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	<title>マスタング GTD - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
	<lastBuildDate>Sun, 05 Apr 2026 18:49:37 +0000</lastBuildDate>
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	<title>マスタング GTD - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<item>
		<title>「フォード マスタング GTD」はマスタングの名を冠した公道用のトラックツールだ！史上最も過激なフォードとなったマスタングGTDの試乗レビュー</title>
		<link>https://autobild.jp/64827/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 05 Apr 2026 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[テスト]]></category>
		<category><![CDATA[Ford]]></category>
		<category><![CDATA[Mustang GTD]]></category>
		<category><![CDATA[V8]]></category>
		<category><![CDATA[V8スーパーチャージャー]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="675" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d-1024x576.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>なぜこのマスタングはドイツの道路を待っていたのか？これと比べれば、「ボス（Boss）」や「ダークホース（Dark Horse）」でさえ、ふれあい動物園のポニーに過ぎない。GTDはマスタングの名を冠した公道用の真のトラックツールとなり、史上最も過激なフォードとなった。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ケルンのフォードには、慌ただしい静寂が支配している。ライン川沿いの主力工場があまりにも長く停止していた後、突然、電動のエクスプローラーやカプリが騒々しくラインオフし始めた。しかしその時、轟音が静寂を打ち破る。フォードがこれまで一度も聞いたことのないようなV8エンジンの咆哮だ。その自由への叫びは、迫撃砲のように太い2本のアクラポヴィッチ製パイプから響き渡る。そしてゲート54で門番がバリアを開けた瞬間、ドイツ初の「フォード マスタング GTD（Ford Mustang GTD）」が制限速度のないA1アウトバーンへと飛び出し、そのままアイフェル地方へと向かう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この「GTD」はデトロイトで開発され、もちろんアメリカのレーシングクラス、GTDクラス（GT Daytonaクラス）にちなんで名付けられており、その「D」はヴォルフスブルクのディーゼルエンジンとは無関係だ。そして、この車の本来の居場所は主にニュルブルクリンクのようなサーキット、及びアウトバーンだろう。なぜなら、最高速度325km/hに到達して即座に刑務所行きにならずに済む場所など、他にどこにあるというのか。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":65235,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-3051-1800x1200-6628e4cbd9a27b60-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-65235"/><figcaption class="wp-element-caption">このスポイラーは冗談ではない。フォードはダウンフォースに対して極めて真剣だ。200km/hで426kg、240km/hで615kg、290km/hで885kgを発生する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>したがって、ライン地方の我々の同僚たちがこの究極のマスタングの開発初期段階から関与し、ここで最終仕上げを任されたというのも不思議ではない。また、アメリカでの初納車と並行して、ケルンナンバーを付けたホモロゲーションモデルがアイフェル地方を駆け回り、そして我々が自動車メディアとして初めてその「第二の故郷」でステアリングを握ることになったのも驚くことではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかしその前に—そしてこれには少し時間を割く必要がある—まずは少し理論に踏み込もう。というのも、エンジニアたちはマスタングを、近年では「フォード GT（Ford GT）」でしか見られなかったほどの一貫性で、マッスルカーの中のスーパーカーへと仕立て上げたからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「これは単なるチューンされたロードカーではなく、丹念に飼い慣らされたレーシングカーだ」と、フォードCEOのジム・ファーリーは2年前、ペブルビーチでの発表時に語っている。