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	<title>リムジン - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
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	<title>リムジン - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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		<title>一日だけアメリカ大統領の気分で1965年式リンカーン コンチネンタル エグゼクティブリムジンに乗る　スイートルームの乗り心地は？</title>
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		<dc:creator><![CDATA[boku6nao@gmail.com]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 05 Oct 2024 06:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[セダン＆ワゴン]]></category>
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		<category><![CDATA[リンドン ベインズ ジョンソン]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image1-42.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image1-42.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image1-42-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image1-42-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>1965年式リンカーン コンチネンタル エグゼクティブリムジン（1965 Lincoln Continental Executive limousine）を試乗。スイートルーム。一度でいいからアメリカ大統領のようにその乗り心地を味わってみたいものだ。しかし、ほとんどの人はそのチャンスを得られない。なぜなら、この種のリムジンは決してホワイトハウスから出ないからだ。あるいは、そう言われている。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>金曜日の午後、写真家のグレッグ ジャレム氏と私はホワイトハウスの階段に立っていた。ゆっくりと、漆黒の1965年式「リンカーン コンチネンタル」のリムジンが視界に入ってきた。堂々と大きなカーブを回り、私たちの目の前で停車した。次に、サングラスをかけたシークレットサービスが現れ、手首に無線機を当てながら、アメリカ大統領のために車のドアを開ける。そして、その予想は大きく外れることはないだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">この大統領専用リムジンは、アメリカのストレッチリムジンメーカーである</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「リーマン ペターソン（Lehmann-Peterson）」社製で、それだけでも非常に珍しいものだ。1965年モデルではわずか78台しか生産されていない。この全長6.36メートルのモンスターは、1963年に第36代アメリカ合衆国大統領に就任したリンドン ベインズ ジョンソン（LBJ）の専用車だった。ジョン F ケネディが暗殺されたのと同じ年だ。「野獣」のような威圧的な名前を持つ米国の大統領用リムジンが巨大なディーゼルSUVをベースとするようになるはるか以前、米国の民主主義のリーダーたちは、はるかにエレガントなロングホイールリムジンで移動していた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>その中でも最も有名なのは、「ヘス&amp;アイゼンハート（Hess &amp; Eisenhardt）」社製のダークブルーの「ランドーレットX-100」で、1963年11月22日のあの悲運の朝、JFKがダラス市内のデイリープラザに乗り付けていた車だ。悲劇の数時間後、LBJ（リンドン ベインズ ジョンソン）は大統領に任命された。今日では、「X-100」が防弾ガラスに改装され、LBJの指示で黒く塗り替えられた後、ホワイトハウスに戻されたことは考えられないことのように思える。その後10年間にわたり、単調な輸送業務に従事したが、大統領を乗せて走ることはなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image2-38.jpg" alt="" class="wp-image-42325"/><figcaption class="wp-element-caption">LBJのリンカーンでは、いつでも核戦争が始まりそうな気分になる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>LBJの公用車としての主な任務は、1965年製の「リンカーン コンチネンタル クーペ デラックス」が担っていた。この車は、今、私たちの目の前に静かに佇み、7リッターV8エンジンを静かに唸らせているリムジンと非常に似ている。これは、LBJの「レッドカーペット専用車」であり、国家の要人やVIPを、LBJが同乗している、いないに関わらず輸送することを使命とする、レッドカーペット用の車だった。通常、このような国家の要人用リムジンはホワイトハウスから出されることはなく、出されるとしても、それぞれの大統領の記念博物館に展示される。しかし、多くの場合、長年にわたって雑用を任された後、廃車となる。「この1台だけが生き残りました」と、マサチューセッツ州ミドルバラの「オートモーションガレージ」のオーナー、ジョン ロウラー氏は笑顔で語る。ジョン氏と私は20年以上の友人だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">大統領から人々へ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ジョン氏は18年間大統領専用リムジンを所有しており、それが民間人の手に渡った経緯を喜んで話してくれた。「多くのリムジンにとって、ホワイトハウスでの勤務は非常に過酷で、ほとんどのリムジンは廃車になるまで運転されていました。しかし、この車は1969年にホワイトハウスを去ったとき、走行距離はわずか53,000kmで、状態は極めて良好でした。その理由は、塗装を除いてすべてがオリジナルのままだからです。おそらく政府関係者の誰かに譲渡され、その人が使用していたのでしょう」とジョン氏は説明する。同氏によれば、現役時代にも、特に負荷のかかる車の側面は何度か再塗装されたそうだ。「ボディガード付きで使用されていたことを考えると、これは珍しいことではありません」と、ジョン氏は、塗装以外はすべてオリジナルであることを強調する。「レザー、カーペット、テクノロジーなどです。ホワイトハウスのモトローラ製電話機も現存しています」。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>リンカーンブランドは常にフォード社に属しており、シカゴを拠点とする民間企業、「リーマン ペターソン エグゼクティブリムジン」社にロングリムジンの製造を依頼し、同社に完全な工場保証を与えていた。「興味のある方はどなたでも、お好みのディーラーからこのようなストレッチ版コンチネンタルを注文することができました」と、フロリダ州クリヤウォーターの「リンカーン ランド」のオーナーであり、リンカーン専門家であるクリス ダン氏は語る。「リーマン ペターソン」は、1963年に4ドアのコンチネンタルをベースに、リヤの「スーサイドドア」を備えた初の自社設計のリムジンを製造した小さな作業場からスタートした。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":42327,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image3-34.jpg" alt="" class="wp-image-42327"/><figcaption class="wp-element-caption">その巨大な外寸にもかかわらず、全長6.36メートルのリンカーンは驚くほど運転しやすい。パワーステアリング、オートマチックトランスミッション、そして345馬力のV8エンジンがその助けとなっている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>リンカーンの経営陣はストレッチリムジンに注目し、「リーマン ペターソン」社に試作車を工場に持ち込んでテストを行った。エンジニアたちは、86cmの延長が一体型ボディにどのような影響を与えるかに特に興味を示した。それ以前にも、それ以後にも、多くのセダンが従来のラダーフレームの車両をベースに製造されていたが、1960年代の「コンチネンタル」は、リヤヒンジ式のテールドアが特徴的で、独立懸架式のボディを採用していた。「エンジニアたちは、イリノイ工場の作業に明らかに感銘を受けていた」とダン氏は言う。「たとえば、強化材が組み込まれていたため、延長バージョンの剛性はベースモデルよりも高かった。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>1964年2月25日、フォードは1964年モデルをベースにした車両を少数生産するつもりで、「リーマン ペターソン」社に少量生産の契約を授与した。ストレッチリムジンの製造にあたっては、シカゴの「リンカーンモーターズ」に直接、大型タイヤやショックアブソーバー、追加の空調ユニット、より重い荷重に対応する強化クーリングエレメントなどを含むリムジン改造キットが納入された。ルーフは取り外され、車体は中央でカットされ、86cmのセクションが挿入された。車体は補強され、特にルーフ構造は強化された。外から見てすぐに分かるのは、フロントドアの後ろの補強されたBピラーだ。31ミリ厚の鋼板が、運転席の後ろの隔壁、新しいサイドウィンドウの下の側面、フロアに沿って取り付けられた。これにより、剛性の高い構造の基礎となるボックス構造が実現した。当然ながら、ドライブシャフトとエキゾーストも延長され、補強された。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":42326,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image4-29.jpg" alt="" class="wp-image-42326"/><figcaption class="wp-element-caption">すべてのリーマン ペターソン社製ストレッチリムジンには、小さなリヤウィンドウ付きのビニール製ルーフが装備されていた。スモークウィンドウは、後になってから米国で施された装飾である。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>最終的な仕上がりは素晴らしい。ストレッチセダンはベースモデルよりも硬く、重量は2,693kgで、シリーズモデルよりもわずか300kgほど重いだけである。内装は、大統領専用車らしく、標準的なリヤベンチシートと、従業員用と同じレザーで覆われた2つの対面式個別シート、そしてセンターコンソールが備わっている。我々の車には、小さなバーとホワイトハウスの回転式ダイヤル電話がある。「本来、公用車にはラジエーターグリルの後ろに赤と青の警告灯もついていたのですが、今はもうありません」とジョンは説明する。「ホワイトハウスモータープールモバイル#9」と書かれた電話機の上には、おそらくジョン・F・ケネディ大統領の閣僚たちへの直接ダイヤル用と思われる9つのプッシュボタンがある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">1日だけの大統領</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ジョンが運転する間、私は当然のように後部右側の座席に座り、一つ一つ試してみましたが、どれも応答がありません。ホワイトハウスの車庫の番号(XXX)XXX-XXXXでさえ、過去59年の間に変わっているかもしれません。なぜなら、誰も出ないからです。ジョンが全長6.36メートルのリムジンを街中を走らせている間、私はかつて所有していた1966年と1967年製のリンカーン・コンチネンタル・コンバーチブル2台のことを考えていた。この2台の車、そしてこの歌姫について私が最も感銘を受けたのは、その高い快適性だった。これは、高い空車重量とリンカーン社のエンジニアの優れた仕事によるものです。大統領の移動手段にふさわしく、ガタガタしたりキーキー音を立てたりする箇所はありません。「すべてが昔のままです」とジョン氏は誇らしげに語ります。「今日まで、この車は一度も分解されたことがありません」。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":42328,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/09/image5-23.jpg" alt="" class="wp-image-42328"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>エグゼクティブリムジンには、1965年のシリーズ生産モデルの標準仕様であった7リッターV8エンジンも搭載されており、345馬力、そして何よりも2600回転から630Nmのトルクを発揮する。3速で十分だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>撮影の休憩中に、私はハンドルを握った。すべてが馴染みのあるものに見える。ジョンとグレッグが日陰で涼んでいる間、私はボタンや電動シート調整をいじりながら、7リッターV8エンジンのサウンドを聴いた。ギアチェンジがどれほど簡単かを試してみようと、いよいよ出発だ。我々の「ホワイトハウス」はミドルバラのグリーンにある第一長老教会なので、文字通り教会の塔の周りを1周するだけだ。この教会には6本の印象的な白い柱と広い階段があり、我々が見た中で最も白い家だった。私は教会の周りを小さな小道を数周してから、グレッグが「全部見た」と宣言し、ジョンが「キャンプまでこの巨大な貨物を運転して帰りたいか？」と私に尋ねてくるまで、その場に留まり続けた。もちろん、運転する！　金曜日の午後の交通量の多い中、私は突然、この巨大な車のハンドルを握った。その間、ジョンは私の隣で電動窓を下ろし、私と会話を交わした。そして、この変わった、重く、長く、かさばる車のハンドリングが「普通」であることに気づいた。車幅が2m近くあり、小回りが利かないことに慣れてしまえば、あとはすべてが簡単だ。「車間距離を十分にとって運転しないと」とジョンが警告してくれた。バス並みのホイールベース（4.06m）のため、カーブの内側では何かと接触する危険性があるのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>低回転のV8エンジンは324馬力と規定されていた。2,600回転から発生する630Nmのトルクをフルに活用する。ジョンと私がラッシュアワーの渋滞の中を走っていると、通りすがりの人や他のドライバーたちがリンカーンに対して敬意を払っていることに気づいた。彼らのほとんどは、おそらくLBJの時代以降に生まれた人たちだろう。しかし、オートメーションガレージに戻ったときには、私は失望を隠しきれなかった。「レッドカーペットはどこにあるの？」と。（笑）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Axel Catton<br>Photo: AUTO BILD</p>
