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	<title>ギブリ トロフェオ - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
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	<title>ギブリ トロフェオ - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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		<title>初テスト　新型マセラティ ギブリ トロフェオに初試乗　そのロードインプレッションと評価</title>
		<link>https://autobild.jp/8490/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 23 Jun 2021 06:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[セダン＆ワゴン]]></category>
		<category><![CDATA[テスト]]></category>
		<category><![CDATA[Maserati]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア車]]></category>
		<category><![CDATA[ギブリ]]></category>
		<category><![CDATA[ギブリ トロフェオ]]></category>
		<category><![CDATA[マセラティ]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="800" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-300x200.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-1024x683.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-768x512.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-696x464.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-1068x712.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-630x420.jpg 630w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>マセラティ ギブリ トロフェオ。<br>イタリアの誘惑： マセラティ ギブリ トロフェオがレーストラックに登場。<br>パワーセダンの新たなライバル： 580馬力のマセラティ ギブリ トロフェオは、単独のテストでも、レーストラックでもその実力を証明できたであろうか？<br>以下にそのドライビングレポートをお届けする。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>服が人を作るなら、エンジンが車を作るといえよう。<br>
それは「マセラティ ギブリ」も、もちろん例外ではない。<br>
このセダンは、マセラティの中でも最もノーマルなモデルといえるが、残念ながら、「ギブリ」はドイツでの登録台数が3桁を超えることはなかった。<br>
つまり、「ギブリ」に乗るということは、他の車よりも目立つということなのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリの遺伝子を受け継いだ508馬力のV8エンジンを搭載した「ギブリ トロフェオ」。<br>
そして2020年末からは、さらにエクスクルーシブになった。<br>
4ドアモデルに初めてV8を搭載した「トロフェオ」が登場したのだ。<br>
フェラーリの遺伝子を受け継ぐ3.8リッターツインターボは580馬力と730ニュートンメートルを発生し、自由に動き回る。<br>
時速326kmに達すると、空気抵抗と転がり抵抗だけが自然なリミッターとなり、息を呑むようなパフォーマンスを発揮する。<br>
一方で、ディテールにこだわる人は、インテリアを見るだけでワクワクするだろう。<br>
「トロフェオ」では、厚手の香り高いレザーに赤い装飾的なステッチが施され、アルミニウムとカーボンがふんだんに使用されている。<br>
そして、ドアパネルの上にはアルカンターラが使用されている。<br>
ドライバーの前にはアナログ時計、センターにはワイヤレスのApple CarPlayに対応した鮮やかなディスプレイが備わっている。<br>
そのビルドクオリティ（製造品質）は満点ではないものの、ギャップ（隙間）がやや大きいマイナーな問題を除けば、大きな批判はこれといってない。<br>
ボイスコントロールはナビゲーションコマンドを即座に実行することもできる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/0/8/8/3/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_10-dc2e8129c291a186.jpg" alt=""/><figcaption>エキゾチックなパワーハウス。580馬力V8を搭載したギブリは、今回トロフェオとなり、さらに高級感を増している。</figcaption></figure>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/0/8/8/3/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_14-f1678185b2d117e4.jpg" alt=""/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>オートマチックとエンジンは必ずしもスムーズなデュオ（ペア）ではない<br>
