シトロエン2CV

「部品が手に入って維持しやすいフランス車は何ですか?」という質問を時々頂きますが、これには明確な回答があって、シトロエン2CVがその答えとなります。2CVは維持が難しそうと思っている方も多いんじゃないかと思いますが、全くそんなことはございません。2CVと基本構造を共有するメアリ、アミ、ディアーヌも同様です。

2CVはフランス国民の足として約40年間にわたって500万台以上生産された上に、早い時期から多くのファンによってレストアされてきた(フランスでは2CVのレストアはDYIの定番のひとつとなっています)こともあって部品のリプロが盛んに行われております。需要が多いということは部品の価格も安いので、それが安価な維持費を実現しています。リプロ品を含めればほぼ全ての部品が新品で入手可能で、物によっては未だに純正品が買えたりもします。

超シンプル故に整備・修理のやり方が広くネット上で共有されているので、安全に作業できる環境さえ整えれば素人でも勉強(失敗)しながら自分でいじって理解を深めていけるのも大きな魅力だと思います。

日本ではなんとなく「初心者がこういうマニアックな車に乗ってはいけない」みたいな風潮がなきにしもあらずですが、変なかたちをしているだけで元々は超大衆車だし、フランスではシトロエンマニアでも何でもないその辺のおばあちゃんとかが普通に乗っていたりする車なので、細かいことは気にせずフランス車ビギナーにこそ乗ってみてもらいたいですね。維持は簡単なので。

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