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<p><strong>1965年式リンカーン コンチネンタル エグゼクティブリムジン（1965 Lincoln Continental Executive limousine）を試乗。スイートルーム。一度でいいからアメリカ大統領のようにその乗り心地を味わってみたいものだ。しかし、ほとんどの人はそのチャンスを得られない。なぜなら、この種のリムジンは決してホワイトハウスから出ないからだ。あるいは、そう言われている。</strong></p>
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<p>金曜日の午後、写真家のグレッグ ジャレム氏と私はホワイトハウスの階段に立っていた。ゆっくりと、漆黒の1965年式「リンカーン コンチネンタル」のリムジンが視界に入ってきた。堂々と大きなカーブを回り、私たちの目の前で停車した。次に、サングラスをかけたシークレットサービスが現れ、手首に無線機を当てながら、アメリカ大統領のために車のドアを開ける。そして、その予想は大きく外れることはないだろう。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">この大統領専用リムジンは、アメリカのストレッチリムジンメーカーである</h3>
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<p>「リーマン ペターソン（Lehmann-Peterson）」社製で、それだけでも非常に珍しいものだ。1965年モデルではわずか78台しか生産されていない。この全長6.36メートルのモンスターは、1963年に第36代アメリカ合衆国大統領に就任したリンドン ベインズ ジョンソン（LBJ）の専用車だった。ジョン F ケネディが暗殺されたのと同じ年だ。「野獣」のような威圧的な名前を持つ米国の大統領用リムジンが巨大なディーゼルSUVをベースとするようになるはるか以前、米国の民主主義のリーダーたちは、はるかにエレガントなロングホイールリムジンで移動していた。</p>
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<p>その中でも最も有名なのは、「ヘス&amp;アイゼンハート（Hess &amp; Eisenhardt）」社製のダークブルーの「ランドーレットX-100」で、1963年11月22日のあの悲運の朝、JFKがダラス市内のデイリープラザに乗り付けていた車だ。悲劇の数時間後、LBJ（リンドン ベインズ ジョンソン）は大統領に任命された。今日では、「X-100」が防弾ガラスに改装され、LBJの指示で黒く塗り替えられた後、ホワイトハウスに戻されたことは考えられないことのように思える。その後10年間にわたり、単調な輸送業務に従事したが、大統領を乗せて走ることはなかった。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">大統領から人々へ</h3>
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<p>ジョン氏は18年間大統領専用リムジンを所有しており、それが民間人の手に渡った経緯を喜んで話してくれた。「多くのリムジンにとって、ホワイトハウスでの勤務は非常に過酷で、ほとんどのリムジンは廃車になるまで運転されていました。しかし、この車は1969年にホワイトハウスを去ったとき、走行距離はわずか53,000kmで、状態は極めて良好でした。その理由は、塗装を除いてすべてがオリジナルのままだからです。おそらく政府関係者の誰かに譲渡され、その人が使用していたのでしょう」とジョン氏は説明する。同氏によれば、現役時代にも、特に負荷のかかる車の側面は何度か再塗装されたそうだ。「ボディガード付きで使用されていたことを考えると、これは珍しいことではありません」と、ジョン氏は、塗装以外はすべてオリジナルであることを強調する。「レザー、カーペット、テクノロジーなどです。ホワイトハウスのモトローラ製電話機も現存しています」。</p>
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<p>リンカーンブランドは常にフォード社に属しており、シカゴを拠点とする民間企業、「リーマン ペターソン エグゼクティブリムジン」社にロングリムジンの製造を依頼し、同社に完全な工場保証を与えていた。「興味のある方はどなたでも、お好みのディーラーからこのようなストレッチ版コンチネンタルを注文することができました」と、フロリダ州クリヤウォーターの「リンカーン ランド」のオーナーであり、リンカーン専門家であるクリス ダン氏は語る。「リーマン ペターソン」は、1963年に4ドアのコンチネンタルをベースに、リヤの「スーサイドドア」を備えた初の自社設計のリムジンを製造した小さな作業場からスタートした。</p>
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<p>リンカーンの経営陣はストレッチリムジンに注目し、「リーマン ペターソン」社に試作車を工場に持ち込んでテストを行った。エンジニアたちは、86cmの延長が一体型ボディにどのような影響を与えるかに特に興味を示した。それ以前にも、それ以後にも、多くのセダンが従来のラダーフレームの車両をベースに製造されていたが、1960年代の「コンチネンタル」は、リヤヒンジ式のテールドアが特徴的で、独立懸架式のボディを採用していた。「エンジニアたちは、イリノイ工場の作業に明らかに感銘を受けていた」とダン氏は言う。「たとえば、強化材が組み込まれていたため、延長バージョンの剛性はベースモデルよりも高かった。」</p>
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<p>1964年2月25日、フォードは1964年モデルをベースにした車両を少数生産するつもりで、「リーマン ペターソン」社に少量生産の契約を授与した。ストレッチリムジンの製造にあたっては、シカゴの「リンカーンモーターズ」に直接、大型タイヤやショックアブソーバー、追加の空調ユニット、より重い荷重に対応する強化クーリングエレメントなどを含むリムジン改造キットが納入された。ルーフは取り外され、車体は中央でカットされ、86cmのセクションが挿入された。車体は補強され、特にルーフ構造は強化された。外から見てすぐに分かるのは、フロントドアの後ろの補強されたBピラーだ。31ミリ厚の鋼板が、運転席の後ろの隔壁、新しいサイドウィンドウの下の側面、フロアに沿って取り付けられた。これにより、剛性の高い構造の基礎となるボックス構造が実現した。当然ながら、ドライブシャフトとエキゾーストも延長され、補強された。</p>
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<p>最終的な仕上がりは素晴らしい。ストレッチセダンはベースモデルよりも硬く、重量は2,693kgで、シリーズモデルよりもわずか300kgほど重いだけである。内装は、大統領専用車らしく、標準的なリヤベンチシートと、従業員用と同じレザーで覆われた2つの対面式個別シート、そしてセンターコンソールが備わっている。我々の車には、小さなバーとホワイトハウスの回転式ダイヤル電話がある。「本来、公用車にはラジエーターグリルの後ろに赤と青の警告灯もついていたのですが、今はもうありません」とジョンは説明する。「ホワイトハウスモータープールモバイル#9」と書かれた電話機の上には、おそらくジョン・F・ケネディ大統領の閣僚たちへの直接ダイヤル用と思われる9つのプッシュボタンがある。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">1日だけの大統領</h3>
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<p>ジョンが運転する間、私は当然のように後部右側の座席に座り、一つ一つ試してみましたが、どれも応答がありません。ホワイトハウスの車庫の番号(XXX)XXX-XXXXでさえ、過去59年の間に変わっているかもしれません。なぜなら、誰も出ないからです。ジョンが全長6.36メートルのリムジンを街中を走らせている間、私はかつて所有していた1966年と1967年製のリンカーン・コンチネンタル・コンバーチブル2台のことを考えていた。この2台の車、そしてこの歌姫について私が最も感銘を受けたのは、その高い快適性だった。これは、高い空車重量とリンカーン社のエンジニアの優れた仕事によるものです。大統領の移動手段にふさわしく、ガタガタしたりキーキー音を立てたりする箇所はありません。「すべてが昔のままです」とジョン氏は誇らしげに語ります。「今日まで、この車は一度も分解されたことがありません」。</p>
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<p>撮影の休憩中に、私はハンドルを握った。すべてが馴染みのあるものに見える。ジョンとグレッグが日陰で涼んでいる間、私はボタンや電動シート調整をいじりながら、7リッターV8エンジンのサウンドを聴いた。ギアチェンジがどれほど簡単かを試してみようと、いよいよ出発だ。我々の「ホワイトハウス」はミドルバラのグリーンにある第一長老教会なので、文字通り教会の塔の周りを1周するだけだ。この教会には6本の印象的な白い柱と広い階段があり、我々が見た中で最も白い家だった。私は教会の周りを小さな小道を数周してから、グレッグが「全部見た」と宣言し、ジョンが「キャンプまでこの巨大な貨物を運転して帰りたいか？」と私に尋ねてくるまで、その場に留まり続けた。もちろん、運転する！　金曜日の午後の交通量の多い中、私は突然、この巨大な車のハンドルを握った。その間、ジョンは私の隣で電動窓を下ろし、私と会話を交わした。そして、この変わった、重く、長く、かさばる車のハンドリングが「普通」であることに気づいた。車幅が2m近くあり、小回りが利かないことに慣れてしまえば、あとはすべてが簡単だ。「車間距離を十分にとって運転しないと」とジョンが警告してくれた。バス並みのホイールベース（4.06m）のため、カーブの内側では何かと接触する危険性があるのだ。</p>
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<p>低回転のV8エンジンは324馬力と規定されていた。2,600回転から発生する630Nmのトルクをフルに活用する。ジョンと私がラッシュアワーの渋滞の中を走っていると、通りすがりの人や他のドライバーたちがリンカーンに対して敬意を払っていることに気づいた。彼らのほとんどは、おそらくLBJの時代以降に生まれた人たちだろう。しかし、オートメーションガレージに戻ったときには、私は失望を隠しきれなかった。「レッドカーペットはどこにあるの？」と。（笑）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Axel Catton<br>Photo: AUTO BILD</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>メルセデス・ベンツから供与された国賓送迎車「メルセデス 600 プルマン」でめぐるボンからボーデン湖までの旅物語</title>
		<link>https://autobild.jp/31137/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 09 Dec 2023 07:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[旧車＆ネオクラシック]]></category>
		<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
		<category><![CDATA[Mercedes 600 Pullman]]></category>
		<category><![CDATA[Mercedes Benz]]></category>
		<category><![CDATA[W100]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[メルセデス 600 プルマン]]></category>
		<category><![CDATA[メルセデス・ベンツ]]></category>
