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	<title>アルピナ - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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	<description>世界最大級のクルマ情報サイトAUTO BILDの日本版。いち早い新車情報。高品質なオリジナル動画ビデオ満載。チューニングカー、ネオクラシックなど世界のクルマ情報は「アウトビルトジャパン」でゲット！</description>
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	<title>アルピナ - AUTO BILD JAPAN Web（アウトビルトジャパンウェブ） 世界最大級のクルマ情報サイト</title>
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		<title>新生アルピナ誕生　ヴィラ・デステで「Vision BMW Alpina」を公開　BMW傘下でアルピナはここまでラグジュアリーになる</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 19 May 2026 22:50:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="673" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Studie-Vision-BMW-Alpina-steht-am-Rande-einer-Schlucht-2869-1834x1030-898ab0daa9eef9aa.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" fetchpriority="high" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Studie-Vision-BMW-Alpina-steht-am-Rande-einer-Schlucht-2869-1834x1030-898ab0daa9eef9aa.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Studie-Vision-BMW-Alpina-steht-am-Rande-einer-Schlucht-2869-1834x1030-898ab0daa9eef9aa-300x168.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Studie-Vision-BMW-Alpina-steht-am-Rande-einer-Schlucht-2869-1834x1030-898ab0daa9eef9aa-1024x574.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Studie-Vision-BMW-Alpina-steht-am-Rande-einer-Schlucht-2869-1834x1030-898ab0daa9eef9aa-768x431.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>「Vision BMW Alpina」は、単なる美しいコンセプトカーではない。その背景には、多くの人がよく知るブランドの新たな幕開けがある。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ミュンヘンがブッフローエに代わり、地方都市からメトロポリスへ――しかし、話はそれほど単純ではない。アルピナはBMWグループの傘下で新たなスタートを切る。これまで以上にスポーティで、ラグジュアリーで、そしてエクスクルーシブな存在としてだ。チェルノッビオの名門ヴィラ・デステの庭園で、BMWはその最新サブブランドを公開した。BMW M GmbHよりも洗練され、BMW Individualよりもさらに特別な存在として位置づけられている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナはロールス・ロイスとのギャップを埋めることを目指している。ブランド再編は容易ではない。とはいえ、最初のコンセプトカーは近年でもっともスペクタクルな作品のひとつと言える。ショーカーの名は「Vision BMW Alpina」。全長5.20mのラグジュアリークーペだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「Vision BMW Alpinaによって、私たちはブランドの本質を抽出し、それを極めてモダンかつ洗練された形で再解釈しました」と、大型モデルシリーズのBMWデザイン責任者であるマキシミリアン ミッソーニ（Maximilian Missoni）は説明する。<br>「すべてのディテールが本質を体現しています。エンジニアリング、素材、そしてそこに込められたストーリーにおいてです」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":67804,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Die-Studie-Vision-BMW-Alpina-von-schraeg-hinten-im-Gebirge-3051-1746x1167-1b65cb7c5fcbbeba-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-67804"/><figcaption class="wp-element-caption">ショーカーはクラシックな2ドアクーペ<br>Photo：BMW Group。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>流麗なフォルム、力強い面構成、そしてスポークホイールやクリア塗装で覆われたアルピナロゴといったディテールが、招待客たちを魅了した。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ヴィラ・デステ2025：ザガートがBMWアルピナから主役を奪う</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし1年前のBMWにとって、コンコルソデレガンツァ2025での衝撃は非常に大きかった。ヴィラデステでのクラシックカーイベント開幕直前、BMW幹部は、数km南のコモ湖畔で「ボーフェンジーペン ザガート（Bovensiepen Zagato）」が公開されるという情報を掴んでいた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>現行BMW 4シリーズ コンバーチブルをベースにした、高性能グランツーリスモである。ボーフェンジーペン オートモーティブ（Bovensiepen Automotive）は、BMWが2022年に名称使用権を取得した元BMWチューナー「アルピナ」の後継企業だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":67803,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Bovensiepen-Zagato-Launch-am-Comer-See-3053-4800x3202-7acc77e7159b9796-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-67803"/><figcaption class="wp-element-caption">ボーフェンジーペン ザガートには611馬力の直列6気筒3リッターエンジンを搭載<br>Photo：Bovensiepen Automobile GmbH</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「Fine Driving」というスローガンを掲げた「ボーフェンジーペン ザガート（Bovensiepen Zagato）」の登場は、新生アルピナがまだ姿を見せる前だっただけに、BMWにとって痛手だった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルピナはBMWモデルをより速く、より特別な存在にしてきた</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは数十年にわたり、BMWファンのみならず高い評価を獲得してきた。多くの人にとって“最高のBMW”は、ミュンヘンでもスパータンバーグでもディンゴルフィングでもなく、アルゴイ地方の玄関口ブッフローエから生まれていた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もちろん、それらはBMW車をベースに改造したモデルだった。場所もバイエルン州都の西約70kmに過ぎない。しかし、ダイナミクス、エクスクルーシブ性、長距離巡航性能において、「Alpina B3/D3」「B4/D4」「XD3」、さらには「B7/B12」などは圧倒的な存在感を誇り、アウトバーン追い越し車線最速級のモデルとして知られていた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":67801,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Alpina-B6-auf-einem-Autotreffen-mit-geoeffneter-Motorhaube-3055-4724x3152-7907c205b627642b-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-67801"/><figcaption class="wp-element-caption">アルピナブランドはダイナミズム、エクスクルーシブ性、長距離性能を象徴していた。<br>Photo：Stefan Grundhoff</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>数十年にわたり、メルセデスAMGのようにBMWがアルピナを買収するのではないかという噂は繰り返されてきた。しかし実現することはなかった。転機となったのは2022年。BMWは会社自体ではなく、2026年以降の名称使用権を取得すると発表したのである。既存アルピナモデルのクラシックカー事業は、ボーフェンジーペン家のもとブッフローエに残された。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>それまでアルピナ車は独自メーカー扱いで、専用のメーカーコードとKBA番号を持つ独立車種だった。ただし主要市場である米国では例外で、高性能モデルは常にBMWを通じて販売され、公式なBMWラインアップのトップモデルとして扱われていた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そして2027年から、この体制が世界規模で導入される。アルピナはMINI、ロールス・ロイス、BMW Motorrad、M GmbHと並ぶBMW Group AGの正式サブブランドとなる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">最初の市販モデルは2027年登場予定</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>リローンチを象徴するため、従来のアルピナロゴはカラーを廃し、モダンに刷新された。2027年投入予定の最初の2モデルの開発は、すでに本格化している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMWが狙うのは、メルセデスが「マイバッハ」で築いたポジションだ。Sクラス、SL、EQSのマイバッハ仕様はブランド最上級モデルとして、特に中国市場で大きな成功を収めている。同様にアルピナも、BMW本体ブランドより上位に位置づけられる。しかしBMWはこれまでショーファードリブン需要をあまり重視してこなかった。中国市場への注力によって、そこが変化すると見られている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ブランドポジションと25万ユーロ（約4,625万円）という価格帯を見れば、当初はBMW 7シリーズやX7の超高級仕様が中心になることは明らかだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>旧アルピナ時代最後のモデルは、2026年3月のアメリア・アイランド・クラシックカーイベントで公開された。「Alpina XB7 Manufaktur」の最終特別仕様で、北米専用モデルとして18万ドル（約2,844万円）超の価格が設定されていた。新生アルピナのラインアップが中期的にどのような構成になるのかは、まだ不透明だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":67802,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Alpina-XB7-Manufaktur-wird-beim-Klassikevent-von-Amelia-Island-enthuellt-3057-3916x2611-8c7787e7a957b45d-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-67802"/><figcaption class="wp-element-caption">旧アルピナ時代最後のモデル：SUV「XB7 Manufaktur」は米国専用モデルだった<br>Photo：Stefan Grundhoff</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>以前のアルピナは、3シリーズ、4シリーズ、X3/X4といった比較的小型のモデルにも高性能仕様を用意し、価格は10万ユーロ（約1,850万円）超に達していた。しかしブランドの中心は、B5、B7、B8、XB7といった上級モデル群だった。もっともBMWは近年、クーペ、4ドア グランクーペ、カブリオレを展開していた高級8シリーズを終了させている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>後継車の登場は今世紀末近くになる見込みで、それも4ドアモデルのみになる可能性が高い。そうしたモデルこそ、アルピナブランドに理想的な存在となるだろう。また、BMW Z4も生産終了が予定されている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルピナは今後も内燃機関を重視か</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>最近の流れを見る限り、少なくとも当面はBEV専用モデルは導入されない可能性が高い。「Vision BMW Alpina」もV8ターボエンジンを搭載しているからだ。しかし、BMW i7 M70やM760i xDrive、さらには豪華装備を満載したX7といった既存ラインアップとの差別化は、アルピナブランドのもとでもこれまで以上に難しく見える。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":67805,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2026/05/Innenraum-der-Studie-Vision-BMW-Alpina-3059-2529x1688-bc79811723b9b930-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-67805"/><figcaption class="wp-element-caption">BMW初のアルピナコンセプトカーのインテリアは極めてクリーンな印象だ。<br>Photo：BMW Group</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>では、高い人気を誇った「Alpina B5」はどうなるのか。現行BMW M5のようなレーシングDNAこそ持たなかったが、長距離移動で快適性を求める顧客層には強く支持されていたモデルだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>特にミュンヘン近郊ガルヒングでは、アルピナブランド再編に対して複雑な見方も存在している。XMによるメルセデスGクラス対抗策が失敗に終わったとはいえ、BMW M部門はかつてないほど好調だ。しかしMモデルがどれだけサーキット性能を強調しようとも、M5やM3の実態は異なる。これらのモデルは、将来のアルピナ同様、高速長距離移動の王者であり、それぞれのシリーズを象徴するフラッグシップなのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Stefan Grundhoff</p>
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<p><strong>「Vision BMW Alpina」は、単なる美しいコンセプトカーではない。その背景には、多くの人がよく知るブランドの新たな幕開けがある。</strong></p>
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<p>ミュンヘンがブッフローエに代わり、地方都市からメトロポリスへ――しかし、話はそれほど単純ではない。アルピナはBMWグループの傘下で新たなスタートを切る。これまで以上にスポーティで、ラグジュアリーで、そしてエクスクルーシブな存在としてだ。チェルノッビオの名門ヴィラ・デステの庭園で、BMWはその最新サブブランドを公開した。BMW M GmbHよりも洗練され、BMW Individualよりもさらに特別な存在として位置づけられている。</p>
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<p>アルピナはロールス・ロイスとのギャップを埋めることを目指している。ブランド再編は容易ではない。とはいえ、最初のコンセプトカーは近年でもっともスペクタクルな作品のひとつと言える。ショーカーの名は「Vision BMW Alpina」。全長5.20mのラグジュアリークーペだ。</p>
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<p>「Vision BMW Alpinaによって、私たちはブランドの本質を抽出し、それを極めてモダンかつ洗練された形で再解釈しました」と、大型モデルシリーズのBMWデザイン責任者であるマキシミリアン ミッソーニ（Maximilian Missoni）は説明する。<br>「すべてのディテールが本質を体現しています。エンジニアリング、素材、そしてそこに込められたストーリーにおいてです」</p>
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<h3 class="wp-block-heading">ヴィラ・デステ2025：ザガートがBMWアルピナから主役を奪う</h3>
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<p>しかし1年前のBMWにとって、コンコルソデレガンツァ2025での衝撃は非常に大きかった。ヴィラデステでのクラシックカーイベント開幕直前、BMW幹部は、数km南のコモ湖畔で「ボーフェンジーペン ザガート（Bovensiepen Zagato）」が公開されるという情報を掴んでいた。</p>
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<p>現行BMW 4シリーズ コンバーチブルをベースにした、高性能グランツーリスモである。ボーフェンジーペン オートモーティブ（Bovensiepen Automotive）は、BMWが2022年に名称使用権を取得した元BMWチューナー「アルピナ」の後継企業だ。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">アルピナはBMWモデルをより速く、より特別な存在にしてきた</h3>
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<p>アルピナは数十年にわたり、BMWファンのみならず高い評価を獲得してきた。多くの人にとって“最高のBMW”は、ミュンヘンでもスパータンバーグでもディンゴルフィングでもなく、アルゴイ地方の玄関口ブッフローエから生まれていた。</p>
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<p>もちろん、それらはBMW車をベースに改造したモデルだった。場所もバイエルン州都の西約70kmに過ぎない。しかし、ダイナミクス、エクスクルーシブ性、長距離巡航性能において、「Alpina B3/D3」「B4/D4」「XD3」、さらには「B7/B12」などは圧倒的な存在感を誇り、アウトバーン追い越し車線最速級のモデルとして知られていた。</p>
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<p>数十年にわたり、メルセデスAMGのようにBMWがアルピナを買収するのではないかという噂は繰り返されてきた。しかし実現することはなかった。転機となったのは2022年。BMWは会社自体ではなく、2026年以降の名称使用権を取得すると発表したのである。既存アルピナモデルのクラシックカー事業は、ボーフェンジーペン家のもとブッフローエに残された。</p>
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<p>それまでアルピナ車は独自メーカー扱いで、専用のメーカーコードとKBA番号を持つ独立車種だった。ただし主要市場である米国では例外で、高性能モデルは常にBMWを通じて販売され、公式なBMWラインアップのトップモデルとして扱われていた。</p>
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<p>そして2027年から、この体制が世界規模で導入される。アルピナはMINI、ロールス・ロイス、BMW Motorrad、M GmbHと並ぶBMW Group AGの正式サブブランドとなる。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">最初の市販モデルは2027年登場予定</h3>
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<p>リローンチを象徴するため、従来のアルピナロゴはカラーを廃し、モダンに刷新された。2027年投入予定の最初の2モデルの開発は、すでに本格化している。</p>
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<p>BMWが狙うのは、メルセデスが「マイバッハ」で築いたポジションだ。Sクラス、SL、EQSのマイバッハ仕様はブランド最上級モデルとして、特に中国市場で大きな成功を収めている。同様にアルピナも、BMW本体ブランドより上位に位置づけられる。しかしBMWはこれまでショーファードリブン需要をあまり重視してこなかった。中国市場への注力によって、そこが変化すると見られている。</p>
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<p>ブランドポジションと25万ユーロ（約4,625万円）という価格帯を見れば、当初はBMW 7シリーズやX7の超高級仕様が中心になることは明らかだ。</p>
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<p>旧アルピナ時代最後のモデルは、2026年3月のアメリア・アイランド・クラシックカーイベントで公開された。「Alpina XB7 Manufaktur」の最終特別仕様で、北米専用モデルとして18万ドル（約2,844万円）超の価格が設定されていた。新生アルピナのラインアップが中期的にどのような構成になるのかは、まだ不透明だ。</p>
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<p>以前のアルピナは、3シリーズ、4シリーズ、X3/X4といった比較的小型のモデルにも高性能仕様を用意し、価格は10万ユーロ（約1,850万円）超に達していた。しかしブランドの中心は、B5、B7、B8、XB7といった上級モデル群だった。もっともBMWは近年、クーペ、4ドア グランクーペ、カブリオレを展開していた高級8シリーズを終了させている。</p>
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<p>後継車の登場は今世紀末近くになる見込みで、それも4ドアモデルのみになる可能性が高い。そうしたモデルこそ、アルピナブランドに理想的な存在となるだろう。また、BMW Z4も生産終了が予定されている。</p>
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<p>最近の流れを見る限り、少なくとも当面はBEV専用モデルは導入されない可能性が高い。「Vision BMW Alpina」もV8ターボエンジンを搭載しているからだ。しかし、BMW i7 M70やM760i xDrive、さらには豪華装備を満載したX7といった既存ラインアップとの差別化は、アルピナブランドのもとでもこれまで以上に難しく見える。</p>
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<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>では、高い人気を誇った「Alpina B5」はどうなるのか。現行BMW M5のようなレーシングDNAこそ持たなかったが、長距離移動で快適性を求める顧客層には強く支持されていたモデルだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>特にミュンヘン近郊ガルヒングでは、アルピナブランド再編に対して複雑な見方も存在している。XMによるメルセデスGクラス対抗策が失敗に終わったとはいえ、BMW M部門はかつてないほど好調だ。しかしMモデルがどれだけサーキット性能を強調しようとも、M5やM3の実態は異なる。これらのモデルは、将来のアルピナ同様、高速長距離移動の王者であり、それぞれのシリーズを象徴するフラッグシップなのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Stefan Grundhoff</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>唯一無二の高級スポーツカー「BMWアルピナB3 GTツーリング4WD」をフルテストで徹底チェック　その性能とは？</title>
		<link>https://autobild.jp/60023/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[boku6nao@gmail.com]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 24 Dec 2025 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[セダン＆ワゴン]]></category>
		<category><![CDATA[テスト]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA B3 GT Touring]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ B3 GT ツーリング]]></category>
		<category><![CDATA[ステーションワゴン]]></category>
		<category><![CDATA[ブッフローエ]]></category>
		<category><![CDATA[ボーフェンジーペン]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="567" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52-300x168.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52-768x431.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMWアルピナB3 GTツーリング4WD：アルピナB3 GTツーリングは、高級スポーツカーとしての風格を醸し出している。BMWのチューニングメーカーであるアルピナは、特別な人々のために、非常に特別な自動車を製造している。529馬力にパワーアップしたB3 GTツーリングの徹底テスト＆レポート。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは自動車業界における“デリカテッセン”のような存在だ。規模は小さいが、長い伝統に根ざし、他では決して味わえない独自のレシピとブレンドを備えている。1965年にチューナーおよびモータースポーツブランドとして設立され、1978年にブッフローエに工場を建設、初の市販車B6 2.8、B7ターボ、B7ターボクーペを発売。1983年にはドイツの自動車メーカーとして正式に登録された。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>自動車ファンの間で、ブッフローのメーカーは以来、「椎間板や歯の詰め物を無事に保ったまま走りを楽しみたい人のための極めて速いマシン」を作る存在として高い評価を得てきた。まさに日常使いできるボリッド（快速車）である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">創業家ボーフェンジーペン家が撤退</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>というのも、2026年をもって創業家であるボーフェンジーペン家は新車ビジネスから手を引く意向だからだ。ALPINA事業はBMWが引き継ぎ、場合によっては価格帯が6桁ユーロ（数千万円）に達する上級ラグジュアリーモデルを散発的に投入する可能性がある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60025,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image2-48.jpg" alt="" class="wp-image-60025"/><figcaption class="wp-element-caption">アルピナ創設者一族であるボーフェンジーペン家は、2026年に新車販売事業を終了する予定だ。BMWが事業を引き継ぐものの、B3はそれとともに消滅する見通しだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「B3」のような比較的小型で比較的手頃な価格のモデルにとっては、これが終わりを意味することになるだろう。だからこそ、もう一度このモデルを詳しく見てみる価値がある。特に、アップデートされパワーアップしたバージョンである「GT」が発売されてからまだ1年も経っていないことを考えると・・・。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">インテリアは飾り気のないまま</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナがBMWの部品棚を自由に使えるように見えることも、このブランドの魅力の一部だ。「B3 GT」のインテリアは、比較的控えめで、クラシックな木目は装飾に採用されていない。BMWも提供を止めたからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60026,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image3-39.jpg" alt="" class="wp-image-60026"/><figcaption class="wp-element-caption">高品質で高級感あふれる：オプションで4,200ユーロ（約75万円）の追加料金を払えば、使用されているメリノレザーがダッシュボードにも採用される。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>その代わりに、本物のカーボンインレイが採用され、追加料金を払えば、標準のPerformTexカバーの代わりに、ダッシュボードも含むメリノフルレザー装備（4,200ユーロ=約75万円）に変更される。アルピナのロゴと、色調を合わせた青と赤のデジタルディスプレイがこのパッケージを完成させている。「GT」は限定モデルではないが、センターコンソールには個別番号のプラークが貼られている。我々の車は3番だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td></td><td><strong>BMW Alpina B3 GT Touring Allrad</strong></td></tr><tr><td>エンジン</td><td>直列6気筒 ツインターボ</td></tr><tr><td>排気量</td><td>2993cc</td></tr><tr><td>最高出力</td><td>389kW (529hp)/6250rpm</td></tr><tr><td>最大トルク</td><td>730Nm/2500rpm</td></tr><tr><td>最高速度</td><td>305km/h</td></tr><tr><td>トランスミッション</td><td>8速オートマチックトランスミッション</td></tr><tr><td>駆動</td><td>全輪駆動</td></tr><tr><td>タイヤサイズ（前後）</td><td>255/30–265/30 ZR 20</td></tr><tr><td>タイヤ銘柄</td><td>Pirelli P Zero ALP</td></tr><tr><td>燃料タンク</td><td>59L</td></tr><tr><td>トランク容量</td><td>500-1500L</td></tr><tr><td>全長/全幅/全高</td><td>4725/1827/1438mm</td></tr><tr><td>ホイールベース</td><td>2851mm</td></tr><tr><td>ベース価格</td><td>102,900ユーロ（約1,852万円）</td></tr><tr><td>0–100km/h</td><td>3.4秒</td></tr><tr><td>60–100km/h</td><td>1.6秒</td></tr><tr><td>80–120 km/h</td><td>2.0秒</td></tr><tr><td>100–200 km/h</td><td>8.1秒</td></tr><tr><td>回転半径</td><td>6.1m</td></tr><tr><td>シート地上高</td><td>520mm</td></tr><tr><td>制動距離（100km/hから）</td><td>33.8m</td></tr><tr><td>燃費（テスト区間）</td><td>8.0km/L</td></tr><tr><td>航続距離</td><td>475km</td></tr></tbody></table></figure>
