のアーキテクチャーは、90°の場合よりバンク間のスペースが広いため、ターボを中央に搭載することが可能になりました。したがってユニット全体のサイズや、燃焼室に到達するまでの空気の移動距離が大幅に削減され、吸排気ダクトの通過性と効率性を最大化できました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これほどの出力を得るには、燃焼室内の圧力を新たな高みに引き上げる必要がありました。エンジンの重量と信頼性に悪影響を与えることなく、燃焼室内の圧力を引き上げるため、熱流体力学と構造の両面について並外れた開発が求められました。その実現のため、フェラーリは、合金や設計、コンポーネントに関する優れた専門性を、アルミニウム製のエンジンブロックとシリンダーヘッドのエンジニアリングにすべて注ぎ込みました。両コンポーネントとも、この新V6アーキテクチャー専用の新型です。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>駆動伝達装置も完全な新設計で、ウォーターおよびオイルのポンプ・アッセンブリーを駆動する1 本のタイミングチェーンと、バルブトレインを駆動するオフセット・スプロケットおよび各バンク専用のタイミングチェーンを備えます。メインチェーンは、専用の油圧式テンショナーと、それぞれに油圧式テンショナーを持つ2本のブッシュチェーンからなり、左右バンクでキャリブレーションが異なるほか、オイルポンプ・アッセンブリー専用のチェーンもあります。バルブ駆動メカニズムは、油圧式タペットを備えるローラー式ロッカーアームで、吸気と排気で専用のバルブトレイン・プロフィールを持ちます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このエンジンでは、SF90 Stradaleで導入されたフェラーリによる燃焼室の最新の開発を生かし、インジェクターとスパークプラグをセンターに配置した噴射圧350バールのインジェクション・システムを採用。燃焼室内の燃料と空気の混合を向上させ、パフォーマンスを高めて、排出量を低減しています。<br> 吸排気ダクトは再設計し、体積効率を最大化するよう調整して、燃焼室内に高レベルの渦流が形成されるようにしています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>IHI製ターボチャージャーは、より高性能の合金を採用して完全に再設計されました。これにより、ターボの最高回転数を180,000rpm にまで引き上げることが可能となり、結果的にパフォーマンスが高まり、過給効率が24％向上しました。ターボはシンメトリーの逆回転式でモノスクロール・タイプです。<br> このソリューションの採用で、極めて高い出力を実現しながらも、コンプレッサー・ホイールの直径は5％、タービンホイールの直径は11％、V8用より縮小できました。回転質量の低減（2個の回転エレメントによる慣性は3.9リッターV8に比べて11％減）により、回転上昇にかかる時間が短縮され、瞬時のパワーデリバリーを保証しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>クランクシャフトは窒化処理スチール製です。クランク角を120°とするため、まず鍛造した粗形材にツイスト加工をしたあと、窒素を深く浸透させる熱処理を施して高負荷への耐久性を確保し、機械加工とバランス取りを行います。新V6の点火順序（1-6-3-4-2-5）は、クランクジャーナルのジオメトリーの結果です。そのバランスは回転質量100％と往復質量25％が釣り合っており、これによってエンジンの重量を増加することなくブッシュの負荷を低減できました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新しい可変容量オイルポンプは、エンジンの全作動範囲にわたって油圧を連続的に制御するために開発されました。エンジンECUがクローズドループ制御を行い、ソレノイドバルブを使って流量と圧力についてポンプ容量をコントロールして、エンジンの機能と信頼性の保証に必要な量だけのオイルを供給し、同時にポンプ自体が吸収するパワーを低減しています。排油側については、飛沫拡散によるロスを最小限にするため、6個のスカベンジ・ローターを使用して吸引システムを強化しています。そのうち3個のローターはクランクスロー下のクランクケース専用で、他の1個はバルブ・コンパートメント用、2個はシリンダーヘッド・コンパートメント用に割り当てられています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリエンジンでは、通常、吸気プレナムはVバンク中央に配置されます。しかし、このV6ではその点でパラダイムシフトが起きました。プレナムをシリンダーヘッドの側面に配置して、スロットルバルブのサポートと一体化したのです。また、軽量な熱可塑性素材を使用して、エンジンの重量を抑えています。このソリューションはパフォーマンスを押し上げました。ダクトの短縮とそれによる流体力学の向上に加え、高圧ダクトの容量縮小によって、ブースト時間が短縮されたからです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この新アーキテクチャーは、排気ラインをエンジン・コンパートメントの上部に配置して、より直線的にする開発にもつながりました。このエグゾーストの形状は、排出されるガスの通過性を高め、パフォーマンス向上に貢献しています。エグゾースト・マニフォールドと触媒ハウジングは、すべてスチールとニッケルの合金であるインコネル®製として、エグゾーストの重量を低減し、高温への耐熱性を高めています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サウンドの面でも、296GTBはルールブックを書き換えました。通常は相反する二つの特性、ターボのパワーと、自然吸気V12が奏でる高周波音のハーモニーを両立させたのです。低回転域でさえ、V12の純粋な音の重なりに匹敵するサウンドをキャビンの中で楽しめ、高回転域ではあの典型的な高音が約束されています。このフェラーリサウンドは、パフォーマンスにぴったり合致しているので、前例のない一体感を生み出します。マラネッロのベルリネッタの歴史がめくられ、新たなページに入ったのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>車外で聞いても、甲高いエンジンサウンドは即座にそれと分かります。F163型エンジンファミリーの最初にあたるこのV6には、開発中に「ピッコロV12（ミニV12）」という愛称が付きました。バンク角120°のアーキテクチャーによって点火順序を左右対称にでき、等長のチューンド・エグゾースト・マニフォールドと、ホットV 外側の1本出しの排気ラインが圧力波を増幅。こうした特性が、音の重なりに純粋さを加えています。