つまり洗練された量産車というよりも、GT3レーシングカーの派生物なのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td></td><td>フォード マスタング GTD</td></tr><tr><td>エンジン</td><td>V8スーパーチャージャー</td></tr><tr><td>排気量</td><td>5163cc</td></tr><tr><td>最高出力</td><td>608kW (826hp)/7400rpm</td></tr><tr><td>最大トルク</td><td>900Nm/4800rpm</td></tr><tr><td>トランスミッション</td><td>8速デュアルクラッチ</td></tr><tr><td>駆動</td><td>後輪駆動</td></tr><tr><td>全長/全幅/全高</td><td>4917/2080/1410mm</td></tr><tr><td>ホイールベース</td><td>2720mm</td></tr><tr><td>乾燥重量</td><td>1989kg</td></tr><tr><td>燃料タンク/トランク容量</td><td>61/368L</td></tr><tr><td>0-100km/h</td><td>3.2秒</td></tr><tr><td>最高速度</td><td>325km/h</td></tr><tr><td>価格</td><td>359,900ユーロ（約6,658万円）</td></tr></tbody></table></figure>
<!-- /wp:table -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>実際、カナダの少量生産メーカーであるマルチマティック（Multimatic）がベース車両を骨格だけにまで分解し、その後カーボンファイバーで再構築するため、フラットロック製のシャシーはほとんど何も残らない。正確に言えば、この「マスタングGTD」はほとんど下着一枚のような状態だ。ボンネットですら巨大な2つのエアインテークに貫かれ、すでに常軌を逸した325サイズのタイヤの上に位置するフェンダーには、手紙どころか小包さえ通せるほど巨大な開口部が設けられている。そしてリアでは、ニューヨークの地下鉄の通風口の上で撮影された写真におけるマリリン モンローのスカートの下よりも多くの空気が、開いたトランクリッドを通過している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、フロントリップの傾斜したウイング上には鋭利なスプリッターとフラップが備わり、リアにはエアフォースワンの翼のように巨大なスポイラーが装着されている。これらは前方のエアロブレード同様、スロットル、ブレーキ、ステアリング操作に応じて反応する。その結果生まれるのは、死も悪魔も恐れないヘルライダーだ。「ポルシェ 911 GT3 RS」でさえ例外ではなく、ましてや「メルセデスAMG GT」や「BMW M8」など問題ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":65236,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-3053-1800x1200-adf863a03cd943e8-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-65236"/><figcaption class="wp-element-caption">5.2リッターV8は826馬力と900Nm超を発生し、市販マスタング史上最強のエンジンとなる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>とりわけ、カーボンファイバーのボディの下には純粋なレーシング技術が存在する。カップRタイヤはマグネシウムホイールに装着され、その内側にはカーボンディスクが配置される。そしてマルチマティック製サスペンションは油圧制御ダンパーを備え、「GTD」を実質的にアスファルトへと貼り付ける。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">限界域にあるV8</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この野生の種馬の燃え盛る心臓はV8だ。フォードが「F-150」や「ブロンコ」などのレーシング仕様で使用しているものと同じユニットをベースに、わずかな改良を加えたものだ。排気量5.2リッター、スーパーチャージャーにより826馬力と900Nm超を発生する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>あまりにも大きな出力を発生するため、エンジニアは膨張タンク（expansion tank）をアルミ製で鋳造し、燃料システムも強化せざるを得なかった。さもなければ、全開時に補機類が破裂してしまっていただろう。これにより「GTD」は公式に、これまでに製造された中で最もパワフルで最速の公道用マスタングとなった。そしてその後にこれ以上のものが登場しないだろうということも、想像に難くない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そのパワーは8速デュアルクラッチトランスミッションによって制御される。このトランスミッションは重量配分の最適化のため、カーボンドライブシャフトの後端、つまりリアに配置され、専用の冷却装置を備える。その代償としてフォードはトランクスペースを完全に犠牲にし、リアシートも取り外して、せめて小さなバッグだけは積めるようにしている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":65237,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-3055-1800x1200-6057ac1d061a05db-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-65237"/><figcaption class="wp-element-caption">リアシートの代わりに、セミ油圧式マルチマティックダンパーを覗けるディスプレイウィンドウが設けられている。レーシングカーそのものだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「GTD」は始動時から爆発的なパワーを秘めているが、全体としては驚くほど落ち着いている。アウトバーンではむしろリラックスした低空飛行機のように振る舞い、左車線を250km/hを大きく超える速度で悠然と巡航する。その威圧的なフロントマスクは十分な存在感を持ち、進路を自然と確保する。そしてもし誰かが左車線に長く居座った場合でも、1〜2段ギアを落とせばよい。それはまるで騎手が舌を鳴らす合図のようだ。「GTD」は一瞬息をつき、その直後に再び牙を剥く。250km/hを大きく超えた領域で、もう一度“息を吹き返したかのように”加速が伸びていく。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="675" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d-1024x576.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-2869-1800x1013-fef2d8ead734c61d-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>なぜこのマスタングはドイツの道路を待っていたのか？これと比べれば、「ボス（Boss）」や「ダークホース（Dark Horse）」でさえ、ふれあい動物園のポニーに過ぎない。GTDはマスタングの名を冠した公道用の真のトラックツールとなり、史上最も過激なフォードとなった。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ケルンのフォードには、慌ただしい静寂が支配している。ライン川沿いの主力工場があまりにも長く停止していた後、突然、電動のエクスプローラーやカプリが騒々しくラインオフし始めた。しかしその時、轟音が静寂を打ち破る。フォードがこれまで一度も聞いたことのないようなV8エンジンの咆哮だ。その自由への叫びは、迫撃砲のように太い2本のアクラポヴィッチ製パイプから響き渡る。そしてゲート54で門番がバリアを開けた瞬間、ドイツ初の「フォード マスタング GTD（Ford Mustang GTD）」が制限速度のないA1アウトバーンへと飛び出し、そのままアイフェル地方へと向かう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この「GTD」はデトロイトで開発され、もちろんアメリカのレーシングクラス、GTDクラス（GT Daytonaクラス）にちなんで名付けられており、その「D」はヴォルフスブルクのディーゼルエンジンとは無関係だ。そして、この車の本来の居場所は主にニュルブルクリンクのようなサーキット、及びアウトバーンだろう。なぜなら、最高速度325km/hに到達して即座に刑務所行きにならずに済む場所など、他にどこにあるというのか。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-3051-1800x1200-6628e4cbd9a27b60-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-65235"/><figcaption class="wp-element-caption">このスポイラーは冗談ではない。フォードはダウンフォースに対して極めて真剣だ。200km/hで426kg、240km/hで615kg、290km/hで885kgを発生する。</figcaption></figure>
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<p>したがって、ライン地方の我々の同僚たちがこの究極のマスタングの開発初期段階から関与し、ここで最終仕上げを任されたというのも不思議ではない。また、アメリカでの初納車と並行して、ケルンナンバーを付けたホモロゲーションモデルがアイフェル地方を駆け回り、そして我々が自動車メディアとして初めてその「第二の故郷」でステアリングを握ることになったのも驚くことではない。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>しかしその前に—そしてこれには少し時間を割く必要がある—まずは少し理論に踏み込もう。というのも、エンジニアたちはマスタングを、近年では「フォード GT（Ford GT）」でしか見られなかったほどの一貫性で、マッスルカーの中のスーパーカーへと仕立て上げたからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<p>「これは単なるチューンされたロードカーではなく、丹念に飼い慣らされたレーシングカーだ」と、フォードCEOのジム・ファーリーは2年前、ペブルビーチでの発表時に語っている。つまり洗練された量産車というよりも、GT3レーシングカーの派生物なのだ。</p>
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<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td></td><td>フォード マスタング GTD</td></tr><tr><td>エンジン</td><td>V8スーパーチャージャー</td></tr><tr><td>排気量</td><td>5163cc</td></tr><tr><td>最高出力</td><td>608kW (826hp)/7400rpm</td></tr><tr><td>最大トルク</td><td>900Nm/4800rpm</td></tr><tr><td>トランスミッション</td><td>8速デュアルクラッチ</td></tr><tr><td>駆動</td><td>後輪駆動</td></tr><tr><td>全長/全幅/全高</td><td>4917/2080/1410mm</td></tr><tr><td>ホイールベース</td><td>2720mm</td></tr><tr><td>乾燥重量</td><td>1989kg</td></tr><tr><td>燃料タンク/トランク容量</td><td>61/368L</td></tr><tr><td>0-100km/h</td><td>3.2秒</td></tr><tr><td>最高速度</td><td>325km/h</td></tr><tr><td>価格</td><td>359,900ユーロ（約6,658万円）</td></tr></tbody></table></figure>
