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	<title>ロールス・ロイス ボート・テイル - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
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	<title>ロールス・ロイス ボート・テイル - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<item>
		<title>その価格30億円超　世界一高価な自動車　ロールス・ロイス ボート・テイル　その理由は？</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Jun 2021 02:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車情報]]></category>
		<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
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		<category><![CDATA[ロールス・ロイス ボート・テイル]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="983" height="750" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg 983w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai-300x229.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai-768x586.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai-80x60.jpg 80w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai-696x531.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai-550x420.jpg 550w" sizes="(max-width: 983px) 100vw, 983px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールス・ロイス ボート・テイルは世界で最も高価な新車である。このロールス・ロイスは、約2,000万ポンド（約31億6千万円）すると言われている。しかし、何がこのクルマをそんなに高価にさせているのだろうか？　そして、ジェイ・Z（Jay-Z）とビヨンセは実際にこのボート・テイルを購入したのだろうか？</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>多くの自動車ファンにとって、ロールス・ロイスはラグジュアリーの象徴だ。しかし、既製品のロールス・ロイスでもまだ満足できない場合には？そんなときには、英国の高級ブランドのポートフォリオに欠かせない存在となった、新設のコーチビルディング部門がある。2017年に発表された「スウェプテイル（Sweptail）」に続く、第2弾のプロジェクトとして、ロールス・ロイスは今回、真新しい「ボート・テイル（Boat Tail）」を発表した。これは、3台限定のラグジュアリーコンバーチブルで、2,000万ポンド（約31億6千万円）という驚異的な費用がかかると言われている。噂を信じるならば、最初の1台はラッパーで実業家のジェイ・Zと、その妻、アメリカのトップ歌姫の一人、ビヨンセに送られることになるという！と、少なくとも、ある関係者が、イギリスの日刊紙「The Telegraph」にそう語ったと言われている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/2/5/4/3/P90423781_highRes_rolls-royce-boat-tai-e69a48fbe00f10e0.jpg" alt=""/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>伝えられるところによると、この噂にはいくつかの根拠がある。例えば、「ボート・テイル」の壮大なバタフライスターンには、開閉式のパラソル、テーブル、2つのスツールが置かれているだけでなく、シャンパンクーラーも設置されており、「アルマン ド ブリニャック（ジェイ・Zのお気に入りのシャンパン）」を、完璧な6度の一定温度に保つことができるとされているのだ。ジェイ・Zが「スペードのエース」とも呼ばれるこのブランドの50％を、モエ・ヘネシー社に売却したのは、2021年初頭のことだった。さらに、「ボート・テイル」のブルーの色合いのひとつは「ブルーアイビー」と名付けられているが、偶然にもジェイ・Zとビヨンセの娘の名前は「アイビー」だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/2/5/4/3/P90423783_highRes_rolls-royce-boat-tai-053036a5aac265fa.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>ボート・テイルのパーティートリック。充実したピクニックキットが常備されている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、この「ボート・テイル」は、ジェイ・Zとビヨンセが大好きなコートダジュールでのリラックスしたクルーズのために設計されている。だが今のところ、これらの点はすべて純粋な推測であり、ジェイ・Zとビヨンセが本当に約2,000万ポンド（約31億6千万円）もする「ロールス・ロイス ボート・テイル」のオーナーになるという決定的な証拠はない。「The Telegraph」誌によれば、ジェイ・Zはフロントのロールス・ロイスのバッジの下側に、ビヨンセはリアのバッジの下側にそれぞれサインをしたと言われている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8313,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423782_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x491.jpg" alt="" class="wp-image-8313"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そして、この「ボート・テイル」は、ブガッティの「ラ ヴォワチュール ノワール」よりもさらに高価だ。しかし、「ボート・テイル」が特別なのはなぜだろうか？誰が所有しているかにかかわらず、ロールス・ロイスは世界で最も高価な新車といわれており、その価格は約2,000万ポンド（約31億6千万円）という驚異的なもので、1,670万ユーロ（約22憶5千万円）のワンオフモデルであるブガッティの「ラ ヴォワチュール ノワール」をも大幅に上回っている。2017年には、ロールス・ロイスの「スウェップテイル」がこの「世界一高い自動車」のタイトルを保持していた。これは、現代のロールス・ロイス初のコーチビルドプロジェクトから生まれたモデルだった。圧倒的な反響を受けて、第2のプロジェクトである「ボート・テイル」が納車後すぐにスタートした。全部で3台のクルマが作られるが、それぞれが高度な個性で明確に区別されることになっている。しかし、その3人の購入者は、ある一点で一致した。それは、"Show me something I've never seen before"（いままでに見たことのないものを見せてくれ）である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8314,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423774_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8314"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>ボート・テイルのために1800個以上の新パーツを設計</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> そして4年後の2021年、ロールス・ロイスの「ボート・テイル」は、間違いなく特別なものとして完成した。5.8mの「ボート・テイル」のために、1,813個ものパーツが新たに設計された。その多くは、ヨットスタイルのスターン（船尾）であると思われる。この記事では、その詳細をすべて紹介することはできないが、特別に豪華なピクニック用品が見どころのひとつであることは間違いない。ロールス・ロイス社は、エンジンや性能に関する情報をまだ公表していない。しかし、「ボート・テイル」には実績のあるV12が搭載されることが推測される。また、残りの2台が完成するまでにどれくらいの時間がかかるのかも、現時点では不明だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8315,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/P90423785_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x548.jpg" alt="" class="wp-image-8315"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>最初、このニュースを見た時にはつい計算間違いをしてしまい、価格は3億円か、と思ってしまったが、実は30億円なのであった。3億円だって十分高価で、普通の「ロールス・ロイス ファントム」が6台も買えるというのに、30億円だと「ロールス・ロイス ファントム」が60台、もう少しお安い「ロールス・ロイス ゴースト」だと100台くらい買える（大量に買うことで、きっと値引きしてくれるという期待も含めて）。<br><br>ここまで一台の自動車に払うかどうかは別として、30億円で買えるものは、かなりの大きさのメガヨットだったり、これまたかなりの性能のプライベートジェット機であったり、相当な大きさの別荘だったりと、どれも私には縁がないものばかりである。おそらく（というか絶対）、この「ロールス・ロイス ボート・テイル」を購入される方は前に記した品々はすでにお持ちであろうし、自動車だって数えきれないほど持っているに違いない。パラソルが立ったり、シャンパンが冷え冷えになったりするような装備だって、実際にそういう高貴な方々がお使いになるとは到底思えないが、あくまでもパーティーやお友だちを招いての「お遊び」の席で、「一回も使うことのない装備を見せて、楽しむ」。そんなギミックアイテムなのだろう。<br><br>そう考えるとこの「ロールス・ロイス ボート・テイル」そのものだって、実際に乗って楽しむかどうかは怪しいし、そういう乗るための自動車ではないともいえる。あくまでも遊びの中で、自分がいかにお金を持っているかを主張するアイテムであり、それを現実化するメーカーが、いよいよこの21世紀に再び本気になったのだと思う。<br><br>これからもこういう超少数の限定モデルやワンオフ、ベントレーのような再生産モデルなどがまだまだ発表されるだろう。そしてそれは私たちの目を楽しませたり、友人とのおしゃべりのネタになったりするのだから、どんどんやってほしい、とも思う。世の中には、こういうとんでもないクルマがあるからこそ、愉しく、ああだこうだとバカ話のネタになりえるのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Jan Götze<br>
加筆： 大林晃平<br>
Photo: Rolls Royce</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
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<p><strong>ロールス・ロイス ボート・テイルは世界で最も高価な新車である。このロールス・ロイスは、約2,000万ポンド（約31億6千万円）すると言われている。しかし、何がこのクルマをそんなに高価にさせているのだろうか？　そして、ジェイ・Z（Jay-Z）とビヨンセは実際にこのボート・テイルを購入したのだろうか？</strong></p>
