ルノー5(サンク)がレトロルックなフル電動自動車として戻って来る

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ルノー5、レトロな外観の電気自動車として復活。このコンパクトカーの外観は、オリジナルの5の要素を色濃く引き継いでいる。最初の情報をお伝え。

「ルノー5(ルノー サンク)」が電気自動車として復活する。
それは、ルノーが2021年1月に「5」というシンプルな名前のショーカーを発表したので確実だ。
視覚的には、80年代の象徴的なコンパクトカーを現代的な電気自動車として解釈したものであり、写真が示すように、おそらく生産バージョンに近いものになっている。
ヘッドライト下のイエローのアクセント、ブラックのルーフ、ワイドなチーク(頬)などは、最終的な「ルノー5」にも採用される可能性が高い。

しかし、いくつかの部分はもう少しアレンジされることになるだろう。
特にエプロンのライトエレメントは、「5」の文字が浮かび上がるようにデザインされているが、この部分はより伝統的なデザインになる可能性がある。

ルノー5の価格はルノー ゾエ以下になる見込み

ルノーは、新型「5」が欧州におけるEVの民主化を実現すると発表した。
もしEVの民主化を目指すのであれば、必然的に、3万ユーロ(約390万円)近くするルノーのコンパクトEV「ゾエ」よりも大幅に安くならなければならないだろう。
このコンパクトカーのベースとなるのは、新しいeプラットフォーム「CMF-EV」だ。
そのため、内燃機関を搭載したモデルは存在しない。

スタディモデルのリア(写真)は、若干の修正を加えて量産化されるようだ。

ルノーは、パワートレインやレンジの詳細をまだ発表していない。
しかし、箱型の「ルノー4」が電気自動車として復活することは間違いない。
「ルノー4」と「ルノー5」の市場投入の正式な時期はまだ決まっていないものの、少なくとも「ルノー5」が路上に姿を現すのは、2022年末以降ではないかと推測される。
それは、「ルノー5」を通じて初公開される可能性のある、ルノーのGoogleベースのインフォテイメントシステムも同年に登場する予定だからだ。

Text: Katharina Berndt and Moritz Doka
Photo: GROUP RENAULT