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<p>実際、カナダの少量生産メーカーであるマルチマティック（Multimatic）がベース車両を骨格だけにまで分解し、その後カーボンファイバーで再構築するため、フラットロック製のシャシーはほとんど何も残らない。正確に言えば、この「マスタングGTD」はほとんど下着一枚のような状態だ。ボンネットですら巨大な2つのエアインテークに貫かれ、すでに常軌を逸した325サイズのタイヤの上に位置するフェンダーには、手紙どころか小包さえ通せるほど巨大な開口部が設けられている。そしてリアでは、ニューヨークの地下鉄の通風口の上で撮影された写真におけるマリリン モンローのスカートの下よりも多くの空気が、開いたトランクリッドを通過している。</p>
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<p>さらに、フロントリップの傾斜したウイング上には鋭利なスプリッターとフラップが備わり、リアにはエアフォースワンの翼のように巨大なスポイラーが装着されている。これらは前方のエアロブレード同様、スロットル、ブレーキ、ステアリング操作に応じて反応する。その結果生まれるのは、死も悪魔も恐れないヘルライダーだ。「ポルシェ 911 GT3 RS」でさえ例外ではなく、ましてや「メルセデスAMG GT」や「BMW M8」など問題ではない。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-3053-1800x1200-adf863a03cd943e8-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-65236"/><figcaption class="wp-element-caption">5.2リッターV8は826馬力と900Nm超を発生し、市販マスタング史上最強のエンジンとなる。</figcaption></figure>
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<p>とりわけ、カーボンファイバーのボディの下には純粋なレーシング技術が存在する。カップRタイヤはマグネシウムホイールに装着され、その内側にはカーボンディスクが配置される。そしてマルチマティック製サスペンションは油圧制御ダンパーを備え、「GTD」を実質的にアスファルトへと貼り付ける。</p>
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<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">限界域にあるV8</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この野生の種馬の燃え盛る心臓はV8だ。フォードが「F-150」や「ブロンコ」などのレーシング仕様で使用しているものと同じユニットをベースに、わずかな改良を加えたものだ。排気量5.2リッター、スーパーチャージャーにより826馬力と900Nm超を発生する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>あまりにも大きな出力を発生するため、エンジニアは膨張タンク（expansion tank）をアルミ製で鋳造し、燃料システムも強化せざるを得なかった。さもなければ、全開時に補機類が破裂してしまっていただろう。これにより「GTD」は公式に、これまでに製造された中で最もパワフルで最速の公道用マスタングとなった。そしてその後にこれ以上のものが登場しないだろうということも、想像に難くない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そのパワーは8速デュアルクラッチトランスミッションによって制御される。このトランスミッションは重量配分の最適化のため、カーボンドライブシャフトの後端、つまりリアに配置され、専用の冷却装置を備える。その代償としてフォードはトランクスペースを完全に犠牲にし、リアシートも取り外して、せめて小さなバッグだけは積めるようにしている。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/04/Ford-Mustang-GTD-im-Test-3055-1800x1200-6057ac1d061a05db-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-65237"/><figcaption class="wp-element-caption">リアシートの代わりに、セミ油圧式マルチマティックダンパーを覗けるディスプレイウィンドウが設けられている。レーシングカーそのものだ。</figcaption></figure>
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<p>「GTD」は始動時から爆発的なパワーを秘めているが、全体としては驚くほど落ち着いている。アウトバーンではむしろリラックスした低空飛行機のように振る舞い、左車線を250km/hを大きく超える速度で悠然と巡航する。その威圧的なフロントマスクは十分な存在感を持ち、進路を自然と確保する。そしてもし誰かが左車線に長く居座った場合でも、1〜2段ギアを落とせばよい。それはまるで騎手が舌を鳴らす合図のようだ。「GTD」は一瞬息をつき、その直後に再び牙を剥く。250km/hを大きく超えた領域で、もう一度“息を吹き返したかのように”加速が伸びていく。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【緑の地獄で記録更新！】ノルトシュライフェ最速の米国車「フォード マスタングGTD」ニュルブルクリンクの最速記録に挑戦＆達成！</title>
