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	<title>クラシック BMW - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
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	<title>クラシック BMW - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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		<title>【謎のBMW】「BMW 1800 TI」のピックアップってなに？BMW自身が改造？果たしてこの奇抜なピックアップは誰が造ったのか？</title>
		<link>https://autobild.jp/54592/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[boku6nao@gmail.com]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 24 Aug 2025 06:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
		<category><![CDATA[BMW]]></category>
		<category><![CDATA[BMW 1800 TI]]></category>
		<category><![CDATA[BMW 1800 TIをピックアップトラックに改造]]></category>
		<category><![CDATA[Neue Klasse]]></category>
		<category><![CDATA[クラシック BMW]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[ノイエクラッセ]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW 1800 TI：このBMWは誰が改造したのか？「BMWが自社で改造した」と販売者は主張するが、BMWではこの奇抜な1800 TIのピックアップ改造は確認されていない。いずれにせよ、驚くべき車だ！</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>世界にピックアップにコンバート（改造）された車は数え切れないほど存在する。しかし、この車は特にユニークだ。荷台には2つのトランクが2つの蓋で覆われた構造で、4ドアセダンの後部ドアの下半分と、奇妙に後方に引き伸ばされたルーフが特徴だ。かなり狂気じみている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">なぜBMWは1800 TIのピックアップ改造車について知らないのか？</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":54594,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image2-46.jpg" alt="" class="wp-image-54594"/><figcaption class="wp-element-caption">Bピラーの間には後方に傾いたリヤウィンドウが配置されている。ホイールはオプション品だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、現在オークションに出品した人々はそれだけでは満足していないようだ：「BMWに特別注文された2台のうちの1台」と、彼らは広告に誇らしげに記している。イギリスの販売プラットフォーム、「Car and Classic」は次のように伝えている：「販売者は、この車両がBMWディーラーのサービス車両として使用されるために製造された2台限定の特別仕様車の1台であると述べている。」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54595,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image3-41.jpg" alt="" class="wp-image-54595"/><figcaption class="wp-element-caption">前後のトランクカバーに付いた2つのパイプでできた荷台は機能するのだろうか？</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMW製という可能性はある。ただし、我々がBMWに問い合わせたところ、「この車両については一切コメントできない」と回答した。それでも、一部のウェブサイトでは既に「BMWが自社で製造した車両」と未確認の主張がされている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ユニークなピックアップコンセプト</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":54596,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image4-36.jpg" alt="" class="wp-image-54596"/><figcaption class="wp-element-caption">運転席の後ろにある最初のカバーは明らかに溶接で固定されて開かない。その下のスペースには、上部が切り取られたドアを開けてアクセスできる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>誰がやったにせよ、結果は、非常に珍しいものだ。オーストラリアの「ユーテ」や南アフリカの「バッキー」のような平らで深い荷台を持つピックアップトラックではなく、4ドアセダンの後席部分とトランクはそのままに、後席ドアの上半分をカットしただけなのである。つまり、Bピラーから後ろがリアエンドまでカットされ、前席の背中の部分に窓ガラスと後席を覆うパネルが溶接された。