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<p>多くの自動車ファンにとって、ロールス・ロイスはラグジュアリーの象徴だ。しかし、既製品のロールス・ロイスでもまだ満足できない場合には？そんなときには、英国の高級ブランドのポートフォリオに欠かせない存在となった、新設のコーチビルディング部門がある。2017年に発表された「スウェプテイル（Sweptail）」に続く、第2弾のプロジェクトとして、ロールス・ロイスは今回、真新しい「ボート・テイル（Boat Tail）」を発表した。これは、3台限定のラグジュアリーコンバーチブルで、2,000万ポンド（約31億6千万円）という驚異的な費用がかかると言われている。噂を信じるならば、最初の1台はラッパーで実業家のジェイ・Zと、その妻、アメリカのトップ歌姫の一人、ビヨンセに送られることになるという！と、少なくとも、ある関係者が、イギリスの日刊紙「The Telegraph」にそう語ったと言われている。</p>
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<h3>ボート・テイルのために1800個以上の新パーツを設計</h3>
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<p> そして4年後の2021年、ロールス・ロイスの「ボート・テイル」は、間違いなく特別なものとして完成した。5.8mの「ボート・テイル」のために、1,813個ものパーツが新たに設計された。その多くは、ヨットスタイルのスターン（船尾）であると思われる。この記事では、その詳細をすべて紹介することはできないが、特別に豪華なピクニック用品が見どころのひとつであることは間違いない。ロールス・ロイス社は、エンジンや性能に関する情報をまだ公表していない。しかし、「ボート・テイル」には実績のあるV12が搭載されることが推測される。また、残りの2台が完成するまでにどれくらいの時間がかかるのかも、現時点では不明だ。</p>
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<p>Text: Jan Götze<br>
加筆： 大林晃平<br>
Photo: Rolls Royce</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【自動車文化】ロールス・ロイス 「ボート ・ テイル 」 工業化された ラグジュアリーとの対比</title>
		<link>https://autobild.jp/8024/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 May 2021 07:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[Amand de Brignac]]></category>
		<category><![CDATA[BOVET 1822]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1073" height="750" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg 1073w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-300x210.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x716.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-768x537.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-100x70.jpg 100w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-696x486.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1068x747.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-601x420.jpg 601w" sizes="auto, (max-width: 1073px) 100vw, 1073px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>・ロールス・ロイス独自のコーチビルドによる「ボート・テイル」を発表<br>・「ロールス・ロイス・コーチビルド」は将来のポートフォリオとして確立<br>・ クライアント主導の純粋な特注プログラムから誕生した「ボート・テイル」は、ロールス・ロイスが依頼主であるお客様と共にラグジュアリー、デザイン、カルチャーを探求したモデル<br>・「コーチビルド」はお客様の個人的な嗜好を印象強く表現するための手段<br>・「ロールス・ロイス・コーチビルド」は、真の意味で現代のパトロネージ後援者による支援）となる<br>・ロールス・ロイスが2017年に発表した「スウェプテイル」が現代のコーチビルド・ムーブメントを促進</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ここロールス・ロイスの生まれ故郷にとって、重要な瞬間を迎えます。わたしたちは、世界に向けて『ロールス・ロイス ボート・テイル』を発表できることを誇りに思います。また、それと同時にコーチビルドが当社の将来のポートフォリオに永続的に存在していくことを確認いたしました。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「歴史的に見ても、コーチビルドはロールス・ロイスの伝記のなかで重要な位置を占めてき<br> ました。現代の ロールス・ロイスの物語において 、コーチビルドは当社の指針となるビスポークの哲学を伝えてきました。しかし、それだけではありません。ロールス・ロイスのコーチビルドは、ロールス・ロイス・ブランドのルーツに戻るものです。これは、選ばれたブランドのルーツに戻るものです。これは、選ばれた人たちが、将来人たちが、将来にわたり歴史的意義を持つ、全く独自の、真に個人的な依頼の制作に参加する機会であることを意味していています。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイスは、お客様の声に注意深く耳を傾けてきました。依頼されたお客様はみなさん、真のラグジュアリーを表現する野心的、かつ個人的な作品を創り上げることでブランドとの関係を深めたいと考えていらっしゃいます。ロールス・ロイス ボート・テイルは、かつて生産されたものを販売するために生み出されたコンセプトではありません。」<br>「それどころか全く逆で、ロールス・ロイスは完全なる本物であると信じており、ボート・テイルは極めて特別な3人の4年間の共同作業の集大成なのです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス・コーチビルドのお客様は、創造から製造に至る過程の各段階で、それぞれが密接に関わっています。私たちはお客様の性格や個性といったニュアンスを正確に理解するため、お客様との調和を大切にしながら作業を行います。私たちは、こうした繊細なニュアンスを十分に理解し、それをお客様の依頼として望まれる要素に丁寧に反映させてゆてゆききます。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「将来的に歴史的な意義を持つ製品の作成を依頼し、お客様ご自身と同じくらい根本的にユニークな製品を作り、その制作の細部に至るまで参加するという比類ない機会をコーチビルドのお客様に提供できるのは、『ハウス・オブ・ロールス・ロイス』だけなのです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「これが本物のラグジュアリーです。これこそが、真の意味で現代におけるに後援者による支援（パトロネージ）です。それがロールス・ロイス・コーチビルドです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者</strong><br><strong>トルステン・ミュラー・エトヴェシュ</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8032,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423781_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8032"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、自動車とは何かという概念に挑戦し、自動車の意味は何かという新たな定義を生み出しました。ボート・テイルは単なる移動手段をはるかに超えた存在です。それは目的地に到達するための手段ではなく、目的地そのものなのです。それは、普通は考えも及ばないほどのコンセプトを作り上げるため、ブランドに力を与えてくれた一群の非凡な女性および男性たちの野心によって実現されたのです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「コーチビルドには、一般の制約を超えた自由があります。通常、ロールス・ロイス・ビスポークには、キャンバスとしての当然の限界点（自然の天井）があります。しかし、ロールス・ロイス・コーチビルドではその限界を打ち破り、コーチビルドならではの自由な表現力を活かし、パトロンであるお客様と一緒になってコンセプトを直接形にします。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「わたしたちは ボート・テイルでこれを達成しました。わたしたちは共通のボディ・スタイルを持つ3台の特別なクルマを製作しましたが、それぞれに依頼されたお客様独自の極めて個性的な印（しるし）が施されており、それによって異なるストーリーが展開されています。ボート・テイル には 、前例がありません。ボート・テイルは、工業的に生産されるラグジュアリーとは異なる、もうひとつの潮流なのです 。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールス・ロイス・コーチビルド・デザイン責任者</strong><br><strong>アレックス・イネス</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8033,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423785_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x548.jpg" alt="" class="wp-image-8033"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ハウス・オブ・ラグジュアリー」として、ロールス・ロイスは自身の製品に意味を含ませています。ロールス・ロイスは、お客様ご自身の好みを反映させ、その野心を表現し、ときにはその遺産（レガシー）を定義するキャンバスのような役割を果たします。ロールス・ロイスのビスポークは、「世界最高のクルマ」としてのロールス・ロイスのステータスをエレガントに反映すると同時に、お客様の個性をスタイリッシュに表現します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>お客様は ロールス・ロイスのビスポークの能力を評価し、それを楽しむようになり、ロールス・ロイスは次第にお客様の生活に意義ある形で溶け込むことを求められるようになってきました。ロールス・ロイス・ブランドとお客様との距離はますます縮まり、卓越した高級品製造の世界的中心地であるロールス・ロイスの本拠に集められた設計者 、技術者、職人たちは、これら優れた女性や男性たちのライフスタイルを解釈するための、独自の流暢な対話術を身につけました。このようにして築き上げた相互信頼関係により、ビスポークの持つ能力や受容量の範囲をはるかに超えてコーチビルドという類稀なる領域にまで踏み込んだ、これまで以上に野心的な依頼を受けるようになりました。ロールス・ロイスは、このような非凡なお客様のご依頼に応えるためその歴史的ルーツのひとつに立ち戻り、「ロールス・ロイス・コーチビルド」という独立した部門を立ち上げることにしました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「コーチビルド」とは、ロールス・ロイスのビスポークをより高度に精製された表現で実現することであり、既存の制約を超えたいと考える人のためのものです。クライアント主導の純粋な特注プログラムに基づき、ロールス・ロイスとお客様が協力して、意味あるラグジュアリー、意味あるデザイン、意味あるカルチャーを探求します。その結果は、将来の歴史的遺産を生み出す重要な瞬間となり、デザインを進化させることで時代を定義し、単なる移動手段という本来の目的をはるかに超える影響力を持つことになります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス・コーチビルド 」は、現代のパトロネージの真の姿です。