<!-- /wp:table -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>全体として、このアルピナは、他のほとんどの車にはない、派手さのないスポーティで保守的な印象を与える。我々は、この青いステーションワゴンを運転するたびに、ドライバーとしてのエゴがどんどん大きくなっていくことを喜んで認める。他のドライバー、主にBMWのドライバーが、この車に親指を立てたり、その他の方法でこの車への関心を示したりすることも、その一因となっている。「B3 GT」は、控えめな表現で言えば、その控えめな外観にもかかわらず、あるいはその控えめな外観だからこそ、若者言葉で言えば「超イケてる」車だ。ちなみに、サイドの装飾ストライプは、選択することも、無料でキャンセルすることも可能だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ボンネットの下には直列6気筒の最高級エンジン</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMWのモデルポリシーでは、自社のMモデルとは1馬力の差を保つことが規定されているが、この背景を考えると、それはほとんど意味のないことかもしれない。結局のところ、529馬力の「GT」は、これまでで最もパワフルなB3/B4といえるだろう。6気筒のツインターボエンジンは、BMWとアルピナのパーツを組み合わせて、最高の伝統に基づいて製造されており、730Nmのトルクを発揮する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60027,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image4-33.jpg" alt="" class="wp-image-60027"/><figcaption class="wp-element-caption">3リッター直6エンジンは、2,500回転から730Nmのトルクと、6,500回転で529馬力の最高出力を発揮する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「M3」ブロックには、新しいターボチャージャーハウジング、特殊なステンレス製エキゾーストシステム、アルピナが独自に設計した吸気ダクト、さらに最適化された冷却システムが搭載されている。この冷却システムにより、巡行最高速度305km/hの走行が可能になる。そんな性能が必要なら、アルピナで決まりだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">最高レベルの走行性能</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>いずれにせよ、2,500回転からすでに全トルクが発揮されるため、その出力特性はリラックスした感覚と激しい感覚を同時に感じさせるものとなっている。旧型の非「GT」モデルとの主な違いは、出力（同じく730Nm）の上限がそれほど低下しないことだ。「GT」の力強く、そして歌のようなエンジンは、6,500回転でピーク出力を達成し、それまでは出力がほぼ直線的に上昇するが、以前は5,000回転で出力が頭打ちになっていた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60028,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image5-24.jpg" alt="" class="wp-image-60028"/><figcaption class="wp-element-caption">強力な加速力：アルピナB3 GTツーリングは、わずか 3.4秒で0から100km/hに到達し、305km/hまでスムーズに加速する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>つまりGTは、より高い回転性能と驚くほどの伸びやかさ（優れた弾力性）を備えている、ということだ。60km/hから100km/hまでわずか1.6秒。0から100km/hまでは3.4秒、0から200km/hまでは11.5秒だ。これにより、「GT」は旧型の510馬力の「M3ツーリング（11.9 秒）」を上回り、「M3 CSツーリング（10.6秒）」をわずかに下回っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>数値の比較はこのあたりで十分だ。それらはアルピナの本質を正しく伝えるものではなく、同じく重要な強みである日常での使いやすさや快適性を見落としてしまう。ボディワークの面では、B3はM3ツーリングよりもM340i xDriveツーリングに近い存在で、極端にワイドなフェンダーや専用のサスペンションジオメトリーは採用していない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">シャシーは高い快適性を備えている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>一方でB3は、Eibach（アイバッハ）製スプリングを用いたクラシックなローダウンキットを採用し、ダンパーは標準品ながら、インフォテインメントシステム上では「コンフォートプラス」と呼ばれる専用の電子制御セッティングが与えられている。これにより、ゴールドの20インチ鍛造ホイールを履いているとは思えないほど、縁石やマンホールの段差をしなやかにいなす、快適な乗り味を実現している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60029,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image6-17.jpg" alt="" class="wp-image-60029"/><figcaption class="wp-element-caption">便利なステーションワゴン：20インチのホイールにもかかわらず、B3は「コンフォートプラス」のおかげで、路面の凹凸を吸収して驚くほどスムーズに走る。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントエンドに備わる大ぶりで同じくゴールド仕上げのストラットタワーは、フロント周りの剛性を高めるためのものだ。というのも、3シリーズは最新のモデルアップデートにより、リアエンドの剛性がすでに向上しているからである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>こうした数々の最適化が施されているにもかかわらず、「B3 GT」は単なる「M3」のコピーであろうとはしていない。「M3ツーリング」のようにコーナーを貪欲に攻める性格ではなく、ステアリングも微細な入力に対してはやや穏やかな反応にとどまる。4WDスポーツモードは用意されておらず、ましてやフロントホイールを完全に切り離す2WDモードも存在しない。唯一、「M3」を思わせるのはブレーキのフィーリングだけだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>総合評価: アルピナB3 GTツーリング4WD</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>カテゴリー</td><td>評価</td><td>ポイント</td></tr><tr><td>ボディ</td><td>アルピナ社による改造が施された典型的な3シリーズ。十分なスペース、素材、仕上げは最高級だ。</td><td>5点満点中4点</td></tr><tr><td>駆動システム</td><td>比類のないパワー、驚異的な弾力性、そして十分な音響効果。もちろん喉の乾きも早い。</td><td>5点満点中4.5点</td></tr><tr><td>走行性能</td><td>B3 GTはM3ではなく、そうなりたいとも思ってない。よりニュートラルな走りをして、より快適さを提供しているのだ。</td><td>5点満点中4.5点</td></tr><tr><td>コネクテッドカー</td><td>アプリから、超広帯域による携帯電話のキーまで、あらゆるものが利用可能で最高のネットワーク環境だ。</td><td>5点満点</td></tr><tr><td>環境性能</td><td>マイルドハイブリッドではなく、燃費も悪い。B3 GTのような車には、ここには何の魅力もない。</td><td>5点満点中2.5点</td></tr><tr><td>快適性能</td><td>ここで、B3のサスペンションの妥協が功を奏する。行くぞ、アウトバーン！</td><td>5点満点中4点</td></tr><tr><td>コスト</td><td>高価であることは明らかです。しかし、数年後には中古価格はかなり安定していることだろう。</td><td>5点満点中1.5点</td></tr></tbody></table><figcaption class="wp-element-caption">5 点=非常に良い、4点=良い、3点=満足、2点=十分、1点=不十分</figcaption></figure>
<!-- /wp:table -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「B3 GT」の四輪駆動は全体としてニュートラルなフィーリングで、最大限のトラクションと走行安定性を重視したチューニングが施されている。現実にはほとんど行われることのないサーキット走行ではなく、オーナーの日常生活を主眼にクルマづくりを行っている点は、アルピナらしく実に一貫した姿勢だと言える。それでもなお、GTはサーキット走行にも難なく対応する懐の深さを備えている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">BMW M3ツーリングより安価</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、その結果として生まれたコスト面でのアドバンテージは、購入時の価格にも反映されている。B3 GTの車両本体価格は102,900ユーロ（約1,852万円）からで、M3ツーリング（107,200ユーロ=約1,929万円）よりも高いどころか、むしろ安い。もっとも、標準装備は比較的シンプルで、BMW Mのような装備パッケージは設定されていない。すべての装備を個別に追加・削除できるため、きわめて自由度の高いパーソナライズが可能となっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60042,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image19-3.jpg" alt="" class="wp-image-60042"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWアルピナB3 GTツーリングの価格は102,900ユーロ（約1,852万円）から。高価だが、結局のところ、ブッフローエ製のこの高級ステーションワゴンは、その価格に見合う価値がある。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もちろん、「GT」の維持費はかなり高額で、特に保険料金が高いことが大きな負担となる。そのため、最終的には「2.2」というテスト評価となった。それでも、編集者全員がこれほど一致して「成功作」と評価する車はめったにない。そして、最後の「B3 GTツーリング」を購入するのに、これほど良いタイミングは他にないだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論：</strong><br>同僚のサンダースが言うように、「残念ながら、“クールなクルマ度”は直接評価されない」。しかし、完成度の高さと、歴史的に見ても、価値の下落が少ないという点は、「B3 GT」の評価を高めている。お望みなら、ぜひ購入をお勧めする！<br><strong>AUTO BILDのテスト評価：2.2</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フォトギャラリー：新型BMWアルピナB3 GTツーリングのテスト</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":60031,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image8-13.jpg" alt="" class="wp-image-60031"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":60030,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image7-16.jpg" alt="" class="wp-image-60030"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":60032,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image9-13.jpg" alt="" class="wp-image-60032"/></figure>
<!-- /wp:image -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image21-3.jpg" alt="" class="wp-image-60044"/></figure>
<!-- /wp:image -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image10-12.jpg" alt="" class="wp-image-60033"/></figure>
<!-- /wp:image -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image11-12.jpg" alt="" class="wp-image-60034"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image12-10.jpg" alt="" class="wp-image-60035"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image13-10.jpg" alt="" class="wp-image-60036"/></figure>
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<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Berend Sanders and Jonas Uhlig<br>Photo: Christoph Börries / AUTO BILD</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="567" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52-300x168.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image1-52-768x431.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMWアルピナB3 GTツーリング4WD：アルピナB3 GTツーリングは、高級スポーツカーとしての風格を醸し出している。BMWのチューニングメーカーであるアルピナは、特別な人々のために、非常に特別な自動車を製造している。529馬力にパワーアップしたB3 GTツーリングの徹底テスト＆レポート。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは自動車業界における“デリカテッセン”のような存在だ。規模は小さいが、長い伝統に根ざし、他では決して味わえない独自のレシピとブレンドを備えている。1965年にチューナーおよびモータースポーツブランドとして設立され、1978年にブッフローエに工場を建設、初の市販車B6 2.8、B7ターボ、B7ターボクーペを発売。1983年にはドイツの自動車メーカーとして正式に登録された。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>自動車ファンの間で、ブッフローのメーカーは以来、「椎間板や歯の詰め物を無事に保ったまま走りを楽しみたい人のための極めて速いマシン」を作る存在として高い評価を得てきた。まさに日常使いできるボリッド（快速車）である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">創業家ボーフェンジーペン家が撤退</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>というのも、2026年をもって創業家であるボーフェンジーペン家は新車ビジネスから手を引く意向だからだ。ALPINA事業はBMWが引き継ぎ、場合によっては価格帯が6桁ユーロ（数千万円）に達する上級ラグジュアリーモデルを散発的に投入する可能性がある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60025,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image2-48.jpg" alt="" class="wp-image-60025"/><figcaption class="wp-element-caption">アルピナ創設者一族であるボーフェンジーペン家は、2026年に新車販売事業を終了する予定だ。BMWが事業を引き継ぐものの、B3はそれとともに消滅する見通しだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「B3」のような比較的小型で比較的手頃な価格のモデルにとっては、これが終わりを意味することになるだろう。だからこそ、もう一度このモデルを詳しく見てみる価値がある。特に、アップデートされパワーアップしたバージョンである「GT」が発売されてからまだ1年も経っていないことを考えると・・・。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">インテリアは飾り気のないまま</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナがBMWの部品棚を自由に使えるように見えることも、このブランドの魅力の一部だ。「B3 GT」のインテリアは、比較的控えめで、クラシックな木目は装飾に採用されていない。BMWも提供を止めたからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60026,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image3-39.jpg" alt="" class="wp-image-60026"/><figcaption class="wp-element-caption">高品質で高級感あふれる：オプションで4,200ユーロ（約75万円）の追加料金を払えば、使用されているメリノレザーがダッシュボードにも採用される。</figcaption></figure>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>その代わりに、本物のカーボンインレイが採用され、追加料金を払えば、標準のPerformTexカバーの代わりに、ダッシュボードも含むメリノフルレザー装備（4,200ユーロ=約75万円）に変更される。アルピナのロゴと、色調を合わせた青と赤のデジタルディスプレイがこのパッケージを完成させている。「GT」は限定モデルではないが、センターコンソールには個別番号のプラークが貼られている。我々の車は3番だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td></td><td><strong>BMW Alpina B3 GT Touring Allrad</strong></td></tr><tr><td>エンジン</td><td>直列6気筒 ツインターボ</td></tr><tr><td>排気量</td><td>2993cc</td></tr><tr><td>最高出力</td><td>389kW (529hp)/6250rpm</td></tr><tr><td>最大トルク</td><td>730Nm/2500rpm</td></tr><tr><td>最高速度</td><td>305km/h</td></tr><tr><td>トランスミッション</td><td>8速オートマチックトランスミッション</td></tr><tr><td>駆動</td><td>全輪駆動</td></tr><tr><td>タイヤサイズ（前後）</td><td>255/30–265/30 ZR 20</td></tr><tr><td>タイヤ銘柄</td><td>Pirelli P Zero ALP</td></tr><tr><td>燃料タンク</td><td>59L</td></tr><tr><td>トランク容量</td><td>500-1500L</td></tr><tr><td>全長/全幅/全高</td><td>4725/1827/1438mm</td></tr><tr><td>ホイールベース</td><td>2851mm</td></tr><tr><td>ベース価格</td><td>102,900ユーロ（約1,852万円）</td></tr><tr><td>0–100km/h</td><td>3.4秒</td></tr><tr><td>60–100km/h</td><td>1.6秒</td></tr><tr><td>80–120 km/h</td><td>2.0秒</td></tr><tr><td>100–200 km/h</td><td>8.1秒</td></tr><tr><td>回転半径</td><td>6.1m</td></tr><tr><td>シート地上高</td><td>520mm</td></tr><tr><td>制動距離（100km/hから）</td><td>33.8m</td></tr><tr><td>燃費（テスト区間）</td><td>8.0km/L</td></tr><tr><td>航続距離</td><td>475km</td></tr></tbody></table></figure>
<!-- /wp:table -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>全体として、このアルピナは、他のほとんどの車にはない、派手さのないスポーティで保守的な印象を与える。我々は、この青いステーションワゴンを運転するたびに、ドライバーとしてのエゴがどんどん大きくなっていくことを喜んで認める。他のドライバー、主にBMWのドライバーが、この車に親指を立てたり、その他の方法でこの車への関心を示したりすることも、その一因となっている。「B3 GT」は、控えめな表現で言えば、その控えめな外観にもかかわらず、あるいはその控えめな外観だからこそ、若者言葉で言えば「超イケてる」車だ。ちなみに、サイドの装飾ストライプは、選択することも、無料でキャンセルすることも可能だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ボンネットの下には直列6気筒の最高級エンジン</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMWのモデルポリシーでは、自社のMモデルとは1馬力の差を保つことが規定されているが、この背景を考えると、それはほとんど意味のないことかもしれない。結局のところ、529馬力の「GT」は、これまでで最もパワフルなB3/B4といえるだろう。6気筒のツインターボエンジンは、BMWとアルピナのパーツを組み合わせて、最高の伝統に基づいて製造されており、730Nmのトルクを発揮する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60027,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image4-33.jpg" alt="" class="wp-image-60027"/><figcaption class="wp-element-caption">3リッター直6エンジンは、2,500回転から730Nmのトルクと、6,500回転で529馬力の最高出力を発揮する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「M3」ブロックには、新しいターボチャージャーハウジング、特殊なステンレス製エキゾーストシステム、アルピナが独自に設計した吸気ダクト、さらに最適化された冷却システムが搭載されている。この冷却システムにより、巡行最高速度305km/hの走行が可能になる。そんな性能が必要なら、アルピナで決まりだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">最高レベルの走行性能</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>いずれにせよ、2,500回転からすでに全トルクが発揮されるため、その出力特性はリラックスした感覚と激しい感覚を同時に感じさせるものとなっている。旧型の非「GT」モデルとの主な違いは、出力（同じく730Nm）の上限がそれほど低下しないことだ。「GT」の力強く、そして歌のようなエンジンは、6,500回転でピーク出力を達成し、それまでは出力がほぼ直線的に上昇するが、以前は5,000回転で出力が頭打ちになっていた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60028,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image5-24.jpg" alt="" class="wp-image-60028"/><figcaption class="wp-element-caption">強力な加速力：アルピナB3 GTツーリングは、わずか 3.4秒で0から100km/hに到達し、305km/hまでスムーズに加速する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>つまりGTは、より高い回転性能と驚くほどの伸びやかさ（優れた弾力性）を備えている、ということだ。60km/hから100km/hまでわずか1.6秒。0から100km/hまでは3.4秒、0から200km/hまでは11.5秒だ。これにより、「GT」は旧型の510馬力の「M3ツーリング（11.9 秒）」を上回り、「M3 CSツーリング（10.6秒）」をわずかに下回っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>数値の比較はこのあたりで十分だ。それらはアルピナの本質を正しく伝えるものではなく、同じく重要な強みである日常での使いやすさや快適性を見落としてしまう。ボディワークの面では、B3はM3ツーリングよりもM340i xDriveツーリングに近い存在で、極端にワイドなフェンダーや専用のサスペンションジオメトリーは採用していない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">シャシーは高い快適性を備えている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>一方でB3は、Eibach（アイバッハ）製スプリングを用いたクラシックなローダウンキットを採用し、ダンパーは標準品ながら、インフォテインメントシステム上では「コンフォートプラス」と呼ばれる専用の電子制御セッティングが与えられている。これにより、ゴールドの20インチ鍛造ホイールを履いているとは思えないほど、縁石やマンホールの段差をしなやかにいなす、快適な乗り味を実現している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60029,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image6-17.jpg" alt="" class="wp-image-60029"/><figcaption class="wp-element-caption">便利なステーションワゴン：20インチのホイールにもかかわらず、B3は「コンフォートプラス」のおかげで、路面の凹凸を吸収して驚くほどスムーズに走る。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントエンドに備わる大ぶりで同じくゴールド仕上げのストラットタワーは、フロント周りの剛性を高めるためのものだ。というのも、3シリーズは最新のモデルアップデートにより、リアエンドの剛性がすでに向上しているからである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>こうした数々の最適化が施されているにもかかわらず、「B3 GT」は単なる「M3」のコピーであろうとはしていない。「M3ツーリング」のようにコーナーを貪欲に攻める性格ではなく、ステアリングも微細な入力に対してはやや穏やかな反応にとどまる。4WDスポーツモードは用意されておらず、ましてやフロントホイールを完全に切り離す2WDモードも存在しない。唯一、「M3」を思わせるのはブレーキのフィーリングだけだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>総合評価: アルピナB3 GTツーリング4WD</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>カテゴリー</td><td>評価</td><td>ポイント</td></tr><tr><td>ボディ</td><td>アルピナ社による改造が施された典型的な3シリーズ。十分なスペース、素材、仕上げは最高級だ。</td><td>5点満点中4点</td></tr><tr><td>駆動システム</td><td>比類のないパワー、驚異的な弾力性、そして十分な音響効果。もちろん喉の乾きも早い。</td><td>5点満点中4.5点</td></tr><tr><td>走行性能</td><td>B3 GTはM3ではなく、そうなりたいとも思ってない。よりニュートラルな走りをして、より快適さを提供しているのだ。</td><td>5点満点中4.5点</td></tr><tr><td>コネクテッドカー</td><td>アプリから、超広帯域による携帯電話のキーまで、あらゆるものが利用可能で最高のネットワーク環境だ。</td><td>5点満点</td></tr><tr><td>環境性能</td><td>マイルドハイブリッドではなく、燃費も悪い。B3 GTのような車には、ここには何の魅力もない。</td><td>5点満点中2.5点</td></tr><tr><td>快適性能</td><td>ここで、B3のサスペンションの妥協が功を奏する。行くぞ、アウトバーン！</td><td>5点満点中4点</td></tr><tr><td>コスト</td><td>高価であることは明らかです。しかし、数年後には中古価格はかなり安定していることだろう。</td><td>5点満点中1.5点</td></tr></tbody></table><figcaption class="wp-element-caption">5 点=非常に良い、4点=良い、3点=満足、2点=十分、1点=不十分</figcaption></figure>
<!-- /wp:table -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「B3 GT」の四輪駆動は全体としてニュートラルなフィーリングで、最大限のトラクションと走行安定性を重視したチューニングが施されている。現実にはほとんど行われることのないサーキット走行ではなく、オーナーの日常生活を主眼にクルマづくりを行っている点は、アルピナらしく実に一貫した姿勢だと言える。それでもなお、GTはサーキット走行にも難なく対応する懐の深さを備えている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">BMW M3ツーリングより安価</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、その結果として生まれたコスト面でのアドバンテージは、購入時の価格にも反映されている。B3 GTの車両本体価格は102,900ユーロ（約1,852万円）からで、M3ツーリング（107,200ユーロ=約1,929万円）よりも高いどころか、むしろ安い。もっとも、標準装備は比較的シンプルで、BMW Mのような装備パッケージは設定されていない。すべての装備を個別に追加・削除できるため、きわめて自由度の高いパーソナライズが可能となっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":60042,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image19-3.jpg" alt="" class="wp-image-60042"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWアルピナB3 GTツーリングの価格は102,900ユーロ（約1,852万円）から。高価だが、結局のところ、ブッフローエ製のこの高級ステーションワゴンは、その価格に見合う価値がある。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もちろん、「GT」の維持費はかなり高額で、特に保険料金が高いことが大きな負担となる。そのため、最終的には「2.2」というテスト評価となった。それでも、編集者全員がこれほど一致して「成功作」と評価する車はめったにない。そして、最後の「B3 GTツーリング」を購入するのに、これほど良いタイミングは他にないだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論：</strong><br>同僚のサンダースが言うように、「残念ながら、“クールなクルマ度”は直接評価されない」。しかし、完成度の高さと、歴史的に見ても、価値の下落が少ないという点は、「B3 GT」の評価を高めている。お望みなら、ぜひ購入をお勧めする！<br><strong>AUTO BILDのテスト評価：2.2</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フォトギャラリー：新型BMWアルピナB3 GTツーリングのテスト</h3>
<!-- /wp:heading -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image8-13.jpg" alt="" class="wp-image-60031"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image7-16.jpg" alt="" class="wp-image-60030"/></figure>
<!-- /wp:image -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image9-13.jpg" alt="" class="wp-image-60032"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image16-5.jpg" alt="" class="wp-image-60039"/></figure>
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<!-- wp:image {"id":60043,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/image20-3.jpg" alt="" class="wp-image-60043"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Berend Sanders and Jonas Uhlig<br>Photo: Christoph Börries / AUTO BILD</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【このアルピナD10なんぼ？】まさに羊の皮を被った狼　しかも極めて希少なモデルであるアルピナD10ビターボが手頃な価格で発売中</title>
		<link>https://autobild.jp/54688/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[boku6nao@gmail.com]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 29 Aug 2025 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[このクルマなんぼするの？]]></category>
		<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA D10 BITURBO]]></category>
		<category><![CDATA[BMW]]></category>
		<category><![CDATA[BMWアルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナD10ビターボ]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://autobild.jp/?p=54688</guid>