特にフルロード時には、高回転になってもサウンドイメージがやや控えめであることが気になる。<br>
その部分ではBMW M5」のような競合モデルの方が、乗員に威圧感を与えているように思える。<br>
一方、シャシーについては、アスファルト路面の凹凸に敏感に反応するため、もう少し落ち着きが欲しいところだ。しかし、スプリングの硬さは問題なくスムーズだ。<br>
シフトワークは定評のあるZF社製8速オートマチックが担当しているが、マセラティでは感度が足りない。<br>
例えば発進時、ギブリが後輪を空転させないようにアクセルを敏感に操作しなければならない。<br>
むろん、トラクションコントロールを作動させておけば問題ないが…。<br>
また、自動シフトダウンの際には、時折ギクシャクすることもある。<br>
このクラスの大型セダンに、なぜ競合他社が全輪駆動システムを採用するのか、その理由がハンドリングの面で明らかになる。<br>
特にタイトなコーナーでは、リアアクスルにパワーが集中するため、良いことづくめ、なのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/0/8/8/3/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_05-165e20eedc2bdad3.jpg" alt=""/><figcaption>発進時には、アクセルペダルを優しくコントロールしないと、ギブリは後輪を滑らせてしまう。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>レーストラックでは、敏感な「ESP（横滑り防止装置）」が不足している。<br>
ここでは非常に早く作動してしまうからだ。<br>
そして横向きになった途端、「ギブリ トロフェオ」は、コントロールが難しくなり、ドリフトの角度はアクセルではほとんどコントロールできない。<br>
公道でもサーキットでも役立つより綿密な「ESP」の設定が望まれる。<br>
現状では、コントロールが厳密に働き、高速ラップの芽を摘み取ってしまうので、ドライバーは自力で走ることができない。<br>
ストレートでは、V8が2.1トンの車を200km/h以上に加速させるが、コーナー立ち上がりのトラクションが不足していることは、サーキットで計測された211km/hという最高速度にも表れている。<br>
「AMG GLC 63 S」は、スプリントタイムは劣るものの、同地点で4km/h上回っている。<br>
「ギブリ」は長いコーナーをニュートラルからややアンダーステアで抜けていくので、コントロールしやすい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/0/8/8/3/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_30-2c7c082ef80916fc.jpg" alt=""/><figcaption>捕まえるのが難しい。トロフェオでは、リアエンドが流れ出すと、かなりのドライビングスキルが要求される。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>最終的に、ストップウォッチは1分34秒86というラップタイムを示した。<br>
勢いはあるものの、決した傑出した数値ではない。<br>
それにもかかわらず、エレガントな「V8ギブリ」は、たとえもう少しパワーが少なくても、十分なドライビングパフォーマンスを発揮した。<br>
「ギブリ トロフェオ」は131,007ユーロ（約1,755万円）から販売されており、我々がテストしたバージョンは、132,078ユーロ（約1,770万円）と、それよりわずかに高かった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/0/8/8/3/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_08-996edd5ef3a1069c.jpg" alt=""/></figure>
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<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論: </strong><br> 「ギブリ トロフェオ」は、パワーとエレガンスを独自の方法で融合させたモデルだ。<br> しかし、惜しいのは、より洗練された駆動方式を採用すれば、この魅力的なセダンをさらにエレガントに、そして何よりもアスファルトの上をより速く走らせることができるはずだという点だ。<br><strong> AUTO BILDテストスコア: 400満点中259点</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/0/8/8/3/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_02-0b75094d43ea7b92.jpg" alt=""/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「マセラティ ギブリ」がドイツでの売れ行きがあまり良くないと聞き、日本での販売台数をしらべてみたのだが、やはり日本でも大ヒットとなっているわけではなかった。もちろんマセラティが大ヒットとなって街にあふれたら、それはそれで問題でもある。ほかの人と違うという希少さこそ、マセラティに求められる部分かもしれないからだ。<br>