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8044,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423782_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x491.jpg" alt="" class="wp-image-8044"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ロールス・ロイスのコーチビルドの取り組みに対する確固たる規律として、自動車業界の他の分野には存在しない 、精鋭たちの芸術的スキルが必要とされます。お客様は、真の意味で変革をもたらす対象、つまり末永くお客様自身の事を語り、それまでのものとは一線を画す対象を求めています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これに応えるため、ロールス・ロイスは2つの世界について問い直し、深く理解しなければなりません。その1つ目は、お客様自身の生活の場 、祝福のされ方、また何が周りにあり、どなたと一緒なのか、といったお客様の親しんだ個人的な背景事情や、これら特別な人々の人生における最高の瞬間を定義した経験です。2つ目は、コーチビルドされたクルマが存在する、より広い文化的背景です。この場合、ブランドとして、お客様の文化や建築運動、衣服の仕立て、色彩の好み、芸術的嗜好、さらには客人をもてなす際の微妙な心配りの違いまでも探り出します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8031,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423771_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x435.jpg" alt="" class="wp-image-8031"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>ムーブメントの幕開け</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2017年、「ロールス・ロイス スウェプテイル 」が現代のコーチビルド・ムーブメントの幕開けとなりました。この製品は、ラグジュアリーと自動車の可能性における新たな潮流という認識を高める決定的瞬間を生み出し、もともと手作りであるがゆえの新たな分野を開拓しました。史上最高のインターコンチネンタル・ツアラーの一台として瞬く間に称賛を呼んだこの素晴らしい作品は、その可能性を大幅に拡大し、依頼主であるお客様と共同でロールス・ ロイスの遺産（レガシー）が定義づけられることを確認したのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8045,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8045"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>スウェプテイルは新たな可能性のベンチマークを設定し、コレクターやアートの後援者、現在の象徴的な建物を依頼するお客様といった特別な立場の人たちは、その魅力に気が付きました。こうした人たちは、自分たちにもユニークな仕事を、例えばより深みのあるものや、より高度なキュレーション感覚を提供することができないかと、ロールス・ロイスに持ち掛けてきたのです。ロールス・ロイスはこれを承諾し、そして、ホーム・オブ・ロールス・ロイスであるグッドウッドに常設の現代的コーチビルド部門が誕生したのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このグループの中で、3人のパトロン候補が、現代の船舶デザインに造詣が深いことが明らかになりました。クラスのヨットは、その純粋なフォルムと、それを実現するための最高レベルの職人の技の両面から、着想を得るポイントとしてよく参考にされました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8046,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423773_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x766.jpg" alt="" class="wp-image-8046"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このクライアント主導による創造的表現は、ロールス・ロイスのシャシー（車台にコーチビルダーの手で帆船の船体の造形を移植する「 ボート・テール・タイポロジー（類型論）」を現代の手法で表現したいという、ロールス・ロイスのデザイン・チームが長年抱き続けてきた野望とも一致しました。このデザインの方向性を提案すると、3人のパトロンは異口同音に賛成しました。そして、この3人からは共通の要求が示されたのです。それは、「いままで見たことのないものを作って欲しい」 いうものでした。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>関係するクライアントとの協議により、3台のクルマは共通のボディを持ちながら、それぞれが独立しており、極めて個性的で、ロールス・ロイスとそれぞれのお客様のビジョンや能力、野心の重なり合いが反映された作品になるという合意がなされました。「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、このようにして考案されたのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>魂の移入</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>コーチビルドでの手作業の技術は、デザインの際の新たな可能性を呼び起こします。あらかじめ手書きでデザイン案を描いたのち、粘土で実物大の彫刻としてかたちづくり、広い範囲にわたり表面を手で触ってフォルムを完成させることで全体像が見えてきます。お客様は、このプロセスを通じてコラボレーションの範囲を一緒に想定し、その方向性に影響を及ぼすことができました。ロールス・ロイスの最先端の製造技術にコーチビルドの芸術的な手法を採り入れて、新たな可能性を追求するのです。このクレイ・モデル（粘土の彫刻をデジタルでリマスターし、そこから雄型を作り、その上にアルミ板を載せ、ハンマーを使って手作業で成形するのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8030,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423779_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x724.jpg" alt="" class="wp-image-8030"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>古くから受け継がれてきた人の手による技術や工芸の技法を駆使しながら、アルミニウムのボディに磨きをかけ、調整を繰り返すことで、機械だけでは実現できない明快な面構成とラインの連続性を生み出し、金属から生きたキャンバスが作り出されます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このプロセスはヨットの建造と同種のもので、創造物に魂を移入することを容易にします。時間に追われることなく延々と繰り返される、手作業での研磨プロセスです。広大な金属の板が、ゆっくりと「ボート・テイル」の彫刻的な作品に変わっていきます。パネルの切れ目がなく、ドラマチックな湾曲面を持ち、無限に続く巨大な一枚岩のような1つのサーフェスでかたちづくられた、真に純粋なフォルムが生み出されたのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>成功の祝福</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ロールス・ロイス初の「ボート・テイル」は、並外れた想い、並外れたコンセプト、並外れた品々の集大成であり、お客様にとっての完璧な体験を形作るクライマックスといえます 。世界的に成功し、ロールス・ロイスの特注プロセスを深く理解しているお客様は、まさに「目利き」そのものだといえ、キュレーションしてきたラグジュアリー作品は芸術の域に達しています。その提案は、意図的にわがままを通すものでした。お客様の願いは、努力し、成功を収め、祝福を必要とする人生への贈り物を創造することでした。「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、家族と一緒に楽しむことができる、歓びに満ちたクルマでなければならない のです 。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>お客様はロールス・ロイスのデザイナーとともに、ロールス・ロイスとの長年にわたる創造的関係に基づいた知識探求の旅に出ました。実際、お客様がボート・テイルのフォルムに魅了された理由はお客様の個人的なコレクションにある1932年製ロールス・ロイス ボート・テイルだったのです。そのクラシックカーを、現在のボート・テイルの完成に間に合うよう愛情をこめてレストアしてきました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、ロールス・ロイスにとって、これまでになかった彫刻的な造りと、別格でありながら時折見せる遊び心ある機能性とのバランスがとれた、素晴らしい新たな美学を表現しています。ロールス・ロイスの歴史に刻まれた伝説をロマンティックに物語るこの作品は、ボート・テイルのデザインを踏襲してはいるものの正確に模写したわけではなく、歴史的なボディ・タイプと徹底的に現代的なデザインを融合させています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8035,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423772_lowRes_rolls-royce-boat-tai-682x1024.jpg" alt="" class="wp-image-8035"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>全長約5.8mのこのモデルは、その伸び伸びとしたプロポーションと明快な面構成により、上品にくつろぐ姿勢を表現しています。正面から見ると、新たに手を加えられた、ロールス・ロイスの象徴でもあるパンテオン・グリルとライトを中心に据えたものとなっています。そのグリルはコーチビルドのポートフォリオに含まれるモデルにのみ与えられた自由なデザインとなっており、決して装飾のためのものではなく、フロント・エンドに不可欠な部分となっています。この進歩的な処理により、ロールス・ロイスの紛れもない存在感を損なうことなく、お馴染みのフォーマルな雰囲気をやわらげています。フロント・エンドの水平方向を強調したデザインと、深い位置に配れたデイタイム・ランニング・ライトによって、にらみを利かせるようなボート・テイルのブロウラインをかたちづくりながら、ロールス ・ ロイスの伝統的デザインを引用したクラシカルな丸型ヘッドランプを縁取っています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>横顔を見ると、船舶を連想させるものが多くあることがわかります。左右に回り込んだウインドスクリーンはモーター・ボートのバイザーを連想させ、緩やかに後方へ傾斜するピラー、広大ですっきりしたフロントのボリューム、そして後方に向けて細くなるリヤ・エンドは舳先を上げて海上を疾駆するモーター・ボートの姿を想わせます。ボディ側面下部の徐々にえぐられていくような造形は、ロールス・ロイスの代名詞ともいえる伝統的なランニング・ボードのデザインをもとに考案されたもので、軽快な印象をもたらしています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8029,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423777_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1.jpg" alt="" class="wp-image-8029"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>真後ろから見ると、ボディは徐々に緩やかに薄くなっています。フロント・エンドと同様、ここでもロールス・ロイスの伝統的なデザインである縦型のリヤ・ライトではなく、深い位置に配置された横長のリヤ・ライトが水平方向を強調しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>実際、船舶に関連する要素をよりはっきりと認識できるのは車両後部です。後甲板を意味する「アフト・デッキ」は、歴史的なボート ・テイルの木製リヤ・デッキを現代風にアレンジ<br>したもので、帯状の木の板を組み合わせたものです。