					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="720" height="405" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-59.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-59.jpg 720w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-59-300x169.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 720px) 100vw, 720px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ドイツの中古車情報：アルピナD10ビターボ（Alpina D10 Biturbo）。この希少なアルピナは誰も注目していない！まさに羊の皮を被った狼 ― しかも極めて希少なモデルだ！現在、手頃な価格で状態の良いアルピナD10ビターボが販売中だ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは通好みのブランドだ。一目で特別な車だと気づく人は多くない – それが意図されたデザインだ。しかし、一部のモデルは特に限定的だ。その一つが2000年から2003年に製造された「アルピナD10」だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54691,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image2-52.jpg" alt="" class="wp-image-54691"/><figcaption class="wp-element-caption">アルピナD10は、高速道路で250km/hで横を通り過ぎるまで、目立たない存在だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このシンプルなスポーツカーのベースはBMW 530d（E39）だ。しかし、フロントリップにアルピナと刻印されると、ボンネットの下には3.0リッター直列6気筒エンジンと2基のターボチャージャー、245馬力、最大トルク500Nmが眠っている。チューニングされた「E39」は、0から100km/hまで6.7秒で加速し、最高速度は254km/hに達する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>技術的なデータだけでなく、その希少価値も魅力だ。D10（セダンとツーリングを合わせて）は、わずか239台しか製造されていないのだ！そのため、一般的な中古車市場ではアルピナを見つけることは非常に困難だ。しかし、ファンには幸運なことに、現在、中古車市場で、「D10」セダンが手頃な価格で販売されている！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">見た目ほどおとなしくはない！</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「メルセデスW124 500 E/E 500」のような「羊の皮を被った狼」のような車を愛する人なら、このアルピナも気に入るだろう。遠目には、普通の「E39」だが、タイタンシルバーメタリックの塗装により、「D10」は最初のうちは目立たないままだ。しかし、突き出たフロントリップ、サイドスカート、そしてもちろんクラシックなアルピナホイールを見ると、ファンは気づくだろう。そして、後部を見れば確信する：アルピナD10ビターボだと。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54693,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image4-42.jpg" alt="" class="wp-image-54693"/><figcaption class="wp-element-caption">アルピナストライプがないのも新鮮だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、アルピナのインテリアは依然として控えめで、スポーツ感よりも快適性が重視されている。柔らかいレザーシートは、「D10」の得意とする長距離高速道路走行に最適で、数多くの装備のハイライトも快適な雰囲気を演出している。その中には、ドライバーと助手席用のシートヒーター、オートエアコン、ナビゲーションシステム、電動サンルーフ、自動防眩ミラー、キセノンヘッドライト、ヘッドライトウォッシャーなどが含まれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">希少でフェアなオファー</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":54694,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image5-34.jpg" alt="" class="wp-image-54694"/><figcaption class="wp-element-caption">20万キロを共にした内装はそれなりの状態だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>走行距離は207,850kmで、ディーゼル車としては問題ない数字だ。また、この車はベルギーからの再輸入車である点も指摘しておく。ただし、残りの車検は1年（2026年8月まで）残っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そして、最後に最も重要な価格だ。販売店は、明らかに良好な状態のアルピナに対し、わずか16,500ユーロ（約285万円）を請求している。「D10ビターボ」は、後続費用を過小評価すべきではない車の1つだ。大型エンジンとメンテナンス費用は、財布に大きな負担となる。それでも、このオファーは公平な価格と言えよう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54692,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image3-47.jpg" alt="" class="wp-image-54692"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":54695,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image6-26.jpg" alt="" class="wp-image-54695"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Kim-Sarah Biehl<br>Photo: AutoScout24/PolyCars GmbH</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="720" height="405" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-59.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-59.jpg 720w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image1-59-300x169.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 720px) 100vw, 720px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ドイツの中古車情報：アルピナD10ビターボ（Alpina D10 Biturbo）。この希少なアルピナは誰も注目していない！まさに羊の皮を被った狼 ― しかも極めて希少なモデルだ！現在、手頃な価格で状態の良いアルピナD10ビターボが販売中だ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは通好みのブランドだ。一目で特別な車だと気づく人は多くない – それが意図されたデザインだ。しかし、一部のモデルは特に限定的だ。その一つが2000年から2003年に製造された「アルピナD10」だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54691,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image2-52.jpg" alt="" class="wp-image-54691"/><figcaption class="wp-element-caption">アルピナD10は、高速道路で250km/hで横を通り過ぎるまで、目立たない存在だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このシンプルなスポーツカーのベースはBMW 530d（E39）だ。しかし、フロントリップにアルピナと刻印されると、ボンネットの下には3.0リッター直列6気筒エンジンと2基のターボチャージャー、245馬力、最大トルク500Nmが眠っている。チューニングされた「E39」は、0から100km/hまで6.7秒で加速し、最高速度は254km/hに達する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>技術的なデータだけでなく、その希少価値も魅力だ。D10（セダンとツーリングを合わせて）は、わずか239台しか製造されていないのだ！そのため、一般的な中古車市場ではアルピナを見つけることは非常に困難だ。しかし、ファンには幸運なことに、現在、中古車市場で、「D10」セダンが手頃な価格で販売されている！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">見た目ほどおとなしくはない！</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「メルセデスW124 500 E/E 500」のような「羊の皮を被った狼」のような車を愛する人なら、このアルピナも気に入るだろう。遠目には、普通の「E39」だが、タイタンシルバーメタリックの塗装により、「D10」は最初のうちは目立たないままだ。しかし、突き出たフロントリップ、サイドスカート、そしてもちろんクラシックなアルピナホイールを見ると、ファンは気づくだろう。そして、後部を見れば確信する：アルピナD10ビターボだと。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54693,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image4-42.jpg" alt="" class="wp-image-54693"/><figcaption class="wp-element-caption">アルピナストライプがないのも新鮮だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、アルピナのインテリアは依然として控えめで、スポーツ感よりも快適性が重視されている。柔らかいレザーシートは、「D10」の得意とする長距離高速道路走行に最適で、数多くの装備のハイライトも快適な雰囲気を演出している。その中には、ドライバーと助手席用のシートヒーター、オートエアコン、ナビゲーションシステム、電動サンルーフ、自動防眩ミラー、キセノンヘッドライト、ヘッドライトウォッシャーなどが含まれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">希少でフェアなオファー</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":54694,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image5-34.jpg" alt="" class="wp-image-54694"/><figcaption class="wp-element-caption">20万キロを共にした内装はそれなりの状態だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>走行距離は207,850kmで、ディーゼル車としては問題ない数字だ。また、この車はベルギーからの再輸入車である点も指摘しておく。ただし、残りの車検は1年（2026年8月まで）残っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そして、最後に最も重要な価格だ。販売店は、明らかに良好な状態のアルピナに対し、わずか16,500ユーロ（約285万円）を請求している。「D10ビターボ」は、後続費用を過小評価すべきではない車の1つだ。大型エンジンとメンテナンス費用は、財布に大きな負担となる。それでも、このオファーは公平な価格と言えよう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":54692,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image3-47.jpg" alt="" class="wp-image-54692"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":54695,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/07/image6-26.jpg" alt="" class="wp-image-54695"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Kim-Sarah Biehl<br>Photo: AutoScout24/PolyCars GmbH</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【新しいブランドロゴ】BMWがアルピナブランドの新しいロゴを登録した！色も紋章も廃止？果たしてアルピナオーナーやファンの反応やいかに？</title>
		<link>https://autobild.jp/55406/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 08 Aug 2025 08:32:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[最新ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[BMW ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[BMWアルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナの新ロゴ]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>アルピナが新ロゴを導入：2026年からアルピナの新ロゴはこうなる。色も紋章も廃止？デザインはこれまでとは全く異なるものとなる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMWは2022年3月にアルピナブランドの権利を取得済みだが、グループへの完全統合は2026年1月1日から実施される。この措置により、アルピナは新たな戦略的方向性だけでなく、新たな顔も手に入れる。BMWはドイツ特許商標庁に新しいロゴを登録した。このデザインはこれまでのデザインと大きく異なる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>青い輪郭に赤い紋章と繊細な模様を特徴とする円形のエンブレムは過去のものとなる。代わりに、新しいロゴは黒と白のシンプルで洗練されたデザインを採用している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2つの特徴的なシンボル – ダブルチョークウェーバーのエアファンネルとクランクシャフト – は引き続き採用されているが、簡素化され、グラフィック的に抽象化され、二分割された内側の円の中に表現されている。文字「Alpina」はよりスリムで垂直に配置され、色は一切使用されていない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":55411,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/327309010_1173158853315446_8155485032333847659_n_1-1024x712.jpg" alt="" class="wp-image-55411"/><figcaption class="wp-element-caption">青と赤に彩られた従来のアルピナロゴ。<br>Photo: Alpina</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">BMWは今後、アルピナブランドをさらに拡大するのだろうか？</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>車両以外にも、新しいロゴはアクセサリー、コンサルティング、メンテナンス、レストアなど、他の商品・サービス分野にも登録された。これは、BMWが「アルピナ」という名称を今後さらに幅広く活用する計画を示唆している可能性がある。クラシックカーのメンテナンスやヘリテージ関連商品にも展開されるかもしれない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>多くのファンにとって、伝統的なエンブレムとの別れは辛いものとなるだろう。畢竟、このカラフルなエンブレムは、ブッフローエ発のエクスクルーシブなドライブ文化を数十年にわたり象徴してきたからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Marie Milius<br>Photo: Deutsches Patent- und Markenamt</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/Das-neue-Alpina-Logo-2869-4644x2610-0d299ac044843496-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>アルピナが新ロゴを導入：2026年からアルピナの新ロゴはこうなる。色も紋章も廃止？デザインはこれまでとは全く異なるものとなる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMWは2022年3月にアルピナブランドの権利を取得済みだが、グループへの完全統合は2026年1月1日から実施される。この措置により、アルピナは新たな戦略的方向性だけでなく、新たな顔も手に入れる。BMWはドイツ特許商標庁に新しいロゴを登録した。このデザインはこれまでのデザインと大きく異なる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>青い輪郭に赤い紋章と繊細な模様を特徴とする円形のエンブレムは過去のものとなる。代わりに、新しいロゴは黒と白のシンプルで洗練されたデザインを採用している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2つの特徴的なシンボル – ダブルチョークウェーバーのエアファンネルとクランクシャフト – は引き続き採用されているが、簡素化され、グラフィック的に抽象化され、二分割された内側の円の中に表現されている。文字「Alpina」はよりスリムで垂直に配置され、色は一切使用されていない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":55411,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/08/327309010_1173158853315446_8155485032333847659_n_1-1024x712.jpg" alt="" class="wp-image-55411"/><figcaption class="wp-element-caption">青と赤に彩られた従来のアルピナロゴ。<br>Photo: Alpina</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">BMWは今後、アルピナブランドをさらに拡大するのだろうか？</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>車両以外にも、新しいロゴはアクセサリー、コンサルティング、メンテナンス、レストアなど、他の商品・サービス分野にも登録された。これは、BMWが「アルピナ」という名称を今後さらに幅広く活用する計画を示唆している可能性がある。クラシックカーのメンテナンスやヘリテージ関連商品にも展開されるかもしれない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>多くのファンにとって、伝統的なエンブレムとの別れは辛いものとなるだろう。畢竟、このカラフルなエンブレムは、ブッフローエ発のエクスクルーシブなドライブ文化を数十年にわたり象徴してきたからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Marie Milius<br>Photo: Deutsches Patent- und Markenamt</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【全ての情報】アルピナが放つニューブランド「ボーフェンジーペン」が初作品「ボーフェンジーペン ザガート」を発表！</title>
		<link>https://autobild.jp/52289/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[boku6nao@gmail.com]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 10 Jun 2025 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車情報]]></category>
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		<category><![CDATA[BMW M4 カブリオレ]]></category>
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		<category><![CDATA[ボーフェンジーペン ザガート]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ボーフェンジーペン ザガート（Bovensiepen Zagato）：アルピナはイタリアのデザインハウス ザガートと協力し、ニューブランド「ボーフェンジーペン（Bovensiepen）」の初作品「ボーフェンジーペン ザガート」を発表した。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このプレゼンテーションは衝撃的だった！新型車がほぼ必ずどこかでリークされる時代において、ニューブランド、「ボーフェンジーペン」は公式発表まで秘密を保つことに成功した。イタリアのチェルノビオで開催された「フオリ コンコルソ（Fuori Concorso）」でアンベールされた時、その場にいたごくわずかな人しか、何が待っているのか知らなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナがBMWに商標権を売却したことが明らかになった後、ドイツのブッフローエにあるアルピナファンは、アルピナの今後について疑問を抱いていた。今やその答えは明らかだ。クラシックカー分野への注力に加え、ブッフローエでの自動車生産も継続される。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボーフェンジーペンは、独自の自動車を製造することを約束している。初作品は、伝統あるザガートデザインスタジオとの共同開発により誕生した。それは、ドイツのエンジニアリング技術とイタリアのデザインが融合した作品だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52291,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image2-20.jpg" alt="" class="wp-image-52291"/><figcaption class="wp-element-caption">ボーフェンジーペンは、イタリアのチェルノビオで開催された「フオリ コンコルソ」での世界初公開を最後まで秘密にしていた。<br>Bild: Jan Götze</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ベースはBMW M4 カブリオレ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>その名は「ボーフェンジーペン ザガート」。理にかなった名前だ。新しい社章は、上向きの矢印を伴う二重の「B」で構成されている。この文字は「ボーフェンジーペン（Bovensiepen）」と「ブッフローエ（Buchloe）」を表し、矢印は方向を象徴している。頂点を目指す - そのために莫大な労力が注がれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>1台の「ボーフェンジーペン ザガート」の製造には、400以上の専用部品が組み込まれ、少なくとも250時間の作業時間が費やされる。ちなみに、プレゼンテーションでは一切触れられなかったが、「ボーフェンジーペン ザガート のベース」は、現行モデルの「BMW M4 カブリオレ」だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">611馬力の6気筒エンジン</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボーフェンジーペンは3リッター直列6気筒エンジンとしか言っていないが、ボンネットの下には「M3」または「M4」の「S58」エンジンが搭載されていることは明らかだ。ただし、このエンジンはブッフローエで大幅に改良され、「BMW M」モデルの最も強力な仕様をも大幅に上回る性能を実現している。1,875kgの「ボーフェンジーペン ザガート」には、611馬力と700Nmのトルクが搭載されており、0から100km/hまで3.3秒で加速し、最高速度は300km/hを超えるとされている。ブッフローエで製造された過去のモデルを考慮すると、「ボーフェンジーペン ザガート」が最終的に300km/hの壁を大幅に突破しても不思議ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52292,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image3-17.jpg" alt="" class="wp-image-52292"/><figcaption class="wp-element-caption">ザガートのチーフデザイナー、原田則彦（左）とアンドレアス ボーフェンジーペン（右）が、ボーフェンジーペン ザガートの初公開を祝う。<br>Photo: Jan Götze</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これらの驚異的なスペックにもかかわらず、「ボーフェンジーペン ザガート」はスポーツカーではなく、正真正銘のグランツーリスモを標榜している。そして、誰が「BMW M4」がこれほどまでにエレガントに見えると想像しただろうか？</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ザガートは素晴らしい仕事を行い、「M4 カブリオレ」をベースに、外側のミラー、ドアハンドル、リアライト以外は元の車両を連想させない美しいクーペを創造した。XXLサイズのキドニーグリルに代わって、ボーフェンジーペンには削り出したステンレス鋼の控えめなグリルが採用されている。ヘッドライトは威圧的な印象を与え、オーバーハングは伝説的な「E24」を彷彿とさせる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">「ダブルバブル」ルーフが本物</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、このデザインのハイライトは、ザガート特有の「ダブルバブル」ルーフを備えた、流れるようなルーフラインだ。ボーフェンジーペンにはBピラーがなく、フレームレスのサイドウィンドウは完全に収納可能 - まさにクーペにふさわしい仕様だ。この決定的なディテールは、コンバーチブルをベースにすることで初めて実現できた。よく見ると、ルーフの形状を巧みに引き継ぐ曲面ガラス製のリアウィンドウが目を引く。壮観だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52293,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image4-15.jpg" alt="" class="wp-image-52293"/><figcaption class="wp-element-caption">リアライトはBMW製で、それ以外はすべて新造だ。「ダブルバブル」ルーフは、ボーフェンジーペン ザガートの最も特徴的なデザイン要素の一つだ。<br>Photo: Jan Götze</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>リアビューは特徴的なディフューザーと張り出したフェンダーが目を引く。チタン製排気システムはアクラポビッチの専門家と共同開発された。4つの丸いマフラーから、深みはあるが、決して過剰ではない6気筒の音が響く。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>デザインに加え、特に印象に残ったのは卓越した製造品質だ（ちなみに、ボディのほぼすべてがカーボン製だ）。2026年第2四半期から最初の顧客車両の納車が予定されていることを考慮すると、「ボーフェンジーペン ザガート001」はプロダクトモデルであると思われる。細部まで極めて高品質な仕上がりとなっている。小さな批判点として、プレゼンテーション車両にはアルピナとより差別化できる別の外装色を選択した方が良かったかもしれない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52294,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image5-13.jpg" alt="" class="wp-image-52294"/><figcaption class="wp-element-caption">ボーフェンジーペン ザガートの車内では、ベースがBMWであることがはっきりと確認できる。コクピット全体がラヴァリーナレザーで広範囲に覆われている。<br>Photo: Bovensiepen</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">1.8キロメートルを超える糸</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>インテリアは独特のブルーで統一されている。ラヴァリーナレザーのインテリアには、ブッフローエの職人たちが約130時間の作業を要し、ほぼすべての部品が最高級のレザーで覆われている。合計で390枚のレザーピースと1.8キロメートルを超える糸が使用されている。通常のラヴァリーナプログラムには16種類のカラーが用意されているが、ボーフェンジーペンは「ほぼすべての顧客の要望に対応可能」と説明している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52295,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image6-10.jpg" alt="" class="wp-image-52295"/><figcaption class="wp-element-caption">ボーフェンジーペン ザガートのベースはBMW M4 カブリオレだ。ブッフローエではカブリオレをクーペに改造している。これによりBピラーを省略し、滑らかなルーフラインを実現することができた。<br>Photo: Bovensiepen</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ボーフェンジーペン ザガートの価格</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そして、4.94mのグランツーリスモの今後の展開は？現在、価格や生産台数に関する詳細はまだ明かされていない。ボーフェンジーペンでは、ザガートは厳格な限定生産になると述べている。具体的な情報は年内に発表される予定だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、チェルノビオでの発表会では、推定価格に関する噂が繰り返し浮上した。「ボーフェンジーペン ザガート」は40万～50万ユーロ（約6500～8200万円）程度になるとの噂があるが、その莫大な開発費を考慮すると、現実的な価格帯と言えるだろう。ボーフェンジーペンからは具体的な情報は一切明かされなかった。ブッフローエの人々は、秘密保持の専門家たちだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論：</strong><br>家族経営のボーフェンジーペンにとって、新たな時代が幕を開けた。イタリアの伝統あるデザインハウス、ザガートとの提携は歴史的な一歩だ。「ボーフェンジーペン ザガート」のデザインと仕上げは、実際に目にした瞬間から我々を魅了した。この初作品は成功する可能性を秘めている – 価格は重要な要素となるだろう！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フォトギャラリー：新型ボーフェンジーペン ザガート</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":52296,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image7-8.jpg" alt="" class="wp-image-52296"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52297,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image8-8.jpg" alt="" class="wp-image-52297"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52298,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image9-7.jpg" alt="" class="wp-image-52298"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52299,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image10-4.jpg" alt="" class="wp-image-52299"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52300,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image11-4.jpg" alt="" class="wp-image-52300"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52302,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image12-3.jpg" alt="" class="wp-image-52302"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52301,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image13-3.jpg" alt="" class="wp-image-52301"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52303,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image14-2.jpg" alt="" class="wp-image-52303"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":52304,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image15-2.jpg" alt="" class="wp-image-52304"/><figcaption class="wp-element-caption">Photo：Bovensiepen</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Jan Götze<br>Photo：Jan Götze</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image1-23-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>ボーフェンジーペン ザガート（Bovensiepen Zagato）：アルピナはイタリアのデザインハウス ザガートと協力し、ニューブランド「ボーフェンジーペン（Bovensiepen）」の初作品「ボーフェンジーペン ザガート」を発表した。