それでももう少し「ギブリ」は売れてもいいとも思うのは、その内容が魅力的であり、積極的に選択したいようなハイパフォーマンスセダンであるからだ。残念ながらディーゼルエンジンモデルこそ、その販売を終えてしまったが、ガソリンエンジンのマセラティのほうがよりマセラティらしいと感じる人が多かったということも事実であるし、それは誰にとっても正直な気持ちなのだろう。<br>
では、そんなギブリが売れない理由とはなにか。個人的には「クアトロポルテ」との違いが少ないから、なのではないだろうかと推測している。もちろん兄貴分の「クアトロポルテ」とはその内容も、大きさも違うクルマではあるのだが、「ギブリ」のデザインも大きさも、実はそれほど「クアトロポルテ」と変わらないような印象を与えてしまっている。実際にギブリも決して小さくはないクルマだし、エンジンももうほとんど「クアトロポルテ」と変わらないほどのハイパフォーマンスぶりだ。<br>
せっかくだったら「クアトロポルテ」と「ギブリ」の差をもっと大きくし、お互いが得になるような関係になっていたら良かったのに、と思ってならない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Mirko Menke, Stefan Novitski<br>
加筆： 大林晃平<br>
Photo: Christian Bittmann</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="800" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-300x200.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-1024x683.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-768x512.jpg 768w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-696x464.jpg 696w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-1068x712.jpg 1068w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2021/06/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_41-bd3e806646bbc551-630x420.jpg 630w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>マセラティ ギブリ トロフェオ。<br>イタリアの誘惑： マセラティ ギブリ トロフェオがレーストラックに登場。<br>パワーセダンの新たなライバル： 580馬力のマセラティ ギブリ トロフェオは、単独のテストでも、レーストラックでもその実力を証明できたであろうか？<br>以下にそのドライビングレポートをお届けする。</strong></p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>服が人を作るなら、エンジンが車を作るといえよう。<br>
それは「マセラティ ギブリ」も、もちろん例外ではない。<br>
このセダンは、マセラティの中でも最もノーマルなモデルといえるが、残念ながら、「ギブリ」はドイツでの登録台数が3桁を超えることはなかった。<br>
つまり、「ギブリ」に乗るということは、他の車よりも目立つということなのだ。</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリの遺伝子を受け継いだ508馬力のV8エンジンを搭載した「ギブリ トロフェオ」。<br>
そして2020年末からは、さらにエクスクルーシブになった。<br>
4ドアモデルに初めてV8を搭載した「トロフェオ」が登場したのだ。<br>
フェラーリの遺伝子を受け継ぐ3.8リッターツインターボは580馬力と730ニュートンメートルを発生し、自由に動き回る。<br>
時速326kmに達すると、空気抵抗と転がり抵抗だけが自然なリミッターとなり、息を呑むようなパフォーマンスを発揮する。<br>
一方で、ディテールにこだわる人は、インテリアを見るだけでワクワクするだろう。<br>
「トロフェオ」では、厚手の香り高いレザーに赤い装飾的なステッチが施され、アルミニウムとカーボンがふんだんに使用されている。<br>
そして、ドアパネルの上にはアルカンターラが使用されている。<br>
ドライバーの前にはアナログ時計、センターにはワイヤレスのApple CarPlayに対応した鮮やかなディスプレイが備わっている。<br>
そのビルドクオリティ（製造品質）は満点ではないものの、ギャップ（隙間）がやや大きいマイナーな問題を除けば、大きな批判はこれといってない。<br>
ボイスコントロールはナビゲーションコマンドを即座に実行することもできる。</p>
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<p>オートマチックとエンジンは必ずしもスムーズなデュオ（ペア）ではない<br>
特にフルロード時には、高回転になってもサウンドイメージがやや控えめであることが気になる。<br>
その部分ではBMW M5」のような競合モデルの方が、乗員に威圧感を与えているように思える。<br>