トランクリッドはほぼそのまま生かされているというわけだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54597,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image5-31.jpg" alt="" class="wp-image-54597"/><figcaption class="wp-element-caption">4ドアセダンの外板およびレイアウトはそのまま。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>明らかに、キャビネットや羊を運ぶためのものではない。販売者によれば、未指定のBMWディーラーでサービス車両として使用されていたとのことだが、その使用目的は不明なままだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54598,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image6-23.jpg" alt="" class="wp-image-54598"/><figcaption class="wp-element-caption">後席と隔壁は取り除かれでトランクスルー状態だ。黒いパイプは牽引バーで、トレーラーヒッチに取り付けるものだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>特にMストライプで装飾が施されたこの車は、「ツール ド フランス」でレース用自転車を運ぶサポート車両のように見える。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54599,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image7-18.jpg" alt="" class="wp-image-54599"/><figcaption class="wp-element-caption">ピックアップトラックのようなテールゲートはない。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このノイエクラッセ（ニュークラス）は力強いエンジンを搭載している：1.8リッターのソレックスダブルキャブレターを装備し、110馬力を発揮するエンジンで、当時、非常に人気があったモデルだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54600,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image8-17.jpg" alt="" class="wp-image-54600"/><figcaption class="wp-element-caption">スポーティーな位置づけの「BMW 1800 TI」に搭載された110馬力の1.8リッター直4。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>当時「ノイエクラッセ（Neue Klasse）＝ニュークラス」と呼ばれたこのシリーズは2ドアと4ドアのセダンしかなかった。しかも、ベースとなった「1800 TI」はツーリングカーレースの人気のベース車だった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54601,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image9-16.jpg" alt="" class="wp-image-54601"/><figcaption class="wp-element-caption">このプレートを見れば一目瞭然：「BMW 1800 TI」であったことを示している。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フランス製であることは間違いない：このBMWは、フランスのメーカー、「マルシャル（Marchal）」の典型的な黄色いヘッドライトと追加ライトを装備しており、現在フランスでオークションに出品されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54602,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image10-15.jpg" alt="" class="wp-image-54602"/><figcaption class="wp-element-caption">右側のドアミラーが興味深そうに首を伸ばしている。黄色のダブルヘッドライトとフォグランプは後付け。クロームグリルは誰かが黒く塗ったようだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フランスの当局は、歴史的なデザインを再現した黒いナンバープレートをクラシックカーに再発行している - ドイツのH（クラシックカーライセンス）ナンバープレート愛好家たちは、この制度を夢見ている！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54603,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image11-14.jpg" alt="" class="wp-image-54603"/><figcaption class="wp-element-caption">平らなリヤウィンドウは後方に傾いている。1965年のこの車はヘッドレストがない。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>1965年のフランスの道路では、後方に傾いたリヤウィンドウをほぼ毎日見かけたものだ。1961年に発売された「シトロエン アミ6」。