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このプレゼンテーションは衝撃的だった！新型車がほぼ必ずどこかでリークされる時代において、ニューブランド、「ボーフェンジーペン」は公式発表まで秘密を保つことに成功した。イタリアのチェルノビオで開催された「フオリ コンコルソ（Fuori Concorso）」でアンベールされた時、その場にいたごくわずかな人しか、何が待っているのか知らなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナがBMWに商標権を売却したことが明らかになった後、ドイツのブッフローエにあるアルピナファンは、アルピナの今後について疑問を抱いていた。今やその答えは明らかだ。クラシックカー分野への注力に加え、ブッフローエでの自動車生産も継続される。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボーフェンジーペンは、独自の自動車を製造することを約束している。初作品は、伝統あるザガートデザインスタジオとの共同開発により誕生した。それは、ドイツのエンジニアリング技術とイタリアのデザインが融合した作品だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52291,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image2-20.jpg" alt="" class="wp-image-52291"/><figcaption class="wp-element-caption">ボーフェンジーペンは、イタリアのチェルノビオで開催された「フオリ コンコルソ」での世界初公開を最後まで秘密にしていた。<br>Bild: Jan Götze</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ベースはBMW M4 カブリオレ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>その名は「ボーフェンジーペン ザガート」。理にかなった名前だ。新しい社章は、上向きの矢印を伴う二重の「B」で構成されている。この文字は「ボーフェンジーペン（Bovensiepen）」と「ブッフローエ（Buchloe）」を表し、矢印は方向を象徴している。頂点を目指す - そのために莫大な労力が注がれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>1台の「ボーフェンジーペン ザガート」の製造には、400以上の専用部品が組み込まれ、少なくとも250時間の作業時間が費やされる。ちなみに、プレゼンテーションでは一切触れられなかったが、「ボーフェンジーペン ザガート のベース」は、現行モデルの「BMW M4 カブリオレ」だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">611馬力の6気筒エンジン</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ボーフェンジーペンは3リッター直列6気筒エンジンとしか言っていないが、ボンネットの下には「M3」または「M4」の「S58」エンジンが搭載されていることは明らかだ。ただし、このエンジンはブッフローエで大幅に改良され、「BMW M」モデルの最も強力な仕様をも大幅に上回る性能を実現している。1,875kgの「ボーフェンジーペン ザガート」には、611馬力と700Nmのトルクが搭載されており、0から100km/hまで3.3秒で加速し、最高速度は300km/hを超えるとされている。ブッフローエで製造された過去のモデルを考慮すると、「ボーフェンジーペン ザガート」が最終的に300km/hの壁を大幅に突破しても不思議ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52292,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image3-17.jpg" alt="" class="wp-image-52292"/><figcaption class="wp-element-caption">ザガートのチーフデザイナー、原田則彦（左）とアンドレアス ボーフェンジーペン（右）が、ボーフェンジーペン ザガートの初公開を祝う。<br>Photo: Jan Götze</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>これらの驚異的なスペックにもかかわらず、「ボーフェンジーペン ザガート」はスポーツカーではなく、正真正銘のグランツーリスモを標榜している。そして、誰が「BMW M4」がこれほどまでにエレガントに見えると想像しただろうか？</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ザガートは素晴らしい仕事を行い、「M4 カブリオレ」をベースに、外側のミラー、ドアハンドル、リアライト以外は元の車両を連想させない美しいクーペを創造した。XXLサイズのキドニーグリルに代わって、ボーフェンジーペンには削り出したステンレス鋼の控えめなグリルが採用されている。ヘッドライトは威圧的な印象を与え、オーバーハングは伝説的な「E24」を彷彿とさせる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">「ダブルバブル」ルーフが本物</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、このデザインのハイライトは、ザガート特有の「ダブルバブル」ルーフを備えた、流れるようなルーフラインだ。ボーフェンジーペンにはBピラーがなく、フレームレスのサイドウィンドウは完全に収納可能 - まさにクーペにふさわしい仕様だ。この決定的なディテールは、コンバーチブルをベースにすることで初めて実現できた。よく見ると、ルーフの形状を巧みに引き継ぐ曲面ガラス製のリアウィンドウが目を引く。壮観だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52293,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image4-15.jpg" alt="" class="wp-image-52293"/><figcaption class="wp-element-caption">リアライトはBMW製で、それ以外はすべて新造だ。「ダブルバブル」ルーフは、ボーフェンジーペン ザガートの最も特徴的なデザイン要素の一つだ。<br>Photo: Jan Götze</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>リアビューは特徴的なディフューザーと張り出したフェンダーが目を引く。チタン製排気システムはアクラポビッチの専門家と共同開発された。4つの丸いマフラーから、深みはあるが、決して過剰ではない6気筒の音が響く。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>デザインに加え、特に印象に残ったのは卓越した製造品質だ（ちなみに、ボディのほぼすべてがカーボン製だ）。2026年第2四半期から最初の顧客車両の納車が予定されていることを考慮すると、「ボーフェンジーペン ザガート001」はプロダクトモデルであると思われる。細部まで極めて高品質な仕上がりとなっている。小さな批判点として、プレゼンテーション車両にはアルピナとより差別化できる別の外装色を選択した方が良かったかもしれない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52294,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image5-13.jpg" alt="" class="wp-image-52294"/><figcaption class="wp-element-caption">ボーフェンジーペン ザガートの車内では、ベースがBMWであることがはっきりと確認できる。コクピット全体がラヴァリーナレザーで広範囲に覆われている。<br>Photo: Bovensiepen</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">1.8キロメートルを超える糸</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>インテリアは独特のブルーで統一されている。ラヴァリーナレザーのインテリアには、ブッフローエの職人たちが約130時間の作業を要し、ほぼすべての部品が最高級のレザーで覆われている。合計で390枚のレザーピースと1.8キロメートルを超える糸が使用されている。通常のラヴァリーナプログラムには16種類のカラーが用意されているが、ボーフェンジーペンは「ほぼすべての顧客の要望に対応可能」と説明している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":52295,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image6-10.jpg" alt="" class="wp-image-52295"/><figcaption class="wp-element-caption">ボーフェンジーペン ザガートのベースはBMW M4 カブリオレだ。ブッフローエではカブリオレをクーペに改造している。これによりBピラーを省略し、滑らかなルーフラインを実現することができた。<br>Photo: Bovensiepen</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ボーフェンジーペン ザガートの価格</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そして、4.94mのグランツーリスモの今後の展開は？現在、価格や生産台数に関する詳細はまだ明かされていない。ボーフェンジーペンでは、ザガートは厳格な限定生産になると述べている。具体的な情報は年内に発表される予定だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、チェルノビオでの発表会では、推定価格に関する噂が繰り返し浮上した。「ボーフェンジーペン ザガート」は40万～50万ユーロ（約6500～8200万円）程度になるとの噂があるが、その莫大な開発費を考慮すると、現実的な価格帯と言えるだろう。ボーフェンジーペンからは具体的な情報は一切明かされなかった。ブッフローエの人々は、秘密保持の専門家たちだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論：</strong><br>家族経営のボーフェンジーペンにとって、新たな時代が幕を開けた。イタリアの伝統あるデザインハウス、ザガートとの提携は歴史的な一歩だ。「ボーフェンジーペン ザガート」のデザインと仕上げは、実際に目にした瞬間から我々を魅了した。この初作品は成功する可能性を秘めている – 価格は重要な要素となるだろう！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">フォトギャラリー：新型ボーフェンジーペン ザガート</h3>
<!-- /wp:heading -->

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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image7-8.jpg" alt="" class="wp-image-52296"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image8-8.jpg" alt="" class="wp-image-52297"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image11-4.jpg" alt="" class="wp-image-52300"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image12-3.jpg" alt="" class="wp-image-52302"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image13-3.jpg" alt="" class="wp-image-52301"/></figure>
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<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image14-2.jpg" alt="" class="wp-image-52303"/></figure>
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<!-- wp:image {"id":52304,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/06/image15-2.jpg" alt="" class="wp-image-52304"/><figcaption class="wp-element-caption">Photo：Bovensiepen</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Jan Götze<br>Photo：Jan Götze</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【国内試乗】BMWアルピナB4 GTグランクーペ　渋滞でも走りが楽しい官能的名車</title>
		<link>https://autobild.jp/51379/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 May 2025 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[セダン＆ワゴン]]></category>
		<category><![CDATA[テスト]]></category>
		<category><![CDATA[テストドライブ]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[BMW ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé]]></category>
		<category><![CDATA[BMWアルピナB4 GTグランクーペ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ B4 GT グランクーペ]]></category>
		<category><![CDATA[オロ・テクニコ]]></category>
		<category><![CDATA[ブルカルト・ボーフェンジーペン]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="900" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2-300x225.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2-1024x768.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>たとえ目を瞑って運転してもアルピナとわかる走りの個性。新車で買えるのは今だけ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナB4 GTを運転していたら、急ピッチで進む渋谷駅周辺の再開発のことを何故か考えてしまった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>大規模な商業施設が増殖し、その帰結として小さな個人経営の店がどんどん姿を消す渋谷の街は、マイナーながらも独自の個性を持った小規模メーカーが減っていく自動車業界を連想させる。新築の高層ビルに大手チェーンの平凡な飲食店がずらりと入居する現在の渋谷を見ると、漫画「孤独のグルメ」の主人公の井之頭五郎はこの街にはやって来ないだろうと思うし、クルマに情緒や味わいを求めてしまう井之頭五郎のような好き者は、仮に目を瞑って運転したら国籍もブランドも判別不可能な、今の渋谷の街のような大手メーカーの最新型車には満足できないだろうとも思う。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリですら年間1万3752台（2024年実績）を出荷する現代において、年間生産台数の上限を1700台程度に設定しているアルピナは、昔と変わらず、純粋にカーマニアのためのクルマ作りを行っている。アルピナはニュルブルクリンクのラップタイムを宣伝に使うような真似はしないし、仰々しいオーバーフェンダーやウィングで高性能を誇示することもない。代わりに、偏執狂的な拘りをもって上質な乗り味を作り上げ、その定量化も言語化もできない魅力を理解できる知的な人たちのみを顧客とする。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51380,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/1-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51380"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWアルピナB4 GTグランクーペ。車両本体価格1710万円（税込）</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMW 4シリーズの4ドアクーペをベースとするB4 GTは、そのようなアルピナの伝統に忠実な一台である。最新のBMWやメルセデスは、例えば1980年代のE30の3シリーズや190Eのような個性を失ってしまったが、B4 GTには往年の名車を彷彿させる風格と味わいのあるドライブフィールが依然として備わっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>1978年にBMWをベースにしたコンプリートカーの製作を始めて以降、ボーフェンジーペン家の家族経営のもと開発されてきたアルピナ車は2025年末をもって生産終了となり、2026年以降は、アルピナの商標権を獲得したBMWがアルピナ車の開発を行うことになる。本家本元の最後の作品となるB4 GTを走らせながら、渋谷の個人経営の名店が暖簾を下ろすのを見送るような気持ちになってしまったのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51381,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/2-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51381"/><figcaption class="wp-element-caption">エンジンルームには、ボーフェンジーペン家のサインが入ったプレートが付く。中央のサインが創業者のブルカルト・ボーフェンジーペン。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">飛ばさずとも溢れる魅力</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>529PSの3.0リッター直列6気筒ツインターボに四輪駆動を組み合わせたアルピナB4 GTの高速性能は素晴らしいものがある――と、格好いい場面から試乗記を書き始めたかったが、東京から箱根へと向かう東名高速を走るB4 GTは、トラックや軽自動車、不審な動きをするカーシェアのクルマに抜かれつつ、静々と走行車線を進んでいる。もっと飛ばさなくては高性能車の試乗にならない、と理性が訴えるものの、速度は一向に上がらない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>4つある走行モードは、スポーツプラス、スポーツ、コンフォート、コンフォートプラスの順番で快適志向となるが、最も甘口のコンフォートプラスのしなやかでマイルドな乗り心地は癖になる種類のものだ。あまりに心地よいため、スポーツ以上に入れて追越車線を飛ばそうという気にならない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51382,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/3-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51382"/><figcaption class="wp-element-caption">ALPの刻印が入るアルピナ専用のピレリPゼロ。このタイヤが無ければアルピナの乗り味は得られない。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B4 GTのタイヤが路面を捉えていく際の感触は、とても気持ちのよいものである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サイドウォールに「ALP」の刻印が付く前後255/35 ZR20、285/30 ZR20のピレリPゼロは、アルピナの専用品。トレッドの中央部が特にしなやかになるよう調整された内部構造、専用のコンパウンド、専用のトレッドパターンと、他のPゼロとは別物のタイヤであり、その恩恵は運転していて体感できるほどだ。指定空気圧は3.4バールのはずだが、タイヤ踏面がやわらかく2.0前後にしか感じない。舗装の細かな不正をすべて吸収し、滑らかにしてしまう寛容な性格である。それでいて、サイドウォールの腰砕け感がない。鋭く突き上げをくらうような路面が荒れた箇所でも、フリクションを全く感じさせないダンパーと、しなやかなサイドウォールが一体となって何事もなかったように通過してしまう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51383,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/4-3-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51383"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWとさほど変わらないはずなのに、どこか独特の色香が漂うインテリア。ステアリングはアルピナ専用のラヴァリナレザーで、滑らかな手触り。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>シートはもちろん、ステアリングを通じて、このタイヤと足回りの見事な動きはドライバーに正確に伝わってくる。下道でも高速道路でも、クルマが走っている時はいつでも、この上質なフィーリングに触れていられるのがB4 GTの大きな魅力である。法定速度で直進しているだけでステアリングの感触が気持ちよく、それ故にスピードを出さなくても満足できてしまうのだ。飛ばさないと楽しくないクルマや、逆に安楽なだけで退屈なクルマは世に数多あれど、高い快適性の中に運転の歓びを見出だせるクルマはほとんどない。その稀有な存在がアルピナなのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに言えば、比喩でも極端な物言いでもなく、渋滞でも気持ちよく走れるのがB4 GTである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>渋滞下のB4 GTで好ましいのが、重厚な質感を持つエンジンの唸りだ。重低音だけでなく、ターボのタービンの音なのだろうか、ヒーンという高周波が微かに加わるところがいい。子どもの頃の記憶なのでやや曖昧だが、バブル直前に、公務員だった祖父が退職金で新車購入したE30の320iもこのような高級な音を奏でていたように思う。発進の度に往年のBMWの直列6気筒のようなサウンドに包まれるため、渋滞でもいらいらしない。2000rpm前後で心地よく豊かな音が響くのである。このエンジンはS58の型式を持つ現行のM3／M4のユニットを母体とするが、絶対性能よりも低速域での官能性が強く印象に残った。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>かつてCG誌（カーグラフィック）は空冷のポルシェ911を指して「60km/hで流しても官能的」という名言を残したが、空冷911を17年ほど所有する筆者としては、その説に半分だけ賛成したい。911は飛ばせば飛ばすほど刺激的なので、60km/hほどのスピードだと満足感が半分、いらいら感が半分の微妙なところなのだ。日本の都市部でポルシェやフェラーリを所有すると、走りの歓びと同時に強いストレスも感じるというのが筆者の実体験である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51384,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/5-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51384"/><figcaption class="wp-element-caption">「オロ・テクニコ」と名付けられた専用カラーのゴールドのデコライン。ひと目でアルピナとわかるスタイルを演出する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B4 GTも飛ばして楽しいクルマには違いないが、ポルシェやフェラーリを低速で走らせている時のようなストレスは不思議と感じない。高性能スポーツカーのオーナーがアルピナに乗ったら、きっと新鮮な感動を覚えるはずだ。箱根の山坂道を駆け巡るわずかな時間だけでなく、都市部の渋滞を含むドライブの全行程で運転を楽しむことができ、気分よく時間を過ごせるからである。ポルシェやフェラーリの中古車の走行距離が伸びていない反面、アルピナの中古車では過走行車をよく見かけるのには相応の理由があるのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナB4 GTは、性能をほとんど使っていない状況でも、心に染み渡るような走りの充実感を味わえるクルマだ。この奥深いキャラクターは、3シリーズをベースとする兄弟車のB3 GTにも共通する魅力である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">クルマ好きが生んだ作品</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":51385,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/6-1-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51385"/><figcaption class="wp-element-caption">試乗車は「イモラレッド」と呼ばれるオプションの赤。1980年代のフェラーリの赤、グラスリットの塗装コードで「FER 300/9」以前の暗い赤を思い出した。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>箱根の山に分け入ったアルピナB4 GTは、低速域での官能性に留まらない、さらなる魅力を見せてくれた。絶対的な動力性能やステアバランスでなく、何よりもリニアリティに溢れるドライブフィールが素晴らしい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ステアリングは、スポーツドライブに必要なインフォメーションを伝えつつ、余計な振動を完全に遮断しており、適度なダイレクト感と芸術的な滑らかさを両立させたものである。切り始めからリニアに操舵反力が立ち上がるため、前輪の接地感を探りやすく、コーナーの曲率を問わず自信を持ってターンインできる。その際の反応は、ダルでもなくシャープでもなく、自然そのものだ。911などと異なりフロントエンジンのため、前輪の荷重が常に安定しており、公道レベルの速度ではステアリング操作だけで自由自在に走行ラインを選べるのが美点である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B4が「GT」に進化する際に、電子制御ダンパーのセッティングが見直され、減衰力の設定がよりワイドレンジになったという。コンフォートプラスは従来よりも柔らかく、またスポーツプラスはさらに引き締められたとのことだ。箱根では最も辛口のスポーツプラスを選んだが、適度なロールが許されているためクルマの挙動を掴みやすく、また乗り心地にも全く不満を覚えなかった。公道に照準を合わせた、実にアルピナらしいセッティングである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パワートレーンも至極スムーズであり、とても上品である。どこか特定の回転でトルクや音がわざとらしく炸裂することはなく、直列6気筒に相応しい威厳を保ちながら、高回転まで伸びやかに吹け上がっていく。スロットル操作に対するレスポンスも期待以上の自然なフィーリングである。2500〜4500rpmで74.4kgmの強大なトルクを発揮するため、8段ATに任せて走っても十分以上にスポーティだが、回転上昇と共にオクターブを上げるエンジンの歌声を楽しむためにステアリング裏のパドルを使って自分でシフトしてもいい。定評あるZF製ATの変速は迅速かつスムーズである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>四輪駆動システムはリアの電子制御デフと組み合わされ、素人運転手が箱根を走る程度では破綻の兆しも見えない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>敢えて欠点を探すとすれば、1500rpm近辺でパワートレーンから振動を感じたことだが、以前乗った同じパワートレーンのB3 GTではなかった現象なので、試乗車に固有の問題と思われる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>爆発的な刺激を持つポルシェやフェラーリと異なり、シャシーもエンジンも、味付けはスポーツセダンに相応しい上品かつ洗練されたものである。ここで重要な点は、シャシーの性格とエンジンの性格が完全に一致していることで、このふたつが精密にシンクロしてアルピナらしい格調の高い走りが生み出されている。完成度の低いクルマはハンドリングやエンジンなど個別の印象が妙に際立つものだが、アルピナはクルマを構成するあらゆる要素が一分の隙もなくコーディネートされており、全体としての完成度の高さがひたすら印象に残った。不出来なコンソメスープは味にまとまりがなく、煮込んだ材料の内訳をひとつひとつ言い当てられるが、上等なコンソメでは不可能なのと一緒である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本家アルピナの集大成として登場したB3／B4 GTは、約1年に及ぶ専用の開発がなされたという。従来の495PSから529PSにパワーアップされたエンジン、それに応じて見直された電子制御系のセッティング、フロントに付く空力パーツのカナードが主なところである。B3とB4ではモノコックや空力が異なるため、タイヤサイズのみならず、カナードの形状まで微妙に異なっている。B4 GTは上側のカナードに翼端板が設けられているのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51386,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/7-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51386"/><figcaption class="wp-element-caption">真紅のボディに組み合わされるゴールド「オロ・テクニコ」のホイール。中央には、キャブレターとクランクシャフトをあしらったアルピナのエンブレム。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:image {"id":51387,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/8-1-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51387"/><figcaption class="wp-element-caption">B4 GTの上側のカナードには翼端板が付き、断面形状がL字型になる。B3 GTは翼端板なし。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ゴールドのGT専用ホイールなど、内外装の特別装備だけでも十分に最終作としての務めを果たせたはずだが、アルピナはB3 GTとB4 GTの作り分けに至るまで手を抜くことがなかった。アルピナ技術陣が苦労の末に達成した性能のすべてを日本の公道で体験することはできないが、彼らが作品に込めた魂は、クルマ好きなら誰もが感じ取ることができるだろう。ここにアルピナの真髄があり、アルピナに乗ることの本質的価値があるのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは大資本の大企業の大組織が定常業務の中で作った製品ではなく、作り手ひとりひとりの顔が見える少人数チームが生み出した作品である。クルマが好きで好きでたまらない、我々と同じ種類の人たちが情熱を燃やして作り上げたことは、ユーザーの大半は気づかないであろう様々な拘りから窺い知ることができる。数ヶ月前に試乗して感銘を受けたB3 GTと同様に、B4 GTには、カーマニアの心をつかんで離さない特別な何かが宿っていた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">新車を買う最後のチャンス</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":51388,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/9-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51388"/><figcaption class="wp-element-caption">ゴールドの補強ブレースが目を惹くエンジンルーム。このブレースはB4には従来から付けられていたが、B3はGTに進化してから。標準車の3シリーズのモノコック後部の補強に合わせて取り付けられた。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本家アルピナの生産は、年末の終焉に向けて日々カウントダウンが進んでいる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>輸入元のニコル・オートモビルズによれば、取材日の4月下旬時点で、3シリーズ系ではB3 GT、ディーゼルのD3 Sが注文可能とのこと。ワゴンにもまだ枠があるという。4シリーズ系では今回試乗したB4 GTに加えて、ディーゼルのD4 Sも注文可能。さらにSUVのXB7マヌファクトゥーアにも枠が残されているという。ニコルの努力によりB3／B4 GTの日本市場への割り当てが追加されたため、日本のファンにとっては幸運な状況だが、受注枠は日に日に減っていくため、興味のある方は速やかにディーラーに連絡することをお薦めしたい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>余談だが、B4 GTとノーマルの4シリーズのボディの差は、実はフロントのストラットタワーとラジエターコアサポートをつなぐ補強ブレースだけだという。