また、驚異の8500rpmという高回転でリミッターを打つことも貢献しています。特許取得の「ホットチューブ」は、296 GTBのために完全に再設計され、排気ガス後処理システムの前に位置するので、純粋なサウンドをキャビンに伝達し、ドライバーの一体感と興奮をさらに高めます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>電気モーター</strong><br> 後輪駆動のみのPHEV（プラグイン・ハイブリッド電気自動車）アーキテクチャーは、これがフェラーリ初です。ICEと組み合わされる電気モーターはリアに搭載、最高122kW（167 cv）を発生します。F1で使用されるモーターから派生したため、MGU-K（モーター・ジェネレーター・ユニット、キネティック）という名称も引き継いでいます。モーターとICEは、トランジション・マネージャー・アクチュエーター（TMA）を介して連携し、同時に使用すれば総出力830cvを発揮し、切り離してモーターのみで走行することも可能です。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パワートレイン・アーキテクチャーを構成するのは、V6ターボと、既にSF90 Stradale、Ferrari<br> Roma、Portofino M、SF90 Spiderで採用されている8 速DCTのほかに、エンジンとギアボックスの中間に位置するMGU-K モーター、モーターとICEを切り離すTMA、7.45 kWhの高電圧バッテリー、モーターを制御するインバーターがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>MGU-K は、ダブル・ローター、シングル・ステーター型のアキシャルフラックス・モーターです。サイズと構造がコンパクトなため、パワートレインの全長を短くでき、最終分析で296 GTBのホイールベースを短縮することにつながりました。このモーターが高電圧バッテリーを充電するほか、ICEを始動させ、トルクとパワー（最高167 cv）を上乗せし、完全に電動のeDriveモードでの走行を可能にします。MGU-Kの設計を改善したことで、発生する最大トルクは315Nmに達し、以前の仕様より20％増加しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>トランジション・マネージャー・アクチュエーター（TMA）は、電動からハイブリッド、ICEへ、またその逆へと、動的、静的のいずれについても非常に素早い移行を可能にし、スムーズでリニアなトルクデリバリーを保証します。TMAの制御ソフトウェアは、すべてフェラーリ社内で開発され、これがDCTやモーター、インバーターのソフトウェアと情報交換をして、ICEの始動やトランスミッションとの接続・切断をより効率的にマネージメントします。新世代のコンポーネントによってTMAは驚くほどコンパクトな設計となりました。このシステムによるパワートレイン全長への影響は、わずか54.3mmです。そのアーキテクチャーは、トリプルプレートの乾式クラッチと、ドライブラインと同軸のクラッチ・コマンド・モジュールおよびクラッチ・コントロール・リンケージ、ECU から構成されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBの高電圧バッテリーは、製造でレーザー溶接を使用する革新的設計によって、7.45 kWhの容量と競争力の高いパワーウェイトレシオを実現しています。バッテリーパックはフロア下に位置し、容積と重量を最小化するため、冷却システムと構造部材、固定装置は1個のコンポーネントに統合されています。セルモジュールは直列に接続された80個のセルからなります。セル・スーパーバイザー・コントローラーは各モジュール内に直接組み込み、サイズと重量を削減しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのインバーターは、並列に接続された2個のシリコン製モジュールを基本とし、そのパワーデリバリー・モードは、MGU-Kが最大トルク315Nmを発揮できるよう最適化されています。このコンポーネントは、電気エネルギーの変換効率が極めて高く（94％強）、最大の電力が求められている状況でも、V6の始動に必要な電力を供給できます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>エアロダイナミクス</strong><br> 296 GTBは、数々の大胆で革新的なソリューションを擁して、ミッドシップ・ベルリネッタ・スポーツカーの世界に登場しました。ターボをクランクケースのVバンク上に搭載するホットV構造を採用したため、最も高温で発熱するコンポーネントが、すべてエンジンベイの中央上部に集まっています。そのため、エンジンベイ自体と電気系コンポーネントのいずれについても、より効率的な熱管理が可能になりました。こうした過去との明確な決別は、エアロダイナミクスに関する選択にも見られます。458 Specialeで導入されてから受け継がれてきたアクティブ・エアロの枠組みを覆し、296 GTBでは初めて、可動デバイスをドラッグ低減のためではなく、ダウンフォース増加のために使用しているのです。<br> LaFerrariをインスピレーションとするアクティブ・スポイラーをリアバンパーに組み込み、必要なときに高いレベルのリア・ダウンフォースを発生できます。Assetto Fioranoパッケージの場合、ハイ・ダウンフォース構成で発生する最大量は、250km/hで360kgに相当します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8568,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_34_ant.jpg" alt="" class="wp-image-8568"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この驚くべきパフォーマンスは、車体のボリュームをシームレスに最適化することで達成されました。<br> その結果、極めてクリーンでエレガントなデザインとなり、パフォーマンス志向の全エレメントがスタイリングと苦もなくとけ合って、あらゆるフェラーリの特徴である美とテクノロジーの完全な融合を実現しています。空力面の開発によって、296 GTBはロー・ドラッグ構成でさえも、従来のモデルより大きなダウンフォースを発生でき、ハイ・ドラッグ構成では、アクティブ・スポイラーによってダウンフォースが100 kg上乗せされます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ICEとギアボックスの冷却は、車両前方に搭載する2 基のラジエーターで行い、フロントタイヤの前には、高電圧バッテリーの冷却用コンデンサー2基も装備します。