		<link>https://autobild.jp/46114/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[boku6nao@gmail.com]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 26 Dec 2024 02:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[Ford]]></category>
		<category><![CDATA[Ford Mustang GTD]]></category>
		<category><![CDATA[アメ車]]></category>
		<category><![CDATA[ニュルブルクリンク]]></category>
		<category><![CDATA[ニュルブルクリンク北コース]]></category>
		<category><![CDATA[ノルトシュライフェ]]></category>
		<category><![CDATA[フォード]]></category>
		<category><![CDATA[マスタング GTD]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フォード マスタングGTD（Ford Mustang GTD）：ノルトシュライフェ最速の米国車。ドイツ人ドライバーのダーク ミュラーがフォード マスタングGTD でノルトシュライフェにおける米国車最速のラップタイムを塗り替えた。その詳細！</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フォードが、新型「マスタングGTD」で歴史を刻んだ。このスポーツカーは、伝説のニュルブルクリンク北コース、ノルトシュライフェ（通称: 緑の地獄）を6分57.685秒で周回し、米国の量産車として過去最速の記録を樹立した。これにより、「GTD」は公道走行可能な量産車最速リストで15位にランクインした。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フォード マスタングGTD： 事前に発表されていた記録破りのドライブ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この記録破りのラップは8月に達成されたが、これまで秘密にされていた。ハンドルを握ったのは、ファクトリードライバーのダーク ミュラーで、彼はその経験を活かして、20.832kmのコースの73のコーナーを「GTD」で走り抜けた。「マスタングGTD」は、7分という魔法の数字を破った初の米国車である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この記録により、「マスタングGTD」は「フェラーリ296 GTB」などの伝説のスポーツカーを凌ぐ性能を証明した。「メルセデスAMG GTブラックシリーズ（6分43秒61/最速量産フロントエンジン車）」や、ニュルブルクリンク記録保持車の「メルセデスAMG ONE（6分29秒09）」にはわずかに及ばなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":46116,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image2-26.jpg" alt="" class="wp-image-46116"/><figcaption class="wp-element-caption">ダーク ミュラーはフォード マスタングGTDで伝説のノルトシュライフェを6分57秒685で周回した。</figcaption></figure>
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<p>それでも、フォードのCEOであるジム ファリー氏は、「GTD」はさらに速く走れると確信している。「また戻ってくる」と彼は宣言し、2025年には、さらなる記録更新ラップが設定される予定だ。とりわけ、彼は「ポルシェ911 GT3」に照準を定めている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>なぜ米国のサラブレッドはこれほど速いのだろうか？　「マスタングGTD」は公道走行可能なレーシングカーだからだ。「マスタングGT3」をベースに開発されたこの車は、あらゆる規制要件から解放されている。その結果、826馬力の5.2リッターV8スーパーチャージャーエンジン、ドラッグ低減システム（DRS）付きアクティブエアロダイナミクス、アダプティブサスペンションが搭載された。さらに、カーボンセラミックブレーキとカーボンファイバー製ボディが追加されている。</p>