		<category><![CDATA[リムジン]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="675" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-1024x576.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-768x432.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-696x392.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-1068x601.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-747x420.jpg 747w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>メルセデス・ベンツ 600 プルマン：1963年、メルセデス600はドイツ連邦共和国の大使となった。格調高く、それでいて気取らないメルセデス600は、60年経った今も国際舞台のスターである。この記念すべき年に、古都ボンからボーデン湖までプルマンで旅をした。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ドイツノ首相は、代々派手な暮らしを嫌う。ボンのバンガローの中庭にあるプール - 1999年までここに住んでいた（そしてこの建物を嫌っていた）ヘルムート コール元ドイツ首相にとっては、意味のないものだった。1970年代半ばにロキ シュミットが個室と国賓室の間に設置した簡易キッチンでさえ、今回私たちが運転した「メルセデス 600」のバーコンパートメントと大差ない大きさだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>旧連邦共和国は車でも無駄を省いた。税金で高価な公用車を買う代わりに、首相官邸はメルセデスから車と運転手を借りたのだ。例えば、1965年、エリザベス女王がバーデン＝ヴュルテンベルク州首相だったクルト ゲオルク キーシンガーとともにシュトゥットガルトを訪問したとき、夫のフィリップ王子は女王の後ろに回り、"これ全部、まだ支払い終わってないの？"と、シュロスプラッツの壮麗な建物を見て無粋な質問をした。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":31139,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR158-bfa1521f97e75751-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31139"/><figcaption>運転手はパーテーションで仕切られた狭い運転席で窮屈そうにしながら仕事を楽しんでいる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>VW ビートルの20倍の値段のメルセデス</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「600」に乗ると、多くのガソリンスタンドを知ることになる。この6ドアサルーンは、100km走行あたり20リットルのガソリンを消費する（リッター5km）。しかし、「プルマン」のオーナーの多くは自前の油田を持っているような国だったのでさほど問題にはならない。1978年に写真の車を注文した北ドイツの伯爵夫人とクリニックの創設者はそうではなかったようだが。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":31140,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/00285476-e2786071becfd694-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31140"/><figcaption>スタッフは非常用の座席を手で上げなければならなかったが、リアシートは油圧で調整可能だった。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>当時、この長―い「600」の価格は17万1,920マルク（約1,440万円）で、ビートルの20倍もした。ウド ユルゲンス（600のオーナーでもあった）が、「ブエノス ディアス アルゼンチーナ」を歌い、サッカードイツ代表がコルドバでのオーストリア戦で恥をかいたとき、「600」はまだ新車としてショールームにあった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>1963年9月、フランクフルトで開催されたIAAでメルセデスが「600」を初公開したとき、競合他社は大恥をかいた。ダイムラーの技術者たちは、経営委員会から「国際的に通用する代表的なサルーン」を開発するという白紙委任状を与えられ、損得に関係なく、良いもの、高価なものをすべて導入した。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>わずか2,677台の600が製造された</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし結局は高すぎた。商業的にも「600」は大失敗だった。年間3,000台が生産される予定だった。しかし、17年間でわずか2,677台しか生産されなかった。シュトゥットガルトのメーカーは、そのうちの429台を、19世紀に鉄道用の豪華な寝室を設計したジョージ モーティマー プルマンにちなんで命名された長大な「プルマン」として納車した。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>バート ゴデスベルクのライン川フェリーでは、アデナウアーがオフィスから帰宅する際に川を渡るのに使用した。プルマンは大通りを練り歩き、宮殿の前に停車するために作られた。しかし、平凡な日常生活はすぐに窮屈になった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR709-8205c7586c55f7ab-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31141"/><figcaption>アデナウアーは毎日の通勤にニーダードレンドルフからバート ゴデスベルクへのフェリーを利用した。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>全長6.24メートルは、リアにカーテンを引かなければ見渡しやすい。ホイールベースが3.90メートルあるため、コーナリング半径が大きくなり、エアサスペンションを数センチ上げるオプションがあるとはいえ、スロープでは注意が必要だ。しかし、フェリーの船員は私たちに親指を立ててくれた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>バート ホネフを過ぎると道路は広くなり、交通量も落ち着いてくる。「600」はライン川と同じように雄大に流れていく。8気筒の低音エンジンが、気流のヒスノイズに静かに寄り添う。後部車軸には250馬力のパワーが供給され、その多くが800メートル（そう、その通り！）に及ぶ複雑な油圧ラインのネットワークに埋もれてしまったとしても、デビューから60年を経た今でも、3トンの車重をものともせずクルーズするに十分なパワーがある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>コブレンツのドイチェス エック、ローレライ、バッハラッハ・・・。ハインリッヒ フォン クライストが「我々の偉大な庭師は、その景観のために最大限の工夫を凝らした」と語った美しいラインガウに、私たちはすぐに到着する。そのデザインは格調高く、しかし仰々しくはない。通の間では、ホイールアーチのクロームを堂々と身につけられる唯一のメルセデスであるというのが共通見解だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":31142,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR153-d00793e314393fe1-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31142"/><figcaption>バーデン バーデンからフロイデンシュタットに向かって、黒い森上部の尾根を越える人気の休暇ルート。この写真ほど交通量が少ないことはめったにない。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>細部へのこだわりが、すべての接合部からにじみ出ている。ダッシュボードには、クロームメッキのバー、磨き上げられたマカッサル エボニーのストリップなど、無数のパーツをボルトで結合しているが、まるでひとつのブロックから削り出したかのようだ。ガタつきもなく、音もしない。永遠の車。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>クラシックセンターがメンテナンスを担当</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「600」では、メーカー直営の「メルセデス・ベンツ クラシックセンター」と数少ない専門ワークショップが、トランクリッドの開閉（指ギロチンに注意！）から、窓やウィンドスクリーンの上げ下げ、ソファのように柔らかいリアシートの調整まで、あらゆる快適機能を制御する油圧装置が適切に作動することを保証している。この複雑なクラシックカーでは、素人のメカニックは手も足も出ない。「エアコンユニットを開けただけでも、誤って原子力発電所の制御装置を開けてしまったと思うでしょう」と600人の専門家は言う。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":31143,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR065-b1b3fd4a1dee3a59-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31143"/><figcaption>港の入り口にあるインペリア像は、1414年の会議で教会指導者たちが遭遇したこの世の誘惑を象徴している。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>たとえそれが、時には運転というより待ち時間（車ではなく、乗客のために）であったとしても、運転手の役割は、私に合っている。祖父は誇りに思っているだろう。1968年、ホーエンツォレルン家の皇太子フェルフリートとの結婚式のために、伯爵の連れ子を6.3リッターのメルセデスでシグマリンゲン城まで送り届けた。バーデン バーデンから黒い森の丘を登るとき、私が彼の帽子をかぶったのは名誉なことだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>背の高いシルバーモミの木が立ち並ぶ蛇行した道では、600メートルという距離が縮んで見える。乗客のヴォルフガングがインターホン越しに節制を促し、鉛クリスタル製のカラフェに入ったミニバーのブランデーが重いうねりを起こす。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>夏は谷に取り残され、黒い森の高速道路は霧に包まれ、モミの木の頂上は濁った無の中に消えていく。8月に11月の雰囲気。もてなしやすい場所ではない。標高770メートルのコールベルクフェルゼンにある富裕層の保養地ビューラーヘーエは何年も閉鎖されており、車で行ける高級ホテルすらない。では、ボーデン湖に向かおう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「シュヴァーベン海」は南の風情と親しみやすい気候を約束してくれる。しかし、ボーデンツのヨットクラブで車のドアを開けると、小雨が降っている。「MSシュヴァーベン」は、その細い船首で静かに港に滑り込む。色とりどりのウインドブレーカーを着た年金受給者たちが驚きのあまり立ち止まる。彼らは唇をすぼめ、恭しく「600」という言葉を口にする。彼らはまだそれを知っている。おそらく、ボン共和国のテレビ映像からだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>テクニカルデータと価格： メルセデス600</strong><br> エンジン: V8エンジン（M100）、フロント縦置き、各シリンダーバンクに1本のオーバーヘッドカムシャフト、チェーン駆動、各シリンダーに2バルブ、機械式ガソリン噴射（ボッシュ製8ピストンポンプ）。<br> 排気量: 6,332cc、ボア×ストローク103.0×95.0mm<br> 最高出力: 250PS@4000rpm<br> 最大トルク: 500Nm@2500rpm<br> 最高速度: 200km/h<br> 駆動: 油圧クラッチ付き4速オートマチックトランスミッション、後輪駆動<br> シャシー: ダブルウィッシュボーン式独立フロントサスペンション、レベリングコントロール付きリアシングルジョイントスイングアクスル、全周エアチャンバーベローズ、追加ラバースプリング、油圧式テレスコピックショックアブソーバー（2段階調整可能）<br> 燃費: リッターあたり5.6km<br> 車両重量: 2710 kg<br> 新車価格（1978年当時）: 171,920マルク（約1,440万円）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Martin Puthz<br> Photo: Sven Krieger / AUTO BILD</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="675" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-1024x576.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-768x432.