高温の空気はアンダーボディに沿って排出されるので、車体側面上部を流れてインタークーラーに取り込まれる冷却エアには干渉しません。この選択によって効率が最大化され、したがってエアインテークのサイズを最大限縮小でき、元々クリーンなスタイリングがいっそう滑らかになりました。ハイブリッドシステムのラジエーターは排気口が2個あり、スポイラーの両サイドのすぐ下に位置します。このソリューションによって、フロント中央部の空間があいたので、そこをダウンフォース発生に利用できたほか、様々な経路の最適化につながり、パッケージングと重量に直接的な恩恵がありました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>エンジンベイには、最高900℃を超える温度でも機能する通常のICEコンポーネントと共に、それより低い温度でしか機能しない電気・電子コンポーネントが存在します。そのため、ターボのレイアウトと排気ライン全体の完全な再設計が行われました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ブレーキの冷却システムの開発で中心となったのがエアロ・キャリパーです。鋳造キャリパーの内部に通気ダクトが組み込まれており、SF90 Stradaleから導入されました。このブレーキ冷却コンセプトには、フロント・バンパーのエアインテークで取り込んだ冷却エアをホイールアーチまで正確に導く専用ダクトが必要です。296 GTBでは、インテークをヘッドライトのデザインに組み込みました。DRL直下の奥に開口部があり、フェンダーからシャシーストラットと並走するダクトを通ってホイールアーチにつながり、ブレーキに冷却エアを供給します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これによって、アンダーボディの設計を新たな極限にまで押し上げられました。フロントに可動エアロ・メカニズムを設けずに、アンダーボディの冷却能力を高めることができたのです。296 GTBのフロントで特徴的な空力エレメントが「ティートレイ」です。ラジエーターを車体両サイドに配置したことによって中央の空間があいたので、そこにティートレイを装着しました。これを取り囲むブリッジによって、フロント・バンパーのアーキテクチャーやスタイリングと完璧に融合しています。このエアロ・デバイスは、シングルシーターで広く採用されているコンセプトを活用しています。バンパー後方の面とティートレイの上面との相互作用で高い正圧の場を生み出し、アンダーボディに特有の負圧の場と拮抗させます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>二つの異なる圧力場は、ティートレイの端までは分離していますが、末端で相反する圧力場が再びひとつになり、気流が巻き返して、極めて影響力の大きい強力なボルテックスがアンダーボディ下に向けて発生します。この渦状の空気の動きで気流が局部的に加速され、高レベルの吸い付ける力が発生して、より大きなダウンフォースがフロント・アクスルにかかります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8558,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/04_296_GTB_frontale-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8558"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>前方から車両を見ると、側面のボリュームは内側へと鋭く折れて、サイド・スプリッターへと折れ曲がるかのように見えます。こうして生まれた空間が、気流をより効率的に導き、バンパー下部に流れ込む気流を最大化します。サイド・スプリッターにぶつかる気流の力を最大限に活用するため、タイヤ前方のバンパーの端には垂直の翼端板を装着しています。これが局部的な再圧縮のエリアを作り出してダウンフォースを増強し、ラジエーターから高温の空気を抜き出す力を高めます。また、バンパー側面にはサイド・エアカーテンがあるので、バンパー前面から入る空気はタイヤハウスへ導かれ、ホイールアーチ内の専用の開口部から排出されます。このダクトの排出口は、後流が横方向へ広がるように調整されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>中央部分で最も重要な改良点は、法的に認められている最低地上高まで部分的に表面を下げていることです。こうしてアンダーボディを路面に近づけ、グラウンド・エフェクトで発生する吸引力を強めて、フロントのダウンフォースを増強しています。低い中央部分のすぐ下流のアンダーボディは、最低車高よりわずかに持ち上げられています。これは、地表とアンダーボディの間を通過する気流の質を最大限高め、露出するボルテックス・ジェネレーターの垂直面を増やすためです。ボルテックス・ジェネレーターは、その特殊な形状やリアのアンダーボディへの影響によって、走行中のあらゆる動的状況で適切な車両バランスが保たれるようにします。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>エアロ・キャリパーの採用で、サスペンション・アームの下には、ブレーキ専用冷却システムのためのダクトを設ける必要がなくなりました。こうしてあいたスペースは、フラットなアンダーボディを広げてダウンフォース発生面を増やし、L 字状の革新的なボルテックス・ジェネレーターを追加して活用しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8559,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/05_296_GTB_posteriore-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8559"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>テールのスタイリングは、フェラーリクーペの伝統的デザインとは明確に決別し、スパイダーのように、ルーフとリアのエンジンカバーが不連続なアーキテクチャーを採用しています。この選択によって、296 GTBはひと目でそれと分かるユニークなモデルとなりました。エアロダイナミクスの面では、ルーフに新たなウィング形状が加わり、これが左右に伸びてサイドフィンとなって、リアのエンジンカバーの端をはさみ込んでいます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBでリアのエアロダイナミクスを特徴づける中心的存在がアクティブ・スポイラーです。これがダウンフォースを上乗せし、高速走行時のハンドリングとブレーキングのパフォーマンスを最大化します。