他のアルピナもボディはBMWと基本的に共通だそうだ。したがって、パワートレーンを別にすれば、アルピナの乗り味の素晴らしさの大半は、専用のタイヤを含む足回りのセッティング領域で作られたものであり、これは走行距離や時間の経過に応じて劣化することは避けられない。よって、アルピナの本当の魅力に触れたければ、鮮度のよい新車を買うのがベストであろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51389,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/10-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51389"/><figcaption class="wp-element-caption">落ち着いた色彩のブルーやグリーンなど、アルピナは素晴らしい色が多い。江戸時代の四十八茶百鼠の世界。この赤も深みがあっていい。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナ・グリーンのB3 GTが欲しくてたまらないけれど、経済的に新車に手が届かない筆者にとって、これは残酷な結論である。しかし、世の中にこんなに贅沢で美しい世界があってもよいと思う。簡単に手に入らないからこそ憧れる価値があるのだ。アルピナとはそういうクルマだし、今後もそうあり続けてほしい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51390,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/11-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51390"/><figcaption class="wp-element-caption">4シリーズの特徴である、大きなキドニーグリル。正統派のB3 GTを選ぶか、スポーティかつエレガントなB4 GTを選ぶか悩ましいところ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text and photo：アウトビルト ジャパン</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="900" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2-300x225.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2-1024x768.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/TOP-2-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>たとえ目を瞑って運転してもアルピナとわかる走りの個性。新車で買えるのは今だけ。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナB4 GTを運転していたら、急ピッチで進む渋谷駅周辺の再開発のことを何故か考えてしまった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>大規模な商業施設が増殖し、その帰結として小さな個人経営の店がどんどん姿を消す渋谷の街は、マイナーながらも独自の個性を持った小規模メーカーが減っていく自動車業界を連想させる。新築の高層ビルに大手チェーンの平凡な飲食店がずらりと入居する現在の渋谷を見ると、漫画「孤独のグルメ」の主人公の井之頭五郎はこの街にはやって来ないだろうと思うし、クルマに情緒や味わいを求めてしまう井之頭五郎のような好き者は、仮に目を瞑って運転したら国籍もブランドも判別不可能な、今の渋谷の街のような大手メーカーの最新型車には満足できないだろうとも思う。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリですら年間1万3752台（2024年実績）を出荷する現代において、年間生産台数の上限を1700台程度に設定しているアルピナは、昔と変わらず、純粋にカーマニアのためのクルマ作りを行っている。アルピナはニュルブルクリンクのラップタイムを宣伝に使うような真似はしないし、仰々しいオーバーフェンダーやウィングで高性能を誇示することもない。代わりに、偏執狂的な拘りをもって上質な乗り味を作り上げ、その定量化も言語化もできない魅力を理解できる知的な人たちのみを顧客とする。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51380,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/1-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51380"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWアルピナB4 GTグランクーペ。車両本体価格1710万円（税込）</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>BMW 4シリーズの4ドアクーペをベースとするB4 GTは、そのようなアルピナの伝統に忠実な一台である。最新のBMWやメルセデスは、例えば1980年代のE30の3シリーズや190Eのような個性を失ってしまったが、B4 GTには往年の名車を彷彿させる風格と味わいのあるドライブフィールが依然として備わっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>1978年にBMWをベースにしたコンプリートカーの製作を始めて以降、ボーフェンジーペン家の家族経営のもと開発されてきたアルピナ車は2025年末をもって生産終了となり、2026年以降は、アルピナの商標権を獲得したBMWがアルピナ車の開発を行うことになる。本家本元の最後の作品となるB4 GTを走らせながら、渋谷の個人経営の名店が暖簾を下ろすのを見送るような気持ちになってしまったのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51381,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/2-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51381"/><figcaption class="wp-element-caption">エンジンルームには、ボーフェンジーペン家のサインが入ったプレートが付く。中央のサインが創業者のブルカルト・ボーフェンジーペン。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">飛ばさずとも溢れる魅力</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>529PSの3.0リッター直列6気筒ツインターボに四輪駆動を組み合わせたアルピナB4 GTの高速性能は素晴らしいものがある――と、格好いい場面から試乗記を書き始めたかったが、東京から箱根へと向かう東名高速を走るB4 GTは、トラックや軽自動車、不審な動きをするカーシェアのクルマに抜かれつつ、静々と走行車線を進んでいる。もっと飛ばさなくては高性能車の試乗にならない、と理性が訴えるものの、速度は一向に上がらない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>4つある走行モードは、スポーツプラス、スポーツ、コンフォート、コンフォートプラスの順番で快適志向となるが、最も甘口のコンフォートプラスのしなやかでマイルドな乗り心地は癖になる種類のものだ。あまりに心地よいため、スポーツ以上に入れて追越車線を飛ばそうという気にならない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51382,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/3-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51382"/><figcaption class="wp-element-caption">ALPの刻印が入るアルピナ専用のピレリPゼロ。このタイヤが無ければアルピナの乗り味は得られない。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B4 GTのタイヤが路面を捉えていく際の感触は、とても気持ちのよいものである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サイドウォールに「ALP」の刻印が付く前後255/35 ZR20、285/30 ZR20のピレリPゼロは、アルピナの専用品。トレッドの中央部が特にしなやかになるよう調整された内部構造、専用のコンパウンド、専用のトレッドパターンと、他のPゼロとは別物のタイヤであり、その恩恵は運転していて体感できるほどだ。指定空気圧は3.4バールのはずだが、タイヤ踏面がやわらかく2.0前後にしか感じない。舗装の細かな不正をすべて吸収し、滑らかにしてしまう寛容な性格である。それでいて、サイドウォールの腰砕け感がない。鋭く突き上げをくらうような路面が荒れた箇所でも、フリクションを全く感じさせないダンパーと、しなやかなサイドウォールが一体となって何事もなかったように通過してしまう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51383,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/4-3-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51383"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWとさほど変わらないはずなのに、どこか独特の色香が漂うインテリア。ステアリングはアルピナ専用のラヴァリナレザーで、滑らかな手触り。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>シートはもちろん、ステアリングを通じて、このタイヤと足回りの見事な動きはドライバーに正確に伝わってくる。下道でも高速道路でも、クルマが走っている時はいつでも、この上質なフィーリングに触れていられるのがB4 GTの大きな魅力である。法定速度で直進しているだけでステアリングの感触が気持ちよく、それ故にスピードを出さなくても満足できてしまうのだ。飛ばさないと楽しくないクルマや、逆に安楽なだけで退屈なクルマは世に数多あれど、高い快適性の中に運転の歓びを見出だせるクルマはほとんどない。その稀有な存在がアルピナなのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに言えば、比喩でも極端な物言いでもなく、渋滞でも気持ちよく走れるのがB4 GTである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>渋滞下のB4 GTで好ましいのが、重厚な質感を持つエンジンの唸りだ。重低音だけでなく、ターボのタービンの音なのだろうか、ヒーンという高周波が微かに加わるところがいい。子どもの頃の記憶なのでやや曖昧だが、バブル直前に、公務員だった祖父が退職金で新車購入したE30の320iもこのような高級な音を奏でていたように思う。発進の度に往年のBMWの直列6気筒のようなサウンドに包まれるため、渋滞でもいらいらしない。2000rpm前後で心地よく豊かな音が響くのである。このエンジンはS58の型式を持つ現行のM3／M4のユニットを母体とするが、絶対性能よりも低速域での官能性が強く印象に残った。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>かつてCG誌（カーグラフィック）は空冷のポルシェ911を指して「60km/hで流しても官能的」という名言を残したが、空冷911を17年ほど所有する筆者としては、その説に半分だけ賛成したい。911は飛ばせば飛ばすほど刺激的なので、60km/hほどのスピードだと満足感が半分、いらいら感が半分の微妙なところなのだ。日本の都市部でポルシェやフェラーリを所有すると、走りの歓びと同時に強いストレスも感じるというのが筆者の実体験である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51384,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/5-2-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51384"/><figcaption class="wp-element-caption">「オロ・テクニコ」と名付けられた専用カラーのゴールドのデコライン。ひと目でアルピナとわかるスタイルを演出する。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B4 GTも飛ばして楽しいクルマには違いないが、ポルシェやフェラーリを低速で走らせている時のようなストレスは不思議と感じない。高性能スポーツカーのオーナーがアルピナに乗ったら、きっと新鮮な感動を覚えるはずだ。箱根の山坂道を駆け巡るわずかな時間だけでなく、都市部の渋滞を含むドライブの全行程で運転を楽しむことができ、気分よく時間を過ごせるからである。ポルシェやフェラーリの中古車の走行距離が伸びていない反面、アルピナの中古車では過走行車をよく見かけるのには相応の理由があるのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナB4 GTは、性能をほとんど使っていない状況でも、心に染み渡るような走りの充実感を味わえるクルマだ。この奥深いキャラクターは、3シリーズをベースとする兄弟車のB3 GTにも共通する魅力である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">クルマ好きが生んだ作品</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:image {"id":51385,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/6-1-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51385"/><figcaption class="wp-element-caption">試乗車は「イモラレッド」と呼ばれるオプションの赤。1980年代のフェラーリの赤、グラスリットの塗装コードで「FER 300/9」以前の暗い赤を思い出した。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>箱根の山に分け入ったアルピナB4 GTは、低速域での官能性に留まらない、さらなる魅力を見せてくれた。絶対的な動力性能やステアバランスでなく、何よりもリニアリティに溢れるドライブフィールが素晴らしい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ステアリングは、スポーツドライブに必要なインフォメーションを伝えつつ、余計な振動を完全に遮断しており、適度なダイレクト感と芸術的な滑らかさを両立させたものである。切り始めからリニアに操舵反力が立ち上がるため、前輪の接地感を探りやすく、コーナーの曲率を問わず自信を持ってターンインできる。その際の反応は、ダルでもなくシャープでもなく、自然そのものだ。911などと異なりフロントエンジンのため、前輪の荷重が常に安定しており、公道レベルの速度ではステアリング操作だけで自由自在に走行ラインを選べるのが美点である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B4が「GT」に進化する際に、電子制御ダンパーのセッティングが見直され、減衰力の設定がよりワイドレンジになったという。コンフォートプラスは従来よりも柔らかく、またスポーツプラスはさらに引き締められたとのことだ。箱根では最も辛口のスポーツプラスを選んだが、適度なロールが許されているためクルマの挙動を掴みやすく、また乗り心地にも全く不満を覚えなかった。公道に照準を合わせた、実にアルピナらしいセッティングである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>パワートレーンも至極スムーズであり、とても上品である。どこか特定の回転でトルクや音がわざとらしく炸裂することはなく、直列6気筒に相応しい威厳を保ちながら、高回転まで伸びやかに吹け上がっていく。スロットル操作に対するレスポンスも期待以上の自然なフィーリングである。2500〜4500rpmで74.4kgmの強大なトルクを発揮するため、8段ATに任せて走っても十分以上にスポーティだが、回転上昇と共にオクターブを上げるエンジンの歌声を楽しむためにステアリング裏のパドルを使って自分でシフトしてもいい。定評あるZF製ATの変速は迅速かつスムーズである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>四輪駆動システムはリアの電子制御デフと組み合わされ、素人運転手が箱根を走る程度では破綻の兆しも見えない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>敢えて欠点を探すとすれば、1500rpm近辺でパワートレーンから振動を感じたことだが、以前乗った同じパワートレーンのB3 GTではなかった現象なので、試乗車に固有の問題と思われる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>爆発的な刺激を持つポルシェやフェラーリと異なり、シャシーもエンジンも、味付けはスポーツセダンに相応しい上品かつ洗練されたものである。ここで重要な点は、シャシーの性格とエンジンの性格が完全に一致していることで、このふたつが精密にシンクロしてアルピナらしい格調の高い走りが生み出されている。完成度の低いクルマはハンドリングやエンジンなど個別の印象が妙に際立つものだが、アルピナはクルマを構成するあらゆる要素が一分の隙もなくコーディネートされており、全体としての完成度の高さがひたすら印象に残った。不出来なコンソメスープは味にまとまりがなく、煮込んだ材料の内訳をひとつひとつ言い当てられるが、上等なコンソメでは不可能なのと一緒である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本家アルピナの集大成として登場したB3／B4 GTは、約1年に及ぶ専用の開発がなされたという。従来の495PSから529PSにパワーアップされたエンジン、それに応じて見直された電子制御系のセッティング、フロントに付く空力パーツのカナードが主なところである。B3とB4ではモノコックや空力が異なるため、タイヤサイズのみならず、カナードの形状まで微妙に異なっている。B4 GTは上側のカナードに翼端板が設けられているのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51386,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/7-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51386"/><figcaption class="wp-element-caption">真紅のボディに組み合わされるゴールド「オロ・テクニコ」のホイール。中央には、キャブレターとクランクシャフトをあしらったアルピナのエンブレム。</figcaption></figure>
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<!-- wp:image {"id":51387,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/8-1-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51387"/><figcaption class="wp-element-caption">B4 GTの上側のカナードには翼端板が付き、断面形状がL字型になる。B3 GTは翼端板なし。</figcaption></figure>
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<p>ゴールドのGT専用ホイールなど、内外装の特別装備だけでも十分に最終作としての務めを果たせたはずだが、アルピナはB3 GTとB4 GTの作り分けに至るまで手を抜くことがなかった。アルピナ技術陣が苦労の末に達成した性能のすべてを日本の公道で体験することはできないが、彼らが作品に込めた魂は、クルマ好きなら誰もが感じ取ることができるだろう。ここにアルピナの真髄があり、アルピナに乗ることの本質的価値があるのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは大資本の大企業の大組織が定常業務の中で作った製品ではなく、作り手ひとりひとりの顔が見える少人数チームが生み出した作品である。クルマが好きで好きでたまらない、我々と同じ種類の人たちが情熱を燃やして作り上げたことは、ユーザーの大半は気づかないであろう様々な拘りから窺い知ることができる。数ヶ月前に試乗して感銘を受けたB3 GTと同様に、B4 GTには、カーマニアの心をつかんで離さない特別な何かが宿っていた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">新車を買う最後のチャンス</h3>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/9-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51388"/><figcaption class="wp-element-caption">ゴールドの補強ブレースが目を惹くエンジンルーム。このブレースはB4には従来から付けられていたが、B3はGTに進化してから。標準車の3シリーズのモノコック後部の補強に合わせて取り付けられた。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本家アルピナの生産は、年末の終焉に向けて日々カウントダウンが進んでいる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>輸入元のニコル・オートモビルズによれば、取材日の4月下旬時点で、3シリーズ系ではB3 GT、ディーゼルのD3 Sが注文可能とのこと。ワゴンにもまだ枠があるという。4シリーズ系では今回試乗したB4 GTに加えて、ディーゼルのD4 Sも注文可能。さらにSUVのXB7マヌファクトゥーアにも枠が残されているという。ニコルの努力によりB3／B4 GTの日本市場への割り当てが追加されたため、日本のファンにとっては幸運な状況だが、受注枠は日に日に減っていくため、興味のある方は速やかにディーラーに連絡することをお薦めしたい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>余談だが、B4 GTとノーマルの4シリーズのボディの差は、実はフロントのストラットタワーとラジエターコアサポートをつなぐ補強ブレースだけだという。他のアルピナもボディはBMWと基本的に共通だそうだ。したがって、パワートレーンを別にすれば、アルピナの乗り味の素晴らしさの大半は、専用のタイヤを含む足回りのセッティング領域で作られたものであり、これは走行距離や時間の経過に応じて劣化することは避けられない。よって、アルピナの本当の魅力に触れたければ、鮮度のよい新車を買うのがベストであろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":51389,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/10-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51389"/><figcaption class="wp-element-caption">落ち着いた色彩のブルーやグリーンなど、アルピナは素晴らしい色が多い。江戸時代の四十八茶百鼠の世界。この赤も深みがあっていい。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナ・グリーンのB3 GTが欲しくてたまらないけれど、経済的に新車に手が届かない筆者にとって、これは残酷な結論である。しかし、世の中にこんなに贅沢で美しい世界があってもよいと思う。簡単に手に入らないからこそ憧れる価値があるのだ。アルピナとはそういうクルマだし、今後もそうあり続けてほしい。</p>
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<!-- wp:image {"id":51390,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/05/11-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-51390"/><figcaption class="wp-element-caption">4シリーズの特徴である、大きなキドニーグリル。正統派のB3 GTを選ぶか、スポーティかつエレガントなB4 GTを選ぶか悩ましいところ。</figcaption></figure>
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<p>Text and photo：アウトビルト ジャパン</p>
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			</item>
		<item>
		<title>アルピナマジックここに極まれり「BMW ALPINA B3 GT/B4 GT」が日本上陸！</title>
		<link>https://autobild.jp/48664/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 08 Mar 2025 02:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車情報]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[BMW ALPINA B3 GT Limousine]]></category>
		<category><![CDATA[BMW ALPINA B3 GT Touring]]></category>
		<category><![CDATA[BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé]]></category>
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		<category><![CDATA[アルピナ B3 GT リムジン]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ B4 GT グランクーペ]]></category>
		<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[最後のアルピナ]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="900" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1-300x225.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1-1024x768.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW ALPINA B3 GT/B4 GT：これが最後となることが正式に発表されたアルピナ。その歴史は3シリーズベースのB6 2.7に始まり、B3 GT/B4 GTで幕を閉じることになる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>発表会の会場となったアルピナ世田谷ショールームには歴史的な1台のB7 Turboが我々を迎えてくれた。主役のB3 GT/B4 GTはベールに包まれて否が応でも雰囲気を盛り上げる。遂に始まった発表会。アンベールされ、B3 GT/B4 GTが姿を現す。続いてニコル・レーシング・ジャパンの森ダイレクターから2台について説明されるが、この2台が最後と聞いた途端に感極まって説明が耳に入らない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0522-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-49139"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>気を取り直して、アルピナ代表のアンドレアス ボーフェンジーペンからのビデオメッセージを聞き入る。2002年からは、創業者のブルカルト ボーフェンジーペン（Burkard Bovensiepen）の2人の子供のアンドレアス ボーフェンジーペン（Andreas Bovensiepen）とフローリアン ボーフェンジーペン（Florian Bovensiepen）が、アルピナに参画し父親と共同で会社を経営をしてきた。そのアンドレアス氏は物腰の柔らかい素敵な紳士であった。そして聞くものを惹きつける口調で、B3 GT/B4 GTが過去60年間にわたってアルピナが築き上げてきたすべての集大成であると話してくれた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":49136,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0559-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-49136"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>続いてニコル・グループのミヒャエル ヴィット代表からもビデオメッセージがあり、アルピナ設立60周年、ニコルがアルピナの販売を始めて47年であること、ショールームのB7 Turboは、ニコルが初めて輸入したアルピナ車であること、そして2026年から、ボーフェンジーペン家は、歴史的なモデルや現行モデルのアルピナパーツやアクセサリーの販売を強化して、貴重なビンテージカーの修理も行うということを教えてくれた。また、成功しているワインビジネスも継続して、成功した企業家としてエキサイティングな新しいプロジェクトも始めるとのことだ。先のB8 GTについては99台のうち、日本割り当ての約30台が1日で売り切れたそうだ！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ニコルは、「アルピナクラシック」という新たなブランドでアルピナパーツやライフスタイルグッズの販売を拡大して、4月にはオンラインショップがオープンする。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">529馬力にパワーアップ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ニコルは日本向けのB3 GT/B4 GTを225台追加生産する約束を取りつけたという。そのスペックをおさらいしよう。3リッター直列6気筒ツインターボ（アルピナはビターボという）は、B3/B4に比べて34馬力アップされ529馬力と730Nmを誇る。エンジン出力の向上に合わせてチューニングされたアルピナスウィッチトロニック付き8速スポーツオートマチック（ZF 8HP76）、リア重視の可変式全輪駆動システム、電子制御式リヤLSDとの組み合わせにより、増大したパワーが効率的に路面に伝わり、B3 GTは0-100km/h加速3.4秒（ツーリングは3.5秒）巡航最高速度308km/h（ツーリングは305km/h）となっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":49137,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0569-のコピー-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-49137"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>エンジン</td><td>3.0リッター直列6気筒ツインターボ（ビターボ）</td></tr><tr><td>総排気量</td><td>2992cc</td></tr><tr><td>ボア×ストローク</td><td>84.0mm×90.0mm</td></tr><tr><td>圧縮比</td><td>1：9.3</td></tr><tr><td>最高出力</td><td>389kW/529PS/6250 - 6500rpm</td></tr><tr><td>最大トルク</td><td>730Nm/74.4kgm/2500 - 4500rpm</td></tr><tr><td>エンジンマネージメント</td><td>BOSCH DME 8.6 S</td></tr></tbody></table></figure>
<!-- /wp:table -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ショックアブソーバー、スタビライザーのセッティングも見直されてハンドリング、乗り心地の良さは一段と高まっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":49138,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/プレゼンテーション2-2.jpg" alt="" class="wp-image-49138"/><figcaption class="wp-element-caption">B3 GT（上段）とB4 GTのインテリアは共通部分が多い。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">さらに向上した空力性能</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B3 GT/B4 GTのフロントスポイラーにはカナードとスプリッターが装着され、リアディフューザーと相まって空力性能が向上している。伝統のALPINA CLASSICホイールはダイヤモンドカットが施されたGT専用のオロ テクニコで仕上げられている。エンジンルームにはオロ テクニコ仕上げの強靭な補強材が目を引く。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":49140,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/プレゼンテーション3-1024x366.jpg" alt="" class="wp-image-49140"/></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>モデル</td><td>0-100km/h</td><td>0-200km/h</td><td>巡航最高速度</td></tr><tr><td>BMW ALPINA B3 GT Limousine</td><td>3.4 s（-0.2s）</td><td>11.6 s（-0.6s）</td><td>308km/h（+3 km/h）</td></tr><tr><td>BMW ALPINA B3 GT Touring</td><td>3.5 s（-0.2s）</td><td>12.0 s（-0.7s）</td><td>305km/h（+3km/h）</td></tr><tr><td>BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé</td><td>3.5 s（-0.2s）</td><td>11.9 s（-1.0s）</td><td>305km/h（+4km/h）</td></tr></tbody></table></figure>