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-696x392.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-1068x601.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_16_9-4654d115aa42160d-747x420.jpg 747w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>メルセデス・ベンツ 600 プルマン：1963年、メルセデス600はドイツ連邦共和国の大使となった。格調高く、それでいて気取らないメルセデス600は、60年経った今も国際舞台のスターである。この記念すべき年に、古都ボンからボーデン湖までプルマンで旅をした。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ドイツノ首相は、代々派手な暮らしを嫌う。ボンのバンガローの中庭にあるプール - 1999年までここに住んでいた（そしてこの建物を嫌っていた）ヘルムート コール元ドイツ首相にとっては、意味のないものだった。1970年代半ばにロキ シュミットが個室と国賓室の間に設置した簡易キッチンでさえ、今回私たちが運転した「メルセデス 600」のバーコンパートメントと大差ない大きさだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>旧連邦共和国は車でも無駄を省いた。税金で高価な公用車を買う代わりに、首相官邸はメルセデスから車と運転手を借りたのだ。例えば、1965年、エリザベス女王がバーデン＝ヴュルテンベルク州首相だったクルト ゲオルク キーシンガーとともにシュトゥットガルトを訪問したとき、夫のフィリップ王子は女王の後ろに回り、"これ全部、まだ支払い終わってないの？"と、シュロスプラッツの壮麗な建物を見て無粋な質問をした。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR158-bfa1521f97e75751-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31139"/><figcaption>運転手はパーテーションで仕切られた狭い運転席で窮屈そうにしながら仕事を楽しんでいる。</figcaption></figure>
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<h3>VW ビートルの20倍の値段のメルセデス</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「600」に乗ると、多くのガソリンスタンドを知ることになる。この6ドアサルーンは、100km走行あたり20リットルのガソリンを消費する（リッター5km）。しかし、「プルマン」のオーナーの多くは自前の油田を持っているような国だったのでさほど問題にはならない。1978年に写真の車を注文した北ドイツの伯爵夫人とクリニックの創設者はそうではなかったようだが。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/00285476-e2786071becfd694-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31140"/><figcaption>スタッフは非常用の座席を手で上げなければならなかったが、リアシートは油圧で調整可能だった。</figcaption></figure>
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<p>当時、この長―い「600」の価格は17万1,920マルク（約1,440万円）で、ビートルの20倍もした。ウド ユルゲンス（600のオーナーでもあった）が、「ブエノス ディアス アルゼンチーナ」を歌い、サッカードイツ代表がコルドバでのオーストリア戦で恥をかいたとき、「600」はまだ新車としてショールームにあった。</p>
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<p>1963年9月、フランクフルトで開催されたIAAでメルセデスが「600」を初公開したとき、競合他社は大恥をかいた。ダイムラーの技術者たちは、経営委員会から「国際的に通用する代表的なサルーン」を開発するという白紙委任状を与えられ、損得に関係なく、良いもの、高価なものをすべて導入した。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>わずか2,677台の600が製造された</h3>
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<p>しかし結局は高すぎた。商業的にも「600」は大失敗だった。年間3,000台が生産される予定だった。しかし、17年間でわずか2,677台しか生産されなかった。シュトゥットガルトのメーカーは、そのうちの429台を、19世紀に鉄道用の豪華な寝室を設計したジョージ モーティマー プルマンにちなんで命名された長大な「プルマン」として納車した。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>バート ゴデスベルクのライン川フェリーでは、アデナウアーがオフィスから帰宅する際に川を渡るのに使用した。プルマンは大通りを練り歩き、宮殿の前に停車するために作られた。しかし、平凡な日常生活はすぐに窮屈になった。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR709-8205c7586c55f7ab-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31141"/><figcaption>アデナウアーは毎日の通勤にニーダードレンドルフからバート ゴデスベルクへのフェリーを利用した。</figcaption></figure>
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<p>全長6.24メートルは、リアにカーテンを引かなければ見渡しやすい。ホイールベースが3.90メートルあるため、コーナリング半径が大きくなり、エアサスペンションを数センチ上げるオプションがあるとはいえ、スロープでは注意が必要だ。しかし、フェリーの船員は私たちに親指を立ててくれた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<p>バート ホネフを過ぎると道路は広くなり、交通量も落ち着いてくる。「600」はライン川と同じように雄大に流れていく。8気筒の低音エンジンが、気流のヒスノイズに静かに寄り添う。後部車軸には250馬力のパワーが供給され、その多くが800メートル（そう、その通り！）に及ぶ複雑な油圧ラインのネットワークに埋もれてしまったとしても、デビューから60年を経た今でも、3トンの車重をものともせずクルーズするに十分なパワーがある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>コブレンツのドイチェス エック、ローレライ、バッハラッハ・・・。ハインリッヒ フォン クライストが「我々の偉大な庭師は、その景観のために最大限の工夫を凝らした」と語った美しいラインガウに、私たちはすぐに到着する。そのデザインは格調高く、しかし仰々しくはない。通の間では、ホイールアーチのクロームを堂々と身につけられる唯一のメルセデスであるというのが共通見解だ。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR153-d00793e314393fe1-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31142"/><figcaption>バーデン バーデンからフロイデンシュタットに向かって、黒い森上部の尾根を越える人気の休暇ルート。この写真ほど交通量が少ないことはめったにない。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>細部へのこだわりが、すべての接合部からにじみ出ている。ダッシュボードには、クロームメッキのバー、磨き上げられたマカッサル エボニーのストリップなど、無数のパーツをボルトで結合しているが、まるでひとつのブロックから削り出したかのようだ。ガタつきもなく、音もしない。永遠の車。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>クラシックセンターがメンテナンスを担当</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「600」では、メーカー直営の「メルセデス・ベンツ クラシックセンター」と数少ない専門ワークショップが、トランクリッドの開閉（指ギロチンに注意！）から、窓やウィンドスクリーンの上げ下げ、ソファのように柔らかいリアシートの調整まで、あらゆる快適機能を制御する油圧装置が適切に作動することを保証している。この複雑なクラシックカーでは、素人のメカニックは手も足も出ない。「エアコンユニットを開けただけでも、誤って原子力発電所の制御装置を開けてしまったと思うでしょう」と600人の専門家は言う。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":31143,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/Pullman_SKR065-b1b3fd4a1dee3a59-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-31143"/><figcaption>港の入り口にあるインペリア像は、1414年の会議で教会指導者たちが遭遇したこの世の誘惑を象徴している。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>たとえそれが、時には運転というより待ち時間（車ではなく、乗客のために）であったとしても、運転手の役割は、私に合っている。祖父は誇りに思っているだろう。1968年、ホーエンツォレルン家の皇太子フェルフリートとの結婚式のために、伯爵の連れ子を6.3リッターのメルセデスでシグマリンゲン城まで送り届けた。バーデン バーデンから黒い森の丘を登るとき、私が彼の帽子をかぶったのは名誉なことだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>背の高いシルバーモミの木が立ち並ぶ蛇行した道では、600メートルという距離が縮んで見える。乗客のヴォルフガングがインターホン越しに節制を促し、鉛クリスタル製のカラフェに入ったミニバーのブランデーが重いうねりを起こす。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>夏は谷に取り残され、黒い森の高速道路は霧に包まれ、モミの木の頂上は濁った無の中に消えていく。8月に11月の雰囲気。もてなしやすい場所ではない。標高770メートルのコールベルクフェルゼンにある富裕層の保養地ビューラーヘーエは何年も閉鎖されており、車で行ける高級ホテルすらない。では、ボーデン湖に向かおう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「シュヴァーベン海」は南の風情と親しみやすい気候を約束してくれる。しかし、ボーデンツのヨットクラブで車のドアを開けると、小雨が降っている。「MSシュヴァーベン」は、その細い船首で静かに港に滑り込む。色とりどりのウインドブレーカーを着た年金受給者たちが驚きのあまり立ち止まる。彼らは唇をすぼめ、恭しく「600」という言葉を口にする。彼らはまだそれを知っている。おそらく、ボン共和国のテレビ映像からだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>テクニカルデータと価格： メルセデス600</strong><br> エンジン: V8エンジン（M100）、フロント縦置き、各シリンダーバンクに1本のオーバーヘッドカムシャフト、チェーン駆動、各シリンダーに2バルブ、機械式ガソリン噴射（ボッシュ製8ピストンポンプ）。<br> 排気量: 6,332cc、ボア×ストローク103.0×95.0mm<br> 最高出力: 250PS@4000rpm<br> 最大トルク: 500Nm@2500rpm<br> 最高速度: 200km/h<br> 駆動: 油圧クラッチ付き4速オートマチックトランスミッション、後輪駆動<br> シャシー: ダブルウィッシュボーン式独立フロントサスペンション、レベリングコントロール付きリアシングルジョイントスイングアクスル、全周エアチャンバーベローズ、追加ラバースプリング、油圧式テレスコピックショックアブソーバー（2段階調整可能）<br> 燃費: リッターあたり5.6km<br> 車両重量: 2710 kg<br> 新車価格（1978年当時）: 171,920マルク（約1,440万円）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Martin Puthz<br> Photo: Sven Krieger / AUTO BILD</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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			</item>
		<item>
		<title>【新着ニュース】アウディの新型最高級セダン登場？　アウディA8の後継モデル？　スフェアコンセプトモデル　IAAでお披露目</title>
		<link>https://autobild.jp/9345/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Aug 2021 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[A8]]></category>