このアクティブ・エアロのコンセプトは、実は458 Speciale以降のフェラーリのベルリネッタで採用されてきたものとは正反対です。従来は、ディフューザー上のフラップをハイ・ダウンフォース（HD）構成からロー・ドラッグ（LD）構成へと変えて、ストレートで最高速度に到達することを可能にしていました。しかし296 GTBでは、可動エアロ・デバイスが稼働すると、ダウンフォースが増加するのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この可動リア・スポイラーは、バンパーのデザインとシームレスに一体化しており、左右のテールライトにはさまれた空間をほとんど占有しています。最大ダウンフォースが必要でない状況では、スポイラーはテール上部のコンパートメントに格納されています。しかし、車両のダイナミック制御システムが常時モニターしている加速度がある閾値を超えると、その瞬間、スポイラーが稼働してボディワークの固定部分から伸展します。この複合効果によって、リア・アクスルにかかるダウンフォースが100kg増加するので、ハイ・パフォーマンスなドライビング中のドライバーによる操作性が高まると共に、ブレーキング時の制動距離が最小化されます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8560,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/02_296_GTB_34_post-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8560"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>車体リアの機能を損ねないためには、ロー・ドラッグ構成でもハイ・ダウンフォース構成でも、リアの気流が極めて効果的に働くことが不可欠です。296 GTBはルーフ末端からテールまで続くリアスクリーンがないので、ルーフからの気流の剥離を精密に操る必要がありました。そこで、バーチャル・フェアリングを作り出して、あたかも目に見えないリアスクリーンが存在するかのように、ルーフを通過する気流が車体後方に正確に導かれるようにしました。こうして、ウィング形状とキャビン末端の気流が吹き付ける部分とを非常にうまく作用させることができました。後者は、CFD 開発でディテールを厳密に調整してから、風洞で効果を確認しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントの開発が大幅に進んだ結果、100kgのダウンフォース上乗せがないLD構成のときにも、リアでフロントに釣り合う効果を発揮する必要が生じました。そこでデザイナーは、排気ラインのレイアウトで広がった可能性を最大限に活用しました。主な熱源がエンジン・コンパートメントの上部に集中しているので、エンジンカバー下のコンポーネントに必要な排気用の開口部を最適化できたのです。したがって、これまでより広い面積をダウンフォース発生に確保でき、特にエンジン下の中央部分では、アンダーボディの気流の効率に悪影響を及ぼさずに済みました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ディフューザー上流が非常に効率的なので、ディフューザーは非常にすっきりとした直線的なデザインとなり、リアバンパー上部と完璧に調和しています。ディフューザー中央の流路は、2回曲がっているのが特徴です。このデバイスによって、アンダーボディに沿って吸い込まれた気流が車両の後流へと放出される方向を調整でき、後流を垂直方向に拡大して、ドラッグを低減できました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ビークル・ダイナミクス</strong><br>296 GTBのダイナミクスの開発では、車両の純粋なパフォーマンスの押し上げ、ドライバーとの一体感をクラストップレベルに引き上げることを重点としました。そのために、新アーキテクチャー・ソリューション（V6 ハイブリッド・パワートレイン、短縮されたホイールベース）を最大限に活用し、車両パフォーマンスを引き出しやすくすることはもちろん、ハイブリッド・レイアウトがもたらす機能を使いやすくすることにも取り組みました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>目標達成のため、アーキテクチャーを磨き上げ、主要コンポーネントをできる限りコンパクトにすると共に、エネルギーフローのマネージメントを図り、それをビークル・ダイナミクス制御と統合しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>数々の新コンポーネントが296 GTBのため特別に開発されました。その最たるものがトランジショ<br> ン・マネージャー・アクチュエーター（TMA）と、自動車業界では世界初となる6ウェイ・シャシー・ダイナミック・センサー（6w-CDS）です。ほかにも、6w-CDSが収集したデータを活用するABSevoコントローラーや、電動パワーステアリングとグリップ推定機能の統合といった新機能があります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリでは、車両のハンドリング特性とドライバーへのフィードバック（社内では「走りの楽しさ」と呼ばれる要素）を、5 種類の指標で測っています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:list {"ordered":true} -->
<ol><li>横方向：ステアリング・ホイールによるインプットに対する反応、ステアリング・インプットのリア・アクスルの即時の応答、苦もなく操れるハンドリング</li><li>縦方向：アクセルペダルに対する迅速でスムーズな反応</li><li>ギアチェンジ：変速時間、それぞれのギアチェンジで生じる明確な変化の感覚</li><li>ブレーキング：ブレーキペダルのストロークや反応といったフィール（効率性や操作量）</li><li>サウンド：キャビン内の音量や音質、エンジン回転の上昇に伴う音の変化</li></ol>