この小型車も同様のデザインだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">このBMWピックアップの価値</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":54604,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image12-12.jpg" alt="" class="wp-image-54604"/><figcaption class="wp-element-caption">セダンから採用された「新世代コクピット」は運転席のシート生地が摩耗し、ラジオが破損しているが、美しいウッドパネルのダッシュボードが特徴だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>carandclassic.comのオークションに出品された「BMW 1800 TIピックアップ」の落札価格は16,000ユーロ（約272万円）だった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>次のオーナーは、この謎めいたほぼ唯一無二の車について、さらに多くのことを発見するかもしれない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Frank B. Meyer<br>Photo: privat</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-48-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW 1800 TI：このBMWは誰が改造したのか？「BMWが自社で改造した」と販売者は主張するが、BMWではこの奇抜な1800 TIのピックアップ改造は確認されていない。いずれにせよ、驚くべき車だ！</strong></p>
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<p>世界にピックアップにコンバート（改造）された車は数え切れないほど存在する。しかし、この車は特にユニークだ。荷台には2つのトランクが2つの蓋で覆われた構造で、4ドアセダンの後部ドアの下半分と、奇妙に後方に引き伸ばされたルーフが特徴だ。かなり狂気じみている。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">なぜBMWは1800 TIのピックアップ改造車について知らないのか？</h3>
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<p>しかし、現在オークションに出品した人々はそれだけでは満足していないようだ：「BMWに特別注文された2台のうちの1台」と、彼らは広告に誇らしげに記している。イギリスの販売プラットフォーム、「Car and Classic」は次のように伝えている：「販売者は、この車両がBMWディーラーのサービス車両として使用されるために製造された2台限定の特別仕様車の1台であると述べている。」</p>
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<p>BMW製という可能性はある。ただし、我々がBMWに問い合わせたところ、「この車両については一切コメントできない」と回答した。それでも、一部のウェブサイトでは既に「BMWが自社で製造した車両」と未確認の主張がされている。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">ユニークなピックアップコンセプト</h3>
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<p>誰がやったにせよ、結果は、非常に珍しいものだ。オーストラリアの「ユーテ」や南アフリカの「バッキー」のような平らで深い荷台を持つピックアップトラックではなく、4ドアセダンの後席部分とトランクはそのままに、後席ドアの上半分をカットしただけなのである。つまり、Bピラーから後ろがリアエンドまでカットされ、前席の背中の部分に窓ガラスと後席を覆うパネルが溶接された。トランクリッドはほぼそのまま生かされているというわけだ。</p>
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<p>特にMストライプで装飾が施されたこの車は、「ツール ド フランス」でレース用自転車を運ぶサポート車両のように見える。</p>
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<p>このノイエクラッセ（ニュークラス）は力強いエンジンを搭載している：1.8リッターのソレックスダブルキャブレターを装備し、110馬力を発揮するエンジンで、当時、非常に人気があったモデルだ。</p>
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<p>当時「ノイエクラッセ（Neue Klasse）＝ニュークラス」と呼ばれたこのシリーズは2ドアと4ドアのセダンしかなかった。しかも、ベースとなった「1800 TI」はツーリングカーレースの人気のベース車だった。</p>
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<p>フランス製であることは間違いない：このBMWは、フランスのメーカー、「マルシャル（Marchal）」の典型的な黄色いヘッドライトと追加ライトを装備しており、現在フランスでオークションに出品されている。</p>
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<p>フランスの当局は、歴史的なデザインを再現した黒いナンバープレートをクラシックカーに再発行している - ドイツのH（クラシックカーライセンス）ナンバープレート愛好家たちは、この制度を夢見ている！</p>
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<p>1965年のフランスの道路では、後方に傾いたリヤウィンドウをほぼ毎日見かけたものだ。1961年に発売された「シトロエン アミ6」。この小型車も同様のデザインだった。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">このBMWピックアップの価値</h3>
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<p>carandclassic.comのオークションに出品された「BMW 1800 TIピックアップ」の落札価格は16,000ユーロ（約272万円）だった。</p>