ここにはロールス・ロイスのエンジニアリングの粋を集めた「カレイドレーニョ・ベニア」が使われており、一般的にはインテリアに使うグレーとブラックの素材を、美観を損なうことなくエクステリアにも使用できるように特別な処理が施されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8036,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423774_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8036"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このオープン・ポアの材料は直線的な木目を特徴としており、ブラッシュド・ステンレス・スチール製のピンストライプのインレイによって細長さを強調しており、新旧問わず、ヨットの典型的な木製構造を彷彿とさせます。ロールス・ロイスのウッド・スペシャリストの研ぎ澄まされた技術で木目を合わせたブックマッチ構造としながら、ボディ形状に合わせて収<br>斂させています。ベニア処理は船尾にあたるトランサムの下部にも施され 、船尾のテーパーと全体のボリュームとのバランスを取っています。この大胆な切り詰め方は、クラシックなボート・テイル・ボディのハル（船体）のラインをさりげなく表現しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>後方から見ると、ボート・テイルの幅の広さを強調するために、水平方向をさらに強調した力強い造形になっています。深い位置に配置されたリヤ・ライトが見る者の目線を下方に導く効果を発揮し、パワーを掛けて疾駆するモーター・ボートの低く沈みこむ船尾と誇らしげに掲げる船首を連想させます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボート・テイルの型破りなフィックスド・キャノピー・ルーフには、建築の影響がはっきりと見受けられます。彫刻的なフォルムに加えて、弧を描くルーフラインはリヤへ向かうにつれて華奢な構造体へとつながり、フライング・バットレス飛梁とびはりを彷彿とさせます。もちろん、ルーフを外しているときに悪天候に見舞われた場合 、停まって一時的に雨宿りをするためのトノーも収納されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8037,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423773_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x766.jpg" alt="" class="wp-image-8037"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>ミューズ・イン・ブルー（青色の女神）</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」のエクステリアは、お客様のお気に入りの色である豊かで複合的な色調の青色に包まれています。明らかに海洋を暗示するこの色彩は、影の中にあっては微妙な色合いを浮かび上がらせ、日光のもとでは塗料に含まれるメタルやクリスタルの薄片（フレークが活力とエネルギーに満ちたオーラを放ちます。エクステリアを塗装する際は、塗料が完全に乾ききる前にボディ・ラインを指でなぞり、表面の凹凸を消すことで極めて滑らかな仕上がりを実現しています。ホイールは華やかなブルーで仕上げており、丁寧に研磨したのちクリア・コーティングを施し、ボート・テイルの「祝福」というキャラクターをさらに際立たせます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ロールス・ロイスで初めての手塗りのグラデーション・ボンネットは、比較的落ち着いた深い青色から始まってグリルの上から降り注いでおり、進歩的でありながら堅苦しくない美しさと、前方から見たときの全体にがっしりとしたボリューム感を特徴としています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>インテリアのレザーはボンネットの色を反映しており、フロント・シートはこのボート・テイルのドライバーを重視する姿勢を意識させる意味で濃いブルーを、リヤ・シートは薄いブルーを採用しています。レザーは柔らかなメタリック調の光沢を放ち、エクステリア・カラーとの共通性を際立たせています。また、細部のステッチやパイピングは車載時計の針に着想を得た、より強いブルーを使用しています。ボディの下部には、航跡の波を正確に模した55度の角度で鮮やかなブリリアント・ブルーが織り込まれたテクニカル・ファイバーが配されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>現代的な美しさを表現するため、フェイシアは意図的にシンプルにデザインされています。このミニマルなキャンバスは、お客様がボート・テイルのために特別にオーダーした宝石のようなボヴェの時計を引きたてます（時計の詳細は下記参照）。ペンのコレクションも、お客様の思い入れ深い趣味のひとつです。特に大事にしているモンブランのペンは、ボート・テイルのグローブ・ボックス内に特別に設えたアルミ ニウムとレザーを使った手作りのケースに収められています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8041,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423786_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8041"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>インストルメント・パネルの文字盤には、高級宝飾品や高級時計でよく見られる「ギョーシェ」と呼ぶ装飾技法を採り入れています。また、エレガントな細身のリムを持つツートン・ステアリング・ホイールには、ブルーのテーマ・カラーを採用しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>オープン・ポアのカレイドレーニョの触感が、キャビンにも活かされています。アンスラサイトのベニアが現代的な強さと深みをもたらし、ソフトなライト・ブルーとメタリックな光沢とのバランスを図っています。木製の船体を彷彿とさせるこのウッド素材はキャビン下部とフロア部分にも使用しており、ここも進行方向に対して55度の角度で完璧にブックマッチ加工されており、左右どちらから見ても均一な外観を形作っています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>センス・オブ・オケージョン</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「このクルマはおもてなしの舞台となり、それにふさわしいものを提供しなくてはならない」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これが、「ロールス・ロイス ボート・テイル」の依頼者であるお客様の要望でした。これに応えてお客様の個性を反映したリ ヤ・デッキには、これまでの自動車の世界には存在しなかった極めて野心的なコンセプトが、目立たぬように搭載されています。ボタンを押すと、このデッキは蝶の羽のように大きく開き、手の込んだ、広々としたおもてなしのホスティング・スイートが現れます。その凝った動きは、著名な建築家サンティアゴ・カラトラバ氏が追求したカンチレバー・コンセプトに着想を得ています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このホスティング・スイートは、祝福の場を共有する中心点となり、お客様の嗜好や要望のひとつひとつを明らかにするための場を提供します。そこには、最高のクオリティで仕上げられたサプライズがふんだんに盛り込まれています。このホスティング・スイートは、自動<br>車の概念そのものを覆す祝い方でその場に登場し、訪れる人々に驚きと歓びをもたらします。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>中央のラインにヒンジでつながれ 、一糸乱れぬバレエのような動作でこのホスティング・スイートのリッドが開くと、可動する仕掛けの宝箱が、正確に15度の角度でホストに向けて差し出されます。このさりげなく上品な動きのプレゼンテーションは、英国の典型的な奉仕の表現が反映されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8038,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423784_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x604.jpg" alt="" class="wp-image-8038"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この箱には、ロールス・ロイスのアルフレスコ・ダイニング（野外の正餐を体験するのに最適な備品が用意されています。片側は食前酒用、もう片側は料理用で、「Boat Tail」と刻印されたパリのクリストフル社製カトラリーが収まっています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このために開発された二重の冷蔵庫には、お客様のお気に入りのヴィンテージ・シャンパン「アルマン・ド・ブリニャック（Amand de Brignac）」が収められています。特定のサイズのボトルを収納するため、冷蔵庫内に極めて洗練された優美なゆりかごが仕込まれており、その周囲はトルの色に合わせて丹念に磨き上げられ ています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>シャンパンはラグジュアリー界ではおなじみですが、ボート・テイルのお客様は高級なワインに特別な思い入れがありました。このご夫妻の夫は、ご自身の生い立ちについての話を思い出しました。故郷でソムリエをしていた仲良しのご友人が、シャンパーニュ地方のグラン・マルク（有名ブランドの味の特徴を教えてくれたのです。これが生涯教育となり、今では世界で最も情報量の豊富な、希少なグラン・クリュ・シャンパンのコレクションを揃えるまでになりました。このような知識や情熱をお客様のボート・テイルを通じて共有することが最も重要であり、またこのシャンパンを 、お客様が大好きなヴィンテージ・シャンパーニュの適正温度（正確に6度）まで急速に冷却する必要がありました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8039,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423778_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8039"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>現代のロールス・ロイスでは、悪天候を想定してロールス・ロイス・アンブレラをドアに収納するのが定番のデザイン・エレメントになっています。楽しい、ひねりの効いた仕掛けとして、ボート・テイルののんびりとした時間を演出するため、リヤ・センターラインの下に天気の良い日を想定したユニークなパラソルを収納しました。テレスコピック式の可動機構により、この美しく風変りな逆向きに開くキャノピーを容易に展開させることができます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>カクテル・テーブルが、アテンダント（接客係の動きを模してエレガントに回転しながらホスティング・スイートの両側に開き、さらに、その下に収納された極めて現代的なミニマリストのスツール脚が現れます。ロールス・ロイスがデザインし、イタリアの家具メーカーであるプロメモリア社が製作したこの細身の連結式スツールは、このクルマのエクステリアに使用しているのと同じテクニカル・ファイバーで作られています。インテリアと合わせたブルーのロールス・ロイス・レザー製スツールは、快適な座り心地を実現しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>時を超えた情熱-BOVET 1822とのコラボレーション</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>現代のパトロネージに対するお客様の先見性のある取組みを示すため、依頼者の要請により完璧さを追求する2つの偉大なラグジュアリー・ハウスが集結しました。創意工夫とエンジニアリングという哲学に基づいて設立されたボヴェ（BOVET 1822）社の世界レベルの職人たちが、ロールス・ロイスのその道の達人たちと手を携えて作業を行いました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>機械に思い入れのあるお客様は、時計の新境地を開拓しようとしていました。