<!-- /wp:list -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パフォーマンスの引き出しやすさや活用のしやすさも、296 GTBのドライビングにおける非常に重要な要素です。たとえば電気のみを使うeDriveモードでは、ICE に頼らずに最高135 km/hに達することが可能です。一方Hybridモードでは、高いパフォーマンスが求められたときにICE がモーターをバックアップします。電動とハイブリッドのドライビングモードの切り替えは非常に滑らかで、スムーズで安定した加速が保証され、パワートレインの出力が素早く発揮されます。また、新たなABSevoの働きと6w-CDSセンサーとの統合によって、乾いた路面での制動距離が大幅に短縮され、ヘビーブレーキングを繰り返しても一定の制動力が保たれます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>シャシーに目を向けると、ホイールベースがこれまでのフェラーリのミッド・リアエンジン・ベルリネッタより50mm短縮され、動的俊敏性が高まりました。車両のハンドリングやパフォーマンス強化につながったほかのソリューションには、ブレーキ・バイ・ワイヤ・システム、「エアロ」ブレーキ・キャリパー、電動パワーステアリング、リアの可動エアロ・デバイス、磁性流体ダンパーのSCM-Frsがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>また、重量削減にも細心の注意を払い、車両バランスと繊細なハンドリングを確保しました。ハイブリッドシステムで増えた重量は、様々なソリューションで相殺されています。たとえば新V6エンジンは従来のベルリネッタのV8ユニットより重量を30kg 削減したほか、軽量素材も幅広く使用しています。その結果、乾燥重量は1470kg となり、クラストップの1.77 kg/cvという総パワーウェイトレシオを実現しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBは、シングルモーターによる後輪駆動のみとしたことでも重量を抑えています。主な充電機能としては、リアに回生ブレーキ機能を備えます。通常のブレーキング時に加えて、ABS介入時やアクセルオフでリア・アクスルに過剰な制動力がかかる際に、ICEとモーターを一体としてマネージメントして、バッテリーを充電します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新ブレーキ・バイ・ワイヤ・ユニットによる電動トラクション・コントロールとエネルギー回生では、作動する全モード（ABS を含む）で油圧と電気による調整が組み合わされます。もうひとつ、トラクションの制御・分配ソリューションとして296 GTBで世界デビューを飾るのが、まったく新しい「ABSevo」です。ブレーキ・バイ・ワイヤの恩恵で、ペダルストロークが最小限にまで徹底的に抑えられたため、スポーティーな感触が強まりました。同時に、軽くブレーキングした際の効率性や、サーキット走行でのペダルフィールも犠牲にしていません。新しいABS 制御モジュールは、新登場の6w-CDSセンサーと統合されており、リアタイヤのグリップ限界をさらに押し上げ、制動距離の再現性を高めるので、結果的にコーナーにターンインする際のパフォーマンスが向上しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>電動モードとハイブリッドモードの切り替えは、296 GTBのスポーツカー特性の基礎となります。使用可能な出力をパワートレインがどうマネージメントするかについても同様で、いずれも、車両のダイナミクス機能との融合を根幹で支えます。伝統的マネッティーノに加えて、パワーマネージメントのセレクター（eマネッティーノ）も装備しているのはそのためです。eマネッティーノには4 つのポジションがあります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:list -->
<ul><li>eDrive：内燃エンジンは停止し、純粋に電気のみで後輪を駆動します。バッテリーがフル充電の<br> 状態で25kmの走行が可能で、最高速度は135km/hです。</li><li>Hybrid（H）：始動時のデフォルトモードです。パワーフローは効率を最大化するようマネージ<br> メントされ、制御ロジックが内燃エンジンの介入を決定します。エンジンを稼働すると、車両の最大のパワーとパフォーマンスが引き出されます。</li><li>Performance：ICEを常に稼働してバッテリーの効率を維持し、いつでもフルパワーが発揮で<br> きる状態にします。攻めたドライビングに最適な設定です。</li><li>Qualify：バッテリーの再充電を抑えて、最大のパフォーマンスを発揮します。</li></ul>
<!-- /wp:list -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サイド・スリップ・コントロール（SSC）システムのグリップ・エスティメーターは、電動パワーステアリング（EPS）をベースとする第2 のデバイスです。EPSから情報を得て、SSCが推定する横滑り角と相互参照することで、限界域での走行ではないときも、すべてのステアリング操作について、その間のタイヤのグリップを推定します。これにより、制御システムによる介入がグリップ状況に応じた正確なものとなり、サーキット走行では、グリップ推定時間が従来のシステムより35％短縮されました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBは、フェラーリのために専用に開発された新しいABS制御モジュールを備え、Raceポジション以上で利用可能です。6w-CDSからの情報を使い、これまで使われていたヨーレート・センサーよりも正確な推定速度を得て、制動力を最適に配分します。6w-CDSは、加速度と旋回速度の計測をいずれも3軸（X、Y、Z）方向について行うため、他のビークル・ダイナミクス制御システムが車両の動的挙動をより正確に読み取ることが可能となり、介入が最適化されます。この正確性によって、ストレートでのブレーキングはもちろん、スイッチバックのように、リア・アクスルがブレーキ性能と前後方向の安定性との間で妥協せざるを得ないような状況で、タイヤの縦方向の力をいっそう活用できるようになりました。その結果、制動距離に目覚ましい改善が見られ、F8 Tributoとの比較で、296 GTBは200-0km/hの制動距離を8.8％短縮、200km/hから繰り返しブレーキングした際の制動効率は24％向上しました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>スタイリング</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>エクステリア</strong><br> Ferrari 296GTBのデザインは、ミッド・リアエンジン2シーター・ベルリネッタのアイデンティ<br> ティーを再定義しようというフェラーリ・スタイリングセンターの熱意の結果であり、極めてコンパクトなラインを生かして、独創的でモダンなルックスとなりました。短いホイールベースと1個の塊から削り出されたようなストラクチャーを持つ296GTBは、過去10年間にマラネッロが生み出したどのベルリネッタよりコンパクトです。