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	<title>ロベルト フェデリ - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
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	<title>ロベルト フェデリ - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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		<title>【次世代007カー？】835馬力＋1000NmのV12搭載！新型「アストンマーティン ヴァンキッシュ」のテスト</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 Jan 2025 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[テスト]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="567" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-14.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-14.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-14-300x168.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-14-768x431.jpg 768w" sizes="(max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>新型アストンマーティン ヴァンキッシュ（Aston Martin Vanquish）：835馬力、1000Nmの英国美。アストンマーティンの新型フラッグシップモデル「ヴァンキッシュ」は、驚異的なパフォーマンス数値を誇る。しかし、ドライバーの心も奪うことができるだろうか？</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ジェームズ ボンドとアストンマーティンのスーパーカー、「ヴァンキッシュ」の組み合わせは、これまで1度しか実現していない。ピアース ブロスナンが2002年の映画『007 ダイ アナザー デイ』で「V12ヴァンキッシュ」を運転することを許された一方で、ダニエル クレイグは2012年の映画『007 スカイフォール』で第2世代「ヴァンキッシュ2号車」に乗りたかったが、少し早すぎたため、旧型の「DB5」を運転した。今や007は死に、後継者は見当たらないが、「アストンマーティン ヴァンキッシュ」の第3号車は健在であり、007エージェントにふさわしい性能データを備えている。835馬力、1000Nm、0-100 km/h加速3.3秒という、あらゆる面で最高の性能を誇る。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image2-12.jpg" alt="" class="wp-image-47136"/><figcaption class="wp-element-caption">スーパープレミアム：素材と仕上がりは最高級、カラーリングは好みの問題だが、オーダーが可能である。「Q」が特別なリクエストにも対応する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ドラマとエレガンスをスタイリッシュに融合し、完璧なプロポーション、遊び心のある曲線、驚くべきディテールを備えたアストンマーティンは、常に魅力的で時代を超えたアイコンを生み出してきた。これまでに製造されたアストンマーティンの90%は、今も道路を走っている。「ヴァンキッシュ」もまた、数年後には、1960年代の悪魔のように速い「ル・マン・プロジェクトカー」の精神的な後継車として認識され、長いボンネットの下に強力なV12エンジンを搭載し、この高級GTカーのハンドルを握りたいと誰もが思うようなデザインとなっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ヴァンキッシュ」は、ローレンス ストロールが2020年にロールス・ロイスに参画して以来、開発プロセスが積み重ねられてきた集大成であり、すでに「DB12」、「ヴァンテージ」、そして「DBX707 SUV」のドライビングダイナミクスを新たな高みに引き上げてきた。その背景には、ブランドの非常に自信に満ちたポジショニングがある。すなわち、並外れた高級感という点では、ロールス・ロイスと肩を並べ、ランボルギーニ、マクラーレン、フェラーリ、ベントレーといった競合他車を大きく引き離すことを目指している。パフォーマンスという点では、ブランドは現在、マクラーレンやランボルギーニとほぼ肩を並べ、ポルシェを大きく引き離し、フェラーリにわずかに遅れをとっている状況だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">顕著な自信</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>その背景には、ブランド、そして何よりも技術への4年間にわたる多額の投資がある。アストンマーティンは、アメデオ フェリーサやロベルト フェデリといった元フェラーリの従業員を雇用し、最近では経営難に陥っていた111年の歴史を持つ由緒ある英国の伝統的メーカーを、序列の頂点にふさわしい地位に押し上げるために、あらゆる努力を惜しまなかった。