スイスのボヴェ社とロールス・ロイスの製品の熱心なコレクターであるお客様は、自分たちのボート・テイルのために極めて精巧で画期的な時計を作ることをもくろみました。ボヴェ社とロールス・ロイスは、ロールス・ロイスの象徴であるダッシュボード・クロックを再構築するため不断の努力を重ね、真のコラボレーションを行いました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>その結果、どちらの業界でも実現したことのない成果を得ることができました。紳士用と淑女用の2つの精巧なリバーシブル時計は、腕に着けることも、車載時計として ボート・テイルのフェイシア中央にセットすることもできるようにデザインされています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>表も裏も両面が使えるこの時計は、ロールス・ロイスとボヴェ社が3年の歳月をかけて共同開発したもので、今日までで最も複雑なアマデオ・コンバーチブル・システムをリマスタリングしたものです。その結果、ボヴェの技術力が見事に反映され、ビスポークのトゥールビヨン・タイムピースが自動車に搭載されることになりました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボヴェ社のオーナーであるパスカル・ラフィー氏は、「BOVET 1822のチームがロールス・ロイスの精鋭デザイン・チームと協力して素晴らしい作品を作り上げたことをとても誇りに思います。この2つの作品、そしてマウント・システムはまったくユニークで、これまでになかったものです。」と語っています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この注目すべき芸術作品の制作にまつわるストーリーと、そのメカニズムの詳細な解説、さらに、貴重な素材や独自の緻密な彫刻（マイクロ・スカルプチャ、時計担体の膨大な複雑さに関する情報は、2021年6月8日午後1時（BST）発行のプレス・リリースをご覧ください。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>驚異のエンジニアリング</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」の開発では、お客様の並々ならぬご要望に応えるため、極めて困難な技術的課題を克服しました。実際のところ、このクルマのために1,813個ものまったく新しい部品が作成されたのです。このプロジェクトの特徴は、時間、根気、献身、そして情熱でした。生産を開始する以前の予備設計の段階でさえ、延べ20年以上の歳月が費やされています 。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8049,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423787_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x435.jpg" alt="" class="wp-image-8049"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>お客様とデザインの最終調整を行っている間に、ボート・テイルの大きなプロポーションを支えるための、拡張性のあるアルミニウム製スペースフレーム構造のホワイト・ボディを完全に再構成し、その作業だけでもか8月を要しました。15基のスピーカーを備えたロールス・ロイスのビスポーク・オーディオ・システムは、これまで同様、車両の誕生段階から想定されていましたが、スペースフレーム・アーキテクチャーは別の方法でも利用されました。ロールス・ロイスの既存の製品ラインアップでは、専用に設計されたシル部分の構造を<br>サウンド・システムのウーファー用共鳴室として使用しています。ボート・テイルの場合は、フロア構造全体をこれに利用しており、クライアントに特別なオーディオ・エクスペリエンスを提供します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボート・テイルの後部に搭載されたホスティング・スイートの複雑な要件をサポートするた め、独自の電子的処理が必要でした。車体後部だけでも5基の電子制御式コントロール・ユニット（ECU）が作られましたが、これには完全に再設計した専用ワイヤー・ハーネスが必要で、そのために9か月間におよぶ集中的な研究・開発が行われました。その結果、リヤ・デッキのリッドは正しく67度の角度に開き、安全性の高いロック機構が備わり、さらにさまざまな料理を保存しておくための総合的な空調システムをリヤ・ホスティング・スイートに統合することができたのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8040,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423783_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x531.jpg" alt="" class="wp-image-8040"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そのため、このホスティング・スイート内の温度にも気を配る必要がありました。ボート・テイルは晴天を想定して作られているので、食べ物や飲み物、そしてもちろんシャンパンなどのスイート内のものに悪影響をおよぼさないよう、断熱を考慮する必要がありました。そのために、ホスティング・スイートの下部には、熱を排出させるために2つのファンが取り付けられています。どのような気候でもボート・テイルのホスティング・スイートが問題なく使用できることを確認するため、摂氏80度～マイナス20度の厳しい環境下でテストを実施し、その結果を確認しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>また、ボート・テイルは認証を取得した公道走行可能な自動車であり、運転することを前提としているため、他のロールス・ロイスと同様に、高速走行でリヤ・ホスティング・スイート内の物品が十分に固定されているかどうか、また走行中は静粛かどうかを分析するなど、厳格な動的テストを受けてから初めて正式に譲渡されました。実際、お客様からは、ボート・テイル が届いたらすぐにドライブしたいとのご要望をいただいております。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>トルステン・ミュラー・エトヴェシュは、次のように締めくくりました。「ボート・テイルは、共同作業、野心、努力、そして時間の集大成です。このクルマは、成功を祝福する永続的な遺産を作りたいという願いから生まれました。ロールス・ロイス ボート・テイルは、その驚くべき実現性によって、当ブランドの歴史と現代のラグジュアリー界を見渡した中で、極めて重要な瞬間を刻んでいます。」<br> </p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>-以上-</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text＆Photo：ロールス・ロイス・モーター・カーズ</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1073" height="750" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg 1073w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-300x210.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x716.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-768x537.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-100x70.jpg 100w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-696x486.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1068x747.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423776_lowRes_rolls-royce-boat-tai-601x420.jpg 601w" sizes="auto, (max-width: 1073px) 100vw, 1073px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>・ロールス・ロイス独自のコーチビルドによる「ボート・テイル」を発表<br>・「ロールス・ロイス・コーチビルド」は将来のポートフォリオとして確立<br>・ クライアント主導の純粋な特注プログラムから誕生した「ボート・テイル」は、ロールス・ロイスが依頼主であるお客様と共にラグジュアリー、デザイン、カルチャーを探求したモデル<br>・「コーチビルド」はお客様の個人的な嗜好を印象強く表現するための手段<br>・「ロールス・ロイス・コーチビルド」は、真の意味で現代のパトロネージ後援者による支援）となる<br>・ロールス・ロイスが2017年に発表した「スウェプテイル」が現代のコーチビルド・ムーブメントを促進</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ここロールス・ロイスの生まれ故郷にとって、重要な瞬間を迎えます。わたしたちは、世界に向けて『ロールス・ロイス ボート・テイル』を発表できることを誇りに思います。また、それと同時にコーチビルドが当社の将来のポートフォリオに永続的に存在していくことを確認いたしました。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「歴史的に見ても、コーチビルドはロールス・ロイスの伝記のなかで重要な位置を占めてき<br> ました。現代の ロールス・ロイスの物語において 、コーチビルドは当社の指針となるビスポークの哲学を伝えてきました。しかし、それだけではありません。ロールス・ロイスのコーチビルドは、ロールス・ロイス・ブランドのルーツに戻るものです。これは、選ばれたブランドのルーツに戻るものです。これは、選ばれた人たちが、将来人たちが、将来にわたり歴史的意義を持つ、全く独自の、真に個人的な依頼の制作に参加する機会であることを意味していています。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイスは、お客様の声に注意深く耳を傾けてきました。依頼されたお客様はみなさん、真のラグジュアリーを表現する野心的、かつ個人的な作品を創り上げることでブランドとの関係を深めたいと考えていらっしゃいます。ロールス・ロイス ボート・テイルは、かつて生産されたものを販売するために生み出されたコンセプトではありません。」<br>「それどころか全く逆で、ロールス・ロイスは完全なる本物であると信じており、ボート・テイルは極めて特別な3人の4年間の共同作業の集大成なのです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス・コーチビルドのお客様は、創造から製造に至る過程の各段階で、それぞれが密接に関わっています。私たちはお客様の性格や個性といったニュアンスを正確に理解するため、お客様との調和を大切にしながら作業を行います。私たちは、こうした繊細なニュアンスを十分に理解し、それをお客様の依頼として望まれる要素に丁寧に反映させてゆてゆききます。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「将来的に歴史的な意義を持つ製品の作成を依頼し、お客様ご自身と同じくらい根本的にユニークな製品を作り、その制作の細部に至るまで参加するという比類ない機会をコーチビルドのお客様に提供できるのは、『ハウス・オブ・ロールス・ロイス』だけなのです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「これが本物のラグジュアリーです。これこそが、真の意味で現代におけるに後援者による支援（パトロネージ）です。それがロールス・ロイス・コーチビルドです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者</strong><br><strong>トルステン・ミュラー・エトヴェシュ</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8032,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423781_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8032"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、自動車とは何かという概念に挑戦し、自動車の意味は何かという新たな定義を生み出しました。