ベルリネッタの典型的なファストバックは捨て、代わりに力強いボリュームの中に埋め込まれたように見えるキャビン・アーキテクチャーが誕生しました。こうした印象を作り出しているのは、短いホイールベースや筋肉質のフェンダー、バイザースタイルのフロントウィンドウ、たくましいフライング・バットレス、新しい垂直のリアスクリーンといった各要素の組み合わせです。これらのフォルムがひときわ独創的なキャビンのシルエットを生み出し、それが車両全体の印象を支配しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8561,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/06_296_GTB_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8561"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>非の打ち所のないクリーンでシンプルなアーキテクチャーは、鉛筆による一筆書きで生み出されたかのようです。そこには、車体のボリューム感を軽減する人為的な視覚効果や強烈な色のコントラストはありません。デザイナーが選んだのは、最も説得力のある原型を利用して、車両にまったく独自のユニークなアイデンティティーを与えることでした。ルールを完全に書き換えるほどのユニークさは、イタリアのカーデザインの原点となる理念を再発見することで生まれました。クリーンなフォルムや各部分が響き合うボリューム感は、妥協のないスポーティーな個性をいっそう強調し、フェラーリの伝統の原点にまでさかのぼる哲学を受け継ぐにふさわしいモデルとしています。並外れたモダンさは、シンプルさと機能性を特徴とする1960 年代のフェラーリをヒントに生まれました。特に1963 年に生まれた250 LM は、波打つ彫刻のようなボディやB ピラーのデザイン、エアインテークを配したフェンダーの独特の構成、繊細にバランスを取ったカムテールといった要素で、デザイナーにインスピレーションを与えました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのデザインの中でも、最も特徴的な要素がキャビンです。フロントウィンドウはサイドウィンドウへとカーブするバイザースタイルで、これまでもJ50といった限定モデルやP80/Cといった<br> ワンオフ・モデルで何度か採用されてきたテーマですが、それがロードカーで究極の表現に至りました。<br> このフロントのラップ・アラウンドのテーマと有機的なつながりを見せるのが、リアのフライング・バットレスのテーマと、エンジンをのぞくことができる透明なエンジンカバーです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8563,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/02_296_GTB_Assetto_Fiorano_rear-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8563"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBの優れた美とパフォーマンスは、斜め後方から見ると一目瞭然です。ルーフのカットラインやフライング・バットレスの配置、筋肉質のフェンダーが、ボディとキャビンの強烈な関係性を強調しています。その結果、非常にコンパクトな印象と、キャビンが周囲のふくらみに埋め込まれているようなイメージが生まれるのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8562,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/03_296_GTB_Assetto_Fiorano_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8562"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>296 GTBのエレガンスが露わになるのがサイドビューで、波打つ筋肉質なフェンダーが特徴となっています。はっきりとした力強いプレスラインがドアを走り、その先の空力的に最も効率の高い位置に設けられた大きなエアインテークにとけ込んでいます。このエアインテークは円筒形のため、筋肉質なリアフェンダーは突き出すように盛り上がっています。リアフェンダーの横断面の形状は、このモデルに求められる高度な空力性能の実現に必要な量の気流がスポイラーへと流れるよう、細心の注意を払ってデザインされました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<p>296 GTBのフロントは、表面の形状を徹底的に磨き抜いた結果、非常にピュアでクリーンかつ極めてコンパクトになりました。これまでのミッド・リアエンジンV8モデルに比べて、296 GTBのフロントは先端にいくほど絞り込まれています。上から見ると、フロントフェンダーのふくらみが、車両のフロント外周を完全に包み込んでおり、このスタイリングテーマがヘッドライト・アッセンブリー内の機能をエレガントに分割しています。</p>
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<p>ヘッドライトは、過去の「ティアドロップ」形ヘッドライトにインスピレーションを得ました。296 GTBでは、このスタイリングテーマを再解釈して、車体のフロントに2 個の宝石が埋め込まれたような「フェアド・イン・ティアドロップ」としました。その効果を高めているのがDRLの構成で、このモデルのフロントを特徴づけると共に、ブレーキ用エアインテークも内蔵しています。中央にシングルグリルを配するスタイリングテーマには、グリル中央の高さを抑えるという変更が加えられています。その結果、2基の強力なラジエーターの存在をうかがわせるバーベル形となりました。中央部には、F1で採用されているソリューションを思わせるコンパクトなつり下げ型のウィングがあります。</p>
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<p>超モダンなテールの上面は、力強いフライング・バットレスで占められています。その基部と一体化したエンジンカバーは、ユニークな3次元的ガラス面になっています。中央部にある印象的なボディカラーのエレメントは、名高いFerrari TestarossaやF355 GTBにまでさかのぼる、マラネッロにとって思い入れの強いスタイリングテーマです。</p>