一方、シャシーについては、アスファルト路面の凹凸に敏感に反応するため、もう少し落ち着きが欲しいところだ。しかし、スプリングの硬さは問題なくスムーズだ。<br>
シフトワークは定評のあるZF社製8速オートマチックが担当しているが、マセラティでは感度が足りない。<br>
例えば発進時、ギブリが後輪を空転させないようにアクセルを敏感に操作しなければならない。<br>
むろん、トラクションコントロールを作動させておけば問題ないが…。<br>
また、自動シフトダウンの際には、時折ギクシャクすることもある。<br>
このクラスの大型セダンに、なぜ競合他社が全輪駆動システムを採用するのか、その理由がハンドリングの面で明らかになる。<br>
特にタイトなコーナーでは、リアアクスルにパワーが集中するため、良いことづくめ、なのだ。</p>
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<p>レーストラックでは、敏感な「ESP（横滑り防止装置）」が不足している。<br>
ここでは非常に早く作動してしまうからだ。<br>
そして横向きになった途端、「ギブリ トロフェオ」は、コントロールが難しくなり、ドリフトの角度はアクセルではほとんどコントロールできない。<br>
公道でもサーキットでも役立つより綿密な「ESP」の設定が望まれる。<br>
現状では、コントロールが厳密に働き、高速ラップの芽を摘み取ってしまうので、ドライバーは自力で走ることができない。<br>
ストレートでは、V8が2.1トンの車を200km/h以上に加速させるが、コーナー立ち上がりのトラクションが不足していることは、サーキットで計測された211km/hという最高速度にも表れている。<br>
「AMG GLC 63 S」は、スプリントタイムは劣るものの、同地点で4km/h上回っている。<br>
「ギブリ」は長いコーナーをニュートラルからややアンダーステアで抜けていくので、コントロールしやすい。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/9/0/0/8/8/3/Maserati_Ghibli_Trofeo_cbi_30-2c7c082ef80916fc.jpg" alt=""/><figcaption>捕まえるのが難しい。トロフェオでは、リアエンドが流れ出すと、かなりのドライビングスキルが要求される。</figcaption></figure>
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<p>最終的に、ストップウォッチは1分34秒86というラップタイムを示した。<br>
勢いはあるものの、決した傑出した数値ではない。<br>
それにもかかわらず、エレガントな「V8ギブリ」は、たとえもう少しパワーが少なくても、十分なドライビングパフォーマンスを発揮した。<br>
「ギブリ トロフェオ」は131,007ユーロ（約1,755万円）から販売されており、我々がテストしたバージョンは、132,078ユーロ（約1,770万円）と、それよりわずかに高かった。</p>
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<p><strong>結論: </strong><br> 「ギブリ トロフェオ」は、パワーとエレガンスを独自の方法で融合させたモデルだ。<br> しかし、惜しいのは、より洗練された駆動方式を採用すれば、この魅力的なセダンをさらにエレガントに、そして何よりもアスファルトの上をより速く走らせることができるはずだという点だ。<br><strong> AUTO BILDテストスコア: 400満点中259点</strong></p>
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<p>「マセラティ ギブリ」がドイツでの売れ行きがあまり良くないと聞き、日本での販売台数をしらべてみたのだが、やはり日本でも大ヒットとなっているわけではなかった。もちろんマセラティが大ヒットとなって街にあふれたら、それはそれで問題でもある。ほかの人と違うという希少さこそ、マセラティに求められる部分かもしれないからだ。<br>
それでももう少し「ギブリ」は売れてもいいとも思うのは、その内容が魅力的であり、積極的に選択したいようなハイパフォーマンスセダンであるからだ。残念ながらディーゼルエンジンモデルこそ、その販売を終えてしまったが、ガソリンエンジンのマセラティのほうがよりマセラティらしいと感じる人が多かったということも事実であるし、それは誰にとっても正直な気持ちなのだろう。<br>
では、そんなギブリが売れない理由とはなにか。個人的には「クアトロポルテ」との違いが少ないから、なのではないだろうかと推測している。もちろん兄貴分の「クアトロポルテ」とはその内容も、大きさも違うクルマではあるのだが、「ギブリ」のデザインも大きさも、実はそれほど「クアトロポルテ」と変わらないような印象を与えてしまっている。実際にギブリも決して小さくはないクルマだし、エンジンももうほとんど「クアトロポルテ」と変わらないほどのハイパフォーマンスぶりだ。<br>
せっかくだったら「クアトロポルテ」と「ギブリ」の差をもっと大きくし、お互いが得になるような関係になっていたら良かったのに、と思ってならない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Mirko Menke, Stefan Novitski<br>
加筆： 大林晃平<br>
Photo: Christian Bittmann</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【動画付】クールな動画付き　新着ニュース　フェラーリのV8を搭載したマセラティ ギブリ トロフェオ誕生！</title>