		<category><![CDATA[Audi]]></category>
		<category><![CDATA[EV]]></category>
		<category><![CDATA[Grandsphere]]></category>
		<category><![CDATA[アウディ]]></category>
		<category><![CDATA[グランドスフェア コンセプト]]></category>
		<category><![CDATA[サルーン]]></category>
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		<category><![CDATA[リムジン]]></category>
		<category><![CDATA[電気自動車]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://autobild.jp/?p=9345</guid>

					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="673" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-300x200.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-768x512.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-696x464.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-630x420.jpg 630w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>アウディの新しいスタディモデルは、A8の後継モデルとなる可能性がある。</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>アウディは、次のA8が取り得る方向性を、9月にミュンヘン開催されるIAA（ドイツ国際モーターショー）に出展される新しいショーカーで示している。完全自律走行が重要な役割を果たす日も近いだろう。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>次期「アウディA8」は、電気自動車となり、早ければ2025年には、道路を走っているかもしれない。<br>
インゴルシュタットに本社を置くアウディは、早ければ年内に、ミュンヘンで開催されるドイツ国際モーターショー、「IAA 2021（2021年9月7日～12日）」で、セダンの後継モデルのスタディモデルを公開する予定だ。<br>
「グランドスフェア」コンセプトは、段階的に発表される、3つのデザインスタディのうちの1つで、今後数年間のアウディのビジュアル的な方向性を示している。<br>
このコンセプトカーは、部分的には、すでに見ることができるが、外観の公式写真はまだ機密のままだ。<br>
「アウディ グランドスフェア コンセプト」は、次期「A8」の前触れとなる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これほどまでに、「ニューエディション」という言葉がふさわしいものはない。<br> 「私たちはクルマを完全に考え直しました」と、アウディのデザイン責任者であるマーク リヒテは説明する。<br> つまり、アウディのデザインチームは、「グランドスフェア コンセプト」のインテリアを先にデザインし、それを中心にボディを仕立てていったのだ。<br> 普通、クルマはその逆に作られるものだが、今回の研究では、それが事実であると証明されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>アウディ グランドスフェアは道路上では電動</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 外から見ると、スレンダーな姿、流れるようなリアエンド。<br> その正体は？<br> エレガントなステーションワゴン？<br> スポーティなバン？<br> クールなクロスオーバー？<br> それとも、結局、GTなのか？<br> しかし、そのどれでもなく、その必要はない。<br> フロントには内燃機関がなく、「グランドスフェア」は電気で動くからだ。<br>いずれにしても、どの角度から見ても素晴らしい車だ。<br>  特に右後方から見ると、ボンネットが2メートルもあるかのように見える。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> このモデルが2025年に量産される頃には、アウディでは、ガソリンやディーゼルエンジンはとっくに廃止されていることだろう。<br> さて、ここで気になるのが「グランドスフェア」の内部構造だ。<br> デザインチームは、新たに生じた自由なスペースを見事に活用している。特に、大容量のエンジン、トランスミッション、エキゾーストシステムが排除されたことによるスペースの拡大、そしてそれらの位置の入れ替えだ。<br> これまでドライバーの仕事場は左前方にあったのを覚えているだろうか？<br> ラグジュアリークラスで、ゆったりとした旅をしたい人は、右の後ろに座っていた。<br> しかし、今はフロントが新しいリアになっているのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/2/2/0/4/1/A214307_large-e5888c1da3924737.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>上から見ると、キャビンの広々とした空間感覚がよくわかる。リアシートも独特な形状だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>インテリアは、アウディの中でも十分なスペースを提供している</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> ここにはスペースは尽きることがないと思われるくらいに存在している。<br> ダッシュボードは左右のAピラーからAピラーまでの大きなディスプレイに縮小され、それが実に大きく前にスライドしている。<br> スイッチやボタン、タッチスクリーンに手を伸ばす必要はない。<br> 目的のコントロールパネルを見るだけで、アウディはあなたが何をしてほしいのかを理解してくれる。<br> キーワードはアイトラッキングだ。<br> それでも、まだスイッチを回したり、押したりしたい人は、ドアのアームレストにコントローラーが設置されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/2/2/0/4/1/A214309_large-da57c74f4e2f34e3.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>これからはラウンジ感覚のシートが主流になるはずだ。だが、この観葉植物は、おそらく量産には至らないだろう。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そして、ラウンジの上品な雰囲気、大きな窓、センターコンソールにあるバー、緑の植物、そして、60度後ろに倒せる快適なシートが兼ね備わっている。<br>
なぜなら、標準モデルの「グランドスフェア」では、誰もが自分で車を操縦する必要がないからだ – もしも操縦したくなければという前提付きだが。<br>
ステアリングホイールは、不要なときには折りたたまれ、「A8」後継モデルは、レベル4に基づいて自律的に運転する（できるようになっている）。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/2/2/0/4/1/A214308_large-_1_-f41a5cb08f4828af.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>Bピラーがないので、コンセプトカーへのアクセスは快適なはずだ。果たして、将来的に、A8はこのようになるのだろうか？</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>なんとも今までの自動車と違うスタイルと内容ではあるが、完全EVビークルで完全自動運転システムの時代の高級車というのは、こうなるのかもしれない、と思った。最初は絵空事のようにもとらえていたが、昨今の世の中の変化を見ていると、これぐらいの自動車（というか移動する機械）に進化することは決して夢物語ではない。<br>
次世代の「アウディA8」が、ここまでドラスティックに変われるかどうかは、かなり怪しいが、10年後くらいにはありえるかも…。そんな気持ちで今回のコンセプトモデルを眺めた。<br>
もちろん今までのドライビングプレジャーとは、全く異なる世界ではあるが、自動車の可能性としてとらえた時には、まだまだ追いかけるべき新しい世界がある、ということには賛同したい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Michael Gebhardt and Andreas Huber<br>
加筆： 大林晃平<br>
Photo: AUDI AG</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="673" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-300x200.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-768x512.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-696x464.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/08/Audi-Grandsphere-630x420.jpg 630w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>アウディの新しいスタディモデルは、A8の後継モデルとなる可能性がある。</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>アウディは、次のA8が取り得る方向性を、9月にミュンヘン開催されるIAA（ドイツ国際モーターショー）に出展される新しいショーカーで示している。完全自律走行が重要な役割を果たす日も近いだろう。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>次期「アウディA8」は、電気自動車となり、早ければ2025年には、道路を走っているかもしれない。<br>
インゴルシュタットに本社を置くアウディは、早ければ年内に、ミュンヘンで開催されるドイツ国際モーターショー、「IAA 2021（2021年9月7日～12日）」で、セダンの後継モデルのスタディモデルを公開する予定だ。<br>
「グランドスフェア」コンセプトは、段階的に発表される、3つのデザインスタディのうちの1つで、今後数年間のアウディのビジュアル的な方向性を示している。<br>
このコンセプトカーは、部分的には、すでに見ることができるが、外観の公式写真はまだ機密のままだ。<br>
「アウディ グランドスフェア コンセプト」は、次期「A8」の前触れとなる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これほどまでに、「ニューエディション」という言葉がふさわしいものはない。<br> 「私たちはクルマを完全に考え直しました」と、アウディのデザイン責任者であるマーク リヒテは説明する。<br> つまり、アウディのデザインチームは、「グランドスフェア コンセプト」のインテリアを先にデザインし、それを中心にボディを仕立てていったのだ。<br> 普通、クルマはその逆に作られるものだが、今回の研究では、それが事実であると証明されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>アウディ グランドスフェアは道路上では電動</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 外から見ると、スレンダーな姿、流れるようなリアエンド。<br> その正体は？<br> エレガントなステーションワゴン？<br> スポーティなバン？<br> クールなクロスオーバー？<br> それとも、結局、GTなのか？<br> しかし、そのどれでもなく、その必要はない。<br> フロントには内燃機関がなく、「グランドスフェア」は電気で動くからだ。<br>いずれにしても、どの角度から見ても素晴らしい車だ。<br>  特に右後方から見ると、ボンネットが2メートルもあるかのように見える。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> このモデルが2025年に量産される頃には、アウディでは、ガソリンやディーゼルエンジンはとっくに廃止されていることだろう。<br> さて、ここで気になるのが「グランドスフェア」の内部構造だ。<br> デザインチームは、新たに生じた自由なスペースを見事に活用している。特に、大容量のエンジン、トランスミッション、エキゾーストシステムが排除されたことによるスペースの拡大、そしてそれらの位置の入れ替えだ。<br> これまでドライバーの仕事場は左前方にあったのを覚えているだろうか？<br> ラグジュアリークラスで、ゆったりとした旅をしたい人は、右の後ろに座っていた。<br> しかし、今はフロントが新しいリアになっているのだ。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/2/2/0/4/1/A214307_large-e5888c1da3924737.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>上から見ると、キャビンの広々とした空間感覚がよくわかる。リアシートも独特な形状だ。</figcaption></figure>