電子制御による操作と中央制御から、接続性、シャーシ、ブレーキ、ドライブトレインに至るまで、アストンマーティンは車に多大な労力を注ぎ込み、その努力の結晶である第3世代「ヴァンキッシュ」を誇らしげに発表した。新型「ヴァンキッシュ」は「大陸横断を楽にこなすように設計された車」だ（少なくとも、プレスリリースではそう謳っている）。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image3-10.jpg" alt="" class="wp-image-47137"/><figcaption class="wp-element-caption">本物の逸品：V12ツインターボは、のんびりと散歩したり、力強く噛み付いたりすることができる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>V12ツインターボのシリンダーブロックとコネクティングロッドは補強され、シリンダーヘッドとカムシャフトは再設計され、新しい吸気ポートと排気ポート、スパークプラグ、インジェクターが採用され、慣性を低減し高速化された軽量のターボチャージャーが搭載され、ZF製の8速オートマチックトランスミッションに電子制御ディファレンシャルが組み込まれた。その結果、前述の835馬力の最高出力と1000Nmの最大トルクが実現した。これらは「GT」と「Wet」の運転モードでは電子制御により制限されているが、「Sport」と「Sport +」では解放される。サスペンションは、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンクアクスルを採用し、ビルシュタイン製DTXダンパーを搭載している。標準装備のカーボンブレーキは、特別開発のピレリ製Pゼロタイヤを装着した21インチの鍛造ホイールに収められている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>やや極太ではあるが、ほぼ真円のステアリングホイールに手を添えると、最高級レザー、ブラッシュドアルミニウム、カーボンファイバーで仕上げられた快適で贅沢な室内に包み込まれるような心地よさを感じる。この価格帯では一般的だが、非常に個性的なデザインに仕上げることができる。標準装備のスポーツシートは低めに設計されており、長距離走行に最適だ。ダッシュボードは「ヴァンテージ」にも見られるデザインだ。いくつかの機能を直接制御するためのボタンやスイッチを除いて、すべてがデジタル化されている。見た目はすっきりとしていてエレガントだが、アナログ計器が提供していた最後の贅沢なタッチが欠けている。ステアリングホイールに付いた安っぽいボタンは使いにくく、まったくふさわしくない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":47138,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image4-5.jpg" alt="" class="wp-image-47138"/><figcaption class="wp-element-caption">跪く：ヴァンキッシュのデザインは息をのむほど素晴らしい。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>スタートボタンを押すと、控えめなサウンドとともにヴァンキッシュが目を覚まし、クルージングに適していることを証明し、最初の強力なスロットルコマンドを待ち構える。5.2リッターV12エンジンが発揮するパワー、回転力、サウンドは、あなたを遊びに誘う。狭い田舎道では、英国製大型車の巨大なサイズが際立つのは当然だが、高速コーナーが交互に続く道でも、その才能を発揮する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「ヴァンキッシュ」がドライバーの心をすぐに掴めないのは、ステアリングにやや無関心なところがあるからかもしれない。あるいは、慣れるのにあまりにも時間がかかりすぎるからかもしれない。あるいは、ドライバーのせいかもしれない。それに、ボンドはどこにいるのだろうか？</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論：</strong><br>形も中身も完全に納得のいくものだが、運転中に何かが飛び火するようなことはまだない。洗練されたものからワイルドなものまで、あらゆる種類をうまくこなす素晴らしいV12エンジンを搭載しているにもかかわらず・・・。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>【007愛好家の意見】<br>アストンマーティン ヴァンキッシュがボンドカーとして華麗に銀幕に登場したのは「ダイ・アナーザー・デイ」で2002年のことであった。Qの後任者のRによってテームズ川沿いの地下鉄トンネル内でアンヴェールされたそれには、自動照準のついたマシンガンやDB5オマージュの助手席インジェクションの他に、透明になるというあっと驚く装備もついていた。さすがに透明になっちゃうのはいくらなんでも行き過ぎだろう、とその時は思ったものの、今になってみればあの荒唐無稽な楽しさが妙に懐かしく、微笑ましくさえ感じられてしまう。007が楽しい娯楽超大作であった時代のことだ。5代目ジェームス・ボンドはピアース・ブロスナンが演じ、あの軽妙でありながらアクションバリバリのボンド像は、今でもかなり好きである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>その後、2006年に作られた「カジノ・ロワイヤル」においてボンドカーはDBSとなり、6代目ジェームス・ボンドには言うまでもなくダニエル・クレイグが就任した。