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<p>もうひとつ、リアエンドのスタイリングを特徴づけているのがカムテールで、硬い物体を切り落として できたような面が、車体のコンパクトさを強調しています。テール上部には水平なエレメントがあり、テールライトと格納型スポイラーが組み込まれています。ライトを消した状態では、細長い「ブラックスクリーン」のラインが全幅にわたって水平に走っていますが、テールライトが点灯すると、両端に2本の光の線が現れます。デザイナーは、伝統の丸形2灯を再解釈し、他の照明機能を半円形にまとめて、リアのサイドライト下の面に配置しました。</p>
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<p>296 GTBでは、テールパイプをセンター1本出しとした点もモダンな印象です。このエグゾーストのデザインは、バンパー中央下部の形状と調和し、バンパーは左右両端でテールライトに向けて上方へと伸びて、車体リアの水平を基調とする印象を強調しています。中央のスポイラーは、テールライトの間のボディワークに格納されており、デザインを邪魔していません。機能性とテクノロジーとデザインを完璧に融合させるこうしたソリューションで、デザインの純粋さを損なうことなく、必要な空力性能を実現しています。</p>
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<p>296 GTBが履く新アロイ・ホイールは、ツインスポークのデザインが、彫刻のような星形スポークのアクセントとなっています。ほかに、ダイヤモンドカット仕上げでいっそう印象的な5本スポークの専用鍛造ホイールもあります。5本のメインスポークには、それぞれにダイナミックにカーブしたエレメントが添えられており、その間にできるスロットがホイールアーチからの空気の排出を促進します。オプションのカーボンファイバー製ホイールは、鍛造ホイールより8 kg 軽量で、まったく新しいパフォーマンスのベンチマークを打ち立てています。</p>
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<p><strong>コックピット</strong><br> 296 GTBのコックピットは、完全なデジタル・インターフェースによる新コンセプトを中心に開発されました。SF90 Stradaleでデビューしたもので、そこに見られたスタイリングの一貫性を生かしてインテリアがレイアウトされています。SF90 Stradaleでは先進テクノロジーの存在と過去との明確な決別を強調したのに対し、296 GTBでは、そうしたテクノロジーを洗練さで包み込むことを主眼としました。その結果、ピュアでミニマリストな雰囲気が生まれ、漂う力強いエレガンスは、美的な意味で、エクステリアのデザインと完璧に調和しています。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Interior_front-1-1024x576.jpg" alt="" class="wp-image-8565"/></figure>
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<p>296 GTBのキャビンは、機能的要素をピュアなフォルムにするというコンセプトを新たな高みへと引き上げました。エンジンを停止中は、インストゥルメント・クラスターは黒一色となり、キャビンのミニマリストの印象が強まります。シートや内装には高級イタリアンレザーがあしらわれ、機能的コンポーネントに使われたテクニカルな新素材がそれを引き立てています。</p>
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<p>ひとたび「Start Engine」ボタンが押されると、すべてのコンポーネントに徐々に命が宿り、並外れてモダンで人間工学的に優れたフルデジタルのインターフェースの形で、輝かしいテクノロジーが露わになります。メインのインストゥルメント・クラスターは、ダッシュボード・トリムにうがたれた深い割れ目に埋め込まれています。ダッシュボードは、表面を意図的にクリーンで張りつめた印象にしています。このスタイリング・ソリューションから、ステアリング・ホイールとインストゥルメント・クラスターが突き出し、これを支える2本の露出した支柱は、細くなりながらダッシュボードへとシームレスに続いています。さらに運転席には、それぞれにタッチスクリーンとエアベントを持つ2 個のサイド・サテライトが備わります。助手席側は非常にミニマリストな印象ですが、標準でパッセンジャー・ディスプレイが備わるので、まるでコ・ドライバーのように関与して、ドライビング・エクスペリエンスを満喫できます。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/03_296_GTB_Interior_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8566"/></figure>
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<p>彫刻のようなドアパネルは、素材と色でダッシュボードとシームレスにつながっています。中央には、菱形状に深く彫り込んだ3次元的なエレメントがあしらわれています。こうしたアーキテクチャーは、ドアパネル全体をひときわ軽快な印象にし、リアのトリムとの統一感を生み出しています。センタートンネルには、SF90 Stradale同様、クラシックなシフトゲートを現代的に解釈したセレクターと、跳ね馬のバッジが特徴のイグニッション・キーを収納するコンパートメントがあります。デザイナーは296 GTBのために専用のディアパソン・スタイルのシートを作りました。そこで使われている対照的な畝は、インストゥルメント・クラスターの縁取りと美しい調和を見せています。</p>
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<p>ピュアなフォルムを最大限に追求するフェラーリの哲学をよく表しているのが、レザートリムと融合したヘッド・アップ・ディスプレイ（HUD）です。スピーカーも同じ理念でデザインし、金属ではなく、ダッシュボードと同色の熱可塑性素材のカバーを選んでいます。</p>
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<p><strong>ASSETTO FIORANO</strong><br> 車両の究極のパワーとパフォーマンスを最大限に活用したいオーナーのために、296 GTBにはAssetto Fiorano パッケージが用意されています。最大パフォーマンスのために一切の妥協を排して、大幅な軽量化やエアロパーツを駆使しています。主な装備には、GTレースから生まれ、サーキット走行に最適化された特別なアジャスタブル・マルチマチック・ショックアブゾーバーや、フロント・バンパーに装着すると10kgのダウンフォースを上乗せするカーボンファイバー製ハイ・ダウンフォース・パーツ、Lexan®製リアスクリーンがあります。また、カーボンファイバーを初めとする軽量素材をキャビンとエクステリアに幅広く使用しています。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/01_296_GTB_Assetto_Fiorano_front-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8567"/></figure>