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<p>次のオーナーは、この謎めいたほぼ唯一無二の車について、さらに多くのことを発見するかもしれない。</p>
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<p>Text: Frank B. Meyer<br>Photo: privat</p>
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			</item>
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		<title>【1973年製バットモービル】カルトモデルへのオマージュ！少年たちの憧れだったBMW 3.0 CSLでミュンヘンを駆け抜ける</title>
		<link>https://autobild.jp/40135/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 31 Jul 2024 02:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[旧車＆ネオクラシック]]></category>
		<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
		<category><![CDATA[BMW]]></category>
		<category><![CDATA[BMW 3.0 CSi]]></category>
		<category><![CDATA[BMW 3.0 CSL]]></category>
		<category><![CDATA[BMW E9]]></category>
		<category><![CDATA[クラシック BMW]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[バットモービル]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW 3.0 CSL： 1973年製BMW 3.0 CSL（バットモービル）でミュンヘンを駆け抜ける。ミュンヘンの皆さん、うるさくてすみません。でも、私たちは毎晩「バットモービル」であなたの街を轟音を立てて走るわけではありません。今日だけだ！</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>バットマンとしての人生は、いつもラララ、ヘイヘイヘイとは限らない。みんなが君に期待すること！陰気な奴らから街を守り、犯罪に終止符を打つこと。どう思う？税務署を閉鎖する？そうすれば多くの詐欺がなくなる。あるいは、ペルノコーラでガソリンの値段をサイコロで決めて、笑って眠れなくなるような不愉快なガソリンぼったくりアーティストを逮捕する？ああ、それも役に立つだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、正直に言おう。今日のバットマンは世界を救いたいのではなく、車を運転したいのだ。なぜなら、シルバーの宝物を与えられたからだ： 「BMW 3.0 CSL」、愛称は「バットモービル」。そのクーペはとても美しく、とても騒々しい。世界を救うのは明日、運転するのは今日！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":39367,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image2-17.jpg" alt="" class="wp-image-39367"/><figcaption class="wp-element-caption">このBMWの「CSL」はCoupé Sport Leichtbau（クーペスポーツライトウェイト）を意味する。そしてその名の通り軽い。3.0 CSLの車重は最大で1,300kgだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もちろん、バットマンはここには登場しない。しかし、この物語で「バットモービル」は、史上最も美しいクルマのひとつである「BMW E9」にラブレターを送っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>というわけで、60年代に話を戻そう。乾坤一擲の苦難の時代を経て、BMWは「ニュークラス」を中心に、その下に「02」を擁することで、再び莫大な資金を手にし、あえて「ビッグクラス」を目指した。4ドアの「E3」は1968年からの「7シリーズ」の前身であり、「E9」はこれをベースにした2ドアクーペであった。しかし、信号待ちの近所の人たちの驚いたような視線や、ノロノロ運転の通行人が慌てて親指を立てる仕草がそれを物語っている。今日はこうだ： THE！クルマ！3.0 CSL、すなわち 「Coupé Sport Leichtbau（クーペスポーツクーペライトウェイト）」である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>興奮のあと、金属と金属がぶつかり合う最初の金切り声のあと、舗装路を走るゴムの軋みのあと、6気筒エンジンのけたたましいトランペットのあと、ちょっと休憩しよう。ミュンヘンのど真ん中、イザール川の駐車場にある小さなガソリンスタンドの前に立ち、左のアームレストにあるドアハンドルを押し上げ、バケットシートのクッションに両腕を乗せて体を持ち上げ、慎重に外に出る。サッシュのないサイドウィンドウ越しに、すでに携帯電話を取り出しているファンに視線を移し、街で最も奇妙なバーの奥へ向かう。そこでコーラの缶を置き、深呼吸をし、脈拍と血圧を限界以下に戻そうとするが、大きな窓から目を細め、このセクシーな野獣をあらゆる角度から眺め続けなければならないのでそれは難しい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">CSL：稀代のトップモデル</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>マリア、このクルマで何を考えているんだ？「CSL」は1971年に初めて製造され、180馬力の直6だったが、1972年までに販売されたのはわずか169台。200馬力のインジェクションエンジンを搭載した1972年のセカンドバージョンは、2年間で929台売れた。