<!-- /wp:table -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>価格<br>BMW ALPINA B3 GT Limousine：16,500,000 円<br>BMW ALPINA B3 GT Touring：17,200,000 円<br>BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé：17,100,000 円</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":49141,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0526-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-49141"/><figcaption class="wp-element-caption">ホイールにはモデル名が入っている。タイヤはPIRELLI P ZERO F 255/30 ZR20/R  265/30 ZR20。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>現在のアルピナのラインナップを紹介しよう。最後のモデルのB3 GT、B4 GTとD3 S、D4 S、XB7 MANUFAKTURの注文が可能だ。そしてニコルはアフターサービスを続けていくことも正式に発表している。従来の、これからのアルピナオーナーは安心していい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>B3 GTの試乗記：<a href="https://autobild.jp/48295/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://autobild.jp/48295/</a></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text＆Photo：アウトビルトジャパン</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="900" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1-300x225.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1-1024x768.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0555_1-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW ALPINA B3 GT/B4 GT：これが最後となることが正式に発表されたアルピナ。その歴史は3シリーズベースのB6 2.7に始まり、B3 GT/B4 GTで幕を閉じることになる。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>発表会の会場となったアルピナ世田谷ショールームには歴史的な1台のB7 Turboが我々を迎えてくれた。主役のB3 GT/B4 GTはベールに包まれて否が応でも雰囲気を盛り上げる。遂に始まった発表会。アンベールされ、B3 GT/B4 GTが姿を現す。続いてニコル・レーシング・ジャパンの森ダイレクターから2台について説明されるが、この2台が最後と聞いた途端に感極まって説明が耳に入らない。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0522-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-49139"/></figure>
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<p>気を取り直して、アルピナ代表のアンドレアス ボーフェンジーペンからのビデオメッセージを聞き入る。2002年からは、創業者のブルカルト ボーフェンジーペン（Burkard Bovensiepen）の2人の子供のアンドレアス ボーフェンジーペン（Andreas Bovensiepen）とフローリアン ボーフェンジーペン（Florian Bovensiepen）が、アルピナに参画し父親と共同で会社を経営をしてきた。そのアンドレアス氏は物腰の柔らかい素敵な紳士であった。そして聞くものを惹きつける口調で、B3 GT/B4 GTが過去60年間にわたってアルピナが築き上げてきたすべての集大成であると話してくれた。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/IMG_0559-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-49136"/></figure>
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<p>続いてニコル・グループのミヒャエル ヴィット代表からもビデオメッセージがあり、アルピナ設立60周年、ニコルがアルピナの販売を始めて47年であること、ショールームのB7 Turboは、ニコルが初めて輸入したアルピナ車であること、そして2026年から、ボーフェンジーペン家は、歴史的なモデルや現行モデルのアルピナパーツやアクセサリーの販売を強化して、貴重なビンテージカーの修理も行うということを教えてくれた。また、成功しているワインビジネスも継続して、成功した企業家としてエキサイティングな新しいプロジェクトも始めるとのことだ。先のB8 GTについては99台のうち、日本割り当ての約30台が1日で売り切れたそうだ！</p>
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<!-- wp:paragraph -->
<p>ニコルは、「アルピナクラシック」という新たなブランドでアルピナパーツやライフスタイルグッズの販売を拡大して、4月にはオンラインショップがオープンする。</p>
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<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">529馬力にパワーアップ</h3>
<!-- /wp:heading -->

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<p>ニコルは日本向けのB3 GT/B4 GTを225台追加生産する約束を取りつけたという。そのスペックをおさらいしよう。3リッター直列6気筒ツインターボ（アルピナはビターボという）は、B3/B4に比べて34馬力アップされ529馬力と730Nmを誇る。エンジン出力の向上に合わせてチューニングされたアルピナスウィッチトロニック付き8速スポーツオートマチック（ZF 8HP76）、リア重視の可変式全輪駆動システム、電子制御式リヤLSDとの組み合わせにより、増大したパワーが効率的に路面に伝わり、B3 GTは0-100km/h加速3.4秒（ツーリングは3.5秒）巡航最高速度308km/h（ツーリングは305km/h）となっている。</p>
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<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>エンジン</td><td>3.0リッター直列6気筒ツインターボ（ビターボ）</td></tr><tr><td>総排気量</td><td>2992cc</td></tr><tr><td>ボア×ストローク</td><td>84.0mm×90.0mm</td></tr><tr><td>圧縮比</td><td>1：9.3</td></tr><tr><td>最高出力</td><td>389kW/529PS/6250 - 6500rpm</td></tr><tr><td>最大トルク</td><td>730Nm/74.4kgm/2500 - 4500rpm</td></tr><tr><td>エンジンマネージメント</td><td>BOSCH DME 8.6 S</td></tr></tbody></table></figure>
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<p>ショックアブソーバー、スタビライザーのセッティングも見直されてハンドリング、乗り心地の良さは一段と高まっている。</p>
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<h3 class="wp-block-heading">さらに向上した空力性能</h3>
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<p>B3 GT/B4 GTのフロントスポイラーにはカナードとスプリッターが装着され、リアディフューザーと相まって空力性能が向上している。伝統のALPINA CLASSICホイールはダイヤモンドカットが施されたGT専用のオロ テクニコで仕上げられている。エンジンルームにはオロ テクニコ仕上げの強靭な補強材が目を引く。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/03/プレゼンテーション3-1024x366.jpg" alt="" class="wp-image-49140"/></figure>
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<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>モデル</td><td>0-100km/h</td><td>0-200km/h</td><td>巡航最高速度</td></tr><tr><td>BMW ALPINA B3 GT Limousine</td><td>3.4 s（-0.2s）</td><td>11.6 s（-0.6s）</td><td>308km/h（+3 km/h）</td></tr><tr><td>BMW ALPINA B3 GT Touring</td><td>3.5 s（-0.2s）</td><td>12.0 s（-0.7s）</td><td>305km/h（+3km/h）</td></tr><tr><td>BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé</td><td>3.5 s（-0.2s）</td><td>11.9 s（-1.0s）</td><td>305km/h（+4km/h）</td></tr></tbody></table></figure>
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<p>価格<br>BMW ALPINA B3 GT Limousine：16,500,000 円<br>BMW ALPINA B3 GT Touring：17,200,000 円<br>BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé：17,100,000 円</p>
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<p>B3 GTの試乗記：<a href="https://autobild.jp/48295/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://autobild.jp/48295/</a></p>
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<p>Text＆Photo：アウトビルトジャパン</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【第44回JAIA輸入車試乗会】BMWアルピナB3 GT「タイヤ空気圧は3.4です」「本当に？！」</title>
		<link>https://autobild.jp/48295/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 12 Feb 2025 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スポーツカー]]></category>
		<category><![CDATA[テスト]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA B3 GT]]></category>
		<category><![CDATA[BMW]]></category>
		<category><![CDATA[JAIA輸入車試乗会]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ B3 GT]]></category>
		<category><![CDATA[大磯プリンスホテル]]></category>
		<category><![CDATA[大磯ロングビーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://autobild.jp/?p=48295</guid>

					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="899" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1-300x225.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1-1024x767.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1-768x575.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリよりも特別な自動車メーカー、それがアルピナ。B3 GTはその集大成。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2024年のポルシェ911の出荷台数は5万941台。同年のフェラーリの出荷台数は、全モデルの合計で1万3,752台。ランボルギーニは1万687台。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>では、アルピナは？</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>詳細なデータは開示されていないが、アルピナの生産台数は基本的に年間1,700台である。BMWの本拠地であるミュンヘンの西にブッフローエという小さな街があり、アルピナは1970年以来そこで手作りに近い体制でクルマを生産している。まるでスイスの機械式時計メーカーのようである。1,700台は生産能力の上限なのだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナを取り巻く時間は、今もゆっくり流れているのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>当世流行りのBEVで自動運転や車内エンターテインメントを楽しむことを否定はしないけれど、守旧派と言われようが懐古主義と嗤われようが、汗水を流して稼いだお金で買うクルマは、自動車が好きで好きでたまらない人たちが人生を懸けて生み出した作品でありたい。アルピナは、そんなクルマの最右翼である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48302,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_6-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48302"/><figcaption class="wp-element-caption">カナードと、専用カラーとなるゴールドのホイールがB3 GTの証。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">最後の本家アルピナ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>今回試乗したBMWアルピナB3 GTは、3シリーズをベースにしたアルピナであり、4シリーズがベースのB4 GTと並んで、ブッフローエで手作りされる最後のモデルとなる。両モデルとも2025年内に生産を終了し、それ以降は、アルピナの商標を獲得したBMWがアルピナの開発を行う予定である。本家本元に拘るマニアはB3／B4 GTの購入権の確保に奔走しており、既に門外漢が買える状況ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>それゆえ、本来はB3 GTの広報宣伝を行う必要はどこにもないわけだが、輸入元のふたりの担当者は、試乗前に職務上の義務を超えた熱心さでこのクルマの説明をしてくれた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「見てください、これがモード切り替えスイッチです。スポーツもコンフォートも良いですが、私のおすすめはコンフォート・プラスです。ぜひ、これで乗って頂ければと思います。フランス車が好きな人でも、この乗り心地には絶対に満足してもらえる自信があります。いま、私の方でコンフォート・プラスに切り替えさせて頂きました」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「タイヤ空気圧は3.4バールです。きっと『この空気圧で、この乗り心地？』と驚きます。それを体験して欲しいんです」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>お二方の熱烈な見送りを受けつつJAIA試乗会の会場を後にし、街中、田舎道、ワインディング、高速道路とひと通りのシチュエーションで試乗して、仰る内容が完全に正しいことがよく理解できた。同じ日に試乗したメルセデスVクラスが4tトラックのように身を震わせて走った道を、B3 GTはシルクの生地の上を滑るようにして走っていく。これで本当に空気圧3.4バールなのだろうか。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>上等、上質、精緻、清麗、芳醇などなど、乏しい日本語力を駆使して褒め言葉を探してみても、B3 GTの乗り味を表現するには物足りない。ひとつ言えるのは、上下動や振動を廃しただけの表面的な快適性でなく、ドライバーに「このまま走り続けていたい」と思わせる、感性に訴えかける独特の心地よさがあることだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48298,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_2-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48298"/><figcaption class="wp-element-caption">正統派スポーツセダンのサイドプロファイル。体育会系のBMW M4と異なり優雅の極み。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>かつてのアルピナはダンパーの1本、1本を事前にテストして、個体ごとの減衰力特性を確認してから生産車輌に取り付けていたという。最新のB3 GTがそのような作り方をしているとは流石に思わないが、アルピナはB3 GTのために新たに開発を行い、従来のB3とは異なる専用のシャシーチューニングを施している。すなわち、フロントのストラットタワーと車体の前端部をつなぐ補強部材の追加、リアのスタビライザーの強化、ダンパーのセッティングの見直し、空力特性改善のためのカナードの追加などである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>時代は変わっても、アルピナのクルマ作りへの情熱は変わらない。ステッカーやバッジで外観だけを変えてお手軽な限定車を仕立てたとしても、きっと即座に完売しただろうが、アルピナはそのような道は選ばなかった。素晴らしい本を読むと、行間から作者の想いが滲み出てくるものだが、アルピナも同じである。込められた魂にドライバーが感化されるのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>それが凡百のラグジュアリーカーとアルピナの乗り味の決定的な差である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48299,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_3-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-48299"/><figcaption class="wp-element-caption">ラヴァリナと呼ばれるアルピナ独特の最高級レザーの室内。特別契約した牧場の牛皮を使う。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">昭和の外車の有り難み</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本来はコンフォートやスポーツも試すべきだったが、コンフォート・プラスがあまりに気持ちよく、最後までそれで通してしまった。また法の許す範囲で、エンジンの性能の一端を垣間見る必要もあっただろう。従来のB3の495馬力に対して、B3 GTは529馬力と大幅に出力が向上しているからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>だが、上等なシャトー・ワインを一気飲みするような真似はしたくない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この3.0リッター直列6気筒ツインターボは、アイドリング近辺から重厚な低音を奏で、回転の上昇と共に徐々にオクターブを上げていく。演出された排気音でなく、エンジンそのものが発する重みのあるサウンドだ。高速道路でパワーを解き放つような場面よりも、むしろ一般道を静かに走る時に存在感が際立つエンジンである。赤信号から発進して交通の流れに乗る、そんなありふれた状況でB3 GTは内燃機関の鼓動をドライバーに伝え、自動車を運転することの悦びを存分に味わわせてくれる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>個人的に、このエンジン音はとても懐かしいものだった。筆者が子どもの頃、小学校しか卒業していない叩き上げの祖父が退職金で買ったE30のBMW320iにそっくりである。まだ輸入車が「外車」と呼ばれていた当時、BMWは特別な存在であり、家にあるクルマとはいえ、迂闊に手を触れられない有り難みを感じたものだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48300,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_4-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48300"/><figcaption class="wp-element-caption">エンジン左右のシャンパンゴールドの部材は、新たに追加されたフロントボディの補強用。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>残念ながら、現代のBMW3シリーズにそのような有り難みはなく、仮に目をつぶって運転したらBMWとわからないくらいに薄味なクルマになってしまった。それに対してB3 GTは、室内のレザーの仕立ても含めて、かつての「外車」の残り香を感じさせる特別な何かが宿っている。一般道を制限速度で流すだけで心に沁み入るような充実感があり、モード切り替えでスポーツを選んだり、アクセルを踏みつけてスピードを出したりするような気持ちにはまったくならなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本家アルピナがなくなってしまう2026年以降の自動車の世界は、一体どうなってしまうのだろうか。車内カラオケ付きの粗製乱造BEVや、ライドシェアで小遣い稼ぎに勤しむ自動運転車が跋扈する時代が訪れそうな気もするが、それだからこそ、アルピナのような自動車メーカーが存在したこと、B3 GTのような素晴らしい名車を作る人たちがいたことを忘れないようにしたい。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>試乗前に、アルピナの魅力を懸命に語ってくれた輸入元の方々の気持ちが今はわかる。語り継いでいきたい物語がある、そんなふうに思うのである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48301,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_5-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48301"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWの魅力を極限まで研ぎ澄まし、磨き上げたクルマがアルピナ。一度乗れば虜になる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Auto Bild JAPAN<br>Photo： ニコル・レーシング・ジャパン、Auto Bild JAPAN</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1200" height="899" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1.jpg 1200w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1-300x225.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1-1024x767.jpg 1024w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_1-768x575.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリよりも特別な自動車メーカー、それがアルピナ。B3 GTはその集大成。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2024年のポルシェ911の出荷台数は5万941台。同年のフェラーリの出荷台数は、全モデルの合計で1万3,752台。ランボルギーニは1万687台。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>では、アルピナは？</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>詳細なデータは開示されていないが、アルピナの生産台数は基本的に年間1,700台である。BMWの本拠地であるミュンヘンの西にブッフローエという小さな街があり、アルピナは1970年以来そこで手作りに近い体制でクルマを生産している。まるでスイスの機械式時計メーカーのようである。1,700台は生産能力の上限なのだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナを取り巻く時間は、今もゆっくり流れているのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>当世流行りのBEVで自動運転や車内エンターテインメントを楽しむことを否定はしないけれど、守旧派と言われようが懐古主義と嗤われようが、汗水を流して稼いだお金で買うクルマは、自動車が好きで好きでたまらない人たちが人生を懸けて生み出した作品でありたい。アルピナは、そんなクルマの最右翼である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48302,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_6-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48302"/><figcaption class="wp-element-caption">カナードと、専用カラーとなるゴールドのホイールがB3 GTの証。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">最後の本家アルピナ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>今回試乗したBMWアルピナB3 GTは、3シリーズをベースにしたアルピナであり、4シリーズがベースのB4 GTと並んで、ブッフローエで手作りされる最後のモデルとなる。両モデルとも2025年内に生産を終了し、それ以降は、アルピナの商標を獲得したBMWがアルピナの開発を行う予定である。本家本元に拘るマニアはB3／B4 GTの購入権の確保に奔走しており、既に門外漢が買える状況ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>それゆえ、本来はB3 GTの広報宣伝を行う必要はどこにもないわけだが、輸入元のふたりの担当者は、試乗前に職務上の義務を超えた熱心さでこのクルマの説明をしてくれた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「見てください、これがモード切り替えスイッチです。スポーツもコンフォートも良いですが、私のおすすめはコンフォート・プラスです。ぜひ、これで乗って頂ければと思います。フランス車が好きな人でも、この乗り心地には絶対に満足してもらえる自信があります。いま、私の方でコンフォート・プラスに切り替えさせて頂きました」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「タイヤ空気圧は3.4バールです。きっと『この空気圧で、この乗り心地？』と驚きます。それを体験して欲しいんです」</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>お二方の熱烈な見送りを受けつつJAIA試乗会の会場を後にし、街中、田舎道、ワインディング、高速道路とひと通りのシチュエーションで試乗して、仰る内容が完全に正しいことがよく理解できた。同じ日に試乗したメルセデスVクラスが4tトラックのように身を震わせて走った道を、B3 GTはシルクの生地の上を滑るようにして走っていく。これで本当に空気圧3.4バールなのだろうか。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>上等、上質、精緻、清麗、芳醇などなど、乏しい日本語力を駆使して褒め言葉を探してみても、B3 GTの乗り味を表現するには物足りない。ひとつ言えるのは、上下動や振動を廃しただけの表面的な快適性でなく、ドライバーに「このまま走り続けていたい」と思わせる、感性に訴えかける独特の心地よさがあることだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48298,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_2-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48298"/><figcaption class="wp-element-caption">正統派スポーツセダンのサイドプロファイル。体育会系のBMW M4と異なり優雅の極み。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>かつてのアルピナはダンパーの1本、1本を事前にテストして、個体ごとの減衰力特性を確認してから生産車輌に取り付けていたという。最新のB3 GTがそのような作り方をしているとは流石に思わないが、アルピナはB3 GTのために新たに開発を行い、従来のB3とは異なる専用のシャシーチューニングを施している。すなわち、フロントのストラットタワーと車体の前端部をつなぐ補強部材の追加、リアのスタビライザーの強化、ダンパーのセッティングの見直し、空力特性改善のためのカナードの追加などである。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>時代は変わっても、アルピナのクルマ作りへの情熱は変わらない。ステッカーやバッジで外観だけを変えてお手軽な限定車を仕立てたとしても、きっと即座に完売しただろうが、アルピナはそのような道は選ばなかった。素晴らしい本を読むと、行間から作者の想いが滲み出てくるものだが、アルピナも同じである。込められた魂にドライバーが感化されるのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>それが凡百のラグジュアリーカーとアルピナの乗り味の決定的な差である。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48299,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_3-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-48299"/><figcaption class="wp-element-caption">ラヴァリナと呼ばれるアルピナ独特の最高級レザーの室内。特別契約した牧場の牛皮を使う。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">昭和の外車の有り難み</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本来はコンフォートやスポーツも試すべきだったが、コンフォート・プラスがあまりに気持ちよく、最後までそれで通してしまった。また法の許す範囲で、エンジンの性能の一端を垣間見る必要もあっただろう。従来のB3の495馬力に対して、B3 GTは529馬力と大幅に出力が向上しているからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>だが、上等なシャトー・ワインを一気飲みするような真似はしたくない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この3.0リッター直列6気筒ツインターボは、アイドリング近辺から重厚な低音を奏で、回転の上昇と共に徐々にオクターブを上げていく。演出された排気音でなく、エンジンそのものが発する重みのあるサウンドだ。高速道路でパワーを解き放つような場面よりも、むしろ一般道を静かに走る時に存在感が際立つエンジンである。赤信号から発進して交通の流れに乗る、そんなありふれた状況でB3 GTは内燃機関の鼓動をドライバーに伝え、自動車を運転することの悦びを存分に味わわせてくれる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>個人的に、このエンジン音はとても懐かしいものだった。筆者が子どもの頃、小学校しか卒業していない叩き上げの祖父が退職金で買ったE30のBMW320iにそっくりである。まだ輸入車が「外車」と呼ばれていた当時、BMWは特別な存在であり、家にあるクルマとはいえ、迂闊に手を触れられない有り難みを感じたものだった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":48300,"sizeSlug":"large","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_4-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48300"/><figcaption class="wp-element-caption">エンジン左右のシャンパンゴールドの部材は、新たに追加されたフロントボディの補強用。</figcaption></figure>
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<p>残念ながら、現代のBMW3シリーズにそのような有り難みはなく、仮に目をつぶって運転したらBMWとわからないくらいに薄味なクルマになってしまった。それに対してB3 GTは、室内のレザーの仕立ても含めて、かつての「外車」の残り香を感じさせる特別な何かが宿っている。一般道を制限速度で流すだけで心に沁み入るような充実感があり、モード切り替えでスポーツを選んだり、アクセルを踏みつけてスピードを出したりするような気持ちにはまったくならなかった。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>本家アルピナがなくなってしまう2026年以降の自動車の世界は、一体どうなってしまうのだろうか。車内カラオケ付きの粗製乱造BEVや、ライドシェアで小遣い稼ぎに勤しむ自動運転車が跋扈する時代が訪れそうな気もするが、それだからこそ、アルピナのような自動車メーカーが存在したこと、B3 GTのような素晴らしい名車を作る人たちがいたことを忘れないようにしたい。</p>