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<p>Assetto Fiorano パッケージは、単にパーツを変更するだけに留まりません。ドアパネルなど標準仕様の基本構造を再設計する必要が生じたコンポーネントもあり、その結果、全体で12kg を超える軽量化が実現しました。最後に、Assetto Fiorano パッケージを選んだお客様限定で、250 Le Mansをインスピレーションとするスペシャル・リバリーをオーダーすることも可能です。このスタイリング・エレメントは、フロントの両端から始まり、中央のグリルを包んでその外周を縁取り、ボンネットへと続いてハンマーのモチーフを形成。さらにルーフへと縦に伸びて、リアのスポイラーまで続きます。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/05_296_GTB_Assetto_Fiorano_interior_34-1024x576.jpg" alt="" class="wp-image-8570"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/04_296_GTB_Assetto_Fiorano_interior_side-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-8571"/></figure>
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<p>Assetto Fioranoパッケージのみでオーダーが可能なパーツには、全体の重量削減を15kgにでき<br> る超軽量なLexan®製リアスクリーンや、高いグリップ力でサーキット走行に特に適したミシュランの高性能タイヤ、スポーツ・カップ2R があります。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>7 年間メンテナンス・プログラム</strong><br> 卓越した品質基準と、さらなるカスタマー・サービスの充実を目指すフェラーリでは、296 GTBに7年間の純正メンテナンス・プログラムをご用意しております。フェラーリの全ラインアップを対象としたこのプログラムは、最初の車両登録から7年間にわたり、お客様のフェラーリのパフォーマンスと安全性が最高の状態で維持されるべく、すべての定期メンテナンスを保証するフェラーリならではのサービスです。この特別なサービスは、認定中古車を購入されたお客様にもご利用いただけます。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>定期メンテナンス（20,000 km ごと、もしくは毎年1 回。走行距離制限なし）では、純正スペアパ<br> ーツおよび最新の診断テスターを使い、マラネッロのフェラーリ・トレーニング・センターで研修を受けた有資格者による詳細な検査を受けていただけます。これは純正メンテナンス・プログラムの魅力のひとつにすぎません。このサービスは、全世界の市場で展開する正規ディーラー・ネットワークにてご利用いただけます。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>マラネッロで製造された車両が誇る優れた性能と素晴らしさの維持を願うお客様に向けて、フェラーリはこれまで展開してきた幅広いアフターセールス・サービスに加えて、この純正メンテナンス・プログラムを導入し、さらなるサービスの向上に努めています。<br></p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>296 GTB – 主要諸元</strong></p>
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<p><strong>パワートレイン</strong><br> タイプ V6 – 120°<br> 総排気量 2992cm3<br> ボア・ストローク 88mm x 82mm<br> 最高出力 ICE* 663cv<br> 最高出力 ハイブリッドシステム** 610 kW（830 cv）/ 8000rpm<br> 最大トルク 740Nm / 6250rpm<br> 最高許容回転数 8500rpm<br> 圧縮比 9.4:1<br> 高電圧バッテリー容量 7.45kWh<br><br> <strong>サイズ＆重量</strong><br> 全長 4565mm<br> 全幅 1958mm<br> 全高 1187mm<br> ホイールベース 2600mm<br> フロント・トレッド 1665mm<br> リア・トレッド 1632mm<br> 乾燥重量*** 1470kg<br> 乾燥パワーウェイトレシオ 1.77kg/cv<br> 重量配分 40.5%フロント / 59.5%リア<br> 燃料タンク容量 65L<br><br><strong> タイヤ＆ホイール</strong><br> フロント 245/35 ZR 20 J9.0<br> リア 305/35 ZR 20 J11.0<br><br> <strong>ブレーキ</strong><br> フロント 398 x 223 x 38mm<br> リア 360 x 233 x 32mm<br><br><strong> トランスミッション＆ギアボックス</strong><br> 8速F1 DCT<br> 電子制御<br> eSSC: eTC、eDiff、SCM、FDE2.0、EPS、ABS Evo、6w-CDS; エネルギー回生機能付き高性能<br> ABS/EBD<br><br><strong> パフォーマンス</strong><br> 最高速度 &gt; 330km/h<br> 0-100km/h 2.9秒<br> 0-200km/h 7.3秒<br> 200-0km/h 107m<br> フィオラノラップタイム 1’ 21”<br> 燃料消費量 ＆ CO2排出量<br> ホモロゲーション取得申請中</p>
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<p>Text＆photo：フェラーリ・ジャパン</p>
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