その後、1973年から1975年にかけて「バットモービル」が登場した。BMWクラシックの車両は1973年8月6日発売のもので、206馬力を発揮。カラーコード060の「ポラリスメタリック」で塗装されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>夜、夢はすべて灰色になる。ガソリンスタンドで車の前に立ち、ここを見て、あそこをノックする。彼らは「CSL」を完全に風通しのよいデザインにし、オスナブリュックの自動車メーカーにアルミニウム製のフロントフラップとアウタードアスキンを備えた特別な軽量ボディを依頼した。「CSL」の車重はわずか1,165kgで、「3.0 CSi」より255kg軽い。シティパッケージを装着すると1,300kgとなり、「CSi」のシャシー、クロームメッキのリアバンパー、強化ガラスのフロントガラス、トランクリッドのツールボックス、「CS/CSi」ボンネットキャッチ、パワーステアリング、上質なベロアのフロアカーペットが装備される。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":39368,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image3-17.jpg" alt="" class="wp-image-39368"/><figcaption class="wp-element-caption">1973年製のバットモービルは、まるでショップから出てきたばかりのような外観と走りを兼ね備えている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>我々の「CSL」のハイライトはレーシングパッケージだ。フロントバンパーなしで納車されたが、グラスファイバー強化プラスチック製のフロントスポイラーが装着され、フェンダーにはブラックの一体型フォームでできたエアディフレクターが取り付けられ、トランクリッドにはソフトフォームのトリムストリップが付いたプラスチック製のリアスポイラーが装着されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>レーシングパッケージの残りはトランクに収められた。すなわち、リヤウィングと呼ばれる巨大なXXLサイズのバー、その下のリアフィン、リアディスクの上のエアディフレクターである。BMWはこれらについて何の許可も得ていなかった。いや、政府委員会の許可を得ることができなかったのだ。もし顧客が「CSL」でサーキットを走り回りたければ、自分で取り付けることになっていた。少なくともシートスチール製のテールゲートは、テールフィンを取り付けるための穴が内側に開けられた状態で標準装備され、4つのクロームメッキのホイールカットアウトトリムも元ワークスで取り付けられていたのだから。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>では、167台のバットマンはどうやってTÜV（ドイツ技術検査協会）を納得させたのだろうか？　こう言ってみよう： 口ひげを生やしたクォーツ乗りのためにフロントとリアに灰皿があった当時は、多くのことが可能だった。検査官の血液にガソリンが半分でも混じっていれば、エアディフレクター、フィン、ウィングの個別承認は滞りなく行われた。今日でも、TÜVの検査官は皆、コレクションのバットマンの前で畏敬の念をこめてひざまずき、愛のステッカーを貼る。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">夜間運行</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ミュンヘンの夜は真っ暗で、ネオンサインだけが空に色とりどりの光を投げかけている。人々が朝方までパブの前に座り込み、体の芯まで響く騒音に右往左往するような、穏やかな秋の最後の夜のひとつだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>バットモービルには排気テールパイプが1本しかない。今日、これらすべてのハイパワー4気筒エンジンは、4本を通して人工的な騒音を外界に送っている。ここでは、頭をクラクラさせるには1本で十分なのだ。どのように唸り、どのように喘ぐのか。とにかく、彼らは歩道から見て、嫌な顔をせず、笑顔でうなずき、32万ユーロ（約5,380万円）の保険がかけられているという我々の展示品の文化的価値を認めている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":39369,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image4-16.jpg" alt="" class="wp-image-39369"/><figcaption class="wp-element-caption">バイエルンのエレガンス： ポラリスメタリックのCSLは、XXLサイズのリヤウィングがバーカウンターのようだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「3.0 CSL」は、後にBMW M GmbHとなる会社の最初の作品である。彼らは、サーキットでしか手なずけられないような妥協のないスポーツカーを作ったわけではない。そう、「バットモービル」は市街地でも問題なく走ることができるのだ。たとえ操縦するときに腕に少し力が必要だとしても。また、比較的大きな38cmの3本スポークステアリングホイールにより、今日のどんな小型トラックよりも難しいとしても。そして、このクルマの本当の物理的な心臓を感じるには、ちょっと街から出なければならない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ドイツ、ドイツ、聞こえるか？今夜、私はあなたの上に行く。彼らは最終的に6気筒エンジンを3.0リッターから3.2リッターに増やしたが、6馬力しか上乗せしていない。「バットモービル」の0-100km/hスプリントタイムは7.1秒で、200馬力を発揮した「CSL」より0.2秒も遅い。さあ、利口ぶっている場合ではない。「3.0 CSL」に鞭を入れよう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アイドリング回転数からの圧力は、2600rpmでさらにパンチを増す。