このDBSには、あの透明になっちゃうような楽しさも夢もなく、ボンドが毒を盛られて死に損なった時に使う解毒剤とAED（おいおい）というものすごく地味で、楽しさもおとぎ話感も皆無の装備を持っていたが、ダニエル・クレイグがニコリともしないまま飛ばしすぎたことが原因で、7回転した後、廃車になり、ジェームス・ボンドは怪我をして血を流し、気を失って誘拐されてしまう。ジェームス・ボンドが額から流血して誘拐……あの時の違和感はその後も消えないまま5作品が経過し、ダニエル・クレイグ最終作の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で永遠のヒーローは天国に旅立った。開いた口がふさがらないラストである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2025年現在、7代目ジェームス・ボンドは現時点では未発表だし、監督やシナリオさえも二転三転しながら未決定、という状況である。不死身でどんな危険からもタキシード姿のままあっけらかんと生還してきたジェームス・ボンドを殺しちゃったのだからやむを得ない。製作陣は次回作をどうするか頭を抱えていると伝え聞くが、自業自得といえよう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>いっそのことわれわれの憧れのジェームス・ボンドを葬り去った張本人のプロデューサーである、バーバラ・ブロッコリ（007の生みの親とも言える　アルバート・ブロッコリのバカ娘）があっけらかんと、「ジェームス・ボンドが死んじゃったのは間違いで、ちゃんと生きてました～」とでも開き直って、世界中の男たちのためになんてことのない夢物語を作ってくれる気になったのであれば、ぜひドライマティーニとワルサーPPKと、このヴァンキッシュに荒唐無稽な装備を施して登場させて欲しい。<br>（AUTO BILD JAPAN大林晃平）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Ralf Kund<br>Photo: Aston Martin Lagonda Global Holdings PLC</p>
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<p><strong>新型アストンマーティン ヴァンキッシュ（Aston Martin Vanquish）：835馬力、1000Nmの英国美。アストンマーティンの新型フラッグシップモデル「ヴァンキッシュ」は、驚異的なパフォーマンス数値を誇る。しかし、ドライバーの心も奪うことができるだろうか？</strong></p>
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<p>ジェームズ ボンドとアストンマーティンのスーパーカー、「ヴァンキッシュ」の組み合わせは、これまで1度しか実現していない。ピアース ブロスナンが2002年の映画『007 ダイ アナザー デイ』で「V12ヴァンキッシュ」を運転することを許された一方で、ダニエル クレイグは2012年の映画『007 スカイフォール』で第2世代「ヴァンキッシュ2号車」に乗りたかったが、少し早すぎたため、旧型の「DB5」を運転した。今や007は死に、後継者は見当たらないが、「アストンマーティン ヴァンキッシュ」の第3号車は健在であり、007エージェントにふさわしい性能データを備えている。835馬力、1000Nm、0-100 km/h加速3.3秒という、あらゆる面で最高の性能を誇る。</p>
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<p>「ヴァンキッシュ」は、ローレンス ストロールが2020年にロールス・ロイスに参画して以来、開発プロセスが積み重ねられてきた集大成であり、すでに「DB12」、「ヴァンテージ」、そして「DBX707 SUV」のドライビングダイナミクスを新たな高みに引き上げてきた。その背景には、ブランドの非常に自信に満ちたポジショニングがある。すなわち、並外れた高級感という点では、ロールス・ロイスと肩を並べ、ランボルギーニ、マクラーレン、フェラーリ、ベントレーといった競合他車を大きく引き離すことを目指している。パフォーマンスという点では、ブランドは現在、マクラーレンやランボルギーニとほぼ肩を並べ、ポルシェを大きく引き離し、フェラーリにわずかに遅れをとっている状況だ。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">顕著な自信</h3>
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<p>その背景には、ブランド、そして何よりも技術への4年間にわたる多額の投資がある。アストンマーティンは、アメデオ フェリーサやロベルト フェデリといった元フェラーリの従業員を雇用し、最近では経営難に陥っていた111年の歴史を持つ由緒ある英国の伝統的メーカーを、序列の頂点にふさわしい地位に押し上げるために、あらゆる努力を惜しまなかった。電子制御による操作と中央制御から、接続性、シャーシ、ブレーキ、ドライブトレインに至るまで、アストンマーティンは車に多大な労力を注ぎ込み、その努力の結晶である第3世代「ヴァンキッシュ」を誇らしげに発表した。新型「ヴァンキッシュ」は「大陸横断を楽にこなすように設計された車」だ（少なくとも、プレスリリースではそう謳っている）。</p>