		<link>https://autobild.jp/3786/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 21 Aug 2020 08:30:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="644" height="363" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/Neuer-Maserati-Ghibli-Trofeo-mit-Ferrari-Motor-schafft-326-km-h-644x363-9e59536608af4bfd-1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/Neuer-Maserati-Ghibli-Trofeo-mit-Ferrari-Motor-schafft-326-km-h-644x363-9e59536608af4bfd-1.jpg 644w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2020/08/Neuer-Maserati-Ghibli-Trofeo-mit-Ferrari-Motor-schafft-326-km-h-644x363-9e59536608af4bfd-1-300x169.jpg 300w" sizes="(max-width: 644px) 100vw, 644px" /></div><!-- wp:heading -->
<h2>マセラティ ギブリ トロフェオ: V8、価格、クアトロポルテ</h2>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリのV8エンジンを搭載した新型マセラティ ギブリ トロフェオは326km/hまで加速する。マセラティはついにギブリにV8を与えられた。新型ギブリ トロフェオは580馬力のパワーと730Nmのトルクを発揮し、最高時速は326キロと言われている。その最新情報。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/6/4/3/6/9/5/Maserati-Ghibli-Trofeo-V8-Preis-Bilder-Quattroporte-474x316-0c3f1ab477ddc65d.jpg" alt="" width="562" height="375"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>マセラティがトロフェオコレクションを発表！<br>
レバンテ トロフェオの他に、スポーツセダン ギブリとクアトロポルテもトロフェオバージョンとして入手可能になり、ついに「トロフェオトリオ」が完成した。<br>
3台のモデルはすべて、フェラーリと一緒に開発された、3.8リッターV8ツインターボを搭載している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>580馬力のパワーと最大トルク730 Nm（2250rpmという低回転域から利用可能）が発表された。<br>
したがって、マセラティモデルは、もはやBMW MまたはメルセデスAMGとの競争から逃れる必要はなくなった。<br>
0から100km/hまでのスプリントは、4.3秒で、新しいギブリ トロフェオ（クアトロポルテ トロフェオは4.5秒）によって完了する。<br>
新しい「コルサドライビングモード」に含まれているローンチコントロールシステムによるものだ。<br>
しかし、競合他社とは異なり、ZF製の8速オートマチックはフルパワーを後輪にのみ送り届ける。そして、このことこそが、より強力なE63 SやM5が、マセラティよりもっと速く加速する理由でもある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/6/4/3/6/9/5/Neuer-Maserati-Ghibli-Trofeo-mit-Ferrari-Motor-schafft-326-km-h-560x373-ebd88fcb6516b950.jpg" alt=""/><figcaption>これがエンジンのルックスだ。3.8リッターV8ツインターボは580馬力と730Nmを発揮する。 </figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>その代わり、ギブリは明らかに最高速度で先行している。</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> 最高速度は制限されておらず、両方のモデルともに326km/hの最高速度を発揮し、明らかにアウディ、BMW、メルセデスを後にする。<br> マセラティは、ブランドの最速の生産モデルとも書いているが、厳密に言うならば、2004年に発表され、50台限定生産モデルのMC12スーパースポーツカーは、345 km/hという最高速度で、この2台よりもさらに高速だった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3>ギブリ トロフェオの価格は約130,000ユーロ（約1,650万円）</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p> ルックス的には、トロフェオモデルは、より大きなエアインテーク、目立たないカーボンパーツ、ディフューザーなどの特徴によって認識される。<br> さらに、Bピラーのトリコローレフラッグやフロントウィングの赤枠の通気孔など、愛らしいディテールが備わっている。