ボッシュDジェトロニックを搭載した燃料噴射エンジンは、まずタービンのように非常にスムーズに回転を上げ、次にやや高めの回転域で2つ目の空気を入れる。それから怒涛のように回転が上がり、回転が上がり、回転が上がる。6000rpmで4速ギアボックスに手を伸ばすまで、エンジンはけたたましい咆哮で自らを讃える。喝采は前方から起こり、BMWはこう記す。「自動車における安全性は、パワーの蓄えの問題である」。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">カルトビークルでタイムトラベル</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>いずれにせよ、これは時代背景の中で見なければならないことだが、どのような状況でもパワーを発揮する。「CSL」には、小さな指令にも反応するZFゲンマースパイラルローラーステアリングシステム、ビルシュタイン製ガス圧ショックアブソーバーを備えたシャシー、プログレッシブで硬めのコイルスプリング、25パーセントのロック値を持つディファレンシャルが装備されている。これらすべてが安定した、決して神経質になることのない日常のレーシングカーにしている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>バックミラーを見ると、後ろの世界がぼんやりと沈んでいくのがわかる。シャープさを保っているのは、このとてつもなく大きなウィングだけである。彼らは、リアアクスルに常に圧力がかかるように、そしてBMWが安定感を保つように、非常に大きな形状をしている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>安定を保つ。冷静さを失わないように。しかし、これは難しいことだ。このクルマの中では、純粋な非合理性の中で呼吸しているのだから。あらゆる隙間から、センスも理性もなく目立ちたがり、誇示しようとする傾向が感じられる。その一方で、バケットシートがあるだけで冷静さを保つことができる。たしかに乗り降りはしにくい。しかし、ひとたび座ってしまえば、引き締まった頬が軌道を維持し、粗めのコーデュロイ生地と長い腿のサポートが家庭的な雰囲気さえ漂わせる。いずれにせよ、これほど優れた着座姿勢、これほど優れた全方位の視界、これほどシンプルで直感的な操作性を備えたクルマは、今日でもそう多くはないだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":39370,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image5-14.jpg" alt="" class="wp-image-39370"/><figcaption class="wp-element-caption">このバットモービルには2つ目のエクステリアミラーは必要なかった。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ああ、もしあの時、父さんが家のためにお金を貯めずに、「バットモービル」にお金をつぎ込んでいたら・・・と、価格表を見ながら思う。1974年ベース： 38,860マルク（約333万円）、メタリック塗装595.50マルク（約6万円）、ブラウプンクトフランクフルト432.34マルク（約4万円）、セカンドエクステリアミラー22.52マルク（約2千円）。「CSL」がガレージに置かれることなく、マッチボックスの駐車場に置かれるだけだったのは、ちょうどよかったのかもしれない。そんなものがあったら、ある時点で魅力がなくなってしまう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そしてまた狂気のスリルに捕らわれ、ただ運転したくなり、夜を感じ、車を感じる。バットマンとしての人生は、いつもラララ、ヘイヘイヘイというわけではない。だが、今日は違う。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Andreas May<br>Photo: Fred Roschki / AUTO BILD</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image1-18-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW 3.0 CSL： 1973年製BMW 3.0 CSL（バットモービル）でミュンヘンを駆け抜ける。ミュンヘンの皆さん、うるさくてすみません。でも、私たちは毎晩「バットモービル」であなたの街を轟音を立てて走るわけではありません。今日だけだ！</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>バットマンとしての人生は、いつもラララ、ヘイヘイヘイとは限らない。みんなが君に期待すること！陰気な奴らから街を守り、犯罪に終止符を打つこと。どう思う？税務署を閉鎖する？そうすれば多くの詐欺がなくなる。あるいは、ペルノコーラでガソリンの値段をサイコロで決めて、笑って眠れなくなるような不愉快なガソリンぼったくりアーティストを逮捕する？ああ、それも役に立つだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、正直に言おう。今日のバットマンは世界を救いたいのではなく、車を運転したいのだ。なぜなら、シルバーの宝物を与えられたからだ： 「BMW 3.0 CSL」、愛称は「バットモービル」。そのクーペはとても美しく、とても騒々しい。世界を救うのは明日、運転するのは今日！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":39367,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image2-17.jpg" alt="" class="wp-image-39367"/><figcaption class="wp-element-caption">このBMWの「CSL」はCoupé Sport Leichtbau（クーペスポーツライトウェイト）を意味する。そしてその名の通り軽い。3.0 CSLの車重は最大で1,300kgだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もちろん、バットマンはここには登場しない。しかし、この物語で「バットモービル」は、史上最も美しいクルマのひとつである「BMW E9」にラブレターを送っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>というわけで、60年代に話を戻そう。乾坤一擲の苦難の時代を経て、BMWは「ニュークラス」を中心に、その下に「02」を擁することで、再び莫大な資金を手にし、あえて「ビッグクラス」を目指した。4ドアの「E3」は1968年からの「7シリーズ」の前身であり、「E9」はこれをベースにした2ドアクーペであった。しかし、信号待ちの近所の人たちの驚いたような視線や、ノロノロ運転の通行人が慌てて親指を立てる仕草がそれを物語っている。今日はこうだ： THE！クルマ！3.0 CSL、すなわち 「Coupé Sport Leichtbau（クーペスポーツクーペライトウェイト）」である。</p>