ボート・テイルは単なる移動手段をはるかに超えた存在です。それは目的地に到達するための手段ではなく、目的地そのものなのです。それは、普通は考えも及ばないほどのコンセプトを作り上げるため、ブランドに力を与えてくれた一群の非凡な女性および男性たちの野心によって実現されたのです。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「コーチビルドには、一般の制約を超えた自由があります。通常、ロールス・ロイス・ビスポークには、キャンバスとしての当然の限界点（自然の天井）があります。しかし、ロールス・ロイス・コーチビルドではその限界を打ち破り、コーチビルドならではの自由な表現力を活かし、パトロンであるお客様と一緒になってコンセプトを直接形にします。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「わたしたちは ボート・テイルでこれを達成しました。わたしたちは共通のボディ・スタイルを持つ3台の特別なクルマを製作しましたが、それぞれに依頼されたお客様独自の極めて個性的な印（しるし）が施されており、それによって異なるストーリーが展開されています。ボート・テイル には 、前例がありません。ボート・テイルは、工業的に生産されるラグジュアリーとは異なる、もうひとつの潮流なのです 。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールス・ロイス・コーチビルド・デザイン責任者</strong><br><strong>アレックス・イネス</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8033,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423785_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x548.jpg" alt="" class="wp-image-8033"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ハウス・オブ・ラグジュアリー」として、ロールス・ロイスは自身の製品に意味を含ませています。ロールス・ロイスは、お客様ご自身の好みを反映させ、その野心を表現し、ときにはその遺産（レガシー）を定義するキャンバスのような役割を果たします。ロールス・ロイスのビスポークは、「世界最高のクルマ」としてのロールス・ロイスのステータスをエレガントに反映すると同時に、お客様の個性をスタイリッシュに表現します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>お客様は ロールス・ロイスのビスポークの能力を評価し、それを楽しむようになり、ロールス・ロイスは次第にお客様の生活に意義ある形で溶け込むことを求められるようになってきました。ロールス・ロイス・ブランドとお客様との距離はますます縮まり、卓越した高級品製造の世界的中心地であるロールス・ロイスの本拠に集められた設計者 、技術者、職人たちは、これら優れた女性や男性たちのライフスタイルを解釈するための、独自の流暢な対話術を身につけました。このようにして築き上げた相互信頼関係により、ビスポークの持つ能力や受容量の範囲をはるかに超えてコーチビルドという類稀なる領域にまで踏み込んだ、これまで以上に野心的な依頼を受けるようになりました。ロールス・ロイスは、このような非凡なお客様のご依頼に応えるためその歴史的ルーツのひとつに立ち戻り、「ロールス・ロイス・コーチビルド」という独立した部門を立ち上げることにしました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「コーチビルド」とは、ロールス・ロイスのビスポークをより高度に精製された表現で実現することであり、既存の制約を超えたいと考える人のためのものです。クライアント主導の純粋な特注プログラムに基づき、ロールス・ロイスとお客様が協力して、意味あるラグジュアリー、意味あるデザイン、意味あるカルチャーを探求します。その結果は、将来の歴史的遺産を生み出す重要な瞬間となり、デザインを進化させることで時代を定義し、単なる移動手段という本来の目的をはるかに超える影響力を持つことになります。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス・コーチビルド 」は、現代のパトロネージの真の姿です。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8044,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423782_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x491.jpg" alt="" class="wp-image-8044"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ロールス・ロイスのコーチビルドの取り組みに対する確固たる規律として、自動車業界の他の分野には存在しない 、精鋭たちの芸術的スキルが必要とされます。お客様は、真の意味で変革をもたらす対象、つまり末永くお客様自身の事を語り、それまでのものとは一線を画す対象を求めています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これに応えるため、ロールス・ロイスは2つの世界について問い直し、深く理解しなければなりません。その1つ目は、お客様自身の生活の場 、祝福のされ方、また何が周りにあり、どなたと一緒なのか、といったお客様の親しんだ個人的な背景事情や、これら特別な人々の人生における最高の瞬間を定義した経験です。2つ目は、コーチビルドされたクルマが存在する、より広い文化的背景です。この場合、ブランドとして、お客様の文化や建築運動、衣服の仕立て、色彩の好み、芸術的嗜好、さらには客人をもてなす際の微妙な心配りの違いまでも探り出します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8031,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423771_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x435.jpg" alt="" class="wp-image-8031"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>ムーブメントの幕開け</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2017年、「ロールス・ロイス スウェプテイル 」が現代のコーチビルド・ムーブメントの幕開けとなりました。この製品は、ラグジュアリーと自動車の可能性における新たな潮流という認識を高める決定的瞬間を生み出し、もともと手作りであるがゆえの新たな分野を開拓しました。史上最高のインターコンチネンタル・ツアラーの一台として瞬く間に称賛を呼んだこの素晴らしい作品は、その可能性を大幅に拡大し、依頼主であるお客様と共同でロールス・ ロイスの遺産（レガシー）が定義づけられることを確認したのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8045,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423780_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8045"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>スウェプテイルは新たな可能性のベンチマークを設定し、コレクターやアートの後援者、現在の象徴的な建物を依頼するお客様といった特別な立場の人たちは、その魅力に気が付きました。こうした人たちは、自分たちにもユニークな仕事を、例えばより深みのあるものや、より高度なキュレーション感覚を提供することができないかと、ロールス・ロイスに持ち掛けてきたのです。ロールス・ロイスはこれを承諾し、そして、ホーム・オブ・ロールス・ロイスであるグッドウッドに常設の現代的コーチビルド部門が誕生したのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このグループの中で、3人のパトロン候補が、現代の船舶デザインに造詣が深いことが明らかになりました。クラスのヨットは、その純粋なフォルムと、それを実現するための最高レベルの職人の技の両面から、着想を得るポイントとしてよく参考にされました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8046,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423773_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x766.jpg" alt="" class="wp-image-8046"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このクライアント主導による創造的表現は、ロールス・ロイスのシャシー（車台にコーチビルダーの手で帆船の船体の造形を移植する「 ボート・テール・タイポロジー（類型論）」を現代の手法で表現したいという、ロールス・ロイスのデザイン・チームが長年抱き続けてきた野望とも一致しました。このデザインの方向性を提案すると、3人のパトロンは異口同音に賛成しました。そして、この3人からは共通の要求が示されたのです。それは、「いままで見たことのないものを作って欲しい」 いうものでした。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>関係するクライアントとの協議により、3台のクルマは共通のボディを持ちながら、それぞれが独立しており、極めて個性的で、ロールス・ロイスとそれぞれのお客様のビジョンや能力、野心の重なり合いが反映された作品になるという合意がなされました。「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、このようにして考案されたのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>魂の移入</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>コーチビルドでの手作業の技術は、デザインの際の新たな可能性を呼び起こします。あらかじめ手書きでデザイン案を描いたのち、粘土で実物大の彫刻としてかたちづくり、広い範囲にわたり表面を手で触ってフォルムを完成させることで全体像が見えてきます。お客様は、このプロセスを通じてコラボレーションの範囲を一緒に想定し、その方向性に影響を及ぼすことができました。ロールス・ロイスの最先端の製造技術にコーチビルドの芸術的な手法を採り入れて、新たな可能性を追求するのです。このクレイ・モデル（粘土の彫刻をデジタルでリマスターし、そこから雄型を作り、その上にアルミ板を載せ、ハンマーを使って手作業で成形するのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8030,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423779_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x724.jpg" alt="" class="wp-image-8030"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>古くから受け継がれてきた人の手による技術や工芸の技法を駆使しながら、アルミニウムのボディに磨きをかけ、調整を繰り返すことで、機械だけでは実現できない明快な面構成とラインの連続性を生み出し、金属から生きたキャンバスが作り出されます。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このプロセスはヨットの建造と同種のもので、創造物に魂を移入することを容易にします。時間に追われることなく延々と繰り返される、手作業での研磨プロセスです。広大な金属の板が、ゆっくりと「ボート・テイル」の彫刻的な作品に変わっていきます。パネルの切れ目がなく、ドラマチックな湾曲面を持ち、無限に続く巨大な一枚岩のような1つのサーフェスでかたちづくられた、真に純粋なフォルムが生み出されたのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>成功の祝福</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ロールス・ロイス初の「ボート・テイル」は、並外れた想い、並外れたコンセプト、並外れた品々の集大成であり、お客様にとっての完璧な体験を形作るクライマックスといえます 。