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<h3>インテリアは、アウディの中でも十分なスペースを提供している</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> ここにはスペースは尽きることがないと思われるくらいに存在している。<br> ダッシュボードは左右のAピラーからAピラーまでの大きなディスプレイに縮小され、それが実に大きく前にスライドしている。<br> スイッチやボタン、タッチスクリーンに手を伸ばす必要はない。<br> 目的のコントロールパネルを見るだけで、アウディはあなたが何をしてほしいのかを理解してくれる。<br> キーワードはアイトラッキングだ。<br> それでも、まだスイッチを回したり、押したりしたい人は、ドアのアームレストにコントローラーが設置されている。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/2/2/0/4/1/A214309_large-da57c74f4e2f34e3.jpg?impolicy=leadteaser" alt=""/><figcaption>これからはラウンジ感覚のシートが主流になるはずだ。だが、この観葉植物は、おそらく量産には至らないだろう。</figcaption></figure>
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<p>そして、ラウンジの上品な雰囲気、大きな窓、センターコンソールにあるバー、緑の植物、そして、60度後ろに倒せる快適なシートが兼ね備わっている。<br>
なぜなら、標準モデルの「グランドスフェア」では、誰もが自分で車を操縦する必要がないからだ – もしも操縦したくなければという前提付きだが。<br>
ステアリングホイールは、不要なときには折りたたまれ、「A8」後継モデルは、レベル4に基づいて自律的に運転する（できるようになっている）。</p>
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<p>なんとも今までの自動車と違うスタイルと内容ではあるが、完全EVビークルで完全自動運転システムの時代の高級車というのは、こうなるのかもしれない、と思った。最初は絵空事のようにもとらえていたが、昨今の世の中の変化を見ていると、これぐらいの自動車（というか移動する機械）に進化することは決して夢物語ではない。<br>
次世代の「アウディA8」が、ここまでドラスティックに変われるかどうかは、かなり怪しいが、10年後くらいにはありえるかも…。そんな気持ちで今回のコンセプトモデルを眺めた。<br>
もちろん今までのドライビングプレジャーとは、全く異なる世界ではあるが、自動車の可能性としてとらえた時には、まだまだ追いかけるべき新しい世界がある、ということには賛同したい。</p>
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<p>Text: Michael Gebhardt and Andreas Huber<br>
加筆： 大林晃平<br>
Photo: AUDI AG</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【動画】日本語字幕付きアニメーション動画　その２　新型ロールスロイス ゴースト　コンセプト</title>
		<link>https://autobild.jp/3942/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 31 Aug 2020 21:50:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[動画]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
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		<category><![CDATA[Rolls Royse]]></category>
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		<category><![CDATA[高級車]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1024" height="559" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-300x164.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-768x419.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-696x380.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-769x420.jpg 769w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールスロイスは新型ゴーストの開発テーマを紹介する四部作のアニメーションフィルムの一作目と二作目に引き続き、三作目と四作目を日本語字幕付きにてお届けする。<br> そのコンセプトは、無駄をそぎ落とし、シンプルさを追求する新しいデザインムーブメントで、ロールスロイスの開発陣は、「ポスト・オピュレンス」（脱贅沢）と呼んでいる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>以下、2本のアニメでロールスロイスのニューコンセプトをお確かめ下さい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>三作目： シンプルさの追求（日本語字幕付き）<br>
四作目： 静粛性の方程式（日本語字幕付き）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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</div><figcaption><strong>三作目 ロールスロイス シンプルさの追求（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
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</div><figcaption><strong>四作目 ロールスロイス 静粛性の方程式（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>Text &amp; Photo: Rolls Royce</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1024" height="559" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-300x164.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-768x419.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-696x380.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/09/初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと_静止画-1024x559-1-769x420.jpg 769w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールスロイスは新型ゴーストの開発テーマを紹介する四部作のアニメーションフィルムの一作目と二作目に引き続き、三作目と四作目を日本語字幕付きにてお届けする。<br> そのコンセプトは、無駄をそぎ落とし、シンプルさを追求する新しいデザインムーブメントで、ロールスロイスの開発陣は、「ポスト・オピュレンス」（脱贅沢）と呼んでいる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>以下、2本のアニメでロールスロイスのニューコンセプトをお確かめ下さい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>三作目： シンプルさの追求（日本語字幕付き）<br>
四作目： 静粛性の方程式（日本語字幕付き）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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</div><figcaption><strong>三作目 ロールスロイス シンプルさの追求（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
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</div><figcaption><strong>四作目 ロールスロイス 静粛性の方程式（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
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<p>Text &amp; Photo: Rolls Royce</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【動画】日本語字幕付きアニメーション動画　その１　新型ロールスロイス ゴースト　コンセプト</title>
		<link>https://autobild.jp/3624/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 07 Aug 2020 07:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[動画]]></category>
		<category><![CDATA[イギリス車]]></category>
		<category><![CDATA[ゴースト]]></category>
		<category><![CDATA[サルーン]]></category>
		<category><![CDATA[リムジン]]></category>
		<category><![CDATA[ロールスロイス]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1920" height="1080" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画.jpg 1920w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-1024x576.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-768x432.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-1536x864.jpg 1536w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-696x392.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-1068x601.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-747x420.jpg 747w" sizes="auto, (max-width: 1920px) 100vw, 1920px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールスロイスは新型ゴーストの開発テーマを紹介する四部作のアニメーションフィルムの一作目と二作目を日本語字幕付きにて公開した。<br> そのコンセプトは、無駄をそぎ落とし、シンプルさを追求する新しいデザインムーブメントで、ロールスロイスの開発陣は、「ポスト・オピュレンス」（脱贅沢）と呼んでいる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>以下、2本のアニメでロールスロイスのニューコンセプトをお確かめ下さい。</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>一作目： ポスト・オピュレンス（日本語字幕付き）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>二作目： 初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと（日本語字幕付き）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:core-embed/youtube {"url":"https://youtu.be/xIlsh9rQV6Q","type":"video","providerNameSlug":"youtube","className":"wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"} -->
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</div><figcaption><strong>一作目： ポスト・オピュレンス（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
<!-- /wp:core-embed/youtube -->

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</div><figcaption><strong>二作目： 初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