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<p>試乗前に、アルピナの魅力を懸命に語ってくれた輸入元の方々の気持ちが今はわかる。語り継いでいきたい物語がある、そんなふうに思うのである。</p>
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<figure class="wp-block-image size-large"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/ALPINA-B3-GT_5-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48301"/><figcaption class="wp-element-caption">BMWの魅力を極限まで研ぎ澄まし、磨き上げたクルマがアルピナ。一度乗れば虜になる。</figcaption></figure>
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<p>Text: Auto Bild JAPAN<br>Photo： ニコル・レーシング・ジャパン、Auto Bild JAPAN</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【最後のアルピナ限定車？】創業者を称えた限定モデル「BMW ALPINA B8 GT」はアルピナ史上最強のV8を搭載</title>
		<link>https://autobild.jp/47548/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ehara]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 01 Feb 2025 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車＆ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[新車情報]]></category>
		<category><![CDATA[99台限定アルピナ]]></category>
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		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[限定車]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="569" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39-768x433.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW アルピナB8 GT（BMW ALPINA B8 GT）：アルピナは、創業者ブルカルト ボーフェンジーペンの功績を称え、BMW 8シリーズ グラン クーペベースの特別限定車「B8 GT」を99台発売する。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2022年3月、アルピナは、アルピナの商標権がBMWに譲渡されることを発表した。現行モデルの生産は、2025年にBMWが経営権を取得するまで、予定通り継続されまる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この機会とブランドの60周年を記念して、アルピナは「8シリーズ グラン クーペ」をベースとした限定モデル、「アルピナ B8 GT」を発表した。1965年にアルピナを創業したブルカルト ボーフェンジーペンの功績を称えるモデルだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">630馬力以上の出力を持つアルピナB8 GT</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>輝かしい歴史を持つアルピナの歴史に新たな1ページを刻むモデルを誕生させるのは容易なことではない。だからこそ、ブッフローエでは「BMW 8シリーズ」をベースにすることが決定された。「8シリーズ」は、特別仕様モデルにふさわしい素質を持っているからだ。言うまでもなく、このような車にはパワーが欠けていてはならない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":47550,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image2-33.jpg" alt="" class="wp-image-47550"/><figcaption class="wp-element-caption">マルチスポークホイールと4本出しのエグゾーストシステムは、アルピナの特徴のひとつだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「アルピナ B8 GT」の心臓部には、「BMW M8」の4.4リッターV8ツインターボエンジンをベースに、特別仕様車にはさらなるパワーが与えられている。その結果、最高出力は634馬力、最大トルクは850Nmとなり、「B8 GT」は史上最もパワフルな「8シリーズ」の量産車となる。必要に応じて、このクーペリムジンは0から時速100kmまで3.3秒で加速し、200km/hに達するには10.5秒しかかからない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":47551,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image3-28.jpg" alt="" class="wp-image-47551"/><figcaption class="wp-element-caption">限定生産：B8 GTはギアセレクターの隣に表示されているように、その数はわずか99台だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>最高速度330km/hを誇る「アルピナB8 GT」は、スーパースポーツカーの仲間入りを果たした。「アルピナ」は、それに合わせてサスペンション設定を最適化した。それによって、あらゆる走行モードで、さらに優れたドライビング体験が実現する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">インテリアの装飾的な要素として、創業者のサインが</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、アルピナはパフォーマンスの向上だけに力を注いだわけではない。「B8 GT」は、視覚的に魅力的なシックなディテールも備えている。限定99台のモデルは、カーボンディテールだけでなく、特別な塗装も目を引くことだろう。オプションは、「アルピナブルー」、「アルピナグリーン」、「ヴェルダントグリーンパール」、「パープルシルク」、「エニグマティックブラック」、「クリスタルカセライトブラック」、「アークティックレースブルー」だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、20名の顧客は「サファイアブラック」と「アルピナブルー」または「アルピナグリーン」を組み合わせたツートンペイント仕上げも選択できる。また、顧客の要望に応じて、「カーボンメタリック」のエクステリア装飾ストリップで外観を仕上げることも可能となっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":47552,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image4-19.jpg" alt="" class="wp-image-47552"/><figcaption class="wp-element-caption">ドアシルパネルなど、車内の至る所に創業者のブルカルト ボーフェンジーペンのサインが残されている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「B8 GT」が単なるアルピナのモデルではなく、より深い意味を持つことは、アンドレアスとフローリアン ボーフェンジーペンの言葉からも明らかだ。彼らは、2023年秋に他界した創業者ブルカルト ボーフェンジーペンへのトリビュートとして、この限定モデルを位置づけている。車両のさまざまな場所、例えばセンターコンソールやドアシルパネルなどにも、創業者によるサインが刻まれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">B8 GTの最低価格は22万5,000ユーロ（約3,700万円）</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、このような高級車には価格が伴う。生産台数が99台と限られているため、価格は非常に高額だ。ベース価格は22万5,000ユーロ（約3,700万円）と高額であり、ツートンペイント（1万1,150ユーロ=約180万円）やレザーシート（1万9,200ユーロ=約315万円）などのオプションを追加すると、最終的な請求額は27万ユーロ（約4,450万円）に達する可能性もある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>※追記：なお、日本市場における価格（消費仕込み）は、<br>34,950,000 円（左ハンドル）<br>35,400,000円（右ハンドル）<br>となっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Sebastian Friemel<br>Photo: ALPINA</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="569" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image1-39-768x433.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>BMW アルピナB8 GT（BMW ALPINA B8 GT）：アルピナは、創業者ブルカルト ボーフェンジーペンの功績を称え、BMW 8シリーズ グラン クーペベースの特別限定車「B8 GT」を99台発売する。</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>2022年3月、アルピナは、アルピナの商標権がBMWに譲渡されることを発表した。現行モデルの生産は、2025年にBMWが経営権を取得するまで、予定通り継続されまる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この機会とブランドの60周年を記念して、アルピナは「8シリーズ グラン クーペ」をベースとした限定モデル、「アルピナ B8 GT」を発表した。1965年にアルピナを創業したブルカルト ボーフェンジーペンの功績を称えるモデルだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">630馬力以上の出力を持つアルピナB8 GT</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>輝かしい歴史を持つアルピナの歴史に新たな1ページを刻むモデルを誕生させるのは容易なことではない。だからこそ、ブッフローエでは「BMW 8シリーズ」をベースにすることが決定された。「8シリーズ」は、特別仕様モデルにふさわしい素質を持っているからだ。言うまでもなく、このような車にはパワーが欠けていてはならない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":47550,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image2-33.jpg" alt="" class="wp-image-47550"/><figcaption class="wp-element-caption">マルチスポークホイールと4本出しのエグゾーストシステムは、アルピナの特徴のひとつだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「アルピナ B8 GT」の心臓部には、「BMW M8」の4.4リッターV8ツインターボエンジンをベースに、特別仕様車にはさらなるパワーが与えられている。その結果、最高出力は634馬力、最大トルクは850Nmとなり、「B8 GT」は史上最もパワフルな「8シリーズ」の量産車となる。必要に応じて、このクーペリムジンは0から時速100kmまで3.3秒で加速し、200km/hに達するには10.5秒しかかからない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":47551,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image3-28.jpg" alt="" class="wp-image-47551"/><figcaption class="wp-element-caption">限定生産：B8 GTはギアセレクターの隣に表示されているように、その数はわずか99台だ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>最高速度330km/hを誇る「アルピナB8 GT」は、スーパースポーツカーの仲間入りを果たした。「アルピナ」は、それに合わせてサスペンション設定を最適化した。それによって、あらゆる走行モードで、さらに優れたドライビング体験が実現する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">インテリアの装飾的な要素として、創業者のサインが</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、アルピナはパフォーマンスの向上だけに力を注いだわけではない。「B8 GT」は、視覚的に魅力的なシックなディテールも備えている。限定99台のモデルは、カーボンディテールだけでなく、特別な塗装も目を引くことだろう。オプションは、「アルピナブルー」、「アルピナグリーン」、「ヴェルダントグリーンパール」、「パープルシルク」、「エニグマティックブラック」、「クリスタルカセライトブラック」、「アークティックレースブルー」だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、20名の顧客は「サファイアブラック」と「アルピナブルー」または「アルピナグリーン」を組み合わせたツートンペイント仕上げも選択できる。また、顧客の要望に応じて、「カーボンメタリック」のエクステリア装飾ストリップで外観を仕上げることも可能となっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":47552,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2025/01/image4-19.jpg" alt="" class="wp-image-47552"/><figcaption class="wp-element-caption">ドアシルパネルなど、車内の至る所に創業者のブルカルト ボーフェンジーペンのサインが残されている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「B8 GT」が単なるアルピナのモデルではなく、より深い意味を持つことは、アンドレアスとフローリアン ボーフェンジーペンの言葉からも明らかだ。彼らは、2023年秋に他界した創業者ブルカルト ボーフェンジーペンへのトリビュートとして、この限定モデルを位置づけている。車両のさまざまな場所、例えばセンターコンソールやドアシルパネルなどにも、創業者によるサインが刻まれている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">B8 GTの最低価格は22万5,000ユーロ（約3,700万円）</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、このような高級車には価格が伴う。生産台数が99台と限られているため、価格は非常に高額だ。ベース価格は22万5,000ユーロ（約3,700万円）と高額であり、ツートンペイント（1万1,150ユーロ=約180万円）やレザーシート（1万9,200ユーロ=約315万円）などのオプションを追加すると、最終的な請求額は27万ユーロ（約4,450万円）に達する可能性もある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>※追記：なお、日本市場における価格（消費仕込み）は、<br>34,950,000 円（左ハンドル）<br>35,400,000円（右ハンドル）<br>となっている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Sebastian Friemel<br>Photo: ALPINA</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【スポーティなステーションワゴン】フェラーリ＆ポルシェ＆アルピナ＆VWのハイパフォーマンス ステーションワゴンとは？</title>
		<link>https://autobild.jp/45383/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[boku6nao@gmail.com]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Dec 2024 22:50:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[面白ネタ＆ストーリー]]></category>
		<category><![CDATA[ALPINA]]></category>
		<category><![CDATA[B3ツーリング]]></category>
		<category><![CDATA[Ferrari]]></category>
		<category><![CDATA[Porsche]]></category>
		<category><![CDATA[Volkswagen]]></category>
		<category><![CDATA[VW]]></category>
		<category><![CDATA[アルテオン]]></category>
		<category><![CDATA[アルピナ]]></category>
		<category><![CDATA[タイカン]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ車]]></category>
		<category><![CDATA[フェラーリ]]></category>
		<category><![CDATA[フォルクスワーゲン]]></category>
		<category><![CDATA[プロサングエ]]></category>
		<category><![CDATA[ポルシェ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://autobild.jp/?p=45383</guid>

					<description><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリ、ポルシェ、アルピナ、そしてVW：ステーションワゴンもスポーティになり得る。アルピナB3ツーリング、フェラーリ・プロサングエ、ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ、VWアルテオン シューティングブレーク。4台のハイパフォーマンスステーションワゴン集結！</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このストーリーのきっかけとなったのは、新型V12の巨人が発表された際に、それがSUVではないことがはっきりと示されたことだった。「では何なのか？」と尋ねられたマラネロは、明確な答えを持っていなかった。日常的な才能を備えたフロントミッドシップエンジンのスポーツカー。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">地上高を高めたフェラーリ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、それでも地上高は高く、全輪駆動だ。混乱は続いた。冗談半分に「ステーションワゴンに魅了される車はありますか？」と尋ねると、怒ったような視線が返ってきただけだった。そして数週間後、テスト車の確認が届いた。測定はできないが、それ以外は問題ない。言うは易く行うは難し。史上最も変わったステーションワゴンと、同じ業界の3台の珍しい代表車だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">シンプルなB3は生産終了モデルだ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナの「B3ツーリング」は、495馬力の改良版として登場したが、実際にはすでに過去のものだ。なぜなら、ブッフローエのメーカーは最近、シリーズの最終的な目玉として、529馬力の「B3 GT」を発表したからだ。これにより、通常の「B3」はコンフィギュレーターで選択できなくなったが、価格は9万1,700ユーロ（約1,515万円）だった。ちなみに「GT」は1万1,200ユーロ（約184万円）高くなる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45385,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image2-1.jpg" alt="" class="wp-image-45385"/><figcaption class="wp-element-caption">4つの候補車は、出力が320～725馬力と幅広いにもかかわらず、それぞれに素晴らしい楽しさを備えている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>シリーズ終了の理由のひとつに、エネルギー転換がある。アルピナのような少量生産メーカーにとって、今後は4つの駆動方式を並行して認証取得することは、もはや実現不可能だ。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、そしてBEV（完全な電気自動車）。このような小規模で高級なメーカーが、長期的にこれを経済的に維持することは、もはや不可能だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルピナの今後の展開はBMWが担当</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この「B3ビターボ ツーリング」は、ブッフローエで独自に開発される最後の中型アルピナとなる。2026年からはBMWが引き継ぐことになる。しかし、ご存知の通り、特にこのような弾丸を尻に敷かれている状況では、くよくよ考えてもあまり役に立たない。そこで、楽しいひとときのために未来を遮断し、数ミリ秒間目を閉じながら、「B3」のアクセルを思いっきり踏み込む。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>8速スポーツオートマチックがギアを数段落とし、「M3」の3リッター直列6気筒エンジンが主導権を握る。瞬時にして力強く、同時にスムーズな加速に、我々は標準装備の快適シートに押し付けられ、後頭部がヘッドレストに押し付けられる。この瞬間、かつての同僚が「魂の潤滑油」と言ったことを想い起す。そして、この画像ほどそれをうまく表現するものはない。「B3」では、ドライバーの快適さを損なうものは何もなく、「エアバスA380」の激しさで100から200まで加速する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">B3ツーリングは300km/h以上で走行</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>どこまで加速するのだろうか？ブッフローエを拠点とするメーカーは302km/hと発表しており、我々はミュンヘン方面のアウトバーンA9で306km/hを記録した。少し考えれば、我々はただ工場出荷時の仕様を信じるだけだ。そして正直に言えば、それは私が個人的に運転した中で最も威厳のある「300超」の車だった。それが、アルピナブランドが常に体現してきたものだ。つまり、長距離走行における威厳を、一切の騒ぎなしに実現するということなのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45386,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image3-1.jpg" alt="" class="wp-image-45386"/><figcaption class="wp-element-caption">スポーツカーの方がよっぽど似合う4台の主力車種： プロサングエ、アルテオン、タイカン、B3は、美しく実用的な車である。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サーキットでもその才能を発揮するが、これは必ずしも必要ではない。何よりも、アルピナは日常的な運転において、比類のないほど楽々と走る。これは特に他のドライバーとの対話で明らかだ。誰もがすぐに「B3」をそれと認識するわけではない。目の前に何があるかを知っている人だけが、それに気づくのだ。マルチスポークホイールが最も明白にそれを示し、顧客がそれを注文した場合（我々は間違いなくそうすべきだと考えている）、ストライプが次にそれを明らかにする。それでもまだ十分でない場合は、フロントバンパーの文字がある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そうそう、リヤもだ。アルピナは、BMWのフェイスリフトデザイン要素を巧妙に隠している。それは、バンパー下部のボディカラー塗装と、完璧にフィットした実績のある4本出しエグゾーストシステムの取り付けだけだ。後者は、純粋なサウンドを奏でるが、あまり目立たない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">インフォテイメントのアルピナメニューグラフィック</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは、インテリアにも独自の署名を残している。新型「B3」は、現行の「3シリーズ」のそれだが、よく見ると、このメーカーのメニューグラフィックや、特にフェイスリフト前の車両のセンターコンソールにある従来のギアノブが採用されていることが分かる。これは意図的に旧デザインに戻したとの説明を受けた。アルピナの顧客は、手に触れるギアシフトレバーを好むからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新しいインフォテイメントシステムには慣れが必要だが、少し探せば、おなじみの操作ロジックを見つけることができる。解像度と表示はすぐに気に入った。アルピナの最後の偉業は、我々を少しも失望させない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">純血種の6.5リッターV12エンジンを搭載したフェラーリ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリは、ランボルギーニが当時あえてしなかったこと、あるいはできなかったことを実際に実現した。サンタアーガタのライバル企業も、かつては「ウルス」のコンセプトカーに高回転型自然吸気エンジンを搭載していた。ただし、搭載されたのは「ガヤルド」のV10エンジンだった。しかし、市販モデルでは、ツインターボチャージャー付き4リッターV8エンジンという万能兵器が搭載されている。もちろん強力なエンジンだが、魅力や、とりわけ回転性能という点では、大排気量の自然吸気エンジンには遠く及ばない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そこでフェラーリは、「812」の6.5リッターV12エンジンを「プロサングエ」に移植し、その実力を示した。「プロサングエ」とは、馬で言えば「サラブレッド」を意味する。そして、V12エンジン以上にサラブレッドなエンジンがあるだろうか？だから、このエンジン以外にあり得なかったのだ。ただ、今日、このようなことが再び起こるなどと真剣に考える人は誰もいなかった。しかし、正直に言って、フェラーリでなければ、このような離れ業をやってのけることはできないだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">プロサングエは725馬力と716Nmで加速する</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントアクスルの後ろにあるハイライトは、6.5リッターの排気量で725馬力を発揮し、716ニュートンメーターを6,250回転で4輪すべてに伝える。ただし、これは少なくとも低速ギアでの話だ。なぜなら、フェラーリの「4RM」システムは、伝統的な意味での恒久的な全輪駆動システムではないからだ。「プロサングエ」はトランスアクスルレイアウトに基づいている。つまり、エンジンはフロントに、ギアボックスはリヤに配置され、重量配分を最適化している。必要に応じてクランクシャフトから直接動力を取り出すフロントアクスル上の第2のギアボックスにより、フロントホイールを個別に駆動することで、四輪駆動を実現している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もちろん、オフロードパーク愛好家はこう言うだろう。「それはちょっとズルい。四輪駆動はそれとは別物だ」と。しかし、この車に減速ギアやその他付属品をすべて備えた「本物」の全輪駆動システムが必要だろうか？フェラーリが採用したソリューションは、従来のシステムと比較して重量が半分程度であり、純粋な後輪駆動方式の高性能スポーツカーが305タイヤをすり減らすのを防ぐのに役立つ。さらに、18.5cmの地上高は悪路では非常に役立つ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45387,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image4-1.jpg" alt="" class="wp-image-45387"/><figcaption class="wp-element-caption">巨大なエアインテークを備えた低いフロントエンド。その外観は、ローマを彷彿とさせる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、グラベルからアスファルトへ。ここでも、ドライビングの印象は第一印象に過ぎない。公道では、プルサングエの横方向のダイナミクスがどの程度なのか、まったくわからない。少なくともスピード違反で捕まるリスクが高まることは避けられない。しかし、公道でこれほど走れるのなら、サーキットではどれほどの走りを見せてくれるのか、知りたくも無い。いや、ちょっと待てよ。そうだ、知りたい！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">12気筒エンジンは音響的にも素晴らしい</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>始動手順は少し雑で、ステアリングホイール上のタッチパッドがスタートボタンとして機能する。以前の真っ赤なボタンの方がずっと魅力的だった。しかし、12気筒エンジンが息を吹き返すと、そんなことはすべて忘れてしまう。甲高い音を立て、繊細な音楽を奏でる。このシンフォニーの点火プロセスを一つ一つ個別に感じ取ることができるような気分になる。アメリカのV8エンジンは常に、8人の囚人が大きなハンマーで石の塊を叩いているような音を立てるが、フェラーリは12人のイタリア人が優雅に、かつリズミカルにカッラーラ産大理石の塊を彫っているような音を立てる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>我々はカーボンファイバー製のパドルで1速をニュートラルにし、走り出す。なんと素晴らしい走りだろう！0から100km/hまで3.3秒で加速する。マネッティーノでは、レスポンス特性とサスペンション設定を調整する。スポーツモードでは、これを3段階で行うことができる。それ以外のモードでは、コンフォートとノーマルでのみ可能だ。スポーツモードでは、「プロサングエ」が揺れを半減し、リヤアクスルステアリングがコーナーで顕著に威力を発揮する。また、便利なステアリングホイールは、他のフェラーリと同様に、ドライバーの指示を直接ホイールに伝える。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45388,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image5.jpg" alt="" class="wp-image-45388"/><figcaption class="wp-element-caption">インテリアは、クラシックなスタイルでほぼ左右対称だ。また、パッセンジャーディスプレイが大きくなった。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>次に、2つ目の大きな革新であるインテリアについて説明しよう。冒頭で述べたように、4ドアのフェラーリはこれまでなかった。2+2シーターはあったが、それとは異なる。そこでマラネロは全力を尽くし、リアドアをヒンジで取り付けた。ドアはほぼ90度開き、電動で閉まる。リヤには、本格的なセミバケットシートが2つあるため、大人2人が座れるスペースが備わっている。フロントシートでは、ほぼ左右対称のコックピットに大型のディスプレイが備えられているのが嬉しい。中央のコントロールダイヤルで空調を操作し、残りの操作はステアリングホイールの親指ボタンで行うが、残念ながら反応は最適ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">タイカンはポルシェの変革の表れである</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>一方、「タイカン」は自動車へのノスタルジーとは無縁である。これはポルシェの変革の象徴である。そして、最も多用途な側面からその姿を現す。サルーン、シューティングブレーク、オフロードバージョン、後輪駆動か全輪駆動かに関わらず、ポルシェはあらゆる人向けの製品をラインナップしている。さらに、一貫してレース用にチューニングされた、1,000馬力超の「ターボGT（ヴァイザッハパッケージ付き）」も登場した。最近試乗した際には、最高の意味で、「狂気じみた」走りを見せてくれた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45389,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image6.jpg" alt="" class="wp-image-45389"/><figcaption class="wp-element-caption">フェイスリフトを施した新型GTSはまだ登場していない（現時点では）。パフォーマンス・バッテリー・プラスを搭載した4Sは、現在、同等の性能を提供している。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Taycanは最近、重要なe-Achilles' heels（アキレス腱）すべてに対処したフェイスリフトとともに、そのライフの後半に突入した。充電速度、バッテリー容量、航続距離。私たちの記事はフェイスリフトのテストカーが利用可能になる前に制作されたため、ここではまだ改良前のモデルを紹介している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">GTSの断熱サンシャインコントロールパノラマルーフ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>従来のポルシェのガソリンエンジン車と同様、このモデルはちょうど良い中間点にあると言える。380 kW（517 hp）のパワーは、加速時に遅れを取らないのに十分なパワーであり、価格面では、ターボという不条理な名称が付けられた最上級モデルほど突飛ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ブーストモードでは、短時間ながら440 kW（598 hp）に達することさえ可能だ。これにより、0-100 km/h加速は3.7秒となる。