世界的に成功し、ロールス・ロイスの特注プロセスを深く理解しているお客様は、まさに「目利き」そのものだといえ、キュレーションしてきたラグジュアリー作品は芸術の域に達しています。その提案は、意図的にわがままを通すものでした。お客様の願いは、努力し、成功を収め、祝福を必要とする人生への贈り物を創造することでした。「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、家族と一緒に楽しむことができる、歓びに満ちたクルマでなければならない のです 。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>お客様はロールス・ロイスのデザイナーとともに、ロールス・ロイスとの長年にわたる創造的関係に基づいた知識探求の旅に出ました。実際、お客様がボート・テイルのフォルムに魅了された理由はお客様の個人的なコレクションにある1932年製ロールス・ロイス ボート・テイルだったのです。そのクラシックカーを、現在のボート・テイルの完成に間に合うよう愛情をこめてレストアしてきました。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」は、ロールス・ロイスにとって、これまでになかった彫刻的な造りと、別格でありながら時折見せる遊び心ある機能性とのバランスがとれた、素晴らしい新たな美学を表現しています。ロールス・ロイスの歴史に刻まれた伝説をロマンティックに物語るこの作品は、ボート・テイルのデザインを踏襲してはいるものの正確に模写したわけではなく、歴史的なボディ・タイプと徹底的に現代的なデザインを融合させています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8035,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423772_lowRes_rolls-royce-boat-tai-682x1024.jpg" alt="" class="wp-image-8035"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>全長約5.8mのこのモデルは、その伸び伸びとしたプロポーションと明快な面構成により、上品にくつろぐ姿勢を表現しています。正面から見ると、新たに手を加えられた、ロールス・ロイスの象徴でもあるパンテオン・グリルとライトを中心に据えたものとなっています。そのグリルはコーチビルドのポートフォリオに含まれるモデルにのみ与えられた自由なデザインとなっており、決して装飾のためのものではなく、フロント・エンドに不可欠な部分となっています。この進歩的な処理により、ロールス・ロイスの紛れもない存在感を損なうことなく、お馴染みのフォーマルな雰囲気をやわらげています。フロント・エンドの水平方向を強調したデザインと、深い位置に配れたデイタイム・ランニング・ライトによって、にらみを利かせるようなボート・テイルのブロウラインをかたちづくりながら、ロールス ・ ロイスの伝統的デザインを引用したクラシカルな丸型ヘッドランプを縁取っています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>横顔を見ると、船舶を連想させるものが多くあることがわかります。左右に回り込んだウインドスクリーンはモーター・ボートのバイザーを連想させ、緩やかに後方へ傾斜するピラー、広大ですっきりしたフロントのボリューム、そして後方に向けて細くなるリヤ・エンドは舳先を上げて海上を疾駆するモーター・ボートの姿を想わせます。ボディ側面下部の徐々にえぐられていくような造形は、ロールス・ロイスの代名詞ともいえる伝統的なランニング・ボードのデザインをもとに考案されたもので、軽快な印象をもたらしています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8029,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423777_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1.jpg" alt="" class="wp-image-8029"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>真後ろから見ると、ボディは徐々に緩やかに薄くなっています。フロント・エンドと同様、ここでもロールス・ロイスの伝統的なデザインである縦型のリヤ・ライトではなく、深い位置に配置された横長のリヤ・ライトが水平方向を強調しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>実際、船舶に関連する要素をよりはっきりと認識できるのは車両後部です。後甲板を意味する「アフト・デッキ」は、歴史的なボート ・テイルの木製リヤ・デッキを現代風にアレンジ<br>したもので、帯状の木の板を組み合わせたものです。ここにはロールス・ロイスのエンジニアリングの粋を集めた「カレイドレーニョ・ベニア」が使われており、一般的にはインテリアに使うグレーとブラックの素材を、美観を損なうことなくエクステリアにも使用できるように特別な処理が施されています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":8036,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423774_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8036"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このオープン・ポアの材料は直線的な木目を特徴としており、ブラッシュド・ステンレス・スチール製のピンストライプのインレイによって細長さを強調しており、新旧問わず、ヨットの典型的な木製構造を彷彿とさせます。ロールス・ロイスのウッド・スペシャリストの研ぎ澄まされた技術で木目を合わせたブックマッチ構造としながら、ボディ形状に合わせて収<br>斂させています。ベニア処理は船尾にあたるトランサムの下部にも施され 、船尾のテーパーと全体のボリュームとのバランスを取っています。この大胆な切り詰め方は、クラシックなボート・テイル・ボディのハル（船体）のラインをさりげなく表現しています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<p>後方から見ると、ボート・テイルの幅の広さを強調するために、水平方向をさらに強調した力強い造形になっています。深い位置に配置されたリヤ・ライトが見る者の目線を下方に導く効果を発揮し、パワーを掛けて疾駆するモーター・ボートの低く沈みこむ船尾と誇らしげに掲げる船首を連想させます。</p>
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<p>ボート・テイルの型破りなフィックスド・キャノピー・ルーフには、建築の影響がはっきりと見受けられます。彫刻的なフォルムに加えて、弧を描くルーフラインはリヤへ向かうにつれて華奢な構造体へとつながり、フライング・バットレス飛梁とびはりを彷彿とさせます。もちろん、ルーフを外しているときに悪天候に見舞われた場合 、停まって一時的に雨宿りをするためのトノーも収納されています。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423773_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x766.jpg" alt="" class="wp-image-8037"/></figure>
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<p class="has-text-align-center"><strong>ミューズ・イン・ブルー（青色の女神）</strong></p>
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<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」のエクステリアは、お客様のお気に入りの色である豊かで複合的な色調の青色に包まれています。明らかに海洋を暗示するこの色彩は、影の中にあっては微妙な色合いを浮かび上がらせ、日光のもとでは塗料に含まれるメタルやクリスタルの薄片（フレークが活力とエネルギーに満ちたオーラを放ちます。エクステリアを塗装する際は、塗料が完全に乾ききる前にボディ・ラインを指でなぞり、表面の凹凸を消すことで極めて滑らかな仕上がりを実現しています。ホイールは華やかなブルーで仕上げており、丁寧に研磨したのちクリア・コーティングを施し、ボート・テイルの「祝福」というキャラクターをさらに際立たせます。</p>
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<p>ロールス・ロイスで初めての手塗りのグラデーション・ボンネットは、比較的落ち着いた深い青色から始まってグリルの上から降り注いでおり、進歩的でありながら堅苦しくない美しさと、前方から見たときの全体にがっしりとしたボリューム感を特徴としています。</p>
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<p>インテリアのレザーはボンネットの色を反映しており、フロント・シートはこのボート・テイルのドライバーを重視する姿勢を意識させる意味で濃いブルーを、リヤ・シートは薄いブルーを採用しています。レザーは柔らかなメタリック調の光沢を放ち、エクステリア・カラーとの共通性を際立たせています。また、細部のステッチやパイピングは車載時計の針に着想を得た、より強いブルーを使用しています。ボディの下部には、航跡の波を正確に模した55度の角度で鮮やかなブリリアント・ブルーが織り込まれたテクニカル・ファイバーが配されています。</p>
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<p>現代的な美しさを表現するため、フェイシアは意図的にシンプルにデザインされています。このミニマルなキャンバスは、お客様がボート・テイルのために特別にオーダーした宝石のようなボヴェの時計を引きたてます（時計の詳細は下記参照）。ペンのコレクションも、お客様の思い入れ深い趣味のひとつです。特に大事にしているモンブランのペンは、ボート・テイルのグローブ・ボックス内に特別に設えたアルミ ニウムとレザーを使った手作りのケースに収められています。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423786_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8041"/></figure>
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<p>インストルメント・パネルの文字盤には、高級宝飾品や高級時計でよく見られる「ギョーシェ」と呼ぶ装飾技法を採り入れています。また、エレガントな細身のリムを持つツートン・ステアリング・ホイールには、ブルーのテーマ・カラーを採用しています。</p>
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<p>オープン・ポアのカレイドレーニョの触感が、キャビンにも活かされています。アンスラサイトのベニアが現代的な強さと深みをもたらし、ソフトなライト・ブルーとメタリックな光沢とのバランスを図っています。木製の船体を彷彿とさせるこのウッド素材はキャビン下部とフロア部分にも使用しており、ここも進行方向に対して55度の角度で完璧にブックマッチ加工されており、左右どちらから見ても均一な外観を形作っています。</p>
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<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>センス・オブ・オケージョン</strong></p>
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<p>「このクルマはおもてなしの舞台となり、それにふさわしいものを提供しなくてはならない」</p>
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<p>これが、「ロールス・ロイス ボート・テイル」の依頼者であるお客様の要望でした。これに応えてお客様の個性を反映したリ ヤ・デッキには、これまでの自動車の世界には存在しなかった極めて野心的なコンセプトが、目立たぬように搭載されています。ボタンを押すと、このデッキは蝶の羽のように大きく開き、手の込んだ、広々としたおもてなしのホスティング・スイートが現れます。その凝った動きは、著名な建築家サンティアゴ・カラトラバ氏が追求したカンチレバー・コンセプトに着想を得ています。</p>