<br> ギブリとクアトロポルテ トロフェオには、21インチのホイールが標準装備されている。<br> 新しい10.1インチのインフォテインメントシステムは、2021年モデルのフェイスリフトバージョンから採用される。<br> どちらのモデルもすぐに注文できる。<br> ギブリ トロフェオの価格は127,415ユーロ（約1,618万円）だが、大型のクアトロポルテ トロフェオの価格は少なくとも161,530ユーロ（約2,050万円）する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://i.auto-bild.de/ir_img/2/6/4/3/6/9/5/Neuer-Maserati-Ghibli-Trofeo-mit-Ferrari-Motor-schafft-326-km-h-560x373-5821e91f37db3b80.jpg" alt=""/><figcaption>ラグジュアリアスなクアトロポルテ トロフェオは少なくとも161,530ユーロ（約2,050万円）かかる。 </figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリエンジンを4ドアセダンに、といって一番最初に私が思い浮かぶのは、絶対にランチア テーマ8.32である。あの（今でも）世界一美しい4ドアセダンといえる上品なボディに、ポルトローナフラウの内装と、美しいオリジナルボディカラー（普通のテーマには用意されていない、特別なワインレッドとか、特別なグレーメタリックとか、特別なブルーメタリック）に金色のラインを描いた、あのクルマこそ、フェラーリエンジンを積んだ4ドアセダンの最高峰だと今でも思う。<br>
8.32に関して言えば、信頼性や、夏の時期の走行性などに致命的なものを持っていたが、そんなことがどうした、と言い切ってしまっても、いいような妖しい魅力の車、それがテーマ8.32だった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さてそんなテーマ8.32がマツダのお店で売られていた時代から30年近く経過した現在、マセラティにフェラーリエンジンが載る時代になっていて、ちゃんと夏でもエアコンもガンガン効いたまま、オーバーヒートとはいったいなんのこと？などと言いながら毎日乗ることができる、そんな時代になっていることに驚く。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>乱暴に解説するならば、もはやイタリアにはフィアットという一つのグループしかなく、フェラーリもマセラティも同じ傘の下に存在する会社で、ブランド違いということ、なのだろう。そしてフェラーリの4ドアが、マセラティである、と考えることも間違いではない。<br>
長年の歴史を知る信者からは、マセラティとフェラーリとアルファロメオとランチアを同じように語るなど噴飯ものなのかもしれないが、今や時代はそういうものなのである。<br>
フェラーリと共同開発したV8ツインターボの強力なエンジンが載るマセラティ、それは魅力的で、おそらく多くのファンは喝采をもって迎えることだと思う。そしてまだこの時期にハイブリッドシステムでもなんでもない、高性能一本鎗のエンジンを持つ車を堂々と発表するイタリア人、「さすがじゃん」、と嬉しくもなる。<br>
もちろんエコは大切だが、クルマの楽しみや魅力を失わないことへの情熱も失ってはあまりに寂しい。そしてそれがマセラティならば、優先順位は上位に行って当たり前である。そもそも台数が世界的に限られたクルマなのだし、まだまだこれからもダイエットも禁酒もせずに、「美味しい食事楽しみまっせ」、という決意、それが純粋で頼もしい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>であるならば…。<br>
へそ曲がりな人間の意見ではあるが、ランチアからもう一度フェラーリエンジンを積んだ、世界で一番上品で美しい4ドアセダンが生まれることがあったら、とつい不可能に近いことも夢想してしまうのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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https://youtu.be/oQFta7IN4As
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<p>Text: Jan Goetz<br>
加筆：大林晃平</p>
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<h2>マセラティ ギブリ トロフェオ: V8、価格、クアトロポルテ</h2>
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<p><strong>フェラーリのV8エンジンを搭載した新型マセラティ ギブリ トロフェオは326km/hまで加速する。マセラティはついにギブリにV8を与えられた。新型ギブリ トロフェオは580馬力のパワーと730Nmのトルクを発揮し、最高時速は326キロと言われている。その最新情報。</strong></p>
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<p>マセラティがトロフェオコレクションを発表！<br>
レバンテ トロフェオの他に、スポーツセダン ギブリとクアトロポルテもトロフェオバージョンとして入手可能になり、ついに「トロフェオトリオ」が完成した。<br>
3台のモデルはすべて、フェラーリと一緒に開発された、3.8リッターV8ツインターボを搭載している。</p>