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<p>興奮のあと、金属と金属がぶつかり合う最初の金切り声のあと、舗装路を走るゴムの軋みのあと、6気筒エンジンのけたたましいトランペットのあと、ちょっと休憩しよう。ミュンヘンのど真ん中、イザール川の駐車場にある小さなガソリンスタンドの前に立ち、左のアームレストにあるドアハンドルを押し上げ、バケットシートのクッションに両腕を乗せて体を持ち上げ、慎重に外に出る。サッシュのないサイドウィンドウ越しに、すでに携帯電話を取り出しているファンに視線を移し、街で最も奇妙なバーの奥へ向かう。そこでコーラの缶を置き、深呼吸をし、脈拍と血圧を限界以下に戻そうとするが、大きな窓から目を細め、このセクシーな野獣をあらゆる角度から眺め続けなければならないのでそれは難しい。</p>
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<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">CSL：稀代のトップモデル</h3>
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<p>マリア、このクルマで何を考えているんだ？「CSL」は1971年に初めて製造され、180馬力の直6だったが、1972年までに販売されたのはわずか169台。200馬力のインジェクションエンジンを搭載した1972年のセカンドバージョンは、2年間で929台売れた。その後、1973年から1975年にかけて「バットモービル」が登場した。BMWクラシックの車両は1973年8月6日発売のもので、206馬力を発揮。カラーコード060の「ポラリスメタリック」で塗装されている。</p>
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<p>夜、夢はすべて灰色になる。ガソリンスタンドで車の前に立ち、ここを見て、あそこをノックする。彼らは「CSL」を完全に風通しのよいデザインにし、オスナブリュックの自動車メーカーにアルミニウム製のフロントフラップとアウタードアスキンを備えた特別な軽量ボディを依頼した。「CSL」の車重はわずか1,165kgで、「3.0 CSi」より255kg軽い。シティパッケージを装着すると1,300kgとなり、「CSi」のシャシー、クロームメッキのリアバンパー、強化ガラスのフロントガラス、トランクリッドのツールボックス、「CS/CSi」ボンネットキャッチ、パワーステアリング、上質なベロアのフロアカーペットが装備される。</p>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image3-17.jpg" alt="" class="wp-image-39368"/><figcaption class="wp-element-caption">1973年製のバットモービルは、まるでショップから出てきたばかりのような外観と走りを兼ね備えている。</figcaption></figure>
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<p>我々の「CSL」のハイライトはレーシングパッケージだ。フロントバンパーなしで納車されたが、グラスファイバー強化プラスチック製のフロントスポイラーが装着され、フェンダーにはブラックの一体型フォームでできたエアディフレクターが取り付けられ、トランクリッドにはソフトフォームのトリムストリップが付いたプラスチック製のリアスポイラーが装着されている。</p>
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<p>レーシングパッケージの残りはトランクに収められた。すなわち、リヤウィングと呼ばれる巨大なXXLサイズのバー、その下のリアフィン、リアディスクの上のエアディフレクターである。BMWはこれらについて何の許可も得ていなかった。いや、政府委員会の許可を得ることができなかったのだ。もし顧客が「CSL」でサーキットを走り回りたければ、自分で取り付けることになっていた。少なくともシートスチール製のテールゲートは、テールフィンを取り付けるための穴が内側に開けられた状態で標準装備され、4つのクロームメッキのホイールカットアウトトリムも元ワークスで取り付けられていたのだから。</p>
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<p>では、167台のバットマンはどうやってTÜV（ドイツ技術検査協会）を納得させたのだろうか？　こう言ってみよう： 口ひげを生やしたクォーツ乗りのためにフロントとリアに灰皿があった当時は、多くのことが可能だった。検査官の血液にガソリンが半分でも混じっていれば、エアディフレクター、フィン、ウィングの個別承認は滞りなく行われた。今日でも、TÜVの検査官は皆、コレクションのバットマンの前で畏敬の念をこめてひざまずき、愛のステッカーを貼る。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">夜間運行</h3>