私たちが運転したSport Turismoは0.1秒速く、そのうえ、5人乗りの状態で530リットル、そして屋根まで荷物を詰め込むと1296リットルもの荷物を積むことができる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ポルシェはGTSのインテリアの大部分にRace-Tex素材を使用している。特に断熱効果の高いサンシャインコントロールパノラマルーフが魅力的で、9つのセグメントは個別に制御でき、マットとクリアの切り替えが可能だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45390,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image7.jpg" alt="" class="wp-image-45390"/><figcaption class="wp-element-caption">インテリアはフェイスリフトでもほとんど変わっていない。GTSの特徴は、レーステックスの割合が高いことだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ステアリングはポルシェ911のようにダイレクトで、シャシーはしっかりと剛性が高く、横方向の傾きが少なく、快適性も十分だ。バッテリーパックが車両フロアに搭載され、車両構造全体の構造部品として設計されていることも役立っている。実用性はスポーツツーリスモとしてさらに高まり、特にリヤのラゲッジルームがより賢く使えるようになった。フロントにエンジンがあるおかげで、小物入れも充実している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルテオンには、本物の最上級エンジンが搭載されている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>VWの「アルテオン」には、現代的な要素は何も見当たらない。ボンネットの下には、古典的な内燃エンジンが搭載されている。そして、それは性能面だけでなく、本物の最上級エンジンである。幸いにも、このエンジンは、見た目だけでなく、落ち着いた雰囲気のファミリーカーである「パサート」ともほとんど見分けがつかなくなった。最新世代の「B9」の最上級エンジンは265馬力しか出ないため、これは良いことだ。「アルテオン」は依然として先代モデルをベースとしており、320馬力バージョンでは、「ゴルフR」や「アルファロメオ ジュリア」、「330 BMW」にも引けを取らない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45391,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image8.jpg" alt="" class="wp-image-45391"/><figcaption class="wp-element-caption">まだ注文可能：アルテオンはライフサイクルの終わりに近づいているが、健闘している。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>スポーツドライバーにとってさらに重要なこと：エンジン以外では、購入者は「ゴルフR」のような、より多くの鋼板を備えたものを得ることができるが、新型はまだ注文できないものの、昨年、5ドアバージョンが55,700ユーロ（約920万円）で、我々の大型コンパクトスポーツカー比較のリストに載っていた。コンパクトロケット「ゴルフR」に14,000ユーロ（約230万円）以上の「アルテオン」追加料金だ。大型シューティングブレークも実際にはついていけるのだろうか？特に3台の競合他車と・・・。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ゴルフRとほぼ同等の性能</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナ、フェラーリ、そして大人しいポルシェと比較すると、「アルテオン」は4台の中で最も地味な車だが、フォルクスワーゲンとしては非常にエモーショナルな車だ。もちろん、「ゴルフR」よりも重く、妥協のないチューニングが施されているわけではないが、必要とあれば、「アルテオン」は生意気で、スパークする「ゴルフ」とほぼ同等の性能を発揮する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>カントリーロードでは、「アルテオン」は確かに機敏さに欠けるが、タイトコーナーを曲がるときに不快感を示すことはない。ここでは、より硬いスポーツサスペンションが役立つ。際立ってニュートラルなコーナリング特性は、常時作動するESPによって監視されており、高速コーナーでのわずかなアンダーステアは即座に打ち消される。もしリヤをより強く旋回させたい場合は、ESPの制限機能と戦う必要がある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">横方向のサポートがやや不足気味のシート</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このスポーティなシートは、実際には「エルゴコンフォートシート」というあまりスポーティとは言えない名称で、1,250ユーロ（約20万円）で販売されており、さらに1,640ユーロ（約27万円）の「ナッパカーボンスタイル」レザーパッケージも用意されている。横方向のサポートはあるが、どうやら開発の最優先事項ではなかったようだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45393,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image9.jpg" alt="" class="wp-image-45393"/><figcaption class="wp-element-caption">フォルクスワーゲンの車内は、これまで特に外向的なデザインではなかった。そして、アルテオンも例外ではない。タッチセンサー式ステアリングホイールは煩わしいが、今後のモデルでは改善されるはずだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>VWは標準的な加速で、0から100km/hを4.9秒という仕様を提示しており、最高速度は250km/hに制限されているが、1,500ユーロ（約25万円）を追加すれば20km/h引き上げることもできる。ブレーキシステムは「ゴルフR」と同じもので、印象的とまではいかないまでも、良好な減速を示す。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルテオンのインテリアはパサートとよく似ている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「アルテオン」の大胆なヒップと印象的なフロントエンドは、視覚的にその遺伝子提供者である「パサート」から解放されている一方で、インテリアを見るとその関係性がはっきりと見て取れる。結局のところ、「アルテオン」はモデルチェンジした「パサート」のコックピットをそのまま引き継いでいるのだ。これには、もはや最新のものではないインフォテイメントシステムも含まれるが、今日の過剰なまでの接続性の中では、そのシンプルさがむしろ懐かしさを感じさせる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>全体として、4車種は似ている部分もあれば、異なる部分もある。それは、見る人の視点によって異なる。320、495、598、725馬力という出力性能から、アルピナ、フェラーリ、ポルシェ、VWは、性能面でも価格面でも、まったく異なる世界に属している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、パワートレインの多様性もある。12気筒、6気筒、4気筒、あるいは気筒なし、自然吸気、ターボ、ツインターボ、純電動。しかし、これらはすべて、非現実的な下心を持つ実用的なパートナーだ。DIYショップの前でも、カントリーロードでも、あるいは自宅の車庫で夕日を浴びて眺めるのにも似合っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論：</strong><br>この4台は、我々を楽しませてくれたように、我々にとって特別な存在だ。アルピナとフェラーリは最もエキサイティングな車だが、「プロサングエ」は残念ながら手の届かない夢の車だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Alexander Bernt<br>Photo: Caroline Jüngling / Auto Bild</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post_thumbnail"><img width="1010" height="568" src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2.jpg" class="attachment-post-thumbnail size-post-thumbnail wp-post-image" alt="" decoding="async" loading="lazy" srcset="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2.jpg 1010w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2-300x169.jpg 300w, https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image1-2-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1010px) 100vw, 1010px" /></div><!-- wp:paragraph -->
<p><strong>フェラーリ、ポルシェ、アルピナ、そしてVW：ステーションワゴンもスポーティになり得る。アルピナB3ツーリング、フェラーリ・プロサングエ、ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ、VWアルテオン シューティングブレーク。4台のハイパフォーマンスステーションワゴン集結！</strong></p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このストーリーのきっかけとなったのは、新型V12の巨人が発表された際に、それがSUVではないことがはっきりと示されたことだった。「では何なのか？」と尋ねられたマラネロは、明確な答えを持っていなかった。日常的な才能を備えたフロントミッドシップエンジンのスポーツカー。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">地上高を高めたフェラーリ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、それでも地上高は高く、全輪駆動だ。混乱は続いた。冗談半分に「ステーションワゴンに魅了される車はありますか？」と尋ねると、怒ったような視線が返ってきただけだった。そして数週間後、テスト車の確認が届いた。測定はできないが、それ以外は問題ない。言うは易く行うは難し。史上最も変わったステーションワゴンと、同じ業界の3台の珍しい代表車だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">シンプルなB3は生産終了モデルだ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナの「B3ツーリング」は、495馬力の改良版として登場したが、実際にはすでに過去のものだ。なぜなら、ブッフローエのメーカーは最近、シリーズの最終的な目玉として、529馬力の「B3 GT」を発表したからだ。これにより、通常の「B3」はコンフィギュレーターで選択できなくなったが、価格は9万1,700ユーロ（約1,515万円）だった。ちなみに「GT」は1万1,200ユーロ（約184万円）高くなる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45385,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image2-1.jpg" alt="" class="wp-image-45385"/><figcaption class="wp-element-caption">4つの候補車は、出力が320～725馬力と幅広いにもかかわらず、それぞれに素晴らしい楽しさを備えている。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>シリーズ終了の理由のひとつに、エネルギー転換がある。アルピナのような少量生産メーカーにとって、今後は4つの駆動方式を並行して認証取得することは、もはや実現不可能だ。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、そしてBEV（完全な電気自動車）。このような小規模で高級なメーカーが、長期的にこれを経済的に維持することは、もはや不可能だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルピナの今後の展開はBMWが担当</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>この「B3ビターボ ツーリング」は、ブッフローエで独自に開発される最後の中型アルピナとなる。2026年からはBMWが引き継ぐことになる。しかし、ご存知の通り、特にこのような弾丸を尻に敷かれている状況では、くよくよ考えてもあまり役に立たない。そこで、楽しいひとときのために未来を遮断し、数ミリ秒間目を閉じながら、「B3」のアクセルを思いっきり踏み込む。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>8速スポーツオートマチックがギアを数段落とし、「M3」の3リッター直列6気筒エンジンが主導権を握る。瞬時にして力強く、同時にスムーズな加速に、我々は標準装備の快適シートに押し付けられ、後頭部がヘッドレストに押し付けられる。この瞬間、かつての同僚が「魂の潤滑油」と言ったことを想い起す。そして、この画像ほどそれをうまく表現するものはない。「B3」では、ドライバーの快適さを損なうものは何もなく、「エアバスA380」の激しさで100から200まで加速する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">B3ツーリングは300km/h以上で走行</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>どこまで加速するのだろうか？ブッフローエを拠点とするメーカーは302km/hと発表しており、我々はミュンヘン方面のアウトバーンA9で306km/hを記録した。少し考えれば、我々はただ工場出荷時の仕様を信じるだけだ。そして正直に言えば、それは私が個人的に運転した中で最も威厳のある「300超」の車だった。それが、アルピナブランドが常に体現してきたものだ。つまり、長距離走行における威厳を、一切の騒ぎなしに実現するということなのだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45386,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image3-1.jpg" alt="" class="wp-image-45386"/><figcaption class="wp-element-caption">スポーツカーの方がよっぽど似合う4台の主力車種： プロサングエ、アルテオン、タイカン、B3は、美しく実用的な車である。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>サーキットでもその才能を発揮するが、これは必ずしも必要ではない。何よりも、アルピナは日常的な運転において、比類のないほど楽々と走る。これは特に他のドライバーとの対話で明らかだ。誰もがすぐに「B3」をそれと認識するわけではない。目の前に何があるかを知っている人だけが、それに気づくのだ。マルチスポークホイールが最も明白にそれを示し、顧客がそれを注文した場合（我々は間違いなくそうすべきだと考えている）、ストライプが次にそれを明らかにする。それでもまだ十分でない場合は、フロントバンパーの文字がある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そうそう、リヤもだ。アルピナは、BMWのフェイスリフトデザイン要素を巧妙に隠している。それは、バンパー下部のボディカラー塗装と、完璧にフィットした実績のある4本出しエグゾーストシステムの取り付けだけだ。後者は、純粋なサウンドを奏でるが、あまり目立たない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">インフォテイメントのアルピナメニューグラフィック</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナは、インテリアにも独自の署名を残している。新型「B3」は、現行の「3シリーズ」のそれだが、よく見ると、このメーカーのメニューグラフィックや、特にフェイスリフト前の車両のセンターコンソールにある従来のギアノブが採用されていることが分かる。これは意図的に旧デザインに戻したとの説明を受けた。アルピナの顧客は、手に触れるギアシフトレバーを好むからだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>新しいインフォテイメントシステムには慣れが必要だが、少し探せば、おなじみの操作ロジックを見つけることができる。解像度と表示はすぐに気に入った。アルピナの最後の偉業は、我々を少しも失望させない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">純血種の6.5リッターV12エンジンを搭載したフェラーリ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フェラーリは、ランボルギーニが当時あえてしなかったこと、あるいはできなかったことを実際に実現した。サンタアーガタのライバル企業も、かつては「ウルス」のコンセプトカーに高回転型自然吸気エンジンを搭載していた。ただし、搭載されたのは「ガヤルド」のV10エンジンだった。しかし、市販モデルでは、ツインターボチャージャー付き4リッターV8エンジンという万能兵器が搭載されている。もちろん強力なエンジンだが、魅力や、とりわけ回転性能という点では、大排気量の自然吸気エンジンには遠く及ばない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>そこでフェラーリは、「812」の6.5リッターV12エンジンを「プロサングエ」に移植し、その実力を示した。「プロサングエ」とは、馬で言えば「サラブレッド」を意味する。そして、V12エンジン以上にサラブレッドなエンジンがあるだろうか？だから、このエンジン以外にあり得なかったのだ。ただ、今日、このようなことが再び起こるなどと真剣に考える人は誰もいなかった。しかし、正直に言って、フェラーリでなければ、このような離れ業をやってのけることはできないだろう。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">プロサングエは725馬力と716Nmで加速する</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>フロントアクスルの後ろにあるハイライトは、6.5リッターの排気量で725馬力を発揮し、716ニュートンメーターを6,250回転で4輪すべてに伝える。ただし、これは少なくとも低速ギアでの話だ。なぜなら、フェラーリの「4RM」システムは、伝統的な意味での恒久的な全輪駆動システムではないからだ。「プロサングエ」はトランスアクスルレイアウトに基づいている。つまり、エンジンはフロントに、ギアボックスはリヤに配置され、重量配分を最適化している。必要に応じてクランクシャフトから直接動力を取り出すフロントアクスル上の第2のギアボックスにより、フロントホイールを個別に駆動することで、四輪駆動を実現している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>もちろん、オフロードパーク愛好家はこう言うだろう。「それはちょっとズルい。四輪駆動はそれとは別物だ」と。しかし、この車に減速ギアやその他付属品をすべて備えた「本物」の全輪駆動システムが必要だろうか？フェラーリが採用したソリューションは、従来のシステムと比較して重量が半分程度であり、純粋な後輪駆動方式の高性能スポーツカーが305タイヤをすり減らすのを防ぐのに役立つ。さらに、18.5cmの地上高は悪路では非常に役立つ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45387,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image4-1.jpg" alt="" class="wp-image-45387"/><figcaption class="wp-element-caption">巨大なエアインテークを備えた低いフロントエンド。その外観は、ローマを彷彿とさせる。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>しかし、グラベルからアスファルトへ。ここでも、ドライビングの印象は第一印象に過ぎない。公道では、プルサングエの横方向のダイナミクスがどの程度なのか、まったくわからない。少なくともスピード違反で捕まるリスクが高まることは避けられない。しかし、公道でこれほど走れるのなら、サーキットではどれほどの走りを見せてくれるのか、知りたくも無い。いや、ちょっと待てよ。そうだ、知りたい！</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">12気筒エンジンは音響的にも素晴らしい</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>始動手順は少し雑で、ステアリングホイール上のタッチパッドがスタートボタンとして機能する。以前の真っ赤なボタンの方がずっと魅力的だった。しかし、12気筒エンジンが息を吹き返すと、そんなことはすべて忘れてしまう。甲高い音を立て、繊細な音楽を奏でる。このシンフォニーの点火プロセスを一つ一つ個別に感じ取ることができるような気分になる。アメリカのV8エンジンは常に、8人の囚人が大きなハンマーで石の塊を叩いているような音を立てるが、フェラーリは12人のイタリア人が優雅に、かつリズミカルにカッラーラ産大理石の塊を彫っているような音を立てる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>我々はカーボンファイバー製のパドルで1速をニュートラルにし、走り出す。なんと素晴らしい走りだろう！0から100km/hまで3.3秒で加速する。マネッティーノでは、レスポンス特性とサスペンション設定を調整する。スポーツモードでは、これを3段階で行うことができる。それ以外のモードでは、コンフォートとノーマルでのみ可能だ。スポーツモードでは、「プロサングエ」が揺れを半減し、リヤアクスルステアリングがコーナーで顕著に威力を発揮する。また、便利なステアリングホイールは、他のフェラーリと同様に、ドライバーの指示を直接ホイールに伝える。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45388,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image5.jpg" alt="" class="wp-image-45388"/><figcaption class="wp-element-caption">インテリアは、クラシックなスタイルでほぼ左右対称だ。また、パッセンジャーディスプレイが大きくなった。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>次に、2つ目の大きな革新であるインテリアについて説明しよう。冒頭で述べたように、4ドアのフェラーリはこれまでなかった。2+2シーターはあったが、それとは異なる。そこでマラネロは全力を尽くし、リアドアをヒンジで取り付けた。ドアはほぼ90度開き、電動で閉まる。リヤには、本格的なセミバケットシートが2つあるため、大人2人が座れるスペースが備わっている。フロントシートでは、ほぼ左右対称のコックピットに大型のディスプレイが備えられているのが嬉しい。中央のコントロールダイヤルで空調を操作し、残りの操作はステアリングホイールの親指ボタンで行うが、残念ながら反応は最適ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">タイカンはポルシェの変革の表れである</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>一方、「タイカン」は自動車へのノスタルジーとは無縁である。これはポルシェの変革の象徴である。そして、最も多用途な側面からその姿を現す。サルーン、シューティングブレーク、オフロードバージョン、後輪駆動か全輪駆動かに関わらず、ポルシェはあらゆる人向けの製品をラインナップしている。さらに、一貫してレース用にチューニングされた、1,000馬力超の「ターボGT（ヴァイザッハパッケージ付き）」も登場した。最近試乗した際には、最高の意味で、「狂気じみた」走りを見せてくれた。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45389,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image6.jpg" alt="" class="wp-image-45389"/><figcaption class="wp-element-caption">フェイスリフトを施した新型GTSはまだ登場していない（現時点では）。パフォーマンス・バッテリー・プラスを搭載した4Sは、現在、同等の性能を提供している。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Taycanは最近、重要なe-Achilles' heels（アキレス腱）すべてに対処したフェイスリフトとともに、そのライフの後半に突入した。充電速度、バッテリー容量、航続距離。私たちの記事はフェイスリフトのテストカーが利用可能になる前に制作されたため、ここではまだ改良前のモデルを紹介している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">GTSの断熱サンシャインコントロールパノラマルーフ</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>従来のポルシェのガソリンエンジン車と同様、このモデルはちょうど良い中間点にあると言える。380 kW（517 hp）のパワーは、加速時に遅れを取らないのに十分なパワーであり、価格面では、ターボという不条理な名称が付けられた最上級モデルほど突飛ではない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ブーストモードでは、短時間ながら440 kW（598 hp）に達することさえ可能だ。これにより、0-100 km/h加速は3.7秒となる。私たちが運転したSport Turismoは0.1秒速く、そのうえ、5人乗りの状態で530リットル、そして屋根まで荷物を詰め込むと1296リットルもの荷物を積むことができる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ポルシェはGTSのインテリアの大部分にRace-Tex素材を使用している。特に断熱効果の高いサンシャインコントロールパノラマルーフが魅力的で、9つのセグメントは個別に制御でき、マットとクリアの切り替えが可能だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45390,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image7.jpg" alt="" class="wp-image-45390"/><figcaption class="wp-element-caption">インテリアはフェイスリフトでもほとんど変わっていない。GTSの特徴は、レーステックスの割合が高いことだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>ステアリングはポルシェ911のようにダイレクトで、シャシーはしっかりと剛性が高く、横方向の傾きが少なく、快適性も十分だ。バッテリーパックが車両フロアに搭載され、車両構造全体の構造部品として設計されていることも役立っている。実用性はスポーツツーリスモとしてさらに高まり、特にリヤのラゲッジルームがより賢く使えるようになった。フロントにエンジンがあるおかげで、小物入れも充実している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルテオンには、本物の最上級エンジンが搭載されている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>VWの「アルテオン」には、現代的な要素は何も見当たらない。ボンネットの下には、古典的な内燃エンジンが搭載されている。そして、それは性能面だけでなく、本物の最上級エンジンである。幸いにも、このエンジンは、見た目だけでなく、落ち着いた雰囲気のファミリーカーである「パサート」ともほとんど見分けがつかなくなった。最新世代の「B9」の最上級エンジンは265馬力しか出ないため、これは良いことだ。「アルテオン」は依然として先代モデルをベースとしており、320馬力バージョンでは、「ゴルフR」や「アルファロメオ ジュリア」、「330 BMW」にも引けを取らない。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45391,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image8.jpg" alt="" class="wp-image-45391"/><figcaption class="wp-element-caption">まだ注文可能：アルテオンはライフサイクルの終わりに近づいているが、健闘している。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>スポーツドライバーにとってさらに重要なこと：エンジン以外では、購入者は「ゴルフR」のような、より多くの鋼板を備えたものを得ることができるが、新型はまだ注文できないものの、昨年、5ドアバージョンが55,700ユーロ（約920万円）で、我々の大型コンパクトスポーツカー比較のリストに載っていた。コンパクトロケット「ゴルフR」に14,000ユーロ（約230万円）以上の「アルテオン」追加料金だ。大型シューティングブレークも実際にはついていけるのだろうか？特に3台の競合他車と・・・。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">ゴルフRとほぼ同等の性能</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>アルピナ、フェラーリ、そして大人しいポルシェと比較すると、「アルテオン」は4台の中で最も地味な車だが、フォルクスワーゲンとしては非常にエモーショナルな車だ。もちろん、「ゴルフR」よりも重く、妥協のないチューニングが施されているわけではないが、必要とあれば、「アルテオン」は生意気で、スパークする「ゴルフ」とほぼ同等の性能を発揮する。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>カントリーロードでは、「アルテオン」は確かに機敏さに欠けるが、タイトコーナーを曲がるときに不快感を示すことはない。ここでは、より硬いスポーツサスペンションが役立つ。際立ってニュートラルなコーナリング特性は、常時作動するESPによって監視されており、高速コーナーでのわずかなアンダーステアは即座に打ち消される。もしリヤをより強く旋回させたい場合は、ESPの制限機能と戦う必要がある。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">横方向のサポートがやや不足気味のシート</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>このスポーティなシートは、実際には「エルゴコンフォートシート」というあまりスポーティとは言えない名称で、1,250ユーロ（約20万円）で販売されており、さらに1,640ユーロ（約27万円）の「ナッパカーボンスタイル」レザーパッケージも用意されている。横方向のサポートはあるが、どうやら開発の最優先事項ではなかったようだ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:image {"id":45393,"sizeSlug":"full","linkDestination":"none"} -->
<figure class="wp-block-image size-full"><img src="https://autobild.jp/media/wp-content/uploads/2024/12/image9.jpg" alt="" class="wp-image-45393"/><figcaption class="wp-element-caption">フォルクスワーゲンの車内は、これまで特に外向的なデザインではなかった。そして、アルテオンも例外ではない。タッチセンサー式ステアリングホイールは煩わしいが、今後のモデルでは改善されるはずだ。</figcaption></figure>
<!-- /wp:image -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>VWは標準的な加速で、0から100km/hを4.9秒という仕様を提示しており、最高速度は250km/hに制限されているが、1,500ユーロ（約25万円）を追加すれば20km/h引き上げることもできる。ブレーキシステムは「ゴルフR」と同じもので、印象的とまではいかないまでも、良好な減速を示す。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:heading {"level":3} -->
<h3 class="wp-block-heading">アルテオンのインテリアはパサートとよく似ている</h3>
<!-- /wp:heading -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>「アルテオン」の大胆なヒップと印象的なフロントエンドは、視覚的にその遺伝子提供者である「パサート」から解放されている一方で、インテリアを見るとその関係性がはっきりと見て取れる。結局のところ、「アルテオン」はモデルチェンジした「パサート」のコックピットをそのまま引き継いでいるのだ。これには、もはや最新のものではないインフォテイメントシステムも含まれるが、今日の過剰なまでの接続性の中では、そのシンプルさがむしろ懐かしさを感じさせる。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>全体として、4車種は似ている部分もあれば、異なる部分もある。それは、見る人の視点によって異なる。320、495、598、725馬力という出力性能から、アルピナ、フェラーリ、ポルシェ、VWは、性能面でも価格面でも、まったく異なる世界に属している。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>さらに、パワートレインの多様性もある。12気筒、6気筒、4気筒、あるいは気筒なし、自然吸気、ターボ、ツインターボ、純電動。しかし、これらはすべて、非現実的な下心を持つ実用的なパートナーだ。DIYショップの前でも、カントリーロードでも、あるいは自宅の車庫で夕日を浴びて眺めるのにも似合っている。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p><strong>結論：</strong><br>この4台は、我々を楽しませてくれたように、我々にとって特別な存在だ。アルピナとフェラーリは最もエキサイティングな車だが、「プロサングエ」は残念ながら手の届かない夢の車だ。</p>
<!-- /wp:paragraph -->

<!-- wp:paragraph -->
<p>Text: Alexander Bernt<br>Photo: Caroline Jüngling / Auto Bild</p>
<!-- /wp:paragraph -->]]></content:encoded>
					
		
		
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