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<p>やや極太ではあるが、ほぼ真円のステアリングホイールに手を添えると、最高級レザー、ブラッシュドアルミニウム、カーボンファイバーで仕上げられた快適で贅沢な室内に包み込まれるような心地よさを感じる。この価格帯では一般的だが、非常に個性的なデザインに仕上げることができる。標準装備のスポーツシートは低めに設計されており、長距離走行に最適だ。ダッシュボードは「ヴァンテージ」にも見られるデザインだ。いくつかの機能を直接制御するためのボタンやスイッチを除いて、すべてがデジタル化されている。見た目はすっきりとしていてエレガントだが、アナログ計器が提供していた最後の贅沢なタッチが欠けている。ステアリングホイールに付いた安っぽいボタンは使いにくく、まったくふさわしくない。</p>
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<p>スタートボタンを押すと、控えめなサウンドとともにヴァンキッシュが目を覚まし、クルージングに適していることを証明し、最初の強力なスロットルコマンドを待ち構える。5.2リッターV12エンジンが発揮するパワー、回転力、サウンドは、あなたを遊びに誘う。狭い田舎道では、英国製大型車の巨大なサイズが際立つのは当然だが、高速コーナーが交互に続く道でも、その才能を発揮する。</p>
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<p>「ヴァンキッシュ」がドライバーの心をすぐに掴めないのは、ステアリングにやや無関心なところがあるからかもしれない。あるいは、慣れるのにあまりにも時間がかかりすぎるからかもしれない。あるいは、ドライバーのせいかもしれない。それに、ボンドはどこにいるのだろうか？</p>
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<p><strong>結論：</strong><br>形も中身も完全に納得のいくものだが、運転中に何かが飛び火するようなことはまだない。洗練されたものからワイルドなものまで、あらゆる種類をうまくこなす素晴らしいV12エンジンを搭載しているにもかかわらず・・・。</p>
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<p>【007愛好家の意見】<br>アストンマーティン ヴァンキッシュがボンドカーとして華麗に銀幕に登場したのは「ダイ・アナーザー・デイ」で2002年のことであった。Qの後任者のRによってテームズ川沿いの地下鉄トンネル内でアンヴェールされたそれには、自動照準のついたマシンガンやDB5オマージュの助手席インジェクションの他に、透明になるというあっと驚く装備もついていた。さすがに透明になっちゃうのはいくらなんでも行き過ぎだろう、とその時は思ったものの、今になってみればあの荒唐無稽な楽しさが妙に懐かしく、微笑ましくさえ感じられてしまう。007が楽しい娯楽超大作であった時代のことだ。5代目ジェームス・ボンドはピアース・ブロスナンが演じ、あの軽妙でありながらアクションバリバリのボンド像は、今でもかなり好きである。</p>
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<p>その後、2006年に作られた「カジノ・ロワイヤル」においてボンドカーはDBSとなり、6代目ジェームス・ボンドには言うまでもなくダニエル・クレイグが就任した。このDBSには、あの透明になっちゃうような楽しさも夢もなく、ボンドが毒を盛られて死に損なった時に使う解毒剤とAED（おいおい）というものすごく地味で、楽しさもおとぎ話感も皆無の装備を持っていたが、ダニエル・クレイグがニコリともしないまま飛ばしすぎたことが原因で、7回転した後、廃車になり、ジェームス・ボンドは怪我をして血を流し、気を失って誘拐されてしまう。ジェームス・ボンドが額から流血して誘拐……あの時の違和感はその後も消えないまま5作品が経過し、ダニエル・クレイグ最終作の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で永遠のヒーローは天国に旅立った。開いた口がふさがらないラストである。</p>
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<p>2025年現在、7代目ジェームス・ボンドは現時点では未発表だし、監督やシナリオさえも二転三転しながら未決定、という状況である。不死身でどんな危険からもタキシード姿のままあっけらかんと生還してきたジェームス・ボンドを殺しちゃったのだからやむを得ない。製作陣は次回作をどうするか頭を抱えていると伝え聞くが、自業自得といえよう。</p>
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<p>いっそのことわれわれの憧れのジェームス・ボンドを葬り去った張本人のプロデューサーである、バーバラ・ブロッコリ（007の生みの親とも言える　アルバート・ブロッコリのバカ娘）があっけらかんと、「ジェームス・ボンドが死んじゃったのは間違いで、ちゃんと生きてました～」とでも開き直って、世界中の男たちのためになんてことのない夢物語を作ってくれる気になったのであれば、ぜひドライマティーニとワルサーPPKと、このヴァンキッシュに荒唐無稽な装備を施して登場させて欲しい。<br>（AUTO BILD JAPAN大林晃平）</p>
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<p>Text: Ralf Kund<br>Photo: Aston Martin Lagonda Global Holdings PLC</p>
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