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<p>ミュンヘンの夜は真っ暗で、ネオンサインだけが空に色とりどりの光を投げかけている。人々が朝方までパブの前に座り込み、体の芯まで響く騒音に右往左往するような、穏やかな秋の最後の夜のひとつだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<p>バットモービルには排気テールパイプが1本しかない。今日、これらすべてのハイパワー4気筒エンジンは、4本を通して人工的な騒音を外界に送っている。ここでは、頭をクラクラさせるには1本で十分なのだ。どのように唸り、どのように喘ぐのか。とにかく、彼らは歩道から見て、嫌な顔をせず、笑顔でうなずき、32万ユーロ（約5,380万円）の保険がかけられているという我々の展示品の文化的価値を認めている。</p>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/07/image4-16.jpg" alt="" class="wp-image-39369"/><figcaption class="wp-element-caption">バイエルンのエレガンス： ポラリスメタリックのCSLは、XXLサイズのリヤウィングがバーカウンターのようだ。</figcaption></figure>
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<p>「3.0 CSL」は、後にBMW M GmbHとなる会社の最初の作品である。彼らは、サーキットでしか手なずけられないような妥協のないスポーツカーを作ったわけではない。そう、「バットモービル」は市街地でも問題なく走ることができるのだ。たとえ操縦するときに腕に少し力が必要だとしても。また、比較的大きな38cmの3本スポークステアリングホイールにより、今日のどんな小型トラックよりも難しいとしても。そして、このクルマの本当の物理的な心臓を感じるには、ちょっと街から出なければならない。</p>
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<p>ドイツ、ドイツ、聞こえるか？今夜、私はあなたの上に行く。彼らは最終的に6気筒エンジンを3.0リッターから3.2リッターに増やしたが、6馬力しか上乗せしていない。「バットモービル」の0-100km/hスプリントタイムは7.1秒で、200馬力を発揮した「CSL」より0.2秒も遅い。さあ、利口ぶっている場合ではない。「3.0 CSL」に鞭を入れよう。</p>
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<p>アイドリング回転数からの圧力は、2600rpmでさらにパンチを増す。ボッシュDジェトロニックを搭載した燃料噴射エンジンは、まずタービンのように非常にスムーズに回転を上げ、次にやや高めの回転域で2つ目の空気を入れる。それから怒涛のように回転が上がり、回転が上がり、回転が上がる。6000rpmで4速ギアボックスに手を伸ばすまで、エンジンはけたたましい咆哮で自らを讃える。喝采は前方から起こり、BMWはこう記す。「自動車における安全性は、パワーの蓄えの問題である」。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">カルトビークルでタイムトラベル</h3>
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<p>いずれにせよ、これは時代背景の中で見なければならないことだが、どのような状況でもパワーを発揮する。「CSL」には、小さな指令にも反応するZFゲンマースパイラルローラーステアリングシステム、ビルシュタイン製ガス圧ショックアブソーバーを備えたシャシー、プログレッシブで硬めのコイルスプリング、25パーセントのロック値を持つディファレンシャルが装備されている。これらすべてが安定した、決して神経質になることのない日常のレーシングカーにしている。</p>
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<p>バックミラーを見ると、後ろの世界がぼんやりと沈んでいくのがわかる。シャープさを保っているのは、このとてつもなく大きなウィングだけである。彼らは、リアアクスルに常に圧力がかかるように、そしてBMWが安定感を保つように、非常に大きな形状をしている。</p>
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<p>安定を保つ。冷静さを失わないように。しかし、これは難しいことだ。このクルマの中では、純粋な非合理性の中で呼吸しているのだから。あらゆる隙間から、センスも理性もなく目立ちたがり、誇示しようとする傾向が感じられる。その一方で、バケットシートがあるだけで冷静さを保つことができる。たしかに乗り降りはしにくい。しかし、ひとたび座ってしまえば、引き締まった頬が軌道を維持し、粗めのコーデュロイ生地と長い腿のサポートが家庭的な雰囲気さえ漂わせる。いずれにせよ、これほど優れた着座姿勢、これほど優れた全方位の視界、これほどシンプルで直感的な操作性を備えたクルマは、今日でもそう多くはないだろう。</p>
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<p>ああ、もしあの時、父さんが家のためにお金を貯めずに、「バットモービル」にお金をつぎ込んでいたら・・・と、価格表を見ながら思う。1974年ベース： 38,860マルク（約333万円）、メタリック塗装595.50マルク（約6万円）、ブラウプンクトフランクフルト432.34マルク（約4万円）、セカンドエクステリアミラー22.52マルク（約2千円）。「CSL」がガレージに置かれることなく、マッチボックスの駐車場に置かれるだけだったのは、ちょうどよかったのかもしれない。そんなものがあったら、ある時点で魅力がなくなってしまう。</p>
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<p>そしてまた狂気のスリルに捕らわれ、ただ運転したくなり、夜を感じ、車を感じる。バットマンとしての人生は、いつもラララ、ヘイヘイヘイというわけではない。だが、今日は違う。</p>
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<p>Text: Andreas May<br>Photo: Fred Roschki / AUTO BILD</p>
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