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<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">「ロード トゥ ザ リング」</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フォードがハンマーラップをマーケティングするのは理にかなっている。フォードのソーシャルメディアチャンネルで視聴できる13分間のドキュメンタリー「ロード トゥ ザ リング」では、GTDの開発と記録ラウンドの準備の様子が紹介されている。セブリングのテストコースから「グリーンヘル（緑の地獄）」での戦いまで。ハイライトのひとつは、ドッティンガーホーエを走るマスタングが時速300kmを超えるスピードに達する場面だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「GTD」によって、フォードはマスタングの60年にわたる歴史に新たな1ページを加えた。かつて伝説のポニーカーと呼ばれたマスタングが、今ではサーキットを危険にさらしている。そして、そのメッセージは明確だ。ノルトシュライフェはもはやヨーロッパ人だけのものというわけではないのだ。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Bianca Garloff<br>Photo: Ford</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-29-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フォード マスタングGTD（Ford Mustang GTD）：ノルトシュライフェ最速の米国車。ドイツ人ドライバーのダーク ミュラーがフォード マスタングGTD でノルトシュライフェにおける米国車最速のラップタイムを塗り替えた。その詳細！</strong></p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>フォードが、新型「マスタングGTD」で歴史を刻んだ。このスポーツカーは、伝説のニュルブルクリンク北コース、ノルトシュライフェ（通称: 緑の地獄）を6分57.685秒で周回し、米国の量産車として過去最速の記録を樹立した。これにより、「GTD」は公道走行可能な量産車最速リストで15位にランクインした。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フォード マスタングGTD： 事前に発表されていた記録破りのドライブ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この記録破りのラップは8月に達成されたが、これまで秘密にされていた。ハンドルを握ったのは、ファクトリードライバーのダーク ミュラーで、彼はその経験を活かして、20.832kmのコースの73のコーナーを「GTD」で走り抜けた。「マスタングGTD」は、7分という魔法の数字を破った初の米国車である。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>この記録により、「マスタングGTD」は「フェラーリ296 GTB」などの伝説のスポーツカーを凌ぐ性能を証明した。「メルセデスAMG GTブラックシリーズ（6分43秒61/最速量産フロントエンジン車）」や、ニュルブルクリンク記録保持車の「メルセデスAMG ONE（6分29秒09）」にはわずかに及ばなかった。</p>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image2-26.jpg" alt="" class="wp-image-46116"/><figcaption class="wp-element-caption">ダーク ミュラーはフォード マスタングGTDで伝説のノルトシュライフェを6分57秒685で周回した。</figcaption></figure>
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<p>それでも、フォードのCEOであるジム ファリー氏は、「GTD」はさらに速く走れると確信している。「また戻ってくる」と彼は宣言し、2025年には、さらなる記録更新ラップが設定される予定だ。とりわけ、彼は「ポルシェ911 GT3」に照準を定めている。</p>
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<p>なぜ米国のサラブレッドはこれほど速いのだろうか？　「マスタングGTD」は公道走行可能なレーシングカーだからだ。「マスタングGT3」をベースに開発されたこの車は、あらゆる規制要件から解放されている。その結果、826馬力の5.2リッターV8スーパーチャージャーエンジン、ドラッグ低減システム（DRS）付きアクティブエアロダイナミクス、アダプティブサスペンションが搭載された。さらに、カーボンセラミックブレーキとカーボンファイバー製ボディが追加されている。</p>
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<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">「ロード トゥ ザ リング」</h3>
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<p>フォードがハンマーラップをマーケティングするのは理にかなっている。フォードのソーシャルメディアチャンネルで視聴できる13分間のドキュメンタリー「ロード トゥ ザ リング」では、GTDの開発と記録ラウンドの準備の様子が紹介されている。セブリングのテストコースから「グリーンヘル（緑の地獄）」での戦いまで。ハイライトのひとつは、ドッティンガーホーエを走るマスタングが時速300kmを超えるスピードに達する場面だ。</p>
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<p>「GTD」によって、フォードはマスタングの60年にわたる歴史に新たな1ページを加えた。かつて伝説のポニーカーと呼ばれたマスタングが、今ではサーキットを危険にさらしている。そして、そのメッセージは明確だ。ノルトシュライフェはもはやヨーロッパ人だけのものというわけではないのだ。</p>
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<p>Text: Bianca Garloff<br>Photo: Ford</p>
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