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<p>このホスティング・スイートは、祝福の場を共有する中心点となり、お客様の嗜好や要望のひとつひとつを明らかにするための場を提供します。そこには、最高のクオリティで仕上げられたサプライズがふんだんに盛り込まれています。このホスティング・スイートは、自動<br>車の概念そのものを覆す祝い方でその場に登場し、訪れる人々に驚きと歓びをもたらします。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>中央のラインにヒンジでつながれ 、一糸乱れぬバレエのような動作でこのホスティング・スイートのリッドが開くと、可動する仕掛けの宝箱が、正確に15度の角度でホストに向けて差し出されます。このさりげなく上品な動きのプレゼンテーションは、英国の典型的な奉仕の表現が反映されています。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423784_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1024x604.jpg" alt="" class="wp-image-8038"/></figure>
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<p>この箱には、ロールス・ロイスのアルフレスコ・ダイニング（野外の正餐を体験するのに最適な備品が用意されています。片側は食前酒用、もう片側は料理用で、「Boat Tail」と刻印されたパリのクリストフル社製カトラリーが収まっています。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>このために開発された二重の冷蔵庫には、お客様のお気に入りのヴィンテージ・シャンパン「アルマン・ド・ブリニャック（Amand de Brignac）」が収められています。特定のサイズのボトルを収納するため、冷蔵庫内に極めて洗練された優美なゆりかごが仕込まれており、その周囲はトルの色に合わせて丹念に磨き上げられ ています。</p>
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<p>シャンパンはラグジュアリー界ではおなじみですが、ボート・テイルのお客様は高級なワインに特別な思い入れがありました。このご夫妻の夫は、ご自身の生い立ちについての話を思い出しました。故郷でソムリエをしていた仲良しのご友人が、シャンパーニュ地方のグラン・マルク（有名ブランドの味の特徴を教えてくれたのです。これが生涯教育となり、今では世界で最も情報量の豊富な、希少なグラン・クリュ・シャンパンのコレクションを揃えるまでになりました。このような知識や情熱をお客様のボート・テイルを通じて共有することが最も重要であり、またこのシャンパンを 、お客様が大好きなヴィンテージ・シャンパーニュの適正温度（正確に6度）まで急速に冷却する必要がありました。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423778_lowRes_rolls-royce-boat-tai.jpg" alt="" class="wp-image-8039"/></figure>
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<p>現代のロールス・ロイスでは、悪天候を想定してロールス・ロイス・アンブレラをドアに収納するのが定番のデザイン・エレメントになっています。楽しい、ひねりの効いた仕掛けとして、ボート・テイルののんびりとした時間を演出するため、リヤ・センターラインの下に天気の良い日を想定したユニークなパラソルを収納しました。テレスコピック式の可動機構により、この美しく風変りな逆向きに開くキャノピーを容易に展開させることができます。</p>
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<p>カクテル・テーブルが、アテンダント（接客係の動きを模してエレガントに回転しながらホスティング・スイートの両側に開き、さらに、その下に収納された極めて現代的なミニマリストのスツール脚が現れます。ロールス・ロイスがデザインし、イタリアの家具メーカーであるプロメモリア社が製作したこの細身の連結式スツールは、このクルマのエクステリアに使用しているのと同じテクニカル・ファイバーで作られています。インテリアと合わせたブルーのロールス・ロイス・レザー製スツールは、快適な座り心地を実現しています。</p>
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<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>時を超えた情熱-BOVET 1822とのコラボレーション</strong></p>
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<p>現代のパトロネージに対するお客様の先見性のある取組みを示すため、依頼者の要請により完璧さを追求する2つの偉大なラグジュアリー・ハウスが集結しました。創意工夫とエンジニアリングという哲学に基づいて設立されたボヴェ（BOVET 1822）社の世界レベルの職人たちが、ロールス・ロイスのその道の達人たちと手を携えて作業を行いました。</p>
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<p>機械に思い入れのあるお客様は、時計の新境地を開拓しようとしていました。スイスのボヴェ社とロールス・ロイスの製品の熱心なコレクターであるお客様は、自分たちのボート・テイルのために極めて精巧で画期的な時計を作ることをもくろみました。ボヴェ社とロールス・ロイスは、ロールス・ロイスの象徴であるダッシュボード・クロックを再構築するため不断の努力を重ね、真のコラボレーションを行いました。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>その結果、どちらの業界でも実現したことのない成果を得ることができました。紳士用と淑女用の2つの精巧なリバーシブル時計は、腕に着けることも、車載時計として ボート・テイルのフェイシア中央にセットすることもできるようにデザインされています。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>表も裏も両面が使えるこの時計は、ロールス・ロイスとボヴェ社が3年の歳月をかけて共同開発したもので、今日までで最も複雑なアマデオ・コンバーチブル・システムをリマスタリングしたものです。その結果、ボヴェの技術力が見事に反映され、ビスポークのトゥールビヨン・タイムピースが自動車に搭載されることになりました。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>ボヴェ社のオーナーであるパスカル・ラフィー氏は、「BOVET 1822のチームがロールス・ロイスの精鋭デザイン・チームと協力して素晴らしい作品を作り上げたことをとても誇りに思います。この2つの作品、そしてマウント・システムはまったくユニークで、これまでになかったものです。」と語っています。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この注目すべき芸術作品の制作にまつわるストーリーと、そのメカニズムの詳細な解説、さらに、貴重な素材や独自の緻密な彫刻（マイクロ・スカルプチャ、時計担体の膨大な複雑さに関する情報は、2021年6月8日午後1時（BST）発行のプレス・リリースをご覧ください。</p>
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<!-- wp:paragraph {"align":"center"} -->
<p class="has-text-align-center"><strong>驚異のエンジニアリング</strong></p>
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<p>「ロールス・ロイス ボート・テイル」の開発では、お客様の並々ならぬご要望に応えるため、極めて困難な技術的課題を克服しました。実際のところ、このクルマのために1,813個ものまったく新しい部品が作成されたのです。このプロジェクトの特徴は、時間、根気、献身、そして情熱でした。生産を開始する以前の予備設計の段階でさえ、延べ20年以上の歳月が費やされています 。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423787_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x435.jpg" alt="" class="wp-image-8049"/></figure>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>お客様とデザインの最終調整を行っている間に、ボート・テイルの大きなプロポーションを支えるための、拡張性のあるアルミニウム製スペースフレーム構造のホワイト・ボディを完全に再構成し、その作業だけでもか8月を要しました。15基のスピーカーを備えたロールス・ロイスのビスポーク・オーディオ・システムは、これまで同様、車両の誕生段階から想定されていましたが、スペースフレーム・アーキテクチャーは別の方法でも利用されました。ロールス・ロイスの既存の製品ラインアップでは、専用に設計されたシル部分の構造を<br>サウンド・システムのウーファー用共鳴室として使用しています。ボート・テイルの場合は、フロア構造全体をこれに利用しており、クライアントに特別なオーディオ・エクスペリエンスを提供します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボート・テイルの後部に搭載されたホスティング・スイートの複雑な要件をサポートするた め、独自の電子的処理が必要でした。車体後部だけでも5基の電子制御式コントロール・ユニット（ECU）が作られましたが、これには完全に再設計した専用ワイヤー・ハーネスが必要で、そのために9か月間におよぶ集中的な研究・開発が行われました。その結果、リヤ・デッキのリッドは正しく67度の角度に開き、安全性の高いロック機構が備わり、さらにさまざまな料理を保存しておくための総合的な空調システムをリヤ・ホスティング・スイートに統合することができたのです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/05/P90423783_lowRes_rolls-royce-boat-tai-1-1024x531.jpg" alt="" class="wp-image-8040"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そのため、このホスティング・スイート内の温度にも気を配る必要がありました。ボート・テイルは晴天を想定して作られているので、食べ物や飲み物、そしてもちろんシャンパンなどのスイート内のものに悪影響をおよぼさないよう、断熱を考慮する必要がありました。そのために、ホスティング・スイートの下部には、熱を排出させるために2つのファンが取り付けられています。どのような気候でもボート・テイルのホスティング・スイートが問題なく使用できることを確認するため、摂氏80度～マイナス20度の厳しい環境下でテストを実施し、その結果を確認しています。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>また、ボート・テイルは認証を取得した公道走行可能な自動車であり、運転することを前提としているため、他のロールス・ロイスと同様に、高速走行でリヤ・ホスティング・スイート内の物品が十分に固定されているかどうか、また走行中は静粛かどうかを分析するなど、厳格な動的テストを受けてから初めて正式に譲渡されました。実際、お客様からは、ボート・テイル が届いたらすぐにドライブしたいとのご要望をいただいております。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>トルステン・ミュラー・エトヴェシュは、次のように締めくくりました。「ボート・テイルは、共同作業、野心、努力、そして時間の集大成です。このクルマは、成功を祝福する永続的な遺産を作りたいという願いから生まれました。ロールス・ロイス ボート・テイルは、その驚くべき実現性によって、当ブランドの歴史と現代のラグジュアリー界を見渡した中で、極めて重要な瞬間を刻んでいます。」<br> </p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>-以上-</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text＆Photo：ロールス・ロイス・モーター・カーズ</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
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