<!-- /wp:core-embed/youtube -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text &amp; Photo: Rolls Royce</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1920" height="1080" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画.jpg 1920w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-1024x576.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-768x432.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-1536x864.jpg 1536w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-696x392.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-1068x601.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/ポスト・オピュレンス_静止画-747x420.jpg 747w" sizes="auto, (max-width: 1920px) 100vw, 1920px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ロールスロイスは新型ゴーストの開発テーマを紹介する四部作のアニメーションフィルムの一作目と二作目を日本語字幕付きにて公開した。<br> そのコンセプトは、無駄をそぎ落とし、シンプルさを追求する新しいデザインムーブメントで、ロールスロイスの開発陣は、「ポスト・オピュレンス」（脱贅沢）と呼んでいる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>以下、2本のアニメでロールスロイスのニューコンセプトをお確かめ下さい。</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>一作目： ポスト・オピュレンス（日本語字幕付き）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>二作目： 初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと（日本語字幕付き）</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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</div><figcaption><strong>一作目： ポスト・オピュレンス（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
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</div><figcaption><strong>二作目： 初代グッドウッド・ゴーストから学んだこと（日本語字幕付き）</strong></figcaption></figure>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>Text &amp; Photo: Rolls Royce</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>真にユニークなこのメルセデス600プルマン マイバッハの値段は3億円です</title>
		<link>https://autobild.jp/2735/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 07 Jun 2020 09:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[旧車＆ネオクラシック]]></category>
		<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
		<category><![CDATA[600]]></category>
		<category><![CDATA[コンバージョン]]></category>
		<category><![CDATA[チューニングカー]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[ネオクラシック]]></category>
		<category><![CDATA[プルマン]]></category>
		<category><![CDATA[マイバッハ]]></category>
		<category><![CDATA[メルセデスベンツ]]></category>
		<category><![CDATA[メルセデスベンツクラシック]]></category>
		<category><![CDATA[リムジン]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://autobild.jp/?p=2735</guid>

					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="474" height="316" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/06/Mercedes-600-Pullman-Maybach-Umbau-474x316-ceb235efeb4e9fbb.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/06/Mercedes-600-Pullman-Maybach-Umbau-474x316-ceb235efeb4e9fbb.jpg 474w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/06/Mercedes-600-Pullman-Maybach-Umbau-474x316-ceb235efeb4e9fbb-300x200.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 474px) 100vw, 474px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>このメルセデス600プルマンは、「メルセデスベンツクラシック」が7年間かけてレストアしたもので、本当にユニークな1台だ。そのため、非常に希少な、そして高価な1台でもある。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>このメルセデス600は極めてユニークだ！</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 2007年から2014年の間に、伝説の600プルマンがメルセデスベンツクラシックで一つずつ一つずつ丹精込めてレストアされた。しかし、それだけではない。前オーナーは、クラシックな外観を維持しつつ、マイバッハのモダンな内装などの豪華さを組み合わせたいと考えていた。その結果、このユニークな一台が完成し、販売されることになったのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>国家元首のための車 </h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 1963年から1981年の間に、メルセデスは内部構造コードW100の「600」を、あわせて2,677台製造した。そのうち429台は4ドアまたは6ドアのプルマン仕様で、当時でもその高級リムジンは、国家元首など、権力者のための車であった。現在のマイバッハよりも、ロールスロイス　ファントムよりも、ずっとメルセデスベンツ600は特別で、一般の人間には縁のない世界に君臨する自動車だったのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>今日、全長6.24メートルの600プルマンは、市場に出回っている数が非常に限られていることもあり、程度のあまりよくない車輛でも25万ユーロ（約3千万円）未満ではみつけられない。しかし、この車はとある裕福な愛好家によって、さらにその中でも特別な一台となった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>プルマンとマイバッハの合体であるユニークなリムジンを販売しているオランダのディーラー、オートライトナーによると、前オーナーは、W 100のクラシックな外観と、当時のマイバッハの最も近代的な機能と可能な限り組み合わせ、最大の贅沢を作り上げたいと考え、メルセデスベンツクラシックに依頼したという。最優先されたのは、オリジナルのデザインを完全に残しつつ、リアビューカメラや電動テールゲートなどの現代的な機能を搭載することだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>DVDプレーヤー付き拡張可能なTV</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 例えば、マイバッハ57と62で利用されていた調光可能なパノラミックガラスルーフは、45年前のプルマンに適用されている。さらに、2002年から2012年の間に販売されたマイバッハのほとんどすべての高級装備がメルセデス600プルマンに移植されている。その中には、電動で調節可能な個別シート、リアの暖房と換気機能付きのシート、折りたたみ式テーブル、冷蔵庫コンパートメント付きのミニバー、DVDプレーヤー付きの拡張可能なテレビ、ヘッドライニングのお馴染みの3連メーター、すりガラス機能付きの電動パーティションなどが含まれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"width":567,"height":378,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/5/7/0/5/2/3/600er-Benz-fuer-2-500-000-Euro-zu-verkaufen-560x373-a6cb7f037dbf1494.jpg" alt="" width="567" height="378"/><figcaption>調光可能なパノラミックガラスルーフは、ヘッドライナーに追加された機器類と同様、マイバッハからのものだ。天井に備わった3連メーター（スピード、外気温などがわかる。マイバッハに同様のオプション装備があった）に注目。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>正しいマッチングナンバーの備わったプルマン</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> インテリアのモダンテクノロジーとは対照的に、駆動系はすべてオリジナルのままだ。メルセデス600は今でも250馬力の6.3リッターV8を搭載している。そして4速オートマチックトランスミッションはオーバーホールされただけで、プルマンにはクラシックカーイベントなどで、クルマが本物であることを証明する、重要な"マッチングナンバー"が備わっている。ナビゲーションシステムやレベルコントロールなどの現代的な後付けのシステムにもかかわらず、メルセデスベンツクラシックは、45年前のW100にHナンバープレートの資格を得ることさえ可能にした。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>300万ユーロ（約3億6千万円）のコスト</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 極めて高額な改造には7年を要し、信じられないほどの金額を消費した。売り手によると、費用は300万ユーロ（約3億6千万円）に達したという。対照的に、現在の購入価格2,150,000ユーロ（約2億5千8百万円）だが、マイバッハの内装を持つこのプルマンは、修復後1,112キロしか走行していないため、ほぼ妥当な価格と思われる。ちなみにその価格には付加価値税が含まれていないので、この600はドイツで2,558,500ユーロ（約3億702万円）となる。信じられないようなユニークな一台にして、信じられないような価格だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"width":565,"height":376,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/5/7/0/5/2/3/600er-Benz-fuer-2-500-000-Euro-zu-verkaufen-560x373-659fc5d16eb1b27a.jpg" alt="" width="565" height="376"/><figcaption> マイバッハの内装を持つプルマン。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>この車の話には、2つの注目するべき点がある。</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 一つは言うまでもなく、メルセデスベンツクラシックが手掛けた車輛であるということで、つまりは本家のメルセデスがメルセデスベンツの純正パーツを使って作った、正真正銘のメルセデスベンツ600プルマン マイバッハであるということだ。そんじょそこらの改造ショップが手掛けた車とは存在する世界が違う。正真正銘の本物、なのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もうひとつ注目しておかなくてはいけないのは、エンジンや駆動系、ミッションなどを昔の600のまま使用している、ということだ。この手の、昔の車を現代に適合してよみがえらせる場合、エンジンやミッションを最新のものに変更することも多い。