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<p>580馬力のパワーと最大トルク730 Nm（2250rpmという低回転域から利用可能）が発表された。<br>
したがって、マセラティモデルは、もはやBMW MまたはメルセデスAMGとの競争から逃れる必要はなくなった。<br>
0から100km/hまでのスプリントは、4.3秒で、新しいギブリ トロフェオ（クアトロポルテ トロフェオは4.5秒）によって完了する。<br>
新しい「コルサドライビングモード」に含まれているローンチコントロールシステムによるものだ。<br>
しかし、競合他社とは異なり、ZF製の8速オートマチックはフルパワーを後輪にのみ送り届ける。そして、このことこそが、より強力なE63 SやM5が、マセラティよりもっと速く加速する理由でもある。</p>
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<h3>その代わり、ギブリは明らかに最高速度で先行している。</h3>
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<p> 最高速度は制限されておらず、両方のモデルともに326km/hの最高速度を発揮し、明らかにアウディ、BMW、メルセデスを後にする。<br> マセラティは、ブランドの最速の生産モデルとも書いているが、厳密に言うならば、2004年に発表され、50台限定生産モデルのMC12スーパースポーツカーは、345 km/hという最高速度で、この2台よりもさらに高速だった。</p>
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<h3>ギブリ トロフェオの価格は約130,000ユーロ（約1,650万円）</h3>
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<p> ルックス的には、トロフェオモデルは、より大きなエアインテーク、目立たないカーボンパーツ、ディフューザーなどの特徴によって認識される。<br> さらに、Bピラーのトリコローレフラッグやフロントウィングの赤枠の通気孔など、愛らしいディテールが備わっている。<br> ギブリとクアトロポルテ トロフェオには、21インチのホイールが標準装備されている。<br> 新しい10.1インチのインフォテインメントシステムは、2021年モデルのフェイスリフトバージョンから採用される。<br> どちらのモデルもすぐに注文できる。<br> ギブリ トロフェオの価格は127,415ユーロ（約1,618万円）だが、大型のクアトロポルテ トロフェオの価格は少なくとも161,530ユーロ（約2,050万円）する。</p>
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<p>フェラーリエンジンを4ドアセダンに、といって一番最初に私が思い浮かぶのは、絶対にランチア テーマ8.32である。あの（今でも）世界一美しい4ドアセダンといえる上品なボディに、ポルトローナフラウの内装と、美しいオリジナルボディカラー（普通のテーマには用意されていない、特別なワインレッドとか、特別なグレーメタリックとか、特別なブルーメタリック）に金色のラインを描いた、あのクルマこそ、フェラーリエンジンを積んだ4ドアセダンの最高峰だと今でも思う。<br>
8.32に関して言えば、信頼性や、夏の時期の走行性などに致命的なものを持っていたが、そんなことがどうした、と言い切ってしまっても、いいような妖しい魅力の車、それがテーマ8.32だった。</p>
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<p>さてそんなテーマ8.32がマツダのお店で売られていた時代から30年近く経過した現在、マセラティにフェラーリエンジンが載る時代になっていて、ちゃんと夏でもエアコンもガンガン効いたまま、オーバーヒートとはいったいなんのこと？などと言いながら毎日乗ることができる、そんな時代になっていることに驚く。</p>
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長年の歴史を知る信者からは、マセラティとフェラーリとアルファロメオとランチアを同じように語るなど噴飯ものなのかもしれないが、今や時代はそういうものなのである。<br>
フェラーリと共同開発したV8ツインターボの強力なエンジンが載るマセラティ、それは魅力的で、おそらく多くのファンは喝采をもって迎えることだと思う。そしてまだこの時期にハイブリッドシステムでもなんでもない、高性能一本鎗のエンジンを持つ車を堂々と発表するイタリア人、「さすがじゃん」、と嬉しくもなる。<br>
もちろんエコは大切だが、クルマの楽しみや魅力を失わないことへの情熱も失ってはあまりに寂しい。そしてそれがマセラティならば、優先順位は上位に行って当たり前である。そもそも台数が世界的に限られたクルマなのだし、まだまだこれからもダイエットも禁酒もせずに、「美味しい食事楽しみまっせ」、という決意、それが純粋で頼もしい。</p>
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<p>であるならば…。<br>
へそ曲がりな人間の意見ではあるが、ランチアからもう一度フェラーリエンジンを積んだ、世界で一番上品で美しい4ドアセダンが生まれることがあったら、とつい不可能に近いことも夢想してしまうのである。</p>
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<p>Text: Jan Goetz<br>
加筆：大林晃平</p>
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