その方が信頼性も性能ももちろん高いだろうし、現在のV12エンジンや、V8ターボエンジンにしてしまうことだって決して不可能ではなかったであろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>だがあえてこのクルマの前オーナーは昔のままの古い600のエンジンやミッションを使い、内装などの部分だけをマイバッハのものにアップデートした。そのバランスというか、改装する際の選択が実に良い感じだといえる（まあそれだけ昔の600の基本性能が高かったともいえるが）。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そしてそのようなバランス感覚あふれるセンスは、ほとんど当時のままのダッシュボードやドア内装のスイッチ、エアバックのない美しいステアリングホイールなどにも表れている。今のメルセデスベンツのようなメーターパネルやステアリングホイールだったら落胆してしまうだろうから。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらにもう一点だけ付け加えておくと、上記の文章の中で「電動トランクと、電動パワーシート」に変更されている、と記されている点が大変重要だ。昔の600は、そのいずれも、さらにパワーウインドーさえも複雑怪奇な油圧システムで作動し、その部分のトラブルもメンテナンスも大変だったという。そういった面をアップデートすることにより、おそらく信頼性は各段に向上し、実用に耐えることが可能になったのだと思う。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>世の中にはこういうクルマもあるんだなぁ、とちょっと感動してしまうが、なんだかんだで、4億円近い金額を聞くと、やはり自分の生きている世界とはまったく違う世界の話なのだ、と思わざるを得なかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"width":570,"height":380,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/5/7/0/5/2/3/600er-Benz-fuer-2-500-000-Euro-zu-verkaufen-560x373-30fb8168f713a063.jpg" alt="" width="570" height="380"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Jan Goetz<br>
加筆：大林晃平</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="474" height="316" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/06/Mercedes-600-Pullman-Maybach-Umbau-474x316-ceb235efeb4e9fbb.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/06/Mercedes-600-Pullman-Maybach-Umbau-474x316-ceb235efeb4e9fbb.jpg 474w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/06/Mercedes-600-Pullman-Maybach-Umbau-474x316-ceb235efeb4e9fbb-300x200.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 474px) 100vw, 474px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>このメルセデス600プルマンは、「メルセデスベンツクラシック」が7年間かけてレストアしたもので、本当にユニークな1台だ。そのため、非常に希少な、そして高価な1台でもある。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>このメルセデス600は極めてユニークだ！</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 2007年から2014年の間に、伝説の600プルマンがメルセデスベンツクラシックで一つずつ一つずつ丹精込めてレストアされた。しかし、それだけではない。前オーナーは、クラシックな外観を維持しつつ、マイバッハのモダンな内装などの豪華さを組み合わせたいと考えていた。その結果、このユニークな一台が完成し、販売されることになったのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>国家元首のための車 </h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 1963年から1981年の間に、メルセデスは内部構造コードW100の「600」を、あわせて2,677台製造した。そのうち429台は4ドアまたは6ドアのプルマン仕様で、当時でもその高級リムジンは、国家元首など、権力者のための車であった。現在のマイバッハよりも、ロールスロイス　ファントムよりも、ずっとメルセデスベンツ600は特別で、一般の人間には縁のない世界に君臨する自動車だったのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>今日、全長6.24メートルの600プルマンは、市場に出回っている数が非常に限られていることもあり、程度のあまりよくない車輛でも25万ユーロ（約3千万円）未満ではみつけられない。しかし、この車はとある裕福な愛好家によって、さらにその中でも特別な一台となった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>プルマンとマイバッハの合体であるユニークなリムジンを販売しているオランダのディーラー、オートライトナーによると、前オーナーは、W 100のクラシックな外観と、当時のマイバッハの最も近代的な機能と可能な限り組み合わせ、最大の贅沢を作り上げたいと考え、メルセデスベンツクラシックに依頼したという。最優先されたのは、オリジナルのデザインを完全に残しつつ、リアビューカメラや電動テールゲートなどの現代的な機能を搭載することだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":4} -->
<h4>DVDプレーヤー付き拡張可能なTV</h4>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 例えば、マイバッハ57と62で利用されていた調光可能なパノラミックガラスルーフは、45年前のプルマンに適用されている。さらに、2002年から2012年の間に販売されたマイバッハのほとんどすべての高級装備がメルセデス600プルマンに移植されている。その中には、電動で調節可能な個別シート、リアの暖房と換気機能付きのシート、折りたたみ式テーブル、冷蔵庫コンパートメント付きのミニバー、DVDプレーヤー付きの拡張可能なテレビ、ヘッドライニングのお馴染みの3連メーター、すりガラス機能付きの電動パーティションなどが含まれている。</p>
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<!-- wp:image {"width":567,"height":378,"sizeSlug":"large"} -->
<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/5/7/0/5/2/3/600er-Benz-fuer-2-500-000-Euro-zu-verkaufen-560x373-a6cb7f037dbf1494.jpg" alt="" width="567" height="378"/><figcaption>調光可能なパノラミックガラスルーフは、ヘッドライナーに追加された機器類と同様、マイバッハからのものだ。天井に備わった3連メーター（スピード、外気温などがわかる。マイバッハに同様のオプション装備があった）に注目。</figcaption></figure>
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<h4>正しいマッチングナンバーの備わったプルマン</h4>
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<p> インテリアのモダンテクノロジーとは対照的に、駆動系はすべてオリジナルのままだ。メルセデス600は今でも250馬力の6.3リッターV8を搭載している。そして4速オートマチックトランスミッションはオーバーホールされただけで、プルマンにはクラシックカーイベントなどで、クルマが本物であることを証明する、重要な"マッチングナンバー"が備わっている。ナビゲーションシステムやレベルコントロールなどの現代的な後付けのシステムにもかかわらず、メルセデスベンツクラシックは、45年前のW100にHナンバープレートの資格を得ることさえ可能にした。</p>
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<h4>300万ユーロ（約3億6千万円）のコスト</h4>
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<p> 極めて高額な改造には7年を要し、信じられないほどの金額を消費した。売り手によると、費用は300万ユーロ（約3億6千万円）に達したという。対照的に、現在の購入価格2,150,000ユーロ（約2億5千8百万円）だが、マイバッハの内装を持つこのプルマンは、修復後1,112キロしか走行していないため、ほぼ妥当な価格と思われる。ちなみにその価格には付加価値税が含まれていないので、この600はドイツで2,558,500ユーロ（約3億702万円）となる。信じられないようなユニークな一台にして、信じられないような価格だ。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/5/7/0/5/2/3/600er-Benz-fuer-2-500-000-Euro-zu-verkaufen-560x373-659fc5d16eb1b27a.jpg" alt="" width="565" height="376"/><figcaption> マイバッハの内装を持つプルマン。</figcaption></figure>
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<h4>この車の話には、2つの注目するべき点がある。</h4>
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<p> 一つは言うまでもなく、メルセデスベンツクラシックが手掛けた車輛であるということで、つまりは本家のメルセデスがメルセデスベンツの純正パーツを使って作った、正真正銘のメルセデスベンツ600プルマン マイバッハであるということだ。そんじょそこらの改造ショップが手掛けた車とは存在する世界が違う。正真正銘の本物、なのである。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>もうひとつ注目しておかなくてはいけないのは、エンジンや駆動系、ミッションなどを昔の600のまま使用している、ということだ。この手の、昔の車を現代に適合してよみがえらせる場合、エンジンやミッションを最新のものに変更することも多い。その方が信頼性も性能ももちろん高いだろうし、現在のV12エンジンや、V8ターボエンジンにしてしまうことだって決して不可能ではなかったであろう。</p>
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<p>だがあえてこのクルマの前オーナーは昔のままの古い600のエンジンやミッションを使い、内装などの部分だけをマイバッハのものにアップデートした。そのバランスというか、改装する際の選択が実に良い感じだといえる（まあそれだけ昔の600の基本性能が高かったともいえるが）。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>そしてそのようなバランス感覚あふれるセンスは、ほとんど当時のままのダッシュボードやドア内装のスイッチ、エアバックのない美しいステアリングホイールなどにも表れている。今のメルセデスベンツのようなメーターパネルやステアリングホイールだったら落胆してしまうだろうから。</p>
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<p>さらにもう一点だけ付け加えておくと、上記の文章の中で「電動トランクと、電動パワーシート」に変更されている、と記されている点が大変重要だ。昔の600は、そのいずれも、さらにパワーウインドーさえも複雑怪奇な油圧システムで作動し、その部分のトラブルもメンテナンスも大変だったという。そういった面をアップデートすることにより、おそらく信頼性は各段に向上し、実用に耐えることが可能になったのだと思う。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>世の中にはこういうクルマもあるんだなぁ、とちょっと感動してしまうが、なんだかんだで、4億円近い金額を聞くと、やはり自分の生きている世界とはまったく違う世界の話なのだ、と思わざるを得なかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/5/7/0/5/2/3/600er-Benz-fuer-2-500-000-Euro-zu-verkaufen-560x373-30fb8168f713a063.jpg" alt="" width="570" height="380"/></figure>
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<p